鬼と天国(上)

oni to tengoku

鬼と天国(上)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神92
  • 萌×236
  • 萌23
  • 中立6
  • しゅみじゃない7

33

レビュー数
12
得点
679
評価数
164
平均
4.2 / 5
神率
56.1%
作画
お吉川京子 

作家さんの新作発表
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原作
阿賀直己 
媒体
BL漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
価格
¥657(税抜)  
ISBN
9784801964440

あらすじ

高校勤務の青鬼は、最低限しかやる気を出さない省エネ教師。
先輩教師にどやされ、なかなか教室に来ない生徒の様子見のために向かった〝保健室〟で
初めてまともに話した、どうにも掴めない養護教諭・天獄。
熱心な教師を演じる青鬼の本性をあっさり見破って、にっこり笑顔。

この出来事で天獄のことが苦手だと再認識したはずなのに、
「赴任してきてからずうっと見てた」とカミングアウト。
更に青鬼のことを〝純情〟だと言って、いきなりくちづけをされてーー?


変態系ぶっこわれ保健医×くたびれ純情教師、
臆病な青鬼を待ち受けるのは天国か地獄か?

大人の色気を醸すタッチと緻密な心理描写の最強タッグ
阿賀直己原作、お吉川京子初コミックス上下刊、同時発売!!

表題作鬼と天国(上)

天獄 学、高校の保健医
青鬼 篤郎、高校の国語教師

その他の収録作品

  • 欲しい言葉 (描き下ろし)
  • あとがき

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レビュー投稿数12

案外いける

実はおっさん受けが苦手なのに表紙絵がシンプルで綺麗、BL関連のランキングでよく見ていたという安易な理由で購入しました。
おっさん受けなのに。正直にいうと最初1巻はちょっとおっさん受けというだけでしんどかったのです。表紙の青鬼より中の青鬼はおっさんで苦手な人は苦手だろうなという感じ。
でも不思議と段々受け入れることができるようになってきて、2巻は普通に楽しめました。
おっさん受けが苦手な方もちょっとチャレンジしてみると案外大丈夫かもしれないです。
プレイはアブノーマルではあるので地雷がたくさんある作品だと思うけど、物語としてはしっくりきて落ち着くところに落ち着いたなという感想です。雰囲気レビューですみません。

0

天獄先生タチ悪い、けど憎めない(上下巻合わせて「萌え×2」)

お吉川京子さんって、ぱちさんの別名義だったんですね!よもやお二人のコンビでコミックスが拝めるなんて…

とにかく画力によるキス→エロシーンが素晴らしいですねー!生々しい動きや音すらも伝わってくるようで…♡
ストーリーはあらかじめコミックス向けに創作されたとのことですが、残念ながらちょっとわかりにくいところがあって、しかも「そこ」はもうちょっとほのめかしてもいいんじゃ!…って、モヤモヤ〜っとしました。

高校の教師同士、年齢は4歳差の年下×見た目オヤジ。天獄のキャラが摩訶不思議でした。いや、食えなさでいえば青鬼の方もかな…。二人ともトラウマ持ちで、それが各々の性癖に影響を及ぼしているのはよくわかるけど、学校内での二人の接触をどう受けとめていいのかわかんなくて、戸惑ったまま読み終えました。校内でヤっちゃうシチュってBLじゃありふれてるのに、なぜかこの天獄の紙一重なインモラルさが不気味すぎて。

天獄って名前がすごく面白い。おそらく彼は数多の生徒たちを救ってきたかもしれないけれど、本人は恋愛感覚を麻痺させてしまうくらい、とある喪失感に苛まれ、無自覚にその対象に執着している。青鬼も職場ではずっと苦手だった天獄が自分を母親の呪縛から解放くれそうな人間だと本能的に気付いていて、抵抗できずに搦めとられていく。二人は最初から惹かれあっていたのでしょうか?…だとしても、青鬼は先が思いやられますなぁ笑

シリアスなテーマなわりにメイン二人のキャラのおかげか、ダークにはならないところがポイントかな。小説だったらどんなふうに描かれるのかめっちゃ興味ありますが、これからもこのコンビでコミックスもたくさん世に出して欲しいです!

