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大好きなふたり

明仁&冴ちゃんのカプ大好きです。
1巻ではあんなに女性関係が爛れていた明仁が、すっかり冴ちゃん一筋になって嬉しい。

読者からしてみれば、明仁が冴ちゃんにベタ惚れなのはあきらかだけど、女性に嫉妬してしまう冴ちゃんが可愛い。冴ちゃんが嫉妬してることを知った明仁が、めちゃくちゃ嬉しそうに笑っている場面が好きです。本当にベタ惚れだな!

旅行先で偶然出くわした冴ちゃんの初恋の人(1巻の回想シーンで後ろ姿だけ出ていた彼、ですよね?)が出てきて嫉妬する明仁も良かったです。

しっかり牽制する明仁に対して、告白する!と宣言する仁科先輩のメンタル強すぎる。

でも明仁も冴ちゃんも、互いの嫉妬で一瞬(本当に一瞬)気まずくなってしまうものの、すぐに仲直りするところは安心しました。仲直り後の明仁のモノローグで(明仁本当に冴ちゃん大好きだな…)と実感。

続編も決定してるんですね♡
次は就活?それとも明仁の過去話でも出てくるのかなぁ。大好きなカプなので、もうふたりの結婚までこうなったら読み続けたいです。

受けに逃げられて焦る攻め

ムーンライトノベルズさんで連載されていたものが加筆されて書籍化したものです♡

私は「受けに逃げられて焦る攻め」を見るのが大好きな歪んだ人間なので、序盤でライアからほぼ捨てられる形でパーティーを解消されてしまったカーマインにニヤニヤが止まりませんでした笑

受けも片想いが辛かった分、思い切ったあとは吹っ切れたようで実に男前。

聖騎士の塔という選ばれし者しか入れないダンジョンを、隅々まで探索、攻略していく様子が楽しかったです!RPGが好きな方は楽しめると思います。

終盤近くまで攻めと受けの直接の絡みは少ないのですが、それでもお互いがお互いを思ってることがわかるので、私はジレジレと萌えました〜

この書籍ではカーマイン×ライアですが、ムーンさんの方では番外編の扱いではありますがリバもあります。ただ、基本はカーマイン×ライアです。

リバが平気な方はムーンさんの方でも読んでみてください♡

読みやすい

若月先生のお話はどれもわかりやすく読みやすいので大好きです。

あらすじは他のかたが既に書いてくださってるので割愛。以降、ネタバレありです。







主人公で受けの詩央が、言うべきところはきちんと言うタイプの子で、読んでいて楽しかった!一夏のお世話の際に、ところどころ挟まれる従弟の麗音のエピソードが面白かったです。一夏が比較対象としてとても良い子なのでより目立ってしまってますが、THE 男児って感じで。(感電や退園一歩手前なところは、激しいですが…)

きっと叔父夫婦やこの従弟も後々絡んでくるのかな?叔母さんは詩央がいなくなった後家事をする人がいなくなって悔しがったりしてないのかな?麗音も、内心帰ってきて!とかならないのかな、と思いながら読んでいましたが、叔父さんが出てくるのも最初だけで、まったく出てきませんでした…

叔父さんにとられた遺産はどうなったんでしょう?そこがまず読み終わってから真っ先に気になりました。巻末の番外編で言及されるかな?と思ったけど、それもなかった笑

長くなってもいいので、そういう伏線?は全部きちんと作中で回収してほしいです。


攻めである宗一狙いの女性たちもこわい。
家や公園、会社まで押しかけるとか…でも一番は元嫁ですね。

お仕事BL

これぞ正にお仕事BL!なのではないでしょうか。

若い社員ばかりで構成された小規模企業(でも母体はめちゃくちゃ大きい)の営業として、主人公が採用面接に挑むところから物語は始まるのですが、もうこの面接のところから面白かったー!

主人公がとにかく有能というか、場を見て動けるのって本当にすごい、と思います。はっきり言ってこのお話の八割はこの主人公が、問題の多い職場を改善していくこと中心で、途中で「ん?なんか攻めと大して進展してないような気がするけど残りページ大丈夫かな?」と確認したくらいです笑

でも最後はちゃんときれいにラブで納まったので安心して読めます。

個人的には、主人公の元彼の酷さが忘れられず…あの元彼は後悔とかしてないのかな?主人公と別れて、絶対後悔してそうな気もするんだけどな。

平安京がモデル

最近、中華BLや韓国BLでも宮廷ものをよく読むようになったので、平安時代テイストのこちらも……と手をのばしてみました。

あらすじや登場人物については他の方が書いてくださってるので割愛します。

平安時代についての知識が教科書レベルしかないので、読み進めるのに苦労したというか……まず主人公と同じように、主人公を取り巻く環境を頭の中で整理することが大変でした。

海外小説のように、巻頭に登場人物紹介だとか、平安時代の役職の説明図が欲しかった…!

