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もう表紙がね…。三角関係を予感させるではありませんか!背中合わせで立つアーサー王子にランスロット、その二人に囲まれる樹里。素敵な表紙です。
「少年神シリーズ」(夜光さん命名)の2冊目です。今巻も面白かった。
自分の欲求や価値観で物事を図ってしまう、ある種の少年らしさを持ったアーサーに、冷静沈着なランスロット。どちらも素敵なんですよね…。
樹里のいる前でも男娼を買おうとしたり、それでいて樹里のことは束縛しようとするアーサーですが、基本樹里への愛情に満ちているので赦せてしまう。
ランスロットも寡黙でありながら強くて人望もあり、さらに樹里に心酔してるので頼りになって素敵。
これ以上樹里目当ての素敵男子が現れたらどうしようとかちょっと悩んでしまった(爆)。
相変わらずガルダとマーリンの二人の謎は解けていないし、なぜ本当の神の子でもない樹里に不思議な力があるのかも解けていません。さらに樹里のお父さんていったい何者?という謎も出てきて、ページをめくる手が止められませんでした。
ただ一点。
「少年神シリーズ」が夜光さんの「薔薇シリーズ」とちょっと被るんですよね…。挿絵が奈良さんということもあるのかもしれませんが、ファンタジーモノであること、受けの子がしっかり者で自分で何とかしようと奮闘する見目麗しい少年であり、かつ不思議な力を持っていること、三角関係モノ…?と思わせること。まだ2巻しか出ていませんが、今後の話の展開があまり被るとちょっとな…、と思いました。
内容としてはすごく面白いです。でも今巻は個人的にランスロットのカッコよさに軍配が上がりました。アーサー王子の恋人という認識をしている樹里に惚れてしまった彼の葛藤や、なんだかんだ悩みつつも樹里に手を出してしまう彼の恋心とか。かっこよかったです。
あとベイリン。彼の能天気さに笑えました。これからも彼にはぜひ活躍していただきたいです。
とにかく文句なく神評価です。早く続きが読みたいなあ。
神シリーズ2作目です。
まさかの展開でした。驚愕のダークホース、ランスロット(笑)。
相変わらず樹里に熱烈アプローチ中のアーサー王子ですが、毎度樹里にすげなくあしらわられつつ、二人の仲は変化しつつあります。樹里は自分の気持ちに整理がつかない事もあり、毎度ツンツンしてるのがもう、可愛いくて♪
アーサー王子は樹里のピンチを救うヒーローみたいで格好よかったんですけども、樹里が抱かせてくれないからと男娼を買おうとした事で王子の株はダダ下がり。その上結婚についての王子の価値観等も樹里の心に深い怒りを与えることになり、事あるごとにケンカをしてしまいます。ケンカと言っても、樹里が一方的に王子を蹴ったり暴言を吐いているわけですが(笑)。樹里がいっそ清々しいほどの毒を吐いてくれるので、アーサー王子に腹が立っても全て樹里が解消してくれます(笑)。おかげで最後まで楽しく読めました。
今回の急展開と言えば、なんと言っても騎士団隊長ランスロットです。マーリンに操られ樹里を殺そうとし、けっきょく樹里は事なきを得たのですが、ランスロットを責めることなく許したことで、ランスロットが樹里を愛してしまいます。ランスロットは樹里の正体を知って、神の子じゃないなら自分のものにしてしまいたい……想いが叶わなくてもいいから国に残って欲しい……なんて、健気すぎて泣けます。
樹里が氷の上でお姫さまだっこされた瞬間、私も心を奪われました(笑)。
二人の男の間で揺れる樹里の心ですが、魔女の呪いよりこっちの展開が気になる~!というのが正直なところです(笑)。
しかしまだまだ物語は謎が多く、それぞれの思惑が交錯するストーリーにも目が離せません。次回作も楽しみです。
そもそもバリバリのファンタジーは好みじゃないからスルーしたいし、男同士で子供を作るなんて設定は冗談じゃない!御免こうむりたい!と思うくらい苦手だし、作家買いしないし、シリーズもの購入は金銭的に厳しいし・・・の私が「買い続ける!」と決めた、このシリーズ、いや面白いですね!