蛇足ですが下巻は「神」なので、上下巻トータルの印象は「萌え×2」としてください。

0

上巻だけでは話は見えず

発売時に購入を見送った作品なのですが、ちるちるさんのランキングに長い事載っていて気になり購入。

内容はすでに書いてくださっているので感想を。






正直、上巻を読み終えた時点でちょっと萎え萎え。
天獄先生が青鬼先生に固執する理由がさっぱりわからないから。

天獄先生は、面白そうな玩具だな~、と思って青鬼先生に手を出す。
手を出された青鬼先生も、なんだかんだ言いながら流されてずるずると関係を持ってしまう。

身体から入る関係、というのがあまりツボではないことに加え、嫌がる青鬼先生を縛って事を致したり、情事の最中を動画を撮ったりする天獄先生にショボーンってなった。青鬼先生に対する恋愛感情は、少なくともこの時点では天獄先生は抱いていない。

一方の青鬼先生も、嫌がりながらも快楽に抗えない。

読み進めるうちに、青鬼先生の子ども時代のトラウマが透けて見えてくるが、このトラウマと、天獄先生との関係が結びつかないので読んでいて感情移入しづらいのです。

『鬼と天国』という本のタイトルにも意味があるのかと思いつつ読み進めましたが、単に彼らの名前を捩ってるだけなのかな。

ただ、受けの青鬼先生が天獄先生に組み敷かれる様はエロくて良かった。
個人的におっさん受けに萌えないのでツボに入ることはなかったのですが、「枯れたおっさん」がお好きな方にはドストライクなんじゃないかなと思うのです。

0

枯れたおじさんのBLにここまで惹きつけられるとは……!

異常な攻めとトラウマ持ちの受け。それに加えておじさん要素があり、読み手を選ぶ作品なのかな、とは思いました。読んでいくうちに、最後はどうなるのだろうと惹きつけられるストーリーの進め方にすっかり魅了されてしまいました。あまりおじさんBLは好みではありませんが、この作品は面白かったです。

1

うーん…流し読みしちゃう

へぇ…ほぉ…という感じで終わった…
期待していただけに、少しあっけらかんとしすぎていたかなと思いました。

攻が受に対する愛??がまだ分からないという感じで、でも何のために…??疑問が多く残る感じでした。

下巻の方でうまくまとまっていたので、正直上巻ももっとストーリーが欲しかったです

0

萌えどころがない

保険医の天獄が青鬼を遊び道具として調教?するまでのお話ですが、
天獄が何故青鬼にそこまで執着するのか?
そもそも目を付けるきっかけは何だったのか?
青鬼の「少女のような潔癖さ」を見いだしたのは、どんな理由からなのか?
理解できずに萌えどころが分かりません。

自分的に『先生』という職業が遠い時代だったら
こんな先生いるかも…的な萌えもあったかもしれないけれど、
その職業の人の近くで仕事をしている今、それさえもかなわず…。
変態くくりにしても中途半端なような気がしてしまったのです。

4

歪んだ2人の関係はプレイなのか恋なのか。先の読めないゾクゾク感

いやー、こういうタイプの変態キャラいいですよねぇ。
ギャグ漫画だと吹っ切れ過ぎてリアリティがなかったり、もっと個性の強いキャラの影に霞んだりするんですが、あくまで学校を舞台にした日常的なお話なので、本当に居そうないい感じの変態なんですよねぇ、天獄先生。

主人公・青鬼篤郎はやる気のないくたびれた感じの高校教師。
クラスに様子がおかしな生徒がいて、保健室に入り浸っていることを先輩教師にせっつかれしぶしぶ保健室を訪ねることに。
そこでほぼ初めて話した養護教諭・天獄学。いつも微笑みを浮かべる穏やかな見た目とは裏腹に飄々とした変態キャラを全開にしてきます。
すぐ考えを読まれてしまう青鬼は天獄に対し苦手意識を持ちますが、天獄は「青鬼先生には少女のような潔癖さがある」とひどく気に入られ、からかいついでにキスまでされてしまい…。

実は青鬼は子供の頃からずっと厳しい母親に叩かれたり物置に閉じ込められたり、虐待まがいのおしおきを受けてきました。「誰に見られても恥ずかしくない人間に育つように」と。
ところがそれがトラウマになってしまい、初めて彼女が出来た時、いざ体を重ねようとすると「どこかで母が見ていて、お仕置きされるんじゃないか」と脅えてしまい、勃たなくなってしまう。次の彼女も、その次の彼女に対しても、ずっと…。

ところが、天獄に無理矢理キスされただけで勃ってしまった青鬼。
にこやかな顔でずけずけと青鬼の心に入り込んで来る天獄。
「痛くすると興奮して勃つ」という青鬼の性癖を見抜き、手首をネクタイで縛ったり、遂には保健室でベッドに縛り付け最後までしてしまいますが、ギリギリに追い込まれた青鬼は「本当は教師になんてなりたくなかった!!」と本音を漏らし、少しずつ自分を縛っていたモノから解放されていきます。

