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まさかのダークホース?

1冊目も良かったけど、2冊目で私的にまさかのダークホース、ランスロットがやってくれました!


「花嫁~」でのランスロットの印象は、アーサーの誠実なる部下というところで、まさか神の子に惚れはしないだろ~手は出さないだろ~、と思っていました。
それくらいアーサーに忠誠心を抱いているという感じで。
が、まさかの樹里に惚れるわ手は出すわ、でビックリしつつ、その前の湖シーンでのイケメンぶりには樹里ならずともドキドキさせられました♪
その上、一番高潔な騎士にしか抜けない妖精の剣とか、もうランスロットの株爆上げな巻でした。
ラストは続きが気になる引きで……出たばかりなのに早くも次巻が読みたいところです(笑)

多分?本命と思われる?アーサーも好きですよ。
傲慢俺様に見えて、一応弟にも気を使ってるところとか。(跡目争いにならないように、以上の感情はなさそうですが)
今回は完全にランスロットに水をあけられてしまった感はありますが、次巻はアーサーにも頑張って欲しいところです。


ところで、一回くらい三人で……な流れはないですかねえ……ちょっとだけ期待してます(笑)

切なくて萌えた!

萌え、というとなんかちょっと違うような気もしますが…。
久しぶりにすごいものを読んだな、という気持ちです。

存在が哀しい千載と、一見ぼーっとした牢人(実は大剣豪)草薙の関係をこれからも読むことが出来るのは嬉しいです。
そして、毎回関わってくる人たちもそれぞれに切なく、天狗の話は特に泣けます。

激しさはないけれど、しっとりとゆっくりじっくりと読みたい1冊です。

方言萌え?

実際、私が手に取った切っ掛けは、帯にあった「方言エロス」「田舎少年」という言葉、そして、表紙イラストのさらっとした(上手く言えませんが^_^;)絵とはイメージの違うHシーンのイラスト(笑)
全てが上手くまとまって、ツボとは違うんですが購入してみました。

表題作の「よねとにっしゃん」シリーズは、高校時代からの意中の相手が残りモノになるまで待つお話。
最初は酔った勢いで……という感じですが、受くんは段々と身体から絆されていってしまいます(笑)
最終的には、グループデートの相手の女子にまで嫉妬してしまう始末。
とは言っても受くんはツンデレのため、中々素直にはなれないんですけれども。
そんなとこも可愛いなあ、と思ったり。

阿波弁にはちょっと馴染みがないので、時々よく分からない台詞とかあったりするんですが(^_^;正に純朴(?)な田舎男子という感じで充分楽しめました。

Hの時の台詞がストレートなので、そういうのがちょっと……という人にはオススメしません(笑)

別のシリーズ「性日記」シリーズ。
主人公(受)と同級生(攻)、そして主人公の年下のイトコの三角関係、なのかなあ。
同級生(攻)は、女の子とも付き合っていて、浮気な感じ。なので正直好きじゃないので、最終的な結果に満足です。
ちなみにこちらも阿波弁です。

大企業の御曹司x一般人の恋?

インフルエンザで受験に落ち、滑り止めの名門私立中学校で大企業の御曹司である高原に出会った美人な恭二。
最初の出会いからして「顔が気に入った」というものだったのと、御曹司らしく傲慢なところのある高原に高校卒業までは大人しくしたがっていた恭二だったが、大学入学と同時に彼から離れようとする。
すると、それに怒った高原が恭二を監禁して――。

それまでは一応普通の友達同士だったのが、一転して無理矢理恋人にさせられ、というありがちなパターンかな、と思ったのですが、更にまたどんでん返しがあります。
最初の方は大学時代の話ですが、途中で更に時間が進み、二人は会社員として再会します。
しかも高原の方はすでに結婚して小学生になる子供まで。
そんな二人がどうなるか、ハラハラしながら読めるのではないでしょうか。
でもちょっと高原が傲慢すぎて、いっそ●●とくっつけばいいのに、と思ったりもしたりして(^^;

