ずっとこの人だけを愛する、そう思える人がもし現れたら?

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表題作誓いは小さく囁くように

若宮映児・ウエディングプロデュース会社社長・34歳
南智夏・ウエディングドレスのデザイナー・24歳

あらすじ

若宮瑛児はウエディングプロデュース会社を経営しながらも、永遠の愛なんて端から信じていない結婚悲観主義者だ。そんな若宮が、ある夜拾った酔っ払いは、そのウエディングドレスを着た花嫁は必ず幸せになれるというジンクスを持つ天才マリエデザイナー智夏だった。だが、いまの智夏はスランプ中で天才にありがちなことにドレスを作る以外は何も出来ない、役立たずの男だった。最初はいらつくばかりの若宮だったが、次第に庇護欲が刺激されてきて・・・!?幸せは幸せを呼ぶ、読み終えたときそんな幸せな気分になれる1冊です。幸せな気分を味わいたいあなたにお薦めいたします。

作品情報

作品名
誓いは小さく囁くように
著者
榎田尤利 
イラスト
佐々成美 
媒体
小説
出版社
大洋図書
レーベル
SHYノベルス
発売日
ISBN
9784813011002
3.6

(22)

(6)

萌々

(4)

(10)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
78
評価数
22
平均
3.6 / 5
神率
27.3%

レビュー投稿数4

榎田さんにしてはイマイチな点も

文庫だったら文句無く萌なんですが、新書なのでちょっとした部分に引っかかりを覚えました。
でも面白くはあったです。

若宮〔攻〕は偶然に道で智夏〔受〕に声をかけたところ、高級服にゲ○を吐かれて服を汚されてしまいます。
相手をそのまま放ってもおけず自分の会社に連れて来て、洋服の弁償代として会社で働けせるもミス連発。

けれど実は智夏は優秀なウエディングドレスのデザイナーで、若宮の会社はウエディングプロデュースをしている会社。
智夏は過去のトラウマからもうドレスは作れないと自分では思っていたのだけれど、ある一件から再度ドレスを作る事となります。

若宮は傲慢だけどなんだかんだいいつつ美味しい料理は作るし、実は結構優しい男だったりするのです。
智夏のトラウマと、それ故に花嫁を不幸にするドレスという言いがかりはどうなのよーとか思いましたがまあ許容範囲。
しかし彼女もドレス取りに行くなよ…それより自分の命を優先させろとか思ってしまった自分は冷たいのだろうか…。
命をかけてまで自分のドレスを取りに行くという行動が浅はかに思えてしまった。
正直自分にそこまでウエディングドレスへの憧れが無いせいかもしれませんが。

智夏はドレス作りは天才なんだけど、他の事をやらせると全くダメでそういう所もなかなか可愛かった。

3

攻がイイ

攻と受が、まるで『きみがいなけりゃ息もできない』に出てくる東海林とルコちゃんみたいでしたw
リコちゃんにホットケーキを作る東海林に萌えた方なら、間違いなくこの作品の攻様にも萌えることができると思います。
この作品の攻様も、ダメダメ受を餌付けして、ニヤケて、そんな自分に頭抱えてますw

舞台はウエディングプロデュース会社。
攻の若宮はその会話の社長です。愛も結婚も信じてない。
若宮はある日、道端の酔っ払いにゲロを吐かれる。それが受の智夏。
若宮はスーツを弁償させようと智夏を持ち帰り、自分の会社で働かせる──が、何をやらせてもダメダメで、イライラがつのるばかり。
ただ智夏には唯一、ウエディングドレスのデザイナーとしての才能があった。
完璧人間の若宮が、ダメダメの智夏に苛立ち、苛立ちながらも面倒を見るうちに惹かれていく。その様子を読むのが、楽しくて仕方なかった。
ユーモアに溢れた良作でした。

2

料理上手な攻めはいいですね

電子書籍で読みました。 続きが気になり一気に読んじゃいました!

二人は最悪な出会い方をします。 攻めの若宮は偶然酔っ払って道端で寝ている受けの南に声をかけるのですが高級なスーツに吐かれてしまうのです。
スーツを弁償させようと自分の会社に連れて帰りバイトとして働かせるのですが南は不器用でまともに仕事ができなくて…。

若宮は初めの傲慢な印象と違い風邪をひいた南を看病したり手の込んだ美味しそうなご飯を作ったりなんだかんだ言ってすごく優しい。
若宮の作ったドリアが食べたいなと思いました(笑)

南はあんなに不器用な人がいるだろうかと思ったけど、元々マリエデザイナーで情熱も才能もあるのですが辛い過去によってドレスが作れなくなってその過去が重すぎて乗り越えられて良かったと思いました。

今まで遊びの関係ばかりでちゃんと恋愛しなかった若宮が初めてちゃんと好きになったのがこちらまで伝わってきて嬉しくなりました。
もっと続きが読みたかったです!

1

いまいち

この作家さんなら、もっと書けるんじゃないのかな、という不満が残った。
あまりにも平凡なBL。

1

この作品が収納されている本棚

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