ただ、「楽しいことがしたい」「恋愛なんてくだらないものは遊びでもごめんだ」とあくまで青鬼をおもちゃとして愛でる天獄と、「好きな相手としか体を重ねたりしないだろう」と純粋に思っている青鬼の関係がこの後どう展開していくのかは保留…のまま下巻に続きます。

いやもう、天獄にあれやこれやされて感じてしまっている青鬼先生の表情、本当に堪りませんでした。年下に苛められるおじさん(?)いいですよねぇ。
そして、青鬼のいやがりそうな事を見つけてはキラキラ笑顔で喜ぶ天獄先生。
ふたりのちぐはぐなようで案外かみ合ってしまうやり取りも見てて本当に飽きません。

始まりはどうであれ、一緒に過ごしてきた濃すぎるこの数か月の間に「恋」のようなものが芽生えていればいいなと思いつつ、下巻楽しみたいと思います。
評価は神寄りの萌×2評価で。

1

拗らせ続けるのか、天獄が変わるのか

 上巻は、親から受けた抑圧や日々の仕事に囚われている冴えない教師の青鬼に、保険医の天獄が性的行為を強要してその心を解放していくストーリーでした。天獄って名前、いいですね。青鬼にとって彼から与えられる快楽は、天国にもなりうるし、地獄にもなりうる。毎回抵抗する青鬼のその時々の心情やコンプレックスを正確に読み取った上で、巧みに利用して快楽に堕とす天獄の手腕がお見事でした。

 ただ、この上巻ではまだまだ体の関係以上のものは見えてこず、2人がどのように相手への今以上の想いを自覚していくのかは下巻にお預けみたいです。青鬼は大分絆されてはいますが、まだ天獄に操られているだけの部分が多いと思います。天獄も、青鬼を自分が楽しむための道具以上の存在として認識できるのかは未知数ですね。下巻で今の彼の性格に至った背景も描かれるんですかね。もちろん結ばれてもいいですけれど、個人的には拗らせたまま、体の関係のみを通して繋がり続けるという結末でも面白いかなと思います。

1

解放してくれたのは

コメディ色が強いのかなとの予測を大幅に裏切ってくれる序盤、
青鬼先生の幼少期が辛い……。
本当に“子育てってのは一種の刷り込みだ”なんですよね。
小さい頃は自分の家の事しかわからないので
これが普通なんだと思うわけですから可哀想でなりません。
母に厳しく躾けられた(というていの虐待)後、
抱きしめられた記憶はきっと死ぬまで消えないことでしょう。
余談ですが、私の知人にも下の名前で呼ばれることに抵抗があって
あだ名で呼んでほしいという男性がいました。
「親を思い出すからなんとなく嫌で」その男性の父は警察にお勤めでした。
青鬼先生のように、とまではいかないかもしれませんが
気軽に親に甘えられるような環境ではなかったようです。

そんな青鬼先生の呪縛を解き放ち
願望を露わに出来たのが天獄先生だということに納得です。
これがただ普通に優しいだけの保健医だったら
本当の青鬼先生は出てこなかったでしょうね。
型破りどころじゃない遠慮のない強引さに暴かれる性癖、
天獄先生じゃないですが青鬼先生がかわいすぎる…!!
抗いながらその手にその声に落ちてしまうアラフォー、
もっと感じさせてあげたくなりますね!

でも天獄先生が青鬼先生を“楽しい玩具”としてしか見えてないのが
ちょっと悲しかったかな…。
もちろんここで終わらず下巻へ!なんですが
シリアスさもコミカルさもとてもバランスが良くて好きです!!
神寄りの萌×2です。

1

次の作品も今から楽しみ!

上下読んでからのレビューです。皆さん、作品のあらすじには触れておられるので、そこは割愛します。凄い期待以上でした。本当良かった! 直ぐに読み返したいです。
ページをめくる毎にストーリーが厚みを持ち、画力が増し、作者様達がいい具合にタッグを組めてるんだなぁと読み終わってから、満足感でいっぱいの中感じました。
とにかく表情の描き方が半端なくお上手です!! ストーリーもありがちなんだけど、いい意味で裏切られて、切なさもあって、ベッドシーンも品があって(かなり危なげなシーンもあるのに、不思議と受け入れられちゃうんです) ご馳走様でした。

4

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