【完全ネタバレで、一番重要な事柄を含めて感想を述べるので閲覧注意
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まさか、号泣するとは思わなかった
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泣くとこある?って思うが、魔女ティルミナから真実を聞かされた時だ。
その時のリドリー(いや皇子)の今までの人生、そして入れ替わった後の孤独の中でここまでがんばってきた想い、心情や努力を思ったら、涙が溢れて止まらなかった
とてつもなく切なくなったのだ。とてつもなく哀れに思ってしまったのだ。
彼の人生はなんだったのか。
でも、絶望ではなく、彼だからこそ、成し得たことは、全て実っていて、守られていたのだと思う。
そこにまた感動して、夜光先生の鬼才さに感嘆した。
本当に、衝撃的な真実で、夜中に読んでいたが、声が出てしまった。
そうだったのか!と、全てが納得いくもので、同時に皇子に対して切なさと哀れみが湧いてきて、さらに彼に対して愛しさが倍増した。
元から天性の上に立つものの気質を持っていたリドリーが、親に恵まれず、それでも自分自身の努力と才能で王室に頼りにされる存在となり、今度は敵国の皇子に入れ替わってしまって、一から皇帝と戦わざるを得ない状況になり、それも彼の努力と才能で困難を打ち破って来た。
愛しい。これほどまでに繊細なのに強い主人公を愛さずにはいられない。周りがほっておけないのと同じで、読者も彼に惹きつけられる✨
夜光先生はあとがきで「登場人物皆、主人公を好きになるといいなー」と書かれていて、これほど嬉しい気持ちになって読み終えたことってあるのかと。
私も主人公はいつもみんなから愛される存在であり続けて欲しいと思う。
この作品のさらに私が好きな所は、リドリーの心の声
彼の()内の心の声が普通の男子の言葉で気持ちなので、そこがまた面白くて親近感が出て好き✨
7巻に向けて、6巻総まとめ:
リドリーはすんでの所で戦争を回避し、皇帝を黙らせることに成功。
魔女ティルミナから聞かされた真実は、あの魂が入れ替わったことが、実は呪いが解けたということだった。
要はリドリーの本当の魂は、ベルナール皇子であり、無能な皇子だと思っていたベルナール皇子がリドリーであったということ。
そして、乳母であり、この呪いをかけたのが、魔女ユーレイアで間違いなく、彼女は20年前に死んでいる。
彼女には弟がいて、死ぬ間際に弟に不憫なベルナール皇子(リドリーとなってしまった有能な皇子)を見守ってくれと言う。
それを守って、最初は興味本位だったが、どんどんリドリーの人柄に惹かれ、そばでずっと見守ってくれたのがニックスだったのだ。
そして、リドリーからベルナール皇子として自覚を新たにし、皇帝を倒すことを誓うベルナール。
ニックスも尽力すると皇子に誓う所で終わる。
一つまだ伏線回収されていないことがある。
それは、魔女ユーレイアの子供である。
一体それは誰なのか。
無事に生まれて育っていればベルナールよりは上。
すでに登場している中にいるのか。男なのか女なのか。
7巻からリドリーと表記するのか、ベルナールと表記するのか、それもどういう書き方になるのか、先生の表現方法も気になる。
本当に面白い!
間違いなく神作品!
夜光花先生は作家買いの先生だが、今回も隙がないなとほんと面白くて感心する。
読んでガッカリが全くない!
攻めがサイコパスで最強なのも最高。
ただ、最後「え?これで終わり?続きは?結局守はどうなるよ!」ってなった(笑)
自分的には中途半端な終わり方になってる感があるのだが、単純に、ボブゲーに入ってしまった中でのサイコパスルートだけを描いていると考えると、これはこれでいいのかなと思ったりはするけれど、ルート設定だけの話だったとは思ってなかったので、もう少し掘り下げての展開を期待した。
ゲームから戻って来れて、三輪とリアル世界で再会とか、ちょっと期待してしまった。
それでもゲーム内でのストーリーはやはり最高!
