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狼の末裔 囚われの花嫁

ookami no matsuei toraware no hanayome

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表題作狼の末裔 囚われの花嫁

キリル,25歳,α,大国ラスィーヤ皇帝陛下
シオン,18歳,Ω,貧国マディアの王子

同時収録作品狼の末裔 囚われの花嫁

レイス、海賊を名乗る男
シオン、Ω・18・貧国マディアの王子

その他の収録作品

  • 狼の求婚 妊孕の花嫁

あらすじ

アルファ、ベータ、オメガの三性に分かれた世界。
カリスマ性があり容姿と頭脳に秀でているアルファ、一般的な市民であるベータと違い、
オメガは発情期には不特定多数の民を狂わせることから、他の性からは嫌悪されていた。
海に囲まれた小国・マディアの王子であるシオンは、
銀色の髪に透き通るような美貌を持つものの、
王族でありながらアルファではなくオメガとして生まれてしまう。
そして、オメガであるがゆえに、シオンは大国ラスィーヤの皇帝で
「金狼帝」と呼ばれる皇帝・キリルの貢ぎ物となることに。
しかし、シオンは幼い頃ラスィーヤからの賓客である少年・レイスと出会っており、
惹かれ合った二人は「つがい」となる行為を行ってしまっていて…。

作品情報

作品名
狼の末裔 囚われの花嫁
著者
和泉桂 
イラスト
金ひかる 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
リンクスロマンス
発売日
ISBN
9784344843790
2.3

(16)

(1)

萌々

(1)

(6)

中立

(2)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
5
得点
29
評価数
16
平均
2.3 / 5
神率
6.3%

レビュー投稿数5

大国の内紛に踊らされる小国の王子

今回は「金狼帝」と呼ばれる大国の皇帝と
皇帝の愛妾となる定めの王子のお話です。

領土拡大による攻様兄弟の確執を絡めて
攻様が運命のつがいの受様を手に入れるまでと
受様が新しい命を授かる後日談を収録。

この世界には男女としての性別だけでなく
アルファ、ベータ、オメガの性があります。

アルファは容姿端麗、頭脳聡明で
すべてに君臨し、指導者に多く見られ
男女ともに女性とベータを孕ませる能力を
持っていてます。

ベータはごく平凡で平民に多く
通例ベータ同士で男女がつがいます。

オメガは最も数が少ない性で
凡庸で判断力に乏しく他性よりも劣り
発情期を迎えると様々な制約があります。

これらの制差は
親から子へと受け継がれるため
鎖国という閉じた島国のマディアでは
支配階級と庶民が明確に区分けされて
『三性』はあえて意識されないモノでしたが

受様はマディア王族に
突然生まれたオメガである事から
オメガ性は公表されずに育ちますが
マディアでも稀な銀髪という
色素の薄い容姿も併せて
兄姉にも蔑まれた存在でした。

マディアは海を隔てた隣国ラスィーヤと
実質従属関係という同盟を結んでいて
皇帝の代替りに愛妾を献上する通例があり
受様の皇帝への貢ぎ物として清く育ちます。

ラスィーヤの新皇帝は
『金狼帝』と呼ばれる苛烈な性格で
2年前に前皇帝の補佐役に就くと
周辺の小国を武力で次々と属国化し
マディア王は戦々恐々なのです。

その為受様は新皇帝の即位に合わせて
ラスィーヤに向かう際には
その際には受様の価値を高めるために
マディア独自の技術で飛行する
「空船」にて向かう旅程でしたが
雲行きが怪しく海路に変更となります。

受様は変更に伴い荷造りし直しながら
昔ラスィーヤからやって来て受様と
ある約束をした少年を思い出します。

その少年こそ今回の攻様となります♪

受様は攻様と王宮の庭園で
わずかな時間を過ごしただけでしたが
攻様はラスィーヤの伝説等様々な話をし
受様の首に噛みついて去っていきます。

それから数年が経った春の日に
受様はラスィーヤへと船出しますが
海賊に襲撃されてしまうのです!!

