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Ghostdog
前マスターから引き継いだバーを営む大輔。そのバーにとある日の閉店間際、客として姫川が訪れるところから始まるお話。
一見さんのはずなのに常連のような雰囲気を醸し出している姫川をひと目見て何かを感じ取っていた大輔ですが、その予想通りお互いの未来を変えていくことになる出会いとなり、そこから裏社会が絡む訳ありな男たちのスリルのある展開になっていくのでした。
大輔の父親である豪と姫川の関係が鍵となり、それが大輔の前に現れたことにも繋がっていて。
惚れた男との約束を果たす為、姫川は大輔を殺そうとするけれど。また新たな愛がそこに立ちはだかっていくというヒリヒリしたやり取りがたまらなかったです。
豪も玉置も親分も、それぞれに抱えていた苦しみ。そんな周りのキャラの立場も重要で、しっかりお話に結びついていたのも良かったなと思いました。
男らしいお話を引き立てるような絵柄がぴったりマッチしていて、とても読み応えのある作品でした。
ちるちるさんで紹介されていたのか?なんとなく表紙を覚えていてほぼ何も知らずに購入しました。
初BLと作家さんが書かれている、少年マンガを描いているとのこと。
読んでいて面白いし残りのページ数が少なくなると残念な気もして、、
ただ読み終えると結構よくある年下攻め×色っぽい受けのラブストーリーやん、と気が抜けますねー
作者様はヒゲのおっさん受けで読者にウケないんじゃ、と懸念してらしたようですが、今どきヒゲおっさん主人公にはBL読者は驚くこともないですよね。
このおっさんは充分妙に色っぽくて、で若い頃は美形で眼福。
首筋のキズがセクシーなんで攻めがエロい目で見つめるとこが良い。
攻めのバーテンダーもイイカラダしてます。
登場人物、お母さん2人以外全員メンズで似てるようでちゃんと描き分けしてくれていて分かり易かったです。
ただ、ギャグふうな絵柄になるのが多すぎる。
私がミニ柄、ギャグ柄が嫌いなせいもあるんだけどちょい興醒めです。
お話がまた小出しに過去を出してきているせいか分かりにくいというか私の理解力が足りないせいか、最後投げ出しそうにもなりました。
でもまあ似たような話、「キスアリキ」で読んでいたんだよな。
いつも思うのですがBLにヤクザ屋さんが絡む話はとてつもなく多く、私も実は好きではあるんですがあの「囀る、、」でさえも不自然極まりないと、私は思います。
ファンタジーとしては成り立つけど取材などしていない分不自然。
もちろん細やかにあちら様の取材が出来たら、取材すればするほどBLには向かない事が分かるのですから仕方ないか。
文句たらたらですが、この作家様がまたBLを描いてくださればまた購入いたします。