この作品私の萌の限りが詰まっていて、何度読んでも飽きません。
受けのキャラは正直そこまで好みじゃないというか、、いくらなんでもそれはないやろ!と思うのに、読んでるうちに可愛さとエロさとごじらせ具合にやられる。人物像に深みがあるんですよね。
そして攻め。こういう攻めが大好きなんですよ‥一途で
受けが好き過ぎて暴走するけど酷いことはしなくて、デカくて温かくて仕事もできる。
冷静に分析できないのですが、職場ではよそよそしい二人(受け)が実は両片想いっぽい事とか萌える。
攻めが一度も受けに対する性的欲望を抑えてないところが、本当に好みです。
エロ本になりかねないから諸刃の剣ですよね。。
ストーリーに考えさせられつつエロ本としても成り立つのが正しいBLのあり方だと思ってるので、本当に今作はその要素を充分満たした神作です。
漫画でしか成立しないストーリーで漫画の醍醐味を味わいたいんですよ!
特典もサービス満点で、制服やら子供の頃のショットやら‥1冊の満足感がすごいです。
BLって読めば読むほど飢えるじゃないですか。もっと‥もっと‥ってシーモアのゲリラで沢山チャージして、半年は大丈夫だろ本当は1年保たせるつもり♡なんて思ってたのに3ヶ月で消えて「あエッ!?」てなる。
そんなゾンビのごとく血に飢えた我々に恵みをもたらせてくれるのはこういう作品だと思います。
こういうただただラブラブで、いっぱいセックスしてて、攻めがイイ男で、受けは男気があるけど可愛くて、最初から出来上がっててこれといった波風もなく、最後の最後まで二人の愛は絶好調みたいな作品。特典で制服姿まで披露してくれちゃうやつ。
こういうのが読みたいのになかなか無いのは何故かというと、やはりものすごく難しいからなんでしょうね。ただただラブラブなのにちゃんと面白い、ものすごく面白いなんて。カモバーガー先生天才ですか‥と読みながら何故かオロオロしてしまいました。
こんな上手い話ある訳ないからとんでもない事件が起きる予期不安でオロオロしてましたよ。
ま、ありますよね実際ささやかな危機が。受けちゃんが勝手に挙動不審になるあれ。
あの危機の描き方も天才的だなと思いました。
現実的というか‥。
上手く行ってる時にふと心に忍び込んで来る不安をよく表しているなと思いました。
我々だってありますよ。
訳のわからない自己啓発本読んで「現状に満足して良いのか!?リスクを取れ!」とか言う文章に触発されて仕事辞めちゃうとかね‥私ですが。
自分を客観的に見たつもりが歪んでて変な行動してしまい、上手く行っていた人間関係を壊すみたいな。そんなことありますよね!?!?
心のバランスが崩れる事で身体までがおかしくなり、痛みを感じるというのもとてもリアルな表現だと思いました。
しかしこの問題をそこまで深刻にせずすぐまたラブラブに戻るところも良いんですよ‥
二人の背景に含みのある感じもとても良いし。。
人間関係も自然なんですよね。不自然なウェイとか取ってつけたような友達や親族が出てこなくて本当に読んでて二人の世界により没頭できる感じ。上手いな〜と思いました。
また絵がとても魅力的なんですよね。
次回作が楽しみな作家さんです。
めちゃくちゃ良かった‥Kindleアンリミテッドって大してBLないから止めようかと毎月悩むのに、たまにこういう掘り出し物があるからずるずる続けてしまいます。
靴川先生お子さんいらっしゃるんですか‥?もしいらっしゃらなければ驚異の想像力と描写力です。
いや、私子供居るんですがこんなに上手くワーキングペアレントの大変さを言語化できないので、要するに先生の才能が凄いなと思いました。
ワンオペで子供がいて仕事してる人の大変さがめちゃくちゃきちんと描けててすごい作品ですよこれは!
でもそんなに重苦しくない。
ちゃんとBL漫画としても充分面白くてキュンとする。
すごいことですよこれは‥
要因の1つは、絵とキャラクターが可愛いからだと思います。
私子供が出てくるBLで、今作が唯一しっくりきました。子供が可愛いしリアルさがある。
BLって、私達大人は癒しとして読むじゃないですか‥。強烈なエロの一撃でストレス吹き飛ばしたり、シュールな作品で馬鹿笑いしたり、ひたすら雄っパイを愛でたり、素敵な裸体にため息ついたり、キャラクターに萌えたり‥。でもたまには地に足の着いたストーリー読みたくなる。
そんな時に今作は強力オススメ!!!
キャラクターはすこしもぶっとんでないんです。
でも嘘みたいな可愛げがあって、二人共&息子幸せになれーー!!!と脳内で絶叫してしまいます。
残念なのは続編か無い事だけ‥
続編下さい!
お願いします!!
キス止まりなんですよ〜後生ですからm(_ _)m
西本ろう先生は絵が非常に上手いです。
「圧倒的顔面圧」という煽り文句の今作、顔面圧ももちろんそうですが、画力が圧倒的。
BL界、画力の高い先生はたくさんいらっしゃいますし、こちらもさほど絵が分析できるわけではないのですが、読む度読む度に、絵がめちゃくちゃ上手え!!!と唸りながらページを進めています。
まず表紙の絵の美しさとインパクトがすげぇ。
陰影がすげぇ。
アングルがすげぇ。
構図の切り取り方すげぇ。
表情がすげぇ。
メガネ使いが上手ぇ。
本田龍の造形が神!!!