乗り込んできた海賊は受様を
姫様と呼んで守りに来たと言いますが
船酔いと血の匂いに受様は
気を失ってしまうのでした。

海賊船の一室で目覚めた受様でしたが
急襲した海賊の名乗った名前は
攻様と同じものだったのです。

果たして目の前の海賊は誰なのか!?
受様は無事にラスィーヤに辿り着けるのか!?

大陸の大国ラスィーヤと海の小国マディアの
国家間の策略と王族内の確執を絡めた
オメガバースとなります♪

和泉先生のオメガバースとしては
2作目になりますがオメガバース設定に
独特な設定はありません。

主役2人が運命のつがいとして
お互いを求めあってエロエロな展開は
いかにもオメガバースなのですが

どちらかというと
2人の恋愛成就に至る過程よりも
攻様兄弟の確執によるイザコザの方が
話の展開を引っ張る役割が高く
攻様弟の国家転覆に受様が利用された
感が強いお話でした。

受様を攫った海賊は攻様の異母弟で
新皇帝となった攻様が他国を
次々と支配下に置く事を良しとせず

自分の考えに賛同する貴族の子弟と共に
出奔して海賊家業を隠れ蓑に
各地に叛乱の種を巻く活動をしています。

母親が姉妹の2人は仲の良かった頃には
攻様が弟と入替って外遊に出た事も有り
攻様はその旅で受様との出会ったのです。

攻様から話を聞いていた異母弟は
攻様への切り札として受様を強奪し
受様の純潔を奪ってしまうのです。

その後、受様は
異母弟の元から攻様に助け出されて
王宮で正妃候補の側室扱いされて
愛蜜の生活を送るのですが

受様と同行していた側近が
異母弟に囚われていた事から
受様は自ら異母弟の元に向かい

側近の命を盾されて
異母弟の用意していた媚薬で
再び異母弟を受け入れるのですよ。

そして異母弟は
地方都市での祭りの日に
新皇帝への民衆を仰ぎたて
叛乱への序章とすべく動きます。

攻様が受様の奪還と異母弟の敗退、
民衆の祝福を受けての幕引きまで
ハラハラな展開は面白かったです。

ただですね、
受様を挟んでの攻様兄弟のやりとりは
あまり好みではなかったです(苦笑)

オメガバース設定で
オメガが多数に手を出されるのは
お約束なのでしょうけど

異母弟が受様に手を出すのは
攻様がご執心の受様を自分のものとする事で
異母弟氏自身の優位性を高めよう
としているだけな感じがプンプン~ (>_<)

攻様も最初に攫われた時は
まあ良いとしても

2度目も攫われて凌辱されても
受様が魅力的なオメガだから
異母弟が諦めないのは仕方がない
つがいは自分だから気にしないって
態度というか姿勢はどうなのでしょう???

「運命のつがい」という唯一感、
絶対感がもっと欲しかったです。

和泉先生のお得意の
薄幸な受様が強気な攻様との恋で
強く生ようと変わっていく姿は良かったので
評価は「萌」にします。

今回は和泉さんのオメガバース1作目
『灰かぶりの婚姻~つがいのおとぎ話~』を
おススメします。
ムリクリでも攻様だけなのが良いです。

0

もうちょっと頑張ってほしかった・・・

表紙買い。オメガバースの苦手な部分が多かったため中立にしました。本編240P+後日談14Pほど+あとがきです。

鎖国をしている島国マディアは、代々、隷属している大国ラスィーヤへ王族を愛妾として送り込んでいます。今回代替わりしたラスィーヤ皇帝の元へ送られるのは、オメガの王子シオン。長い船旅でラスィーヤに向かったのですが途中で海賊に襲われ・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
クマル(マディアの貴族、ベータ、シオンに付き添う)、ザハール(ラスィーヤでシオンの側に仕える)ぐらいかな。クマルが頑張るかと最初は思ったんだけど。

