鬼と天国(上)

oni to tengoku

鬼と天国(上)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神189
  • 萌×264
  • 萌37
  • 中立16
  • しゅみじゃない15

--

レビュー数
25
得点
1328
評価数
321
平均
4.2 / 5
神率
58.9%
作画
お吉川京子 

作家さんの新作発表
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原作
阿賀直己 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
ISBN
9784801964440

あらすじ

高校勤務の青鬼は、最低限しかやる気を出さない省エネ教師。
先輩教師にどやされ、なかなか教室に来ない生徒の様子見のために向かった〝保健室〟で
初めてまともに話した、どうにも掴めない養護教諭・天獄。
熱心な教師を演じる青鬼の本性をあっさり見破って、にっこり笑顔。

この出来事で天獄のことが苦手だと再認識したはずなのに、
「赴任してきてからずうっと見てた」とカミングアウト。
更に青鬼のことを〝純情〟だと言って、いきなりくちづけをされてーー?


変態系ぶっこわれ保健医×くたびれ純情教師、
臆病な青鬼を待ち受けるのは天国か地獄か?

大人の色気を醸すタッチと緻密な心理描写の最強タッグ
阿賀直己原作、お吉川京子初コミックス上下刊、同時発売!!

表題作鬼と天国(上)

天獄 学、高校の保健医
青鬼 篤郎、高校の国語教師

その他の収録作品

  • 欲しい言葉 (描き下ろし)
  • あとがき

レビュー投稿数25

圧巻

すごい、この作家さん。
絵の上手さ、物語構成、魅力的なキャラクター、テンポ、全てにおいてずば抜けてますね…。
これで初コミックス…?嘘だろオイ。
本当に、キャラクターの表情や心情、間の取り方、台詞の無いコマ、全てが卓越してるんですよ。
読んでて「すげえなこの作家さん…」と、もちろん物語にものめり込んでましたが、漫画そのもののレベルの高さに驚きながら読みました。

高校教師の青鬼(あおき)は、先輩教師や生徒からも「やる気の無い教師」認定されている(もちろん攻・天獄からも)。
事実やる気の無い教師であり、最近教室に来ず保健室に行ってばかりの生徒がいるのは把握しつつも、積極的には動かなかったり。
先輩教師にどやされ、やっとこさ保健室へ赴く青鬼。
そこで初めてまともに会話した養護教諭・天獄は、青鬼が苦手とする存在。
飄々として捉え所が無く、穏やかな声なのに言っている内容は恐い。
動揺したり怯えたりする青鬼を見て高揚する天獄に、青鬼はドン引き。
お気に入りの玩具扱いなのに、気がつけば天獄の手の平の上で…。
というストーリーです。

上巻では、主に青鬼の過去が描かれます。
シビアなのにそこまで暗い話にならないのは、青鬼と天獄の掛け合いがコミカルだからでしょうか。
また、天獄がすごいんですよね。
序盤こそ「サイコパス要素あるの?」と思うくらい青鬼に対して傲慢・どS、恋愛なんて意味がない不要なものと思っている天獄ですが、観察力・理解力はすごいんですよね。
だからこの天獄が青鬼に対して恋愛感情を抱いて恋人になったら、絶対スパダリになるじゃん!って思ってしまうんですよ。
天獄が彼氏になったらもう心配ないよ!何者からも守ってくれるよ!てかねじ伏せていくよ!と思ってしまうキャラクターなんです。
あと体型がちょうどいいですね。
私は攻と受にあまり体格差があるのが好きじゃないんですよね。
同じくらいか、ちょっとだけ攻の方が背が高いくらいが好きなんです。
あと攻だけガッシリしてて受は華奢とかも苦手です。
天獄はガッシリしておらずスマートだけど、華奢だったり中性的だったりはしない。
ベストな体型です。

次第に天獄に惹かれ、恋心を自覚する青鬼ですが、如何せん天獄の「恋愛不要」感は中々手強そう…。
でも手強そうだからこそ、先の展開が楽しみですよね。
この天獄が恋したらどうなるの!?って。

