續・ポルノグラファー プレイバック

zoku pornographer play back

續・ポルノグラファー プレイバック
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92

レビュー数
14
得点
296
評価数
67
平均
4.4 / 5
神率
64.2%
著者
丸木戸マキ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
on BLUE comics
発売日
価格
¥667(税抜)  
ISBN
9784396784935

あらすじ

連続TVドラマ化で話題沸騰の
[ポルノグラファー]シリーズ
最終巻、発売!

官能小説の「口述代筆」。
奇妙な出逢いをへて恋人になった、嘘つきポルノ作家と大学生。

木島が田舎へ里帰りしてからも、文通で遠距離恋愛を続けていた二人だったが就職したての久住とすれ違い、気まずい空気に…。

そんな折、奇しくも再び腕を負傷した木島はかつてを思い出すように、地元で知り合った青年・静雄にペンを握らせる。
そこへ久住がやってきてしまい………。

「欲望のままに真っ白な双丘を揉みしだき」<??br>「……何やってんですか、先生」

作家・木島理生の人生と愛をめぐる、
感動のラストストーリー!

表題作續・ポルノグラファー プレイバック

久住 春彦(サラリーマン・東京在住)
木島 理生(官能小説家・栃木在住)

その他の収録作品

  • 番外編 続・春的生活
  • 追伸
  • あとがき
  • カバー下

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数14

久住がイケメン過ぎて辛い(尊い的な意味で)

最初の「ポルノグラファー」が出たのって、もう3年以上前なんですね。
前作はTVドラマ化されたりしたのを見てたので、ストーリー的には違和感なく、あの二人の続きがこんな感じでモダモダしたりするのねって、なんだかとっても納得だったんですが、映像化されたために逆に元の絵柄の方の印象が薄れてて、久住がイケメン過ぎて落ち着かない。
うん、こんなイケメンの3高男子が相手じゃ、ただでさえアレな木島がズルズル尻込みしちゃうのも無理ない。
それでも、少しづつ、前へ向かっていく。
こんな幸せな続きが読めたのも、ドラマ化されて話題になったおかげですね。

2

丸木戸先生の本領を知ってしまったからこそ

 やはり『ポルノグラファー』『インディゴの気分』を超える、あるいはそれらに匹敵するほどの感動や衝撃はなかったかな、というのが本音です。なんせ今までの2作が綺麗にまとまり過ぎている。鬱屈したミステリアスな作家が若い男と恋していろんな顔を見せてくれる1作目、その作家の薄暗くて人間味溢れる過去を巧みな心情描写で暴く2作目。そして、この3作目。今回は先生自身も元々は描く気がなく周りの声に応える形で出したとのことなので、絞り出して描いたような雰囲気が若干伝わる気がしました。少々マンネリ気味というか。ファンのために続編を出してくれたことにはとても感謝していますが、毎回丸木戸先生のシャープな心情描写と作品ごとに変わる雰囲気を楽しみにしている身としては、少し残念だったかも。

 ただ、ちょっと面倒臭い木島に根気よくアタックする久住、という関係が大好きなファンの方は十分満足できると思います。木島って大分ネガティブではあると思うけれど、根っこの部分は我が強そうというか、恋愛以外の面ではそこまで自分を卑下していないから、意外とうじうじしてばかりの受けという印象はあまりないんですよね。自己評価が低過ぎる受けは苦手と感じる場合もあるのですが、木島の場合はちょっと違っていて、その性格が作品の魅力の1つでもあると思います。それは今作でもしっかり活かされていました。あと、個人的に『アケミちゃん』も大好きな作品なので、クロスオーバーにしてくれたのは嬉しかったですね。やっぱり静雄が好きだなぁ、と改めて感じました。

4

最終巻。寂しい・・・

いや〜もう、大ファンです。
あいかわらずの木島さん。いいですね、さすがです。
今回は久住くんのキレっぷりも爽快でした。そうだ、たまには言ってやれ。むしろもっと言ってやったほうがいいww
ストーリーの中で、ちょこちょこ「あ、これあるな〜」という、共感部分があるのでそれが面白いです。
こどもが悪気なしに人形で再現しちゃうとか。
これで木島さんのお話は終わりかと想うとめちゃ寂しいです。
けど、また純文学書けるようでよかった。
おかげで私もがんばれます!

2

あれこれ納得した感じ。ちょっと寂し!

読み終わって「しーん」とした気持ちです。
白けた訳じゃなくて、寂しさと充足感。

ああ、【インディゴの気分】【ポルノグラファー】で、いかがわしい魅力を放っていた木島の人生を覗き見ちゃった気持ち。

作中に登場してるスナックアケミのママ春子さんが、今回は木島の人生の転換点の役割りしてますよね。
春子さんも、端から見ると結構、いかがわしい人物。でも魅力的だから、地元のおじさん達が集って来るわけで。
こういう人に、しみじみと語られると自分のことを照らし合わせて考えてしまいます。

そして、ブラックなリーマン生活を送る久住の一途なところは健在!
木島が好きで仕方ないのが本当に伝わるんです。
木島と久住がちゃんと選んだ暮らし。
良かった!