執着愛

「灼熱を呼べ」の続編です。

前回からの続きになっていますので、そちらから読む事をお勧めします。

前回で事故に巻き込まれた裕也が、アメリカで手術を受けて帰ってくるのですが、その事について電話で話している内にケンカに。
竜治は、どうしても裕也の1番でありたい、裕也には自分を1番優先して欲しいという切ないくらいの執着心があります。
勿論、人として分かる気持ちではありますが、そこに至るまでの竜治の生い立ちなどを考えると、やっぱり少し切なくなります。
勿論、裕也もそんな竜治の気持ちは分かっているのですが、逆に裕也は平凡な家庭で平凡に育ってきたので、やはりそこには齟齬が生じて、それが原因でケンカになってしまうのですが。
それでも自分を優先して帰ってきてくれた裕也に懐く様は、さしずめご主人様に懐き捲くる大型犬、といった所でしょうか。
そんな可愛いところもあるので裕也としても、怒ったり、むくれたり、乱暴したりしても許してしまえるのでしょう。

今回もまた事件や、竜治の家族関係などに巻き込まれてしまいますが、最後には竜治がちゃんと助けにきてくれます。
そこでの二人の絆には胸を打たれるものがあります。

取り合えず、今回でこの話は終わり?ですが、きっといつまでもケンカしながら仲直りしたり、と過ごしていくんだろうなあ、と思えます。

バイト先で…、なお話です。

・ぴかぴかのSweetRelease
・ぴかぴかBrand-new day
シリーズ連作ものです。
高校生の旭がバイト先で出会った大学生のアルバイター安井と恋に落ちるまで。
学校で色々辛い事があったりして、でもバイト先で楽しみを見つけて頑張る旭が可愛いです。
自分は高校時代はバイトした事がなかったので、楽しそうだな~、と思ったり。
こういう青春(笑)もありだよね、とか思ったり。

高校生らしく、部活の問題や、恋愛問題、色々あるけど、大学生の安井にアドバイス(?)もらいながら一歩一歩進んでいく旭の成長ものでもあるかなと思います。

・ひよこの耳
家庭教師xヤンキー高校生
ヤンキーとは言っても、その実は結構純情で素直な可愛い子です。
真面目に自分に向き合ってくれる家庭教師に段々惹かれて、一生懸命頑張るヤンキーくんは可愛らしいです。

あえていうなら復讐ジレンマ萌え?

この著者お得意な●●モノです。一応、裏表紙の説明でも触れていないので、ここは伏字で。
その主人公シュリル(受)の秘密の●●をめぐって全ての話は進んでいきます。

自国の革命によって国を追われる事になったシュリル。
追われるというよりも、シュリルに恨みを持つ隣国の軍人マクシミリアンによる計略によって囚われの身になってしまいます。
もちろん、恨みがあって捕らえたわけですから、最初は甘さとは無縁ですが、逆に陵辱系好きの方なら楽しめるかもしれません。
何しろ二人がかりですから(笑)
ですが、お互いの”そうしてきた理由”が分かるにつれ、少しずつ惹かれ合い、体が通じ合っていく二人。

心までもが通じ合いかけた頃、やはり革命の問題があって、二人は離れ離れになってしまいます。
死んでしまいたい、と思うシュリルですが、最期はマクシミリアンの手で、と逃げ出します。

そこに至るまでに色々な謎が解けていくのも面白さのひとつかと思います。
そして、萌え属性を選べなかったのですが、タイトルにもある通り「復讐」だったり「ジレンマ」萌えじゃないだろうか、と感じました。
色々な出版社から発行されていますが、何故か出版されるたびに買ってしまう本だったりします(笑)

義兄弟もの!