本当にすごい作品なのですが(今まで沢山のBLを読んできましたが、私の中のベスト5に余裕で割り込んできますね)。
唯一気になるとすれば、青鬼のシワかなぁ…(笑)。
最初は「コマによって年齢が違って見えるな」って思ったんです。
あるコマではシワがそんなに無くて30代に見えたり、あるコマでは豊齢線がすごくて50代に見えたり。
絵が定まってないのかなと。
でも気づいた。これ豊齢線じゃないんだわ。
主役以外の青年がとある表情をする時に、豊齢線みたいな線があったんですよ。
つまり豊齢線に見えた線は、口元を歪めるというか口を開けた時に出来る線だったんです。
まあ子供でも、大きく口を開けたらそこに線が入りますよね。
この作家さん、そういう線で表情を表すタイプなんだわ、と。
実際青鬼は確か36歳で、天獄は32歳。
この50代に見えてしまうコマがね~、最初青鬼の年齢がハッキリしない段階では気になって気になって。
あんまりおじさん受好きじゃないんですよね(笑)。
でも36なら全然OK。
今時の36歳って、普通に若いですよね~。
青鬼は、天獄曰く「年齢よりやや老けてる」らしいですが。

12

期待どおり!攻めがスキーー♡

インタビューで気になっていた作品です。
期待どおり、いや期待以上でございました!

上巻のみのレビューになります。

高校教師の青鬼は、教室にあまり来なくなった生徒の様子を見るために保健室へいくが、そこで初めて2人きりで話した保健医の天獄から、突然キスをされてしまう。
幼少期に母親から体罰を伴うキツイ躾を与えられた青鬼はトラウマを抱えており、なかなか本性を人に見せられないでいる。
しかし天獄に、その深層心理を暴かれていき…

過去、女性との性行為に及ぼうとするも、母親の影がちらつき、不能になって悉く失敗してきた青鬼。
しかし、天獄から肉体的・精神的に迫られると、性的反応を示してしまう。

もう!なんと言っても天獄ですよ!!!
大好きだわーー!こういう攻め♡
飄々としていながらも強引に。
敬語で柔らかく話しながらも強気に。
距離の詰め方。グイッと懐に入ってくるこの感じ。
しかもエロくていい具合に変態。
もーう、最高に痺れます!

濁してすべては語られなかった、天獄と保健室通いの生徒・葛西が2人きりで何をしていたのか…は少し気になりますねー。後にわかるのかな?

上巻は、青鬼先生が体の関係を通じて天獄への想いを自覚し、エッチ中の軽い呟きではありますが告白めいたことをするところまで。

ここまで、青鬼に興味と愛着を示しながらも、恋愛に対しての発言はやや冷淡な天獄が、下巻でどう変化を見せてくれるのか。非常に楽しみです!

あ、この2人、意外と歳は離れていないようですよ。
上巻の段階では具体的な年齢は書かれていませんが、2人の会話の文脈から察するに、30代前半と30代後半かな?と推測されます。

続きへの期待を込めて 《神》 で。

8

次の作品も今から楽しみ!

上下読んでからのレビューです。皆さん、作品のあらすじには触れておられるので、そこは割愛します。凄い期待以上でした。本当良かった! 直ぐに読み返したいです。
ページをめくる毎にストーリーが厚みを持ち、画力が増し、作者様達がいい具合にタッグを組めてるんだなぁと読み終わってから、満足感でいっぱいの中感じました。
とにかく表情の描き方が半端なくお上手です!! ストーリーもありがちなんだけど、いい意味で裏切られて、切なさもあって、ベッドシーンも品があって(かなり危なげなシーンもあるのに、不思議と受け入れられちゃうんです) ご馳走様でした。

5

枯れたおじさんのBLにここまで惹きつけられるとは……!

異常な攻めとトラウマ持ちの受け。それに加えておじさん要素があり、読み手を選ぶ作品なのかな、とは思いました。読んでいくうちに、最後はどうなるのだろうと惹きつけられるストーリーの進め方にすっかり魅了されてしまいました。あまりおじさんBLは好みではありませんが、この作品は面白かったです。

2

ネタバレなし

BLとしても習作なんですけど、普通に漫画として面白くあっという間に上下巻読んでしまいました。細かくレビューを書いてしまうと面白さ半減してしまいそうで控えますが、心の奥底に抱えてるトラウマって本人の自覚がないままに、その身を操ってるのあるあるですよね。その辺りの心理描写が重すぎずサラッと描かれていて読んでいて癒される感覚が味わえました。絵柄は個性的すぎずキレイで読みやすく好みです。2人のラブラブなやり取りをいつまでも読んでいたいけど、続編はないかな?もし叶うのなら読んでみたいな。★後日談の連載がされている…と知り嬉しい!是非コミックス化してほしいです。

1

こーゆう普通のおじさんを待ってました…

表紙から一目惚れ購入
結果 なんだこの完成度!萌え!凄く好き!

