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山本小鉄子さんの攻めキャラも受けキャラも好きです。
攻めキャラはカッコいいし受けキャラは可愛いし。
今回の攻めキャラもかっこいいです。
「恋をしている」の受けキャラの森山が隣室の香山の事が好きだけれど、自分がゲイってバレて避けられるのを恐れて言えないって切ないですよね。
同性愛者ならではのせつない悩みですよね~。
山本小鉄子さんの作品はピ受けキャラがピュアな性格が多いので、ほのぼのしちゃいます。
森山と香山がくっついってもなかなかキスもできないなんてピュアすぎでしょ・
山本さんの初期の短編集なのですが、
もう、どれも可愛くてきゅんきゅんでございます。
先の方が書かれていた通り、
シチュエーションが違うだけでどれも同じようなお話なのですが、
一つ一つがちゃんと面白い。
面白いというか、
どれも可愛くて、ちょっとエロくて(キスだけなのに!)、
そしてハッピーvvv
どのお話を読んでも、つい顔がニンマリとしてしまう。
BLもいいものよvvvと、その手のバーの古株のママのように、
そっとノンケに薦めてみたくなる一冊v
読めばきっとほんわか幸せな気分に!
限りなく神に近い「萌×2」!
短編集です。
どの恋もキス止まりです。エッチまではなく、心が通いあうまでのお話でした。
正直キューンとなるというよりは、むずがゆい恥ずかしさが起きるお話ばかりでした。
気恥ずかしさに耐えきれず、「ひゃー」とか声出しながら読んでました。
いやはや…なんか違う意味でヤラレタ。
まだ他の方のレビューがないので、一つずつ簡単にあらすじを。
『恋をしている』
アパートの隣人に片思い中の主人公。気持ちを伝えるつもりはありません。
ある日、ゲイをカミングアウトした友人から「軽い気持ちで会うだけ会ってみれば」と、男を紹介される。相手には気に入られるが、こちらは相手を好きになれず。
でもアパートまでその男が押しかけてきたせいで、片思い中の隣人にゲイだということがバレてしまって──。
『恋をしてから』
前作の続き。
晴れて付き合うことになったが、まだキスもできずにいる二人。
初心者同士、気を使いあって必死でアタフタしまくってますw
『好きまで待てない』
目覚めたら裸で同じ布団で寝ていた二人。
主人公は自覚のあるゲイです。何が起きたのかさっぱり覚えていない。
男にふられ、前日お酒をたっぷり飲んだ記憶はある。
隣にいるのはバイト先のワンコ系の後輩。
「責任取ります」とガバッと頭を下げられて──。
『1クール』
卒業していった大好きな先輩がモデルをしている。
事務所に押しかけていって雇ってもらい、ついでに先輩の自宅の家政夫までさせてもらえることになった主人公。
ずっと気持ちを隠してたが、ある日先輩にキスしてしまい──。
『恋はGOGO!』
表題作だけあって一番面白かった。
片思い中の幼馴染みの年下の高校生の家庭教師をすることになった主人公。
その子に、一人エッチしながら、名前を呼ぶ場面を見られてしまい──。
山本小鉄子先生のキャラって絶対涙うるうる顔がかわいいんですよ。(≧ω≦)
この作品も短編集ですが、一話につき一回は涙ぐんでるシーンがあります。(ノд-。)
で、人によって判断が異なるとは思うんですが、私は小鉄子先生って顔はめちゃくちゃかわいくて女顔なのに、体つきとかで男女の描き分けが上手だなぁ、と思います。
あまりにもしゅっとしすぎちゃうと女性的になるので私は好みではないんですが、女顔のキャラでも首筋が結構太かったり、手がゴツゴツしてたり、腕の筋肉にめりはりがきいてたり、とちゃんと男を意識した絵柄になっているので、いくら目うるうる、涙ぼろぼろでも女の子にはならないんだと思います。
一言で言うと、
かっこいい攻めと可愛い受けばっかりの短編集
何か、身も蓋もないけど、それに尽きる?
かっこいいノンケの子に恋する、初々しい経験値の少ない受け君
言い換えてみても、同じって言うか、一言で終わっちゃうな
初期短編集って、「シチュエーションが違うだけ」のパターンはありがちで、それがツボればとっても嬉しい!
小鉄子さんは、可愛らしい絵で描写もソフト
特にぷっくりした下唇が、可愛くてエロい。
私だって、今でこそ、どんな描写もドント来い状態だけど、ほんとはこんな、少女マンガと地続きなカワイイ世界に留まっていたかったわ。