最近夜光先生のご本はちょっと購入を御無沙汰していたんですが、久しぶりに「これは!」と思って、ネットで即買いしました(地元の本屋は品揃えが悪くて…(^^;)

主人公・誠は四国の過疎の進んだ村に住んでいたのですが、高校進学を切っ掛けに東京にいた腹違いの兄・尚吾に誘われ東京に出てきます。
それ以降兄と二人暮らしをしているのですが、誠には時々夢に見るものがあります。
そこへ行くと神隠しに合うという曰く付きの沼、鬼喰い沼の夢。

ある日、村に残っている友人の訃報を聞き、帰ろうとする誠を何故か兄の尚吾は頑なに引きとめますが、結局は自分も一緒に行くという事で村に帰ることを許可します。
この辺りのことは、ストーリー展開にも関わってくることなので、余り書けませんが(^^;
ちょっとしたミステリー(ホラー?)なストーリーとBLのミックス、といった感じのお話です。

ストーリーは置いといて。
兄のブラコンぶりが私は好きですね~。
ただ可愛いから、だけではなくて、そこにはちょっと切ない理由なんかもあったりします。
でもアホな理由で女の子に弟を襲わせたりもします(笑)
兄弟という禁忌の関係ではありますが、二人がずっと幸せだといいな、と思います。

ちょっと残念なのは、LOVEとミステリーと2本立てなので、ページ数的に物足りなかったこと。
どうせなら次に発売された「リアルゲーム」のように2段組くらいにして、量を増やした方がもっと良かったんじゃないかな、と、そこが残念です。

青年xオヤジ?

オヤジというほどオヤジでもないと思うんですが(^^;
後書とか帯とかにはそう書いてあるんで~~。
本当はちょっと抜けてる(天然?)可愛い人です(笑)

郁は、失踪してしまった憧れの画家、蓮見青磁を目指して芸大受験真っ最中。
受験直前、ナーバスになっているところに一人のオヤジと出会う。
ただのオヤジにしか見えない「山田」になんとなく惹かれて、何度か会う内に彼の家に行くことに。
そこでたまたま見てしまった彼の私物から、実は郁憧れの「蓮見青磁」その人であると知り、興奮で無理矢理犯してしまう――。

そんな馴れ初めの二人のお話です。
郁は、背も高くてイケメン、お洒落系青年ですが、初めて会った時の青磁は無精ひげのオヤジです(^^;
だけどなんだか気になって、会う約束を取り付けてしまう――。
郁の気持ちも分かりますよね、何せずっと憧れていた相手なんだから。
例え見た目がどうであれ、やっぱり惹かれるのは運命?!(笑)
見た目、とか、オヤジ、とか書いてますが、結構可愛いですよ?
ちまっとしてて、天然だし、小動物に近いんだけど、大人な一面もあったり、暗い過去?もあるようで。

コミック内に2本+書き下ろし短編1本が載っていますが、まだ回収されていない伏線もあります。
私はすごく気になるので、是非また続きを書いて欲しいな~、と思うんですが、どうでしょうか?!

大分前に同人誌の方で読んでいた方でしたが、その頃よりすごく絵も綺麗になっていて、でもその頃の雰囲気も残しつつ、なんだか嬉しかったです。

主人×執事

訳あって日本からイギリスにやって来た執事の薫は、恩ある主人に頼まれ気難しいという噂のエドガーに仕えることになる。

そんな出会いの二人の物語です。
気難しい上に人嫌いのエドガーに薫は毎日振り回されっぱなしですが、プライドが高いせいで辞めることもできません。キレイな顔して負けず嫌いなんですね。そういう人、好きです(笑)
薫は日本で辛い出来事があり、イギリスの来たのですが、それもあって今は恋愛などしたくないのですが大変美人なものですから、言い寄る男は後を絶ちません。
そんな中、エドガーと仲の悪い弟ダニエルや出かけた先で男性たちに言い寄られる薫を見たエドガーは普段薫に散々な態度を取っているくせになんだか不機嫌に(笑)
それが恋の始まりって事ですよね~。
なのに、思わず体の関係から始めてしまう二人なのでした(^^;

二人とも意地っ張りだわ自分の事には鈍いわ、で中々その先には進めませんが、その後色々な事件などあって、ようやくお互い自分の気持ちに気付き……。

王道で途中ハラハラしつつ、最後まで楽しく読めました。