あらすじは面倒なので省きつつ、感想
国語の先生×養護教諭の先生 32歳と36歳。先生が先生を縛って襲っちゃう(文字にすると凄い)までの展開はありえないっちゃありえないけど、それも気にしない圧倒的な画力があって引き込まれます。

青鬼先生のルックスがすごく良い!漫画だからって若作りせずイケメンでもないむしろ36歳にしては老けてる?とも思うふっつーの中年!少女漫画だったらモブ先生の代表ってくらい普通。おじさん好きにはどストライクです。天獄先生のさっぱりした猫顔も良き。
そのふっつーの中年男性が自分よりちょっと年下に縛られて…とか性癖すぎて!

上巻は青鬼先生の感情強めの描写で、まだまだ謎な天獄先生。結構なボリュームの作品ですが、下巻まで一気に読んでしまいました!

0

う~ん、好き。

この作品はちるちるの表紙の比率かなんかの記事で見かけて気になっていました。いざ読んでみると個人的にはかなり好きな作品でした。

なにより受けの青鬼先生が好み。
平々凡々な見た目の青鬼先生ですが、幼少期のトラウマのせいで女性と性行為ができないんです。トラウマ持ちのキャラって結構見かけますよね。人気なんでしょうね。
個人的にこのくたびれ感が好きなんですよね。絵柄も天国先生より青鬼先生の方が安定してる気がするし。そして男に攻められてるのを徐々に受け入れちゃってる青鬼先生…!かわいい…かわいいよ!!


一方養護教諭の天国先生。生徒の間では「保健室に行けば童貞が捨てられる」という噂が流れているなんとも謎な先生。纏う空気や視線、言動などがさらに不思議な雰囲気でなにを考えているのか気になる。不思議なのに時折かわいらしいのずるい。
そして青鬼先生のことを見透かしている感じが堪らん…!


一巻は青鬼先生のトラウマのことが主にフューチャーされており、天国先生の謎な部分の理由などは二巻で分かります。

青鬼先生のつけ込みやすさやあんな噂をされる天国先生が学校にいることなど、ややリアリティに欠ける部分が苦手だという方も多いのですね。個人的にはそれほど気になりませんでした。漫画ですし。ねえ。
ただ、絵柄や表紙などからリアルさを求めて購入すると自分の中の理想との相違が出て面白みが減るのかも。言い方は悪いかもしれませんがあまり期待しすぎず…というか理想を求めすぎずに読まれたほうがいいのかな。

とはいえ私もこの二人の関係は恋愛関係なのだろうか、と思ってしまうことがある。ネタバレになるが互いに恋愛初心者(青鬼先生は恋愛をわかっているが女性経験ないし。。)なのでラブラブ感はない。青鬼先生は天国先生のなにに惚れるの?いつ惹かれたの?また、天国先生は自分の恋愛感情をまったく理解してないので上下巻共に愛のあるようなえっちとはなんだか違うような気がする。本当に執着って感じ。


現在は上下巻に次いで二人のその後が連載されているようですね。(恋人らしくなっててほしいなぁ、どうだろうか…)もし単行本化したら真っ先に買いに行きたいです。というか行きます。

0

解放してくれたのは

コメディ色が強いのかなとの予測を大幅に裏切ってくれる序盤、
青鬼先生の幼少期が辛い……。
本当に“子育てってのは一種の刷り込みだ”なんですよね。
小さい頃は自分の家の事しかわからないので
これが普通なんだと思うわけですから可哀想でなりません。
母に厳しく躾けられた(というていの虐待)後、
抱きしめられた記憶はきっと死ぬまで消えないことでしょう。
余談ですが、私の知人にも下の名前で呼ばれることに抵抗があって
あだ名で呼んでほしいという男性がいました。
「親を思い出すからなんとなく嫌で」その男性の父は警察にお勤めでした。
青鬼先生のように、とまではいかないかもしれませんが
気軽に親に甘えられるような環境ではなかったようです。

そんな青鬼先生の呪縛を解き放ち
願望を露わに出来たのが天獄先生だということに納得です。
これがただ普通に優しいだけの保健医だったら
本当の青鬼先生は出てこなかったでしょうね。
型破りどころじゃない遠慮のない強引さに暴かれる性癖、
天獄先生じゃないですが青鬼先生がかわいすぎる…!!
抗いながらその手にその声に落ちてしまうアラフォー、
もっと感じさせてあげたくなりますね!