良かった点:
平良の成長、それを支える清居。どちらもそれぞれの葛藤を乗り越えまた一歩前進している様を凪良ゆう先生の圧巻の文章力で訴えかけてくる様はなんと至高なのだろう。
前作までで、今回のプロットまでははっきり考えていはずなのに、全てが前から綺麗に繋がっていて、本当に素晴らしい。
先生の文章は、本当に深く、心の奥まで染み渡り、胸にくる。今回もその言わんとする一語一句が本当に深くて、涙した。
やはり私はこの作家先生が好き。大好きなのだ。
先生の綴る言の葉を読むことが出来る奇跡に感謝したい。
だからこそ、ここからは勝手だけれど、自分が思う中立となった感想を書こうと思う。
残念な点:
・本文内の物語に沿った挿絵が皆無。
・濡れ場が一切ない。
挿絵に関しては、 葛西先生の事情もあるのかもしれないので、仕方ないのかもしれない。
しかし、BL作品としてどうなのかと正直思った。大人の事情もあるのだろうが、今後もこういうスタンスでBLを描くなら、BL小説を愛するものとして私は疑問に思い続けるだろう。BLを愛し、凪良先生の作品を愛しているから余計に。
一般文芸作家となったことが、今回の濡れ場がない1冊になってしまったのなら、長年のファンとしては、正直とても複雑。
何ページにも渡ってそこを読みたい訳ではない。私自身、絡みシーンが目的ではなく、内容重視な中での恋愛を楽しんでいるので。
だからこそ、1ページでも2ページでも愛し合っている二人の描写があってもよかったと思う。先生なら、美しくさらっと表現することが出来たはずだと。
二人の愛の絆があることで安心して作品に没頭できるからだ。それがBLの良さだからだ。
先生の力量はすでに古参ファンは知っているし、今はをれを一般文芸で思いっきり堪能することが出来る。だからこそ、BL作品というのを、先生のBLとしての小説を期待していた。
一般文芸の出版社が先生を離さないし、これからどんどん幅広いファンの獲得が目標なのも分かる。ギャラもBLより格段と違うし。
だからこそ、ファンとしてはとても複雑なのも正直。『美しい彼』シリーズ以外のBL新作はもう読むことは今後ないのかなと思うとそれもまた悲しい。。。
なので、清居と平良大好きだけれど、今回は中立とさせていただいた。
ならば、今後先生はもっともっと大きな賞を取って、先生のBL作品を愛したファンをことごとく納得させて欲しいと思う。そう言った面では今後ますますの先生のご活躍を応援しているし、期待している。だって、どんな形でも結局私は凪良ゆうという作家の綴る作品を愛してやまないのだから。
シリーズ第3巻。
編集さんがもう少し続けてもいいと言ってくださったことに感謝。
夜光花先生の天才的才能を思う存分見ることが出来る読者は幸せだからだ。
今回は、子竜も出てくるし、遂には皇帝とのバトルへと続く圧巻の巻!
リドリーは元の身体に戻れるのか。そして、その後のサーレント帝国のベルナール皇子と彼(中身はリドリー)を信頼していた者達はどうなってしまうのか。
魔女は生きているのか。とにかくてんこ盛りで面白すぎてたまらない!
リドリーのほれぼれする手腕と、皇帝の異能が効かないという痛快さに胸がスカッとするし、とにかく飽きが全くこない今回も秀逸な内容となっている。
続きが早く見たい^^
2011年発売された「積木の恋」がコミカライズに合わせて新装版として蘇る!
私にとってこの作品は、とても大切な作品で、今でも切なさに浸りたい時や蓮に会いたくなる時に読み返す。
自分も誰かにここまで必要とされたいと願う。そして、蓮が救われて行く様子に私も一緒に救われる様な気がするのだ。
今回新装版ということで、新たな蓮達のその後が垣間見れるかなと少し期待をしていたのだが、凪良ゆう先生は今文芸でも有名になられて大変お忙しいのもあって、書き下ろしがなかったのは正直寂しい。
でも、『凪良ゆう10th Anniversary Book』に収録されていた、短編『ありがとう』が入っているので、まとめてくださって、それだけでも十分ありがたい。
あとがきでの先生の想いもまた熱く胸に来た。
蓮の愛情を知らない孤独さと不器用さを、加賀谷もまた違った意味で愛に飢えながら孤独と不器用さの中で包み込んで癒して行く。その過程がまさに積木を積み上げるように優しく暖かく描かれているこの作品が本当に大好き。
凪良ゆう先生の紡ぐ繊細な心理描写と、今も昔も変わらず先生の作品の主軸である、出来事の本質を見極めず、ただ表面だけを見て決めつける生きづらい世間の本質を問う力作。
コミカライズで作画を担当された黒沢要先生の表紙もまた素晴らしく、旧作と合わせて一生大切にしようと思う。
蓮から透のままでいられるようになったその後の二人の続編がまた読みたい。
今回も小綱実波先生は最高のストーリーを描いてくださっている!
