ーーしてみようか、 セックス。

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表題作ずっと強くいちばん光る

ギャラリー経営者・葉山圭一郎
気鋭の画家・篠宮ひかる

同時収録作品ゆきのち好き予報

後輩・幸
先輩・しじま

あらすじ

亡き妻に心を残す画商×気の強い美人画家
ピュアで切ない、珠玉のラブストーリー。

やり手の画商・葉山 圭一郎はある日、気鋭の画家・篠宮ひかるの絵画に一目惚れをする。
新しい絵を描くように頼み込むが、彼は現在スランプに陥ってしまっていた。
以前絵を描けるようになったキッカケを聞くと、「親友と寝た」と話すひかる。
彼の才能を蘇らせるために、「セックスしてみよう」と誘う葉山だったがーー。

作品情報

作品名
ずっと強くいちばん光る
著者
安穏しゅら  
媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
POEBACKS Baby comic
発売日
ISBN
9784865894950
3.1

(10)

(1)

萌々

(3)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
2
得点
29
評価数
10
平均
3.1 / 5
神率
10%

レビュー投稿数2

絵描きと画商

受けさん一人のカバーが印象的な一冊。
やわらかい絵のタッチで、優しい感じのお話でした。

ちょっと変わった絵描きと、それに惚れ込んだ画商さんの話。
初めてのお宅訪問でバケツを蹴飛ばし絵を汚してしまう、というスタート。前途多難ですね。
しかし、ちらかった食べ物のらくがきに、本物の食べ物をそっと置く画商さん。それを見つけ、なんとなく絆される絵描きさん。ちょっとファンタジックでもあります。

誤解からいったんは離れる二人ですが、田舎にこもって絵もやめていた絵描きさんが、偶然テレビで見た画商は、まだ自分の絵を大切にしていた。。
再開してハッピーエンド。

画商が、惚れ込んでいる割にはため口でぶっきらぼうになったりと、少し戸惑うところもありましたが、全体にほわっとした優しい感じの作品でした。

0

脆くて壊れやすかった関係から
本心を見せあって惹かれ合うところまでが描かれているお話でした。
その時々のお互いの心情が切なくも美しく描写されているのが印象的で
言葉でうまく伝えられないことって日常のなかに本当にたくさんあるよなぁ、としみじみ思いました。

ですが、気になる部分も多々あって…
絵を描くための光が見えないと言っているのに
スランプから脱する努力をしているようにみえなかったり
大御所みたいな頑固さにいったい何歳の設定なの?と思ったりして(汗)
葉山も交渉するには強引すぎるし、奥さんが亡くなっているのだって隠す必要なくない?と。
激しい部分があることで、お話を無理矢理切なげにしている気がしていまいち共感はできなかったなと思いました。

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