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アルファ王子の陰謀 ~オメガバース・ハーレム~

αouji no inbou omegaverse harem

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表題作アルファ王子の陰謀 ~オメガバース・ハーレム~

ユーディウ・オルタナビア王国アルファ第4王子
ジブリール・オメガ・19歳~

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

オメガのジブリールは発情中襲われかけていたところを
王子ユーディウに救われ新しい愛妾(オメガ)として後宮に入ることに。
でも所詮はただのオメガ。
性技にも美貌にも自信のないジブリールは王子の恩に報いようと後宮内でも懸命に働く。
国の未来を語り、自分をひとりの人間としても扱ってくれる王子のことを
ジブリールは胸が痛むくらい好きになってしまっていた。
ある日、ジブリールはユーディウが王位を手に入れるため画策する冷酷な声を聞いてしまい…! ?

作品情報

作品名
アルファ王子の陰謀 ~オメガバース・ハーレム~
著者
鈴木あみ 
イラスト
みずかねりょう 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイノベルズ
発売日
ISBN
9784799736609
3.4

(13)

(2)

萌々

(5)

(3)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
42
評価数
13
平均
3.4 / 5
神率
15.4%

レビュー投稿数3

アルファ王子×野良オメガ

オメガバース作品はいくつか読んだものの、「巣作り」という習性をこの作品で初めて知って、可愛いなと思いました。イラストが欲しかったです!

展開が色々あって面白く、あっという間に読み終えました。
主人公はジブリール(受)ですが、ユーディウ(攻)からの視点もあるので分かりやすかったです。
冒頭で、王子側の陰謀が書かれていたので、庶民のジブリールを拾っていった事情も分かりましたし。

ただ、オメガは数少ないというのに、イスマイルは更に身分も容姿も厳選するとか、作中はジブリール以外とのエロはなかったですが、従兄のファラーシャともそういうことをしていたんだよね?とかちょっと気になりました。父王も横暴そうなタイプなんでいつ前言を翻すか分かりませんし、ユーディウの兄もそのままだし…。続きがあってすっきり解決するのなら読んでみたいって思いました。

3

題名の割にアッサリしてました

ユーディウに街中で偶然出会った事により初めての発情を迎えて、実の兄や父にレイプされ、母親から家を追い出されてお金も住むところも無くなって、盗賊の頭に拾われて盗みを働きながら闇に出回ってた発情抑制剤を買って暮らしてたジブリールが、もうすぐで次の発情期を迎えるって時期に溜めていたお金を盗まれて、大きな仕事を任せて貰ったはいいが、失敗して盗賊たちに輪姦されそうになってたところをユーディウに助けられて彼の宮に保護されて、家族になる事を夢みたが自分以外にもオメガがいる事を知り、好きになってた気持ちに気が付き素直になれずにお互いにすれ違って、他の宮の王子達とのあれやこれやがあり、お互いの気持ちに気が付き番になるまでの話です。
レイプはありますがざっくりなので、それよりは昨日まで優しかった母親から嫌悪の眼で見られる方が気の毒でした。
後宮に他のオメガがいても、とくにユーディウを好きとかユーディウが大切にしてる人も居ないので、そんなに切なくはないです。産まれた王子達もまだαかはっきりとしていないので、長さの割には物足りなかったです。

2

アラブにオメガ

みずかね先生おっかけで購入。オメガバースは苦手なはずなんだけど、アラブ慣れ(監禁強姦etc・・・)で紛らわされてしまったのか、すんなり読めた&みずかね先生の挿絵♡♡で萌です。萌2にしたかったんだけど、お話展開が結構早く、どちらかというとゆっくり展開な方が好きなため萌どまり。残念。アラブ好きオメガ好きみずかね先生好きにはおススメです!本編のみ240Pほど(プロローグ、エピローグあり)+あとがき。2段組でした。ポイントは、アラブ+オメガなんで、ええ、人前あり、家族にされちゃう等色々あります。ただ1つ1つは少しずつで根深くないので、えいっと乗り越えられるかな?

舞台は、1000年以上アルファ男子で王位が受け継がれてきたオルタナビア王国。ある日、国王にアルファ王子が招集されます。総勢なんと8名。そこで王から告げられたのは、王位継承の条件。それは、最初にアルファ男子を生ませたものに王位を継がせるというもので・・・とお話は続きます。

攻め受け以外の登場人物は
王子各種(第3,5がご活躍。攻めは第4)、攻めの側近、攻めのハーレムにいる他のオメガなどなど結構います。
オメガバースの設定としては、発情期、抑制剤あり、うなじを噛んだら番、アルファ男子とオメガ男子でアルファが生まれやすいなど、王道な部類ではと思います。

みずかね先生の挿絵話を少しだけ。カラー口絵は肌色一色(かねがね思っているのだけど、カラーはカラーにして嬉しいものをお願いしたい。せっかくのアラブのカラフル衣装が・・・(涙))そう、衣装、宝飾品がきらっきらで超嬉しいんです、今回!アラブ万歳!!!先生ありがとう!!!!

**以下はより内容に触れる感想

攻めさんは誰にでも好かれるように母親に一生懸命育てられた甲斐あって、城下にしばしば姿を見せ庶民と優しく交流する気さくな方で孔雀宮の華といわれる王子♡きらっきら。この方がピアス含め宝飾品をつけておられて眼福。優しげな表情と相まってピアスが色っぽいです。

受けさんはベータ一家(兄弟姉妹10人・・・)の生まれで検査するまでもなくベータだと信じていたのですが、ある日市場で攻めさんを見かけた後、突然発情し、オメガだとわかってしまった方で、最初は悲惨な目にあってます(家族だの、拾ってくれた盗賊連中だの)。そこから救い出してくれた攻めさんに感謝し、誰かに抱かれるならこの王子にと思う気持ちはわからなくはないし(なんせきらっきら王子だし)自分だけをと思う気持ちもよーく分かるんだけど、なんだか深く入り込めなかったです。

他にいろんな人物が出てきて、どの人も面白そうだったのだけど、発散しちゃったような気がしたからかなあ。第三王子か、他のオメガ(ファルージャといういじめっ子女王が出てくる)かに絞ってもうちょっと深く読みたかったなあ・・・というのがすいません個人的願望です。
だって素材的には超好き好き逸材だったもので・・・。

アラブ、オメガ好きな方は一度手にとってみてもよいのでは。結構親和率高いような気がしました。いやオメガ単独の方が絶対いいという意見もあるかな?

4

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