すみません、私にはとにかく合わなかったです。
正直読んでてちょっと苦痛でした。
まず、みつが何故唯人を好きになったのか全く分かりませんでした。
わざわざコラ画像用意して?外堀埋めて?なのにそこまでして唯人を手に入れたい理由が見えてこないんですよ。
しかも暗闇がトラウマだってのに何度も暗闇で襲ってましたよね。
好きな人のトラウマ抉るような真似して正気とは思えません。
とにかくみつの言動が不快でしかなかったです。
そして、そんなみつの言いなり気味な唯人も理解できなくて…。
みつのどこに惹かれる要素があったのか?
お弁当が気に入ったぐらいしか分かりません。
多分、みつがちゃんと謝罪する場面とか、唯人がもっと強気なタイプなら寧ろ好きな作品になってたと思います。
なんていうか、どうしようもなくこの組み合わせとの相性が悪かったんです。
執着ヤンデレ攻めも、健気受けも、性癖なくらい好きです。
ただただ、この組み合わせがダメだった。
でも2人の見た目はすごく好きなのでおまけして中立です。
簡単にあらすじ読んで、キャラ属性チェックして、それで面白そう〜と思って購入したので、明石くんのキャラが想像の斜め上行ってて笑っちゃいました。笑
超コミュ障だけど、性格自体はすごくいい子なんだな〜ってのが見ててめちゃくちゃ伝わってきて…ニヤニヤが止まりませんでしたよ!
影井くんも、キラキラ陽キャは演技なんだろうなとは予想できたけど、中々のヤンデレっぷり!
でもちゃんとまともにお話ができるタイプのヤンデレです。良き良き。
しかし親と縁切りソッコーで居候に来た影井くんに世話焼きまくりの明石くん、いやもうこれ同棲!!
んでもって新人の日向くんには是非明石くんと仲良くなってもらって、影井くんに嫉妬させまくってほしいです、はい!
そして私もトガリくんを助手席に乗せたいです。
いや、むしろはりぃくんとペアで部屋に置いて毎日ニマニマ眺めたい!!
とにかく笑いまくって、萌えまくって、とても有意義な時間を過ごせました。
なんだか久しぶりにすごくほっこりしたというか…とても穏やかな気持ちになりました。
それと同時に、まだ余韻が冷めないような感じでもあります。
お父さんが宵智さんの、松野緑の本に手紙を挟んでなかったら、水景くんが本に触れず手紙を見つけてなかったら…この物語は始まってなかったのかと思うとちょっと運命的な出会いだったんだなと。
特に宵智さんへ対する水景くんの感情の動きがとても丁寧に描写されていたと思います。
たくさんの花に囲まれた庭と、亡くなったお父さんとの思い出と、シンプルに構成されていて読みやすかったし、すごく引き込まれました。
あまり感情が顔に出ない宵智さんも、徐々に水景くんに惹かれていってるのが行動に表れていたし。
見ててニマニマしてしまいました。笑
とにかく全て素敵だったのですが、中でも2人が結ばれて、最中に水景くんが「幸せすぎて死にそう…」と感極まっていた場面は、こちらまでほろっと涙が出てしまいました。
今回がデビューコミックスという事なので、今後にも期待を込めて☆5つです。