下巻を読む時用の記録として、ネタバレで書き留めておく。
ニキアス(大地と獣の神の神子でクロノキアの王)x藍(神の果実アンブロシア)
12柱神(対になっているので6対)とそれに遣える12神子が存在する世界「ウラヌンティウム」
何者かの仕業により、神の果実アンブロシアは現代の人間界へと堕とされ、人間に受胎し藍として成長し俳優となっている。25歳だが、とても若く見える。
ニキアスは父が冤罪で囚われの身となっていて、その所為で、自国クロノキアの民が灰になって滅んでいくのを救う為、アンブロシアを探し出し神の元へ戻すことで、父の解放を求めようと、人間界でボディーガードの仕事をするキースとなり、300年過ごし、やっと藍(アンブロシア)を見つけ、「ウラヌンティウム」へ連れ戻す。その時に一緒に20歳のアイドルの悠斗も巻き込まれて来てしまう。
ニキアスは人間になっている藍を好きになり、つがいとするが、神の果実は全神子のものであり、ヘロスマキアという神子の戦いで勝利を納めた英雄だけが手にいれることが出来る。
藍は、最初平和に暮らしていた世界から連れ戻したキースを憎んでいたが、彼が抱える苦悩を知り、彼に惹かれていく。藍は自分が果実として生まれた場所に戻ってから、自分が元の世界の人間ではないことを痛感し、同時にニキアスに英雄になってもらうため、彼に全てを捧げて、彼の能力を最大にさせ、ヘロスマキアに勝つよう伝える。そしてニキアスはそのために天上に上がっていく。
悠斗は必ず元の世界へ戻すこと。
そう悠斗にも伝えてニキアスの勝利を祈っていたら、ニキアスの幼なしみであり、父を投獄させた神子(女性)の息子カイロスが禁断の園へ藍に会いに来た。
ということろで終わる。
カイロスなんか怪しい?どうやって園へ入れた?目的は?
用語と神の名前も多くて、混乱するので、相関図や用語説明があるとありがたい。
作家買いの先生になっている。前作は名作だが、今回もとても面白い!
伊勢原先生の作品はとても切なく、可愛く、キュンとするので大好き
今回もピノの純粋さと、流れる温かいストーリー展開に大満足だった!
特に後半は、ピノが可哀想で、切なくて、そして、ラウルのその後の想いに号泣で、涙が止まらなかった。
ピノが本当に可愛い!可愛くてたまらない!
1点だけ、強いて言うなら、パオロがいなくなった原因の病気がイマイチ理解出来なくて、そこをもう少し無理矢理感(認知設定)ではなく、自然な感じにして欲しかったかな。
でも間違いなく神作品✨
先生の作品は電子が多いので、もっと紙出版を出して欲しい。
出版社様本当に素晴らしい先生の作品を出版してくださってありがとうございます!
そして、yaco先生の素敵なイラストにも感謝
原作未読。
斉藤壮馬さん、今回攻めでどうかなと思っていましたが、さすが壮馬さん。
やんちゃな高校生を見事に演じ切って、切ない受け演技の時と違って同一人物?って思うほどでした。
鈴木崚汰さんは初メイン受けということでしたが、こちらもとても良かったです。
ただ、キャスティングや声優さんの演技、お話自体はとても良くて大満足でしたが、演出、脚本が原作未読ですが少し残念に思いました。
喧嘩シーンは迫力もなく、何をやっているのか分からず。音響監督が蜂谷さんですが、ちょっとこれはどうしたの?って思いましたし、脚本もう少しこちらに響くものであってほしかった。
絡みも「え?それで終わり?」って感じでした。
最近某レーベルの秀逸な作品を聴くことが多いので、ちょっと辛口ですみません。
中立か迷いましたが、キャストお二人の美声と素晴らしい演技はかけがえがないので「萌」評価にしました。
鈴木崚汰さん素敵なお声なので、攻受とも今後もメインでお待ちしております^^
今度は鈴木崚汰さんx斉藤壮馬さんで聴いてみたいです♪