**苦手だった箇所

オメガが蔑まれているというのは、よしとしても。つがいとつがっている最中の、子種以外なにもいりませんといった様子になるのが、どうにも苦手なんです。快楽に溺れるのはまあ分からなくはないのだけど、王子なんだし、もうちょっと理性を強く保つというかなんというか・・・

キリルは皇帝らしさが少し欠けているのか、完璧だったのか、今一つピンとこず。弟であるレイスはイケてるのかと思いきや最後は甘えてんじゃねーよと言いたくなる様子。
それで攻め二人とも萌えきれず・・

攻め受け双方しっくりこなかったお話でした。金先生の受け挿絵はめちゃキレイなので楽しみにしていたのですが、好み路線から少しずつずれていたみたいで、ちょっと残念でした。イケイケ二人に溺愛される構図は大好きなのに、オメガバースで番設定がある以上、それは難しいのかなあ。同時に噛むとかでオメガの3Pなんて出てこないのかな。

5

もう少しよろめいて欲しかった

勝手な行いで申し訳ないのですが私は和泉さんに『昼ドラの女王』という二つ名をつけています。
ジェットコースターに乗っているかの様な数奇な運命に弄ばれる受けさん。
幾人かの男性の間で翻弄されるけれど、彼が想うのはただ一人の人。
けれども、彼に恋情を迸らせる想い人以外の男性の心情も理解しちゃう。だから、相手に酷いことをしてまでその男の下から逃げ出せなくて、引き離された想い人とはなかなか結ばれない。
このジレジレ感!
このよろめき!
私は和泉さんのお話のそんな所が好きなのです。

で、今作ですが。
ジレジレしているし、よろめきもあるんですけれど、今一発乗りきれなかったんですよ。
多分、ラスィーヤという国の勢力争いの部分が物足りなかったからなんじゃないかと思うのですよね。
お話の初っ端で『もう一人の男』レイスが喋っちゃうから書きますが、彼は国に対して反乱を画策している男なんです。
この反乱計画が、ちょっと単発的と言うか、成功しそうにない感じなんですよ。反乱組織に関しても詳しく書かれていない為にレイスが一人でやっている様だし、何と言っても、レイスの仲間に国に研究を禁じられた科学者がいるんですけれど、彼が作ったのが『番がいるωを感じさせる薬』って……いや、キリルでなくても研究を中止させると思うのね。
結果としてルイスのやったことって『民衆を巻き込んだ大がかりな兄弟喧嘩』にしか見えなかったんです。

……と、ここまでかなり「辛口でごめんなさい」なので、ここから先は好きな所を。
シオンが綺麗。
金画伯のイラスト効果もあるのでしょうけれど、ひれ伏したくなるほど綺麗。
ちょっとお馬鹿さんな所(『罠』で呼び出されたって解ったなら、捕まった時どうするか考えてから行動しようね)もありますが、それが寧ろ『美しさを引き立たせている』様な感じもするんです。

惜しむらくは、もう少しよろめいていただきたかった。
『薄幸の美人』と『自分の人生を切り開くことを希求する人』の間で、イメージが激しく揺れちゃったことが『よろめき感』のボルテージを下げたかもしれません。

ひとつのお伽噺として読むと、それほどの違和感を感じないかも知れません。
私の場合、期待が上滑りしたんだと思います。
ああ、和泉さんのよろめきが読みたい……

6

もう一声ほしい

作家買い。和泉さんの新刊はオメガバースもの。

オメガバースものであること、タイトルや金さんの描かれた儚げなイメージの表紙から、健気薄幸受けさんのお話かなと思いつつ手に取りました。  

ネタバレ含んでいます。ご注意を。






主人公は小国・マディアの王子であるシオン。
王子という高貴な身分でありながら、彼は冷遇されている。なぜなら彼はオメガだからだ。
判断力もなく、発情期には誰彼構わず誘惑してしまう。そんな「出来損ない」のオメガだと、平民たちからも嫌悪される存在。