木島はこれからも、書き続けるだろうし、煙草を燻らせながら書く姿に久住は惹き付けられ続けるだろうなあ…

もちろん、編集者の城戸も登場します。やっぱり、良き理解者。

個人的に楽しかったのが、木島の姪っ子ちゃんのエピソード。
朝抱き合って眠る木島と久住を目撃しちゃうんです。
あ、事後ですけど服着てます!

木島の妹達は、そこで関係性を認識しますし(受け入れています!)。
姪っ子ちゃんのシルバ○ニアファミリー遊びで、並んで寝るウサちゃんを木島と久住だと言い放すんですよ~

あ~これ姪っ子ちゃんの人生に関わる萌えだよね…と思わず感じてしまいました❤️

描き下ろしも、ボリューム有り。
丸木戸マキ先生の思い入れたっぷりな裏話も楽しかったです。

2

木島めんどくせーなっていう。

恥ずかしながらこの作品読まずにいて、今回終結の段階ではじめて三作読みました。個人的には「インディゴの気分」が一番ぐっときましたが、それは置いといて。

木島めんどくせーなっていう(笑)久住くんほんと優良物件です。大切な思い出の口述書き取りを静雄にさせるとか、ほんと木島らしい。

アケミのママのセリフは人生の標語みたいなものが多かったんですが、わたしとしては、蒲生田センセイの言葉のほうが刺さりまして…まあ、それぞれだと思います。

木島の変化としては嬉しく、これからも順風満帆とはいかないでしょうが、久住くんとお幸せに。

3

人生を思う

うわー…本当にとうとう終わっちゃった……という寂しさがありますが
木島、良かったねって言いたい気分の読後です。
久住くんとせっかく付き合うようになったのに持ち前の面倒くささが炸裂で
ちょっともういい加減にしなさいよアンタ…にいつもだったらなるはずが
ああこういうヤツだったそうだった、こうじゃなきゃ木島理生じゃないわと
納得してしまうのが丸木戸さんの作風の素晴らしいところだと思います。
まっとうな未来があるはずの久住くんを素直に大事だと言えなかったり
城戸と恋愛の意味じゃなく繋がっていられる安心感をひそかに持っていたり
自分の家族と波長が合わなくて微妙ながらも木島なりに大切に思っていたり。

まさかスナックアケミがここに出てくるとは思っていなくて
「えっ!!」と素で声を出してしまいました。
驚きましたが明実家のあれこれも読めてとてもお得感がありましたし
恋に奔放な春子さんの言葉に涙……。
やっぱり色々あった人の言葉には深みがありますよね。
あと失礼ですが思っていたより考え方もまともww

久住くんがずっと振り回されっぱなしで
よく簡単に別れるとか思わないなぁと感心しまくりでしたが
本音をぶちまけたシーンでは逆に安心出来ました。
隠してばかりいたらうまくいかなくなるのは当然でしょうから。
久住くんの存在があるから、あれだけ一時期書けなくなった木島がまた筆をとれたのですね。
城戸との関係性もアリだと思いました。久住くんには一生言えなくても。

木島が思いだした蒲生田先生との会話もしっかり私の胸に刻まれました。
きっと誰もが寂しさを抱えたまま、誰かの側にいて想い合ったりするのでしょう。
この作品を見届けられて本当に幸せです。

7

理生、タフになる

いや〜すっごく良かったです…
…ってね、実際は話の内容よりも、もう名言がグサグサ刺さっちゃって。
何しろ春子さんの口にする言葉がもう、いちいち響くんだわ。
若い時からいろいろあって。
若いからヤリマンと言われる生活を突っ走って。
今病を抱えて、体の声を聞いたり、来し方を振り返ったり。
そこに考えすぎ卑屈すぎの理生がいて。
言葉を生業としながらひねくれてる理生に、いろんなまっすぐな言葉をくれる。
ー飲み屋の女はみんな哲学者なのよー
それは何度も傷ついたから。
自分の傷で、ひとの傷を感じることができるから。
そして回想シーンの蒲生田先生にも痺れた…
寂しさのない人生なんてあるのかい
…oh
丸木戸先生ってお若いでしょうに、なんか時代物にある人情を感じました。
あ、内容も書かねば。
良かったです。春彦の一生懸命さが報われて、春彦良かったね〜、っと。
「追伸」で理生がサラッとハルくん呼びしててちょっと感動。
それより、私「アケミちゃん」未読なんで読まねば。