ほんとに純粋に面白いです。テンポが良いし内容展開も滑らかだし、読み始めるとアッという間に作品世界に引きずり込まれます。そのあたりは『薔薇シリーズ』的です。←こちらは恐る恐る手を出して見事にハマりました
主要キャラが『薔薇シリーズ』のキャラと似ていたりして私的には先が楽しみです。受の樹里は『薔薇シリーズ』の啓と似た元気っ子タイプだし、攻のアーサー王子は金髪碧眼のラウルって感じです。さらに今回から新たに攻側に加わった騎士ランスロットは黒髪翠瞳のレヴィンっぽいので、このままいくと前シリーズ同様に3人で仲良く・・・・なんてことになるのではないか?と思ってしまいます。そうなると大変嬉しいのですが~!
とりあえずは、高潔なランスロットの情熱的な一面をたくさん見たいかな、と。アーサー王子の開けっぴろげなセクハラ的言動も楽しいけれど、やはり内に秘めた情熱をときおり覗かせるランスロットが気になって仕方ないです。
ということで『薔薇シリーズ』の啓が好きだった人には是非お勧めしたい作品です。物語は、まだまだ序の口というか起承転結の起の部分あたりですので、今後はますます面白くなると思いますよ!
めちゃくちゃおいしい二巻です(笑)
男性との恋愛や身体の関係など全く考えられなかった樹里ですが、人間的魅力に溢れるアーサーにどんどん惹かれてしまったり、他の人間を抱いてほしくないと考えてしまう自分の変化に戸惑っています。
そんな樹里の変化をアーサーも見逃すはずはなく、抵抗する姿にますます欲情して強引にコトを進める始末(笑)
たしかに嫌がる素振りの中にチラチラと感じてる姿が見えるのってさらに興奮しちゃうよね~うんうん。
そんな微妙な関係の二人の前に、アーサーとは全く違う落ち着いたタイプの「騎士の誉れ」と名高いランスロットの出現で、ますます萌える状況に!
このランスロット、愚直なまでの忠臣で、騎士としては最強ながらも浮いた噂もない堅物。そんな彼がある事件をきっかけに樹里に命を救われたことから恋心を抱いてしまい、やむを得ない状況だったとはいえ身体を合わせてしまったシーンは、もぅ滾りすぎて…悶絶。
無理矢理コトを進めずに、止められない状況なのに、ひとつひとつ許しを乞いながら身体を求めるのって、ある種の言葉攻め、興奮を高めるスパイスにしかならないよ〰️おいしすぎる〰️!
そんな大人の魅力をもつランスロットの愛情を拒否できない一方で、アーサーの魅力にも惹かれて罪悪感さえ抱いてしまう樹里。違うタイプのスパダリに求められて、二人の間で揺れるのって最高!いっそ3Pに発展してほしいのに〰️(泣)
1冊目も良かったけど、2冊目で私的にまさかのダークホース、ランスロットがやってくれました!
「花嫁~」でのランスロットの印象は、アーサーの誠実なる部下というところで、まさか神の子に惚れはしないだろ~手は出さないだろ~、と思っていました。
それくらいアーサーに忠誠心を抱いているという感じで。
が、まさかの樹里に惚れるわ手は出すわ、でビックリしつつ、その前の湖シーンでのイケメンぶりには樹里ならずともドキドキさせられました♪
その上、一番高潔な騎士にしか抜けない妖精の剣とか、もうランスロットの株爆上げな巻でした。
ラストは続きが気になる引きで……出たばかりなのに早くも次巻が読みたいところです(笑)
多分?本命と思われる?アーサーも好きですよ。
傲慢俺様に見えて、一応弟にも気を使ってるところとか。(跡目争いにならないように、以上の感情はなさそうですが)
今回は完全にランスロットに水をあけられてしまった感はありますが、次巻はアーサーにも頑張って欲しいところです。
ところで、一回くらい三人で……な流れはないですかねえ……ちょっとだけ期待してます(笑)