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翻訳がひどい

800ページある本なのですが、翻訳がひどすぎて日本語的に理解し辛い箇所が多く、大切な最後の告白のシーンですら
????
何言ってんの???

というありさま。

本の内容は、ブリジットジョーンズの日記のゲイ版という感じで、コメディチックで軽いテンポの話のはずですが
翻訳がひどすぎて、意味が解らないところが散見しすぎてて
内容的にはぼんやりと分かる程度です。
最初から日本語がかなりおかしい所が多くて
読むにも苦痛。
理解するにも苦痛。

せりふ回しで読んでいけるかと思えば、全く何を言っているのかわからない訳ばかり。
本の1/2はぼんやりとしたことしかわからず
最終的には、面白い本なんだろうが、翻訳が悪すぎてついていけない本です。

翻訳本はかなりの数を読んでいますが、ここまで悪訳で意味をなさない言葉が並んでいる本は初めてです。
全くお勧めできません。
へ?なにをいっているの?という箇所が多すぎる。
全然訳として成り立っていないです。

翻訳家は最後のあとがきを永遠と長々しく書いていて
続きが原書では書かれていますなんてありますが

正直言って、翻訳家は交代はあたりまえ。
そして、再翻訳で訂正版ならぬ完全版を出す必要があるとおもいます。

全くひどい本でした。

でもたぶん本の内容は悪くありません。たぶん。
翻訳が悪すぎて、本になっていないのでぼんやりとしかわかりませんが
きっと失敗をしたときに元気をもらったり、こころが軽くなったりすることが書いてあるはず。多分…。
この翻訳はDeepLとGoogle翻訳を使って、意味が解らないところはぼんやりとしたまま放置して見ないふりをしたレベルの翻訳で
ええと、だから何?という意味合いに対してきちんとした翻訳が為されていない散漫な箇所が多すぎるうえ
日本語としてのレベルも低すぎて、とりあえず買って読む本ではありません。

とにかく、翻訳家が全てを台無しにしてしまっているので、悲しい本です。
そのことを肝に銘じて、読むならば読んだらよいと思いますが
覚悟して原書を読むほうがよっぽど良いかもしれません。

こんなにひどい本は初めてです。自分としては全くお勧めできません。
悲しい本です。

絶対読むべし!

私は昨日の夜これを読み終わり、夢から薄く目覚めるたびに内容を反芻してうふふと楽しみ、何度も思い返してから我慢しきれなくなり、
夜明け前にのそのそと起きだしてこんな時間にレビューを書いている。
ずこくよかった。
凄く面白い!
絶対に読んでほしい。

が、その前に言っておく。
まず、登場人物紹介をよく読み込んでおくことだ。
ついでに登場人物に

リアム・・・高校の同級生。仲が良かったがこの一年間連絡していない。

と加えておきたい。
なにせ登場人物についての説明が殆どないというか希薄すぎて、読者は常にこの人は一体…と悩む思いをするだろう。これは原作者の癖だと思われる。

そう、そして言っておきたい。
最初からP150くらいまでは、ボロ雑巾のようだと。
こんなに辛辣なことを書いておきたくはないが、翻訳には二通りパターンがあり
・小説として成り立っている小説翻訳
・かろうじて翻訳しているが意味不明な日本語まである日本語的に厳しい翻訳
の、下のパターンに含まれる翻訳だからだ。
かなり文章は最初からぬた道(どろどろの道)で、そこを走らされるのでタイヤがスタックしまくる。~が~がと日本語的な読みにくい文章も散見しているうえ体言止めが多すぎて、小説とはいいがたい。
そのうえ、ヘンリーとアレックスが仲良くなるまでは、背景の説明とはいいがたいような背景の説明が続く。
読んでいて、こんなに投げ出したい気持ちになる小説はなかなかない。

が、アレックスとヘンリーが磁石のようにくっつくと途端に物語はレールの上を走りだす。
日本語がぬた道なのは相変わらずだが、メールの偉人引用の文章は美しく感動的に訳されている。
最初は鈍行で、ゆっくり列車は走っていくがやがて急行になり、さいごは特急列車になってレールを走り抜けていく。
同時に胸を打たれる!

よむうちに、アレックスが非常に勤勉で頭がよく、そして誠実なことがわかるし
ヘンリーが本当に深層の令嬢のようだという事も解る。ヘンリーは繊細で美しくかわいらしい本当に素敵な王子様なのだ。まさしく、王子なのだ。

その二人が数々の困難と伝統と世論を前にして恋を展開していく。
こんなに面白い話があったとは!という気分にさせられる。そして夢中になって私はここにレビューを書いている。

ぜひとも読んでほしい。
言っておくが、最初は非常に苦しい。読みづらい!だが読んでいれば慣れる。
その先は夢中になって読めるはずだ。
読後、ああ、なんて素敵な小説という気持ちにさせてくれる。

まさしく名作!
絶対に読むべし!

