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雛鳥たちは縛られたい

hinadori tachi ha shibararetai

  • 電子専門
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表題作雛鳥たちは縛られたい

家永スズメ オネエ系出張緊縛師 33歳
藤森雛太郎 特殊能力を持つ会社員 28歳

あらすじ

物心ついたころから雛太郎には、その人の『分身』が見えた。
『分身』はみな鳥の姿をしており、鳥の反応で相手の様子を窺っていた。
ところが、初体験を済ませると雛から成鳥になるはずが、童貞を捨てた雛太郎の『分身』は雛鳥のまま。
そんなある日、友人の紹介で出張緊縛師に会うことになった雛太郎だが、目の前に現れたのはオネエ系!?
しかも、その人から『分身』が――!?
緊縛師×リーマンのドキドキ恋物語『雛鳥たちは縛られたい』連載スタート。

雛鳥たちは縛られたい(1) 27ページ
雛鳥たちは縛られたい(2) 28ページ
雛鳥たちは縛られたい(3) 27ページ
雛鳥たちは縛られたい(4) 28ページ
雛鳥たちは縛られたい(5) 32ページ
雛鳥たちは縛られたい(6) 28ページ
雛鳥たちは縛られたい(7) 29ページ
雛鳥たちは縛られたい(8) 30ページ
雛鳥たちは縛られたい(9) 28ページ
雛鳥たちは縛られたい(10) 31ページ

作品情報

作品名
雛鳥たちは縛られたい
著者
鶴子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
アフォガードコミックス
電子発売日
4.1

(9)

(5)

萌々

(2)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
36
評価数
9
平均
4.1 / 5
神率
55.6%

レビュー投稿数1

これはコミックスとして発売するべき!

単話しかないのがもったいない!
緊縛ものとして、かなりハイクオリティな作品だと思います。
ちゃんと縛ってるし、こんな縛り方あるの?っていう縛り方もありました。


その人の分身として、それぞれに付く鳥が見える雛太郎。
鳥たちは、その人の本心を表しています。
だから見えてしまう雛太郎は、人の欲しい言葉を与えられるのです。
いつも人の鳥を見て、その人にとっての満点回答を探してしまう雛太郎は、心身ともに疲れ切っています。
そんな時、友人の紹介でまた出会ったのが緊縛師の雀。
童貞でもないのに、2人の鳥は未だにヒナのままでーー…

本当の自分とは?
大人になりきれない二人の自分探しの物語です。

言葉の代わりに縛る雀と、常に言葉を探す雛太郎。
正反対なようで、心を解放できない似た物同士です。
縛る事で、縛られる事でとるコミュニケーションは、痛いけど気持ちがいい。

縛る事は相手を束縛する事なんですよね。
執着するほど強く縛る……
縛る事、縛られる事は相手への愛情表現なんです。

ちょっと意地悪なオネエ緊縛師・雀は、意外と男らしい雛太郎によって自分を見つめ直します。
緊縛もので、簡単なSMものですが、2人の成長ストーリーでもあります。

自分を見つめ直し、お互いへの愛に目覚めていく過程が素晴らしい!
そこには必ず緊縛がある‼︎
緊縛と銘打って、その実あまり縛らない作品が多い中、
こちらの作品は常に縄がそばにあります。
今まで読んだ緊縛ものの中で一番面白かった!

鳥たちもそれぞれ可愛らしく、その行動や成長が人の心を表しているというのが面白かったです。
また、脇キャラが良かった!
友人の川瀬でもうひと作品読んでみたいです^^

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