そして肝心のお話についても、主人公が超前向きというか「どうしてそう安直なことしちゃうの?」と突っ込みたくなる感じ。それとハイテンションな文章が続いて、目が滑ってしまうというか…

帝は主人公のどこに惹かれたのかわからなかったし、逆もまた然り。主人公にいまいち感情移入できなかったのがいけなかったのかも。

みずかねりょう先生の挿絵は素晴らしかったです。

アラブもの

Kindle Unlimited対象作品だったので、大好きなアラブもの!と飛びついてみました。

ろくでなしの実父に騙され、ザラック国で闇オークションにかけられた主人公・桃李(日本人、27歳ノンケ)がサイードと名乗る男性に800万ドルで落札され、亡き母に似ていると言って桃李に懐いている彼の甥リドワーンの面倒を見ながら、サイードの愛妾になる話です。

サイードの正体は読み始めてすぐにわかります。
設定はすごく好き。これぞアラブもの!って感じの王道ものだと思いますが、何だろう……文章がすごく読みづらい。

会話が妙に淡々としているというか、感情が見えてこないというか。ストーリーも淡々と進んでいく感じでわくわくすることもなくなってしまって、途中で読み進めるのを断念してしまいました(TT)

フィンレイが健気

ネタバレありです。



前作後半で両想いになり見事な溺愛攻めになったフレデリック。今作は新しい王太子が急逝したため、次の王太子をどうするか…という問題に王都で巻き込まれてしまいます。

領地にいる時はラブラブだったのに、王太子問題で頭がいっぱいのフレデリックは王都でフィンレイに冷たく接してしまいます。キスしてほしいというフィンレイの可愛いおねだりも内心嫌がるほど。

疲れてるなら疲れてるでフィンレイにちゃんと言えばいいのに、まったくそういうことを言わないから不安になるフィンレイがかわいそうで…

またフレデリックに急接近するアーネストが、空気を読んでくれない。攻め目線でもお話が進むので、私たち読者にはフレデリックが浮気してないとわかりますが、前述の通り言葉が足りないせいでフィンレイがもうかわいそうで…(2回目)

そんな中フレデリックのことを思って行動するフィンレイはかっこよかったです!今回のフレデリックはまったく良いところがない。。。フィンレイに懺悔して赦してもらえましたが、私はいまいち消化不良でした。

Amazon限定ペーパーでは、そんな私たちの気持ちをギルモアさんとギルバートさんが代弁してくれてるのでスカッとしましたよ〜。

性癖が変えられた一冊

Kindle Unlimitedで読みました。

実のところUnlimitedじゃなかったら多分読まなかっただろうな…と、あらすじを読んだ時は思ったんです。だって何だか重そうだし、ヤクザ物って苦手だし、挿絵ないしで。

でも他の甘めのヤクザBLでヤクザに対する抵抗感が薄れている時に一念発起して読んでみたら……上下巻読み終わった時にはすごい満ち足りてました。それからはもうヤクザBLばかり読んじゃうくらい性癖が変わっちゃって(;´Д`)でも私の中で、このお話を超えるものはまだ出会えてないくらい…

この小説の良さは、何と言っても受けの大崎がかっこいいところだと思います。攻めの黒川もすごいんですよ。でも、普通の大学生(と言っても東大法学部)から男娼に堕ち、そこから黒川に拾われて組の若頭補佐にのし上がる姿は圧巻です。

男娼上がりということで組の中でも組対からも揶揄されることが多いですが、頭の中に入ってる六法全書を武器に、黒川の右腕として存在感を示すんですよ。作中に「黒川は大崎の容姿にも頭脳にも惚れてる」といった文章があるんですが、そりゃ惚れるよ…と私もしみじみ。

あと何が良いかって、モルフォさんも仰ってますが、攻めの黒川が大崎に一途なところが最高なんです。

上巻には大崎以外との濡れ場が2回ありますが、そのどちらも1回のみの体の関係で、かつ大崎と出会う前。大崎と出会ってからというものの、黒川は大崎しか見てないという執着です。大崎は何度か黒川以外との濡れ場がありますが、そのことも何年経ってもぐちぐち言っちゃうくらいやきもち焼き。この2人の関係性がたまらなく好きなんです!

黒川や大崎以外にも、舎弟の高井であったり、組対の池上などといった魅力的な人物が出て来るので、本当に出会えて良かったと思えました。

(あまりにも読み返すのでUnlimitedではなくちゃんと購入しました笑)

もちろん重めのストーリーなので、抗争ドンパチ、暴行拉致監禁陵辱死人ありと、これでもかと地雷はたくさん埋め込まれてますが、そういった地雷がない方で、かっこいい受けが好きな方、一途な攻めが好きな方には是非読んでいただきたい一冊です。

優しいヤクザBL

私がヤクザBLにハマるきっかけになったのがこの小説です笑

攻めがヤクザだと、乱暴な言葉遣いだったり、拉致監禁や陵辱といったタグがつくことが多いと思うんですが、基本的にこの小説はやさしい世界です。

攻めの柏木は受けの比呂を溺愛していて紳士的だし、柏木の側近の玉城さんや、安瀬さんといった組関係の人たちも丁寧です。もちろん暴行を加えての拉致監禁なんてないし(監禁…と言われればそうかもだけど)、平和です。

ヤクザBL入門にはピッタリだなぁと思う一冊です。(私はこの小説のあとすっかりヤクザBLにハマってしまって、重め系にどっぷり浸かるように…)

どちらかというとスパダリ物が大好きな人にはぐっと来ると思います!