腐女子なら一度読んでもよいと思う

名著である。
間違いない。ただ、一巻だけ読んでもその良さは解らない。
全巻完結まで読んでみて、多分素晴らしいと気づく。そんな本だ。
一度腐女子なら読んでみて、損はない。

アドリアンは美しい男で、品がある優美さを兼ね備えた黒髪で背が高く、地中海を思わせるような瞳の色をしている。
そんな男が、ちょっと古いホテルを改装した本屋を経営していて、名画のように収まっているのは想像してみると相当見ごたえがある。
そんなアドリアンはゲイで、ちょっと美しすぎて品の良い色気のある男はなかなかにいないから、そういう人をゲイと間違える人が多いように一目でゲイと看過される。

そんな彼が事件に巻き込まれていく話だけれども、見所はいくつもあって
おそらく初めからアドリアンに心を奪われただろうジェイクは、In the Closetの男だった。
In the Closetは、秘密を隠し持つこと。ゲイであることをひたすらに隠しているということにも使われる。
社会の中で、様々な差別が語られて、人権だのなんだのと騒ぎられているが、そういう主張を聞くよりも彼らが何を恐れているのかが
全巻を通すとゆっくりと見えて、社会の中での生きにくさというのが深く感じられる。
アドリアンシリーズの凄いところは、押しつけがましくなく日常的な生きにくさ、悲しみ、苦しみがほのかに見えるところにあると思う。
そして、In the Closetであるジェイクは自分の生き方にずいぶんと苦しいんでいる。
彼が言う「女は好きだ。けれども男はもっと好きなだけだ」というようなセリフは、苦しみをよく表しているし、深く考えさせられる。
ジェイクは必死に、警察というゲイを好まない団体の中でまともであろうとしている。
それでも、生来から持つ「好き」という感覚はおそらく止められないだろうし、生きていくうえで必要なものであるから、彼は自分の中の矛盾を許せずに苦しんでいる。
様々な生きづらさ、いじめの問題など社会的な要素が絡まって見える一巻である。

人は誰にでも生きづらいような秘密はどこかにあって、大なり小なり悩んだり悲しんだりする。
そんなな中でも、性向というのは生きている根幹的な部分であるから、その悩みや生きづらさは深いだろう。
自分としてどうやって生きて行くのかというのは壮大なテーマだと思うが、誰もが抱えているものでもあると思う。
その生きている困難さが、とてもうまく描かれている。

本としても本当に面白い。
ジェイクとアドリアンの関係を見ていくのはハラハラさせられる。

よんだあと、おもしろかった!というだけではなくて、きっと心に残るものがある。
そういう本だと思う。
私は強く勧めたい。

子犬を愛する狼のような関係

ジェイソンは子犬のような元気一杯のFBIですが、
対するサムはオオカミのような寡黙さで、この二人の関係はなんともかわいらしい。
読んでてサムの行動をじっくり観察していくと、愛情あふれる様にニヤニヤが止まりませんでした。
ものすごく骨太な作品で、読みごたえもばっちり!
実は図書館で借りたので、読んだことない方、また試しに読んでみたい方には図書館利用がおすすめ。

このかわいい子犬ジェイソンをサムがじっくりと回りくどく落としていくのも見物。
子犬ときたら、血気盛んで興味津々なものがあると一気に走って行ったり
こういう関係って僕まずいと思うんですよね、なんて言い出したりするかわいらしさ。
いいさ、逃げられるなら逃げてみろと言わんばかりに用意周到に追い詰めていく狼属性のサム。
かわいくてかわいくて仕方がない子犬を、心配で怒ったりもするサムとのやり取りが何とも言えず良かったです。

「マルコ!」
「ポーロ!」
には笑いました。

サムは寡黙なので愛をじっくり語ったりしませんが、それこそ朴訥に不器用にじっくりジェイソンを愛でています。
子犬にリードをつけておきたい(心配だから…)サムだけど
リードもなんのその。全然いうことを聞かずにまっしぐら飛んで行ってしまうジェイソンに一番振り回されているのはサムなんじゃないかなぁ。

ちょっと裏読みしながら、サムったら、ふふふっとニヤニヤできる素敵な本でした。
ちなみにストーリーもしっかりしてて、これが面白い。

さすがジョシュ・ラニヨン。
一度読んでみることをお勧めします!