シオンはオメガに対する偏見とは相反するように勤勉で有能ではあったものの、オメガであるという出自を受け入れている。

そんなシオンは、大国ラスィーヤの皇帝・キリルの貢ぎ物となるべく国を出るが、そこを賊に襲われ、そして攫われてしまい―。

というお話。

ラスィーヤの皇帝は、冷酷で残忍。
そんなうわさ話があるけれど、シオンはラスティーヤへ赴くのを心待ちにしている。
なぜなら、子どもの頃にラスティーヤから来た男の子・レイスとの思い出があるから。

オメガゆえに王族としての役目も果たせず、隠されるように生きてきたシオン。
そんなシオンが、レイスと出会い、そしていつか世界を見せてあげると言ってもらった。その言葉が嬉しかったシオンにとって、周囲の噂は気にならず、ラスティーヤの人に対する感情はポジティブなのだ。

が、あれほど心の拠り所にしていたレイスが、よりにもよって自分を攫った賊だと知り…。

この作品はシオンの運命の番が子どもの頃に出会っていたレイスなのか、それともラスィーヤの皇帝・キリルなのか。そこを紐解く展開で進むストーリーです。

「オメガ」という性に生まれたシオンは冷遇されてきてはいますが、けれど彼自身は芯の強いしっかりした男の子です。自分の意思もきちんとあるし、周囲の人たちに対する思いやりも十分備えている。だからこそ、シオンには愛する人と結ばれてほしい。そう願いながら読み進めました。

一方のレイスもキリルも、それぞれ違う魅力がある。なので、シオンの運命の番はどちらなのか、そしてシオンが愛するのは二人のどちらなのか気になりページをめくる手が止められませんでした。が、読み進めていくと、早々にレイスの正体や、シオンの運命の番がどちらなのか、というのは透けて見えてくる。

シオンが愛するのは一人。なのに、シオンはどちらの男にも抱かれてしまう。

なんだかなあ…。

というのが正直な感想。

レイスにはいやいや抱かれるものの、それでも本当に嫌がっているそぶりはないし、抱かれてしまったことに対してキリルに対してどうしよう、という感情もない、ように見える。

キリル・レイス兄弟の確執に結局決着を見ないままで終わりますし、オメガという事で迫害されていたという過去もさらっと描かれているだけ。「空船」という突出した技能を持つマディア、そしてその「空船」の技術が欲しいラスティーヤ、マディアとラスティーヤの間に流れる神話、といった様々なバックボーンがあるものの、それらを回収しきれずに終わってしまったな、という感じ。

面白くないわけではないですし、萌えなかったわけでもないのですが、もう一声ほしかったな、というのが正直な感想です。

反対に言うと、シリアスに振り切った作品にはなっていないので、痛い展開のオメガバースものは苦手、という腐姐さまには読みやすい作品かと思います。

5

はしたなく乱れ咲く、オメガバース・ロマネスク♡

オメガバースだし。ちょっと時代感は謎で、架空の国、架空の時代感なんだけど。
中世ヨーロッパの気分も少し。国の領土を争っていたり。
その為に政略結婚が行われたり。海賊がいたり。
冒険活劇的な要素もあったりして。中々の盛りだくさんな展開です。