3

結局4冊読むことに…

ポルノグラファーシリーズの3冊目。
久々でうる覚えだったので、プレイバックを読む前に
「ポルノグラファー」、「インディゴの気分」を読んでからプレイバックへとなだれ込みましたが、
まさか「アケミちゃん」とクロスオーバーしているとは…
結局アケミちゃんまで再読したくなる流れなので、気付けば一気に4冊読破でした。

どの作品もサラッと読めない内容なので、どっぷり丸木戸ワールド。
プレイバックを読むまでドラマに興味がなかったんですが、俄然観たくなりました。

ここにきて、狭い片田舎で世界が一気に広がるという展開は面白いですね。
久住は大好きなんですが「インディゴの気分」が好みで、弱くて人間味溢れる凡人の城戸推し。
アケミちゃんの春子さんが木島に見せた弱気で、本編の「アケミちゃん」が更に深まるという、
相互作用を生かした「プレイバック」です。

社会人になった久住は新人広告マンとして過酷な毎日を送るなか、
実家に戻った木島と遠距離恋愛ですれ違い…
相変らず、かなり面倒臭い木島に振り回されている健気な久住。

ずっと家族や人生のあり方について考えさせられる作品で、
これだけ面倒臭い木島ですが、気に掛けて支えてくれる人達がいる。
本当は幸せ者なんですが、当人は気付いてない?のが悲しいわ。

実家で更に面倒臭さが際立つ木島。みんな優しい…そして、妹はエラい。
アケミちゃんの春子さんもそうですが、言いにくいことをバシッと言ってくれる人って大事ですよ。

見ているこちらが生き辛さを感じてしまう木島が、少しずつ久住に寄り掛かるようになっていきますが、
それでも城戸への想いがリアルで木島らしくて、城戸もずっと燻ぶったままなんだろうなぁ…
余韻を引きずる割り切れない感じがいい。

安定の久住はどうのこうの言いながら、ずっと木島に振り回されて幸せを感じるんでしょうね。
このシリーズで見ていて一番安心する、ありがたい存在です。
そして、どこに行っても戻りたい場所…さすが作家、スゴイ殺し文句。

プレイバックまでドラマ化して欲しい、読み応えのあるシリーズでした。

※シーモア:トーン描写です。

7

ちょっと疲れる作品

木島が非常にめんどくさい(笑)
ほんとに、久住は木島でいいの?
と、思わず思っちゃうくらい連載追ってる時は感じてました
けど、まとまるとまた違った印象が

ほんとに、ここまでのストーリーが緻密に繊細に絡み合っててクスっと笑えるところから心の奥の方をギュッとつかまれるような苦しさもあって、人間味の溢れるお話だと改めて思いました

この二人は、こうやって時を重ねていくんだろうなと思いました
それがすごくリアルでこの作品の魅力なんだと思います

3

今作読んだ後、ポルノグラファーシリーズ読み返したくなります。

プレイバックを読んでから、もう一度ポルノグラファーから3冊読み返してみました。
一瞬、理生が丸くなったのかなと思ったのですが、そんな事はなかった。
理生は理生のままで素晴らしい。
私は理生の葛藤にものすごく共感できます。年齢的な部分もあるのかな…。
丸木戸先生はお若い(たぶん)のに、妙齢の、ビジネス面でも行き詰りを感じた、寂しがりやで、恋愛面では主体性があまりなくて、
家庭内で孤独を感じる人間をよくここまで描けるな・・・と思います。

でも今作は、理生の可愛い面もでてきます。
そして今回は、なんと、クロスオーバーです!「アケミちゃん」の世界観とポルノグラファーの世界観が
こんなにマッチするとは・・・
春子さんに力づけられたり、シズオ君をさりげなく労ったりする理生、良い関係です。

ネタばれになるので書けませんが、ポルノ・・・を彷彿とさせる展開も、それに対する久住くんの状況把握能力も素晴らしくて笑えます。そしてこういう所が理生の悪い所ですね!

丸木戸先生の独特のコメディセンスが大好きです。ちょっとブラックで・・
久住君がスパダリ過ぎて私は理生がうらやましいなぁと少し思いました。
そして二人の関係はまた一歩進みます。終盤深い愛情を感じるシーンが出てきて、胸がいっぱいになります。
追伸エピソードでは理生に甘える久住君が見られて萌えました。精神的に大人で世話焼きでスパダリな久住君ですが、今作では社畜になっていて何かと心労が絶えず可哀そうでしたので、幸せになってくれてよかったです。

まだまだポルノグラファーの世界を見ていたいので、続編何卒お願いします。
今作に流れる文学的な雰囲気や深い背景、装丁など…大好きで落ち着きます。
私は電子で読んだのですが、二人の手紙がラストに出てきます。文体変えてるところが、芸が細かいなと思いました。久住くんは優しい文字です。(手紙の内容はクスッと笑えます‥オチが理央らしいです)

6

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