まるで映画のよう

完成度が高く、読んでいる最中も楽しく、そして読み終わった後も楽しい作品でした。
BLでこれだけ完成度の高い作品に出合えたことに、感謝すら覚えたほどです。
本当に素晴らしい。

読んでいると、指輪物語のような一つの映画を見ているような世界観に
どっぷりと浸ることができる素晴らしい作品でした。
よく考えられている設定や、背景はきちんと最後に向かってより上げられ
完結へと導かれていきます。

本当に面白かった。
名作だと思います。
読めたことに感謝です。
こういう作品があるということが、本当にうれしい。

あんまり・・・

神レビューの多い中で、こんなコメント申し訳ないけれど
全然自分的には…。

たくさんの本を読んできている人には、向かないと思います・・・。

エロはある意味楽しめると思うんですが、
もともとの物語に突っ込みどころが多すぎて、読んでいるのがキツイ本でした。

傭兵の主人公も、ある意味突っ切った性格で
キモチイイんですが

物語のはじめに、王候補三人のうち、兄二人は隣国と手を組んで
国内で正当な王の跡継ぎを推挙する人々を抹殺。
ついでに正当な王も殺してしまおうという、そんな所で始まるんですが
当然そうなったら、国は隣国に乗っ取られている状態で始まるものだと思うんですが
王都は無事。
ついでに軍も無事。

内乱状態だというのに、軍全然出動しない。
あげくに、あーだこーだと・・・。

仕事しろよ!軍部!


これ、日本で考えるとわかりやすいんですけど、
島〇県が中〇の軍を借りて、日本を乗っ取ろうとしたら、日本の軍隊はまず真っ先に出動するでしょ?
なに侵略してきてるんじゃーとなると思うんですわ。

当然補給線や駐留部隊もあるだろうから、侵略されている部位はある程度めどがつく。
普通なら、大量に虐殺なんて起きたら、軍が動いていると思うんだけど
そういう根本的なところが、すっぱ抜けていて
読んでいて苦痛で苦痛で…。

本当なら、王都は陥落させて

各領主の下で決起するための軍が散り散りになって応戦している状態とかなら
わかるんだけど。

本当にお申し訳ないけれど、色々なところが突っ込みどころ多くて
楽しめませんでした…。
そういうところに目をつぶれば、楽しいのかもしれません。
気になる人には、お勧めしません。

SMごっこ コミック

三井椿 

SMも色々種類がある

男性向けSMとかだと、女性が痛い思いをしているのが多くて、全然うーん…という感じなので、いや、それ痛いでしょ、という感じ。女性向けSMと男性向けSMではかなり違う。
それと同じように、モブの人たちに襲われちゃうけど、やたらモブの人たちが丁寧に前戯を施してくれるのもBLらしさといえばそうなんだけど…。
という、真ん中を突っ切っていったSM系の作品だなーと思います。

SMには色々あると思うけれど、痛めつけたい衝動を持っているとかではなくて
好きな子が怯えたり、泣いたり、苦しいとかの表情をされると、もう猛っちゃってたまらない!というところに囚われちゃう性癖の男性なので
痛めつけたい訳ではないけど、性欲方向にはそれを持ち込むというSMの大前提がわかっていないと、あんまり楽しめないかもしれません。

そして、自分のことを一番に考えてほしいのです。プレイの時には。
自分に屈して泣かれたりすると、もうたまらんのです。Sの人は。
そしてアレコレを好きな相手にしてて、お好みの顔をされると手放せないという。


そういう、ちょっとマニアックな本当の?SMの風味があるので
「いやん、快楽堕ちなんてっ」という種類ではなく
精神的な従属すら肉体的に背負わせていくという…。でもプレイルーム出たら、普通の人たちに戻るよ、という感じで
一線引いているところが上手です。

SM慣れている人だと、もーだめ!というラインがあるとお互いに決めている言葉があって、それを言うとプレイ終了とかあったりするんですが(あくまでプレイだから)
この二人はもっと根本的に、精神的な枷みたいなのを作り上げているので
攻めも考えながらプレイしつつも相手を落としていく、という過程が書かれています。
上手だなと思いながら見てました。

個人的には、お尻を開発されて、あんなことーこんなことー
されている彼が見たいです。

Sの彼はかなり受けの子に執着しているのです。そして、自分好みに育てたいと思っている、…まあ変態の話なんですケド。
私は好きです。続き出ないかな。