「竜は将軍に愛でられる」は、ファンタジー要素満載ながら読みやすい恋物語でした。
成体になれない竜のアゼルが、偶然出会った将軍・ランドールに可愛がられながら少しずつ心を開いていく過程がとても丁寧で、ほのぼのした気持ちになれます。
将軍の溺愛っぷりも面白くて、頼もしさと優しさの両方を感じさせてくれてニヤニヤが止まりませんでした。
人間と竜という種族差のある設定ながら、ふたりの距離が縮まる瞬間には自然と感情移入できて、切なさや温かさがバランスよく描かれているなと思います。
◯度は控えめで物語自体のラブ要素が中心なので、甘めのファンタジーBLが好きな人には特におすすめ。
気軽に読めて癒される一冊でした。
同級生同士の関係性を軸にした青春BLで、思わず応援したくなる三角関係が魅力の一冊です。
文武両道の攻めキャラとスポーツマンのもう一人の攻め、それぞれ違った魅力を放つ二人から好意を向けられる受けの天然さが、軽やかなテンポで描かれていて、読んでいて楽しかったです。
派手な出来事よりも、日常の中で揺れ動く心や迷い、そして選択の過程に丁寧な描写があり、思春期ならではのときめきがしっかり伝わってきます。
設定としては見慣れた王道ですが、キャラクター同士の掛け合いに愛嬌があり、読後感は軽くて爽やか。
刺激と甘さのバランスもほどよく、初めてBLを読む人にもおすすめしやすい一冊です。甘酸っぱい学園ラブストーリーを楽しみたい方にぴったりだと思います。
ブラックな社畜生活から一転、異世界で癒しの日々を送るというユニークな設定が魅力のBL小説です。
限界まで仕事に追われていた主人公・巴が、ある日突然異世界に飛ばされ、そこで金を司る獣人の虎神・グンロンと出会います。
異世界では畑仕事をしたり、のんびり過ごしたりと、日常がガラッと変わることで巴の表情も柔らかくなり、その変化を眺めるのが楽しいです。
グンロンも仕事の重圧に疲れた存在で、二人の距離がゆっくり縮まっていく様子はほっこり。切なさや激しい展開よりも、 “癒されたい時に読んでほしい” ほんわかストーリーです。
異世界×獣人×恋、というちょっと変わった組み合わせが気軽に楽しめる作品でした。