貧国の王子、シオンはとても美しく聡明なのだけれど、Ω性に生まれたことで、
幼ない頃から王室では疎まれていた。
子供の頃から、大国への愛妾として差し出される為に、純潔を守り、禊ぎを課され。
そんな自分の宿命を半ば受け入れていた。
表向きは王子なので、自国が誇る「空船」(飛行機では無く、船を飛ばすらしい。某ジブリ的な?)
で、大国ラスィーヤへ渡るつもりが、貨物の様な扱いで船で海を渡る事になる。
忠実な従者、クマルは「おいたわしい。」と嘆く。
そんな船旅の途中、船は海賊に襲われる。
クマルは懸命に闘うが、シオンは敵の手中におちてしまう。
囚われの花嫁。
ややこしいが、そこを救ったのは別の海賊だった。
海賊の長は、名をレイスと名乗り、幼少の頃、シオンと会ったことがあると告げる。
確かに、子供の頃、唯一の楽しい思い出はラスィーヤ国から来た、レイスと名乗る男の子と遊んだ事だったけれども…。あのレイスとは別人の様に感じるシオン。
レイスは、シオンの美しさに見惚れて、さっさと陵辱する‼︎
えーっ⁈ 守って来た純潔は、呆気なく奪われてしまうのだ。
しかも「え?Ωって、こんなだっけ?」と、レイスも引くほど、シオンは痛がり、
屈辱感と痛みしか無い、苦痛で終わる。
陸地に着き、見知らぬ土地で、逃げようとしたその時。
救いに来てくれたのは、大国ラスィーヤの皇帝、キリルだった。
窓から飛び降りたシオンを受け止めた瞬間、シオンはキリルの「匂い」に反応する。
キリルもまた、この「匂い」で、シオンの居所を掴んだといい。
アッサリ恋に落ちる二人。
まぁー、ここからが大変です‼︎
聡明で、落ち着いていたかと思われるシオンが、まぁ、乱れます‼︎
「…そこ…いい、いいっ…」
「もっと、奥…まで…」
「…熱いの、して…、出して…」
どどど、どーした⁈ シオンーーー‼︎
それもそのはず、キリル皇帝陛下は、シオンの番いだと言うのです。
なので、勝手に濡れちゃうし。キリルが近付くだけで、堪らなくなってしまう。
レイスの時とは大違い。
昼夜問わず、執務の合間にまで、抱かれまくるシオンでしたが、
これじゃあ愛妾と何ら変わりが無い。皇帝陛下を支えたいと思い始めます。
皇帝陛下は「金狼帝」と怖れられているという厳しいお方。
しかし、その実は、民と国の事を誰よりも考えておられるのです。
そんな折、シオンに岡惚れしているレイスがまたぞろシオンを奪いに来ます。
今度は、シオンに難なく挿入したいと、媚薬を使います。
すると、どうした事でしょう⁈ もー‼︎ シオンはやっぱり乱れまくっちゃうんですよねー。
「あ、あっ…あん、あっ…いい、いいっ」
はしたないですよ‼︎ シオンたら‼︎ もうっ‼︎

レイスは、キリルの皇帝陛下としての手腕を疑い、腹違いの弟でもあり。
遺恨も諸々あって、誤解して逆恨みもしていて。
民衆を暴徒化させて、国家転覆を狙ってたんですけど、
後半にはパタパタと解決して行きます。
なんと言っても、キリルの皇帝陛下としてのオーラが凄まじく。
民衆を導くことになるんですよね。
全てめでたし‼︎ となり。シオンはキリルの元へ帰るのですが、
レイスがシオンを陵辱したのも、シオンが美しいから仕方ない!と、アッサリ許します。
まぁ、BLあるある、お清めエッチ。ここでもシオンは乱れまくります。

そして、甘あま後日談「狼の求婚 妊孕の花嫁」となり。
タイトルそのまま。シオンはめでたく妊娠し、求婚され、后となります。
相変わらず抱かれまくる毎日ですが、子供の為の図書館を作るなど、
シオンはきっと国の福祉にも尽力するでしょう、という予感で終わります。
ああ良かった。聡明なシオンがただただエッチな子で終わるのかと焦りましたもん。
シオンがとにかくエロかった。
今は、それしか…言えません。

0

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