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表題作ポルノグラファー

あらすじ

気持ちの良い初夏の日。自転車で坂道をくだっていた大学生の久住春彦(くずみはるひこ)は、突然目の前に現れた木島理生(きじまりお)に衝突し、右腕を折る全治2ヶ月の怪我を負わせてしまう。すぐに治療費を払えそうにない春彦に木島は、治療費の代わりに小説家である自分のところで口述筆記の代筆をしてくれないかと提案する。その提案に心底ほっとした春彦はさっそく仕事を始めるのだが、木島から発せられる言葉は聞きなれない淫らなものだった。官能小説家・木島のもとで春彦はだんだんと翻弄されていき…!?

作品情報

作品名
ポルノグラファー
著者
丸木戸マキ 
媒体
映像
作品演出・監督
三木康一郎
音楽
小山絵里奈
脚本
三木康一郎
オリジナル媒体
コミック
シリーズ
ポルノグラファー
パッケージ発売日
最速放送・配信開始日
JANコード
4562474198813
4.6

(6)

(4)

萌々

(2)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
28
評価数
6
平均
4.6 / 5
神率
66.7%

レビュー投稿数1

最終回で大号泣しました…

フジテレビ系の実写BLドラマであり、おっさんずラブの放送の後だったので、安易な二番煎じじゃないかと警戒していたんです。
実際に視聴をすると、スタッフ陣がこの作品をとても大切にされて作られている事が伝わりました。最終話はボロ泣きしました。BLドラマという事も忘れ、ただ登場人物の境遇や生き様、生きていく事の物悲しさに胸がいっぱいになりました。おっさんずとは系統は違いますが、こちらも文学的な深みがあり、とてもオススメです。俳優さんの演技も素晴らしかった。

原作は未読です。何故数あるBL作品の中でこの漫画が実写ドラマ化されたか、理解できました。
ストーリーの中で深い人間ドラマが繰り広げられるので、ドラマに馴染みやすい題材でした。
特に小説を読むのが好きな人間にとっては身につまされる内容でした。何が高尚で何が低俗なのか、そういうものが果たしてあるのか…。とても考えさせられました。。BL小説でも一般小説に近い作品もあれば、エロスがメインの作品もあります。後者であっても、作家さんの力量によって、作品に重みや人生の悲喜こもごもを感じたり、強烈な印象が残ることも多々あります。 創作の表現の自由の世界で同じ土俵で他作品と比べること自体おかしい気もします。それでも作品に賞を与えたり、評価したりと優劣をつけてしまう習性があるので、理性を持った人間は難しい。

何故スランプのテーマって人の心を打つんだろう…。最近も「ツルネ」というアニメで主人公の葛藤する姿に引き込まれて視聴していました。不思議と共感できるのは、登場人物の成功話より挫折系統の話が多いです。サクセスストーリーより身近な話に思えるし、深い味わいを感じます。生きていて色々しんどい事もありますが、こういう創作物の登場人物達を見て励まされたりする事が多いな。 このドラマを視聴して、挫折や失敗も人生を彩るスパイスや肥やしでもあるから、恥じる必要も無いんだと思いました。

二人の関係はどうなっていくのか、小説家としての木島は…と色々想いを馳せるのが楽しいです。
過去編の「インディゴの気分」がとても楽しみです。

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