笑う鬼には福きたる(1)

warau oni niwa fuku kitaru

笑う鬼には福きたる(1)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神9
  • 萌×210
  • 萌6
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
103
評価数
25
平均
4.1 / 5
神率
36%
著者
山本小鉄子 

作家さんの新作発表
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媒体
BL漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics CRAFTシリーズ
発売日
価格
¥639(税抜)  ¥690(税込)
ISBN
9784813032076

あらすじ

父親が亡くなって一週間。
怒谷 笑を訪ねてきたのは、父親が遺した500万円の借金の取り立てだった。
家は貧しく、笑うのが苦手で、人づきあいが苦手で、誤解されてばかりのツイてない人生を送ってきた笑。
そんな笑に貯金なんてあるはずもなく、ゲイ専門の秘密クラブに売られそうになったとき、
高校時代のクラスメイト・福冨稔持が現れ、「俺が怒谷を買う!」と言い始めて!?

表題作笑う鬼には福きたる(1)

福富稔持、21歳
怒谷笑、20歳、コンビニで働くフリーター

その他の収録作品

  • ドキュメント M's バイト密着!
  • あとがき漫画

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数4

小鉄子作品にエロを急かすのはナンセンス

 小鉄子先生らしいふわっとした設定の、借金を背負ってしまった受けの話でした。父親の借金を背負った怒谷は借金取りから一度はゲイ向けクラブを勧められるけど、それに乗ることはなく地道に働いて返済することを選び、高校で同級生だった福富のマンションに居候します。借金があるからといって悲愴感漂う雰囲気でもなく、怒谷の心や体が傷付けられることもなく、ただ穏やかにストーリーが進行していきます。

 怒谷に好きだと連発する福富のことは、正直まだそんなに理解できていません。高校時代から好きだったのかもしれないというような発言をしていますが、高校を退学した怒谷をずっと探していたというわけでもなく再会したのはあくまで偶然だし、彼が怒谷のどこに惹かれているのかはもっと掘り下げる必要があると思います。2巻以降で怒谷が退学した時の福富の心情などが描かれるといいですね。福富の祖父が今後怒谷をどう扱う気なのかも気になるので、続きを待ちたいと思います。

1

読んだ後の満腹感

担当者の方が「エロ全盛のこの時代に。。。」と笑うあとがきマンガのところで、ハッとしたのです。そういや、エロ描写ゼロ?!今更気付くかと自分でもびっくりしました。私にとってですが、山本小鉄子さんの作品は、読みだしたら止まらないし、エロがなくても読み終わった後の満腹感が大きいんです。この作品の二人もいいですね!

1

エロ無し、ピュア恋!

小鉄子先生大好きで作家買いしてます!!
個人的には小鉄子先生のエロが好きなのですが、
今回の『笑福』には無かったのが残念で評価低めにしました。
BLにあまり体制の無い方でも読めるような話でした。
話の展開はまだ余り進まず、恋!って感じもゆるぅく
進むのかな?って思いました。
2巻はエロ有りと最後描いてあったので、2巻期待!です!!

3

健気に頑張るツンデレ青年の可愛さがたまらない

作家買い。

小鉄子さんはコミカルな作品も書かれますが、今作品はどちらかというとシリアス寄り。でも、シリアスに特化した作品ではなく要所要所で笑いを誘うシーンもあるので、ドシリアスが苦手、という方でも楽しく読めるんじゃないかと思います。

という事でレビューを。ネタバレ含んでいます、ご注意ください。






主人公は20歳の笑。
笑、と書いて「えむ」と読む。
彼は小学生の時に母親が家を出ていき、それ以来父親と二人暮らし。父親は頼りないところもあるけれど、それでも二人助け合って生きてきた。
その父親が急逝。そして、残されたのは500万円という借金。

もともと貧乏暮らしだった笑にそんな大金を払えるわけもなく、困り果てていた時に再会したのが高校生の時に同級生だった福富くん。

「優等生」の福富くんとのトラブルがきっかけで高校を中退した笑にとって、福富くんは会いたくない人物ではあったものの、借金を返せない笑は彼の家に身を寄せることになり…。

というお話。

お金持ち×貧乏くん、というCPは他の小鉄子作品にも登場しますが、今作品の受けくんは若干卑屈なところがあることもあって、雰囲気はややシリアスモードな作品です。

が、この作品をシリアス一辺倒にしていない大きな要因が。

それは攻めの福富くん。
イケメンで、お金持ちのお坊ちゃんで、素直でいい子。
と、スパダリ風味満載な彼ですが、とんでもなく、

天然ちゃん。

なのです。

高校時代に笑と一悶着あったこと。
それを彼がずっと気にしていた、というのもあるのでしょうが、彼はずっと笑のことが好きだったんでしょうね。でも、その自分の恋心に気づいていない。が、唐変木なわけではない。本当にいい子なので読んでいて気持ちがほっこりします。

笑のほうも。
彼は自身の過酷な環境に負けたくないというガッツがある。
父親の残した借金も、放棄する術はあるんです。あるけれど、父親が残した借金を放棄することを良しとしない。
青い正義感だったり、父親に対する愛情だったりするわけですが、一生懸命お金を返そうとする、心根の優しい男の子なんですね。強がってはいますが、自身の環境に屈することなく健気に頑張る請う青年なのです。

そういった可愛らしい男の子たちを取り巻くのが、借金取りの男性(この男性の名前は1巻では出てきません)と、稔持のお祖父ちゃんの権造さん。

この二人の大人が、今後のキーパンソンになっていきそうな魅力的な脇役さんたちです。

借金取りさんは、にこにこしていてつかみどころがない感じ。でも、借金回収のためには容赦しない。

そして、権造さん。

権造さんさんがナイスすぎて笑えます。
借金を背負った笑の、理由や現在の状況を孫である稔持に聞いたお祖父ちゃん、自分のうちに来いと笑を誘ってくれます。コンビニよりも割のいい仕事を斡旋してやる、とのことですが。

この仕事が笑えます。こんな仕事あるんだ、という感じ。
これからも、仕事を斡旋してくれながら、笑のことを助けてくれるのかな。

現段階で稔持のライバルはじいちゃん、といったところか。
小鉄子作品なので、もちろん、と言って良いでしょう、1巻では濡れ場はなし。さてさて、この二人がくっつくのはいつになるのやら。

最後に、描き下ろしとして笑がじいちゃんに斡旋された仕事の裏話的なショートストーリーが収録されています。

爆笑必至です。
オカルト…、なはずなのに、こんなに笑って良いものだろうか。
ぜひとも、手に取って読んでいただきたいです。

小鉄子さんて、他にも連載を抱えている作家さまですが、クオリティーは全く低くない。複数の連載を抱えて、これだけの作品が作り出せるってすごいな、と思いつつ。

次巻を楽しみに待っていようと思います。

6

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