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アルファ王子の愛玩 ~オメガバース・ハーレム~

alpha ouji no aigan ~ omegaverse harem ~

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表題作アルファ王子の愛玩 ~オメガバース・ハーレム~

ヤーレフ、元王子
マシュアル、世話係、14~

その他の収録作品

  • アルファ王子たちの幸福

あらすじ

「今日からあの御方の世話をするように」 バース未分化のマシュアルがお世話を命じられたのは王立監獄最上階に幽閉中のアルファ「元」王子――ヤーレフだった。 印象最悪だったのに、憎まれ口と反する優しさを感じ、ヤーレフに心惹かれるマシュアル。しかし王位争いを懸けたオメガ集めの中、オメガと判明したマシュアルは別のアルファ王子の後宮へと送られる! 無理矢理発情させられてしまい、思わずヤーレフの名前を呼ぶマシュアル。そこへ幽閉されているはずのヤーレフが現れ…!?

作品情報

作品名
アルファ王子の愛玩 ~オメガバース・ハーレム~
著者
鈴木あみ 
イラスト
みずかねりょう 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイノベルズ
発売日
電子発売日
ISBN
9784799760123
3.8

(7)

(2)

萌々

(2)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
27
評価数
7
平均
3.8 / 5
神率
28.6%

レビュー投稿数3

オメガバース・ハーレム

オメガバース・ハーレムの第3弾。前の2作を読んでた方が楽しいけど、独立してるのでこれだけでも読めます。
元王子ヤーレフ×世話係マシュアル。妾の子マシュアルは父の命令でヤーレフの世話係に、嫌々だったけどヤーレフの優しさにふれて戯れ合うようになる様は可愛い。ヤーレフにも癒しなのでは。

マシュアルがオメガだと判り離される2人。アルファを産むためにニザール王子に差し出されるも、知恵をめぐらしニザールと話をするように。

そんな平穏を許さないのがニザールの後ろ盾オマー。このオマーが優秀なのに王子でない劣等感なのか、臣下なのに王子を操る優越感なのか好き放題で厄介。そんなオマーに薬で発情させられ危ない所をヤーレフが助けに。
助けられたものの発情がとまらないマシュアル。上書きを理由にヤーレフに願うのが切ない。

打倒オマーの中、仲を深める2人。でもオマーに苦しめられ、ヤーレフの恋人?も登場して心揺れ動くマシュアル。
決戦の時を迎えるも、マシュアルが拐かされピンチに。思わぬ助けもあって、ヤーレフの冤罪も証明されて良かった。
やっと向き合えた2人が素直に告白し、想いが通じた時は安堵しました。
書き下ろしも幸せ溢れてて嬉しい。ヤーレフが自由になれたのは勿論、マシュアルも本当の自由を得て2人で新たな世界に飛び立てたのが素敵でした。

どのキャラも好きだけど、ニザールは気になったかな。オマーから離れて不安定ではあるけど、彼なりの幸せを見つけてほしいです。
シリーズでも1番好きなお話になりました。

0

3作目

アルファ王子シリーズの3作目。めっちゃ萌えたポイントは特になくさらっと読み終えたので中立よりの萌にしました。1作目から読んだ方がよいかと思いますが、2作目が関連深めですので2作目だけでも。オメガ、アラブ好きな方でしたら是非。元王子なのでそんなキランキランたっぷりではないですが、なんてったってみずかね先生のアラブ衣装ですから。

王立監獄の監獄長をしていた父から「あのお方のお世話をするように」と言われて、出会ったのは元王子ヤーレフ。世話係の女を寝所に連れ込んでしまうので、男であるマシュアルを世話係にとなったのですが、検査によりマシュアルはオメガと判明し・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
オマー(大臣)、ニザール(四翼にいる第二王子)、ムラト(ヤーレフの世話係)、ラムジ(ニザールのオメガの一人)、ユーディウ(ヤーレフの弟、1作目攻め)、ジブリール(1作目受けΩ)、ミシャリ(別王子のΩ)、フリヤ(お子様)等々。ニザールが良かったなあ。オマーも怪しい。続くかも?

++攻め受けについて

受けは健気とか儚いとかなくって、やんちゃ、天然、飾らない性格という感じでしょうか。元王子のヤーレフも、ぺしっとはたきつつ「起きてくださいっ」という様子で世話していた印象です。裏表なくっていいですよね、こういう方。だから連れていかれた先でもニザールがなんとなく懐いて惹かれて・・・となるのは分かる気がします。

攻めはオマーに陥れられ、抵抗することなく監獄に囚われていた方。受けがくるまでずっとこのままのつもりだったのか、そのあたりがよくわからん。野心たっぷりってタイプではないです。自然な様子で受けが好きになっていて「俺んだ」と思っているんでしょうね、ニザールにはめちゃ警戒してました。

攻め受けとも、うんうんとさらっと読み終えてしまったですが、サブキャラのニザールとオマーが気になるー。オマー怪しすぎる。ニザールの娘がアルファ王子じゃなかったからってどっかにやってしまった、というところまでは分かってるんですけど、そこが最後の最後に出てきていてですね、ニザールと交渉するのか?????といった匂わせまであるんですよっ
これは続く?オマーがキラキラロン毛イケメンっぽい挿絵があって、めちゃ気になるーマシュアルに好意を示していたニザールも気になるー という状態で終わった一冊でした。売れてほしい、この本。そしたら続きが読めるかも?!?!

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続編お願いします。

鈴木あみ先生の作品の中でも好きなシリーズなので発売を楽しみにしてました。
ところが読み始めると既視感を感じてしまい、こちらの表題作は雑誌掲載作で読んだ事があると途中で気が付いてしまったんです。
でも凄く面白かったんです。雑誌を読んでなかったら萌2にしたと思います。

こちらはシリーズの3作目なので1作目の受けだとかが登場するので、先にそちらを読むことをお勧めします。
そして2作目の「アルファ王子の最愛 ~オメガバース・ハーレム」の裏側で起こってたことが、こちらの「アルファ王子の愛玩 ~オメガバース・ハーレム~」なのです。だから2作目を読んでおくのは必須だと思います。

お気に入りはニ翼にいたニザールでした。ハッキリ言ってしまうと、今までの攻めの兄弟王子達に比べると限りなくモブですが、彼の性格が憎めなくて書き下ろしの「アルファ王子たちの幸福」でも登場してましたが、早く娘を取り戻して彼にはアルファの頼りになる男性と上手く行って欲しいと妄想してしまいました。彼は愛するより愛されるべき人物だと思うんですよね。www

最後にニザールを再び取り込もうとしてたオマーですが、このまま幽閉されてるうちに獄中死してくれと思いましたが、中々ふてぶてしいのでひと波乱ありそうです。続編お待ちしてます。

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