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表題作おおいぬ荘の人々(6)

堂島征雄
八潮裕幸

あらすじ

ようやく両思いになったものの、未だ清いつき合いの裕幸と征雄。
ところが彼らがケガレる前に、征雄にアメリカへのジャズ留学の話が持ち込まれた!?(月夜野亮『それが愛』)。
裕次郎に対してどこか不安を消しきれない世津は、ちょっと悪だくみ中。
そんな時おおいぬ荘に突然現れた青年は、世津が以前捨てた昔の男で…!?(菅野彰『さあみなさんご一緒に』)。
2巻同時刊行でおくる、おおいぬ荘最後のおはなし。

作品情報

作品名
おおいぬ荘の人々(6)
著者
月夜野亮  菅野彰 
イラスト
南野ましろ 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
ISBN
9784403520983
3

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

相変わらずどたばたが楽しい

「それが愛」月夜野亮パート:堂島征雄(音大休学中のピアノ専攻)×八潮裕幸(文化人類学科の生徒)
「さあみなさんご一緒に」菅野彰パート:秋吉裕次郎(観音様みたいな人)×相良世津(絶世の美男子)
「何かの気配を愛する風景6」南野ましろパート:全員に近いおおいぬ荘の小咄

6組の組み合わせをオムニバス形式で連載していた「おおいぬ荘」の6巻。個々に思うことがありすぎて中々前進しないペアに決着が着きました。。

「それが愛」の二組は、俺様な堂島が八潮とのことにけじめをつけるべく行動にでます。毎回のごとく八潮は赤くなったり青くなったりですが…そこら辺もあわせて無鉄砲だけど行動力のある堂島がかっこうよかったです。前回、破局を迎えた杳の話が絡んできて、杳と櫂の今後が気になります…どーなるのー。

「さあみなさんご一緒に」の二組は、秋吉の性格故にめためたな人間関係が形成されていて、世津の妹ありす(秋吉の元嫁)、元恋人、更に(裕次郎とは血の繋がらない)息子の健太も絡んでめためたに。世津自身が蒔いた種ですが秋吉の前だと不憫。

色んな愛の形がある「おおいぬ荘」は、ほのぼのとコミカルに話が進みますが、結構深いところで「愛とはなんぞや」が綴られていると思います!

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