でも天獄先生が青鬼先生を“楽しい玩具”としてしか見えてないのが
ちょっと悲しかったかな…。
もちろんここで終わらず下巻へ!なんですが
シリアスさもコミカルさもとてもバランスが良くて好きです!!
神寄りの萌×2です。

3

歪んだ2人の関係はプレイなのか恋なのか。先の読めないゾクゾク感

いやー、こういうタイプの変態キャラいいですよねぇ。
ギャグ漫画だと吹っ切れ過ぎてリアリティがなかったり、もっと個性の強いキャラの影に霞んだりするんですが、あくまで学校を舞台にした日常的なお話なので、本当に居そうないい感じの変態なんですよねぇ、天獄先生。

主人公・青鬼篤郎はやる気のないくたびれた感じの高校教師。
クラスに様子がおかしな生徒がいて、保健室に入り浸っていることを先輩教師にせっつかれしぶしぶ保健室を訪ねることに。
そこでほぼ初めて話した養護教諭・天獄学。いつも微笑みを浮かべる穏やかな見た目とは裏腹に飄々とした変態キャラを全開にしてきます。
すぐ考えを読まれてしまう青鬼は天獄に対し苦手意識を持ちますが、天獄は「青鬼先生には少女のような潔癖さがある」とひどく気に入られ、からかいついでにキスまでされてしまい…。

実は青鬼は子供の頃からずっと厳しい母親に叩かれたり物置に閉じ込められたり、虐待まがいのおしおきを受けてきました。「誰に見られても恥ずかしくない人間に育つように」と。
ところがそれがトラウマになってしまい、初めて彼女が出来た時、いざ体を重ねようとすると「どこかで母が見ていて、お仕置きされるんじゃないか」と脅えてしまい、勃たなくなってしまう。次の彼女も、その次の彼女に対しても、ずっと…。

ところが、天獄に無理矢理キスされただけで勃ってしまった青鬼。
にこやかな顔でずけずけと青鬼の心に入り込んで来る天獄。
「痛くすると興奮して勃つ」という青鬼の性癖を見抜き、手首をネクタイで縛ったり、遂には保健室でベッドに縛り付け最後までしてしまいますが、ギリギリに追い込まれた青鬼は「本当は教師になんてなりたくなかった!!」と本音を漏らし、少しずつ自分を縛っていたモノから解放されていきます。

ただ、「楽しいことがしたい」「恋愛なんてくだらないものは遊びでもごめんだ」とあくまで青鬼をおもちゃとして愛でる天獄と、「好きな相手としか体を重ねたりしないだろう」と純粋に思っている青鬼の関係がこの後どう展開していくのかは保留…のまま下巻に続きます。

いやもう、天獄にあれやこれやされて感じてしまっている青鬼先生の表情、本当に堪りませんでした。年下に苛められるおじさん(?)いいですよねぇ。
そして、青鬼のいやがりそうな事を見つけてはキラキラ笑顔で喜ぶ天獄先生。
ふたりのちぐはぐなようで案外かみ合ってしまうやり取りも見てて本当に飽きません。

始まりはどうであれ、一緒に過ごしてきた濃すぎるこの数か月の間に「恋」のようなものが芽生えていればいいなと思いつつ、下巻楽しみたいと思います。
評価は神寄りの萌×2評価で。

3

好みが別れるのが分かる

ストーリーより絵柄とキャラクターによる萌2

先にもやっと点を
愛のない強姦スタート(好意はあるっちゃあるというか、自覚がないというか微妙なところ)です。苦手な方も多いと思うのでご注意を。
これでエロ系の作画だったら not for me

それを押して余りある漫画のうまさがありました。原作の阿賀先生は文字だけかな?作画担当のお吉川先生がネームも描いてるのかな?漫画的な絵や構図、表情、キャラの描き分け、漫画がうまい。

青鬼先生が枯れたおじさんなのに、天獄先生の言う通り小動物の如く、少女の如くピュアで可愛いです。実は色気が…的なおじさんではなく、枯れてます。

天獄は上下巻で印象がかなり変わります。

※電子書籍
白抜き カバー裏あり 限定おまけ漫画2枚

1

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