カラーの色味が独特で美しぃぃ。
他にも良いところ5万とありますが、圧倒的語彙不足で表現できません‥申し訳ないです。
あまりにも画力があり過ぎて、弊害が出てないかとすら思います。
本田龍ですよ。
こんなに格好いい男なのに、そんなに裏がないんですよ。
真面目で割と惚れっぽくて、一途でロマンチストなんですよ!?!?
スーパー存在感ある圧倒的な顔面圧
なのに!?
私は西本ろう先生史上最も美しい男、本田龍がだんだんと北斗の拳のラオウにみえてきて困りました。
ラオウなのに、純愛‥‥いや、良いんですけど‥‥誰も殺さなくて大丈夫ですか‥?
一度西本ろう先生はすっごい骨太作家と組んでBL(あくまでBL)描いてもらえないかなと思います。画力に全集中した作品見てみたいな、と。
それからエロに至るまでの描写力が凄まじいのですが、セックスシーンは肉弾戦かつ割とアッサリなので、あの「ここからがセックスだ」からのコッテリしたセックスが見たかった‥‥‥
あの「ここからがセックスだ」はもうもう、天才的描写力です。あのシーンはすごい。
あれだけで白飯10000杯です。
ホント、文句(?)付けてすみません。
リクエストするなら、一冊まるまる野性味のある顔面圧の攻めが、ノンケをセックスで落とし込む、ただ二人がセックスするだけの話が読みたい、西本ろう先生の絵で!!
西本ろう先生の作品はキャラクターの顔面見てるだけで癒やされるというか‥心が満たされます。
BL界の至宝です。
今後も追い続けます。
昨日まんだ先生ご自身が流したツィで第一話のDKの話(表紙の2人です)を読み、感動で頭をぶん殴られて買いました。
すごい作品ですね。
ストーリーは結構複雑に絡むのに非常に読みやすく、読後感は爽やかで悲しい。
男子校生二人とものキャラクターがみずみずしい。
ジュリー(沢田研二)の曲『トキオ』と『ダーリング』をモチーフに話が展開し、最後にそれを絡めた山場を迎えます。
刀根の魂の叫びが『ダーリング』と重なり号泣しました。
ぜひ動画サイトで『ダーリング』見てきてください。ジュリー自身がこの頃中性的な存在だったことも含めて意味深いです。(そして当時のジュリーは無敵のセクシーさを放っています)
この本の短編は全て良いですか、表題と4作目の『恋をせずにはいられない』がこれまた胸を締め付けられる青春の郷愁に震えながら頭を壁に打ち付けたくなる傑作です。
今作‥もう随分前に描かれており、まんだ先生はBLに限らず様々なジャンルの作品を発表してみえる、ベテラン作家さんなんてすね。
失礼ながら、ツィートで見るまで存じませんでした。
これからまんだ林檎先生の過去作を巡る旅が始まりそうです。
人生でそんなつもりもないのに出くわしてしまう一般の作品の顔した神BL(BLテイストを感じる作品)ってないですか?
まだBLについて知らない時に、たまたまそのような作品に出会い忘れられなくなってしまうことがありました。
この映画もそれです。
若かりし頃の人間離れした美しさのカイル・マクラクランが、身体を宇宙人に乗っ取られた状態(入った時点で元の人格は消える)で、FBI捜査官としてロス市警の男を訪ねるのですが、市警の男(まぁ、攻めみたいな感じです)は、何かコイツ浮世離れしてて変なヤツ、と思いながらもバディとなって凶悪犯を負いつつ、世話をしてあげたりします。
若かりし頃のカイルマクラクランの受けの雰囲気と演技がすごい(個人的見解です)んです!
無垢な色気もあって‥
画面が世紀末感があってハードボイルドな雰囲気の中、降り立つカイルが天使味を帯びています。
市警の男はノーマルで既婚なのですが、カイルに振り回されたり同情したりするところが完全にBLの萌(私の見解です)で、たまたまTVでやってたのを見始めたのに夢中になりました。
映画の本質は市警と宇宙人に乗っ取られたFBI捜査官が宇宙人を追う、というB級テイストたっぷりのSFで好きな人は大好きなやつですが(カーアクションも見所!)、このキャスティングの妙なのか何なのか‥醸し出されるBLテイストと相まって、傑作と言っていい作品です。
ちょっとくたびれた野性味のある市警の男のキャラクターも良いし、宇宙人の設定も良い。
最後に身体を負傷し、そのままだと宿主諸共死んでしまうカイルが口から本体を市警の男に向かって出そうとするのですが、さながらキスシーンです。
隠れた名作なのでもし出会うことがあれば絶対に見てください。
てか、このパッケージデザイン?何なんですかぁ‥ほとんど書影詐欺ですよ‥イメージ違いすぎる。
この頃の儚げで美しいカイル・マクラクランを見てくだされ〜!!!
読めば読むほど深い味わいの出る、スルメのようなBLです。
こういう話は寒い冬の夕暮れに炬燵に入って読むと心もぬくぬくしてきます。
キャラ造形が地味なのにすごく繊細でオリジナルだなと思いました。
攻めの百瀬が副社長の息子なんです。社長じゃないのが新しいなと思います。出世するのか‥スパダリと言えるのか‥微妙なスペックなんですよ。
性格もチャラチャラしてて深みがなく、始終コンパコンパ言ってるウザいやつに見えます、最初は。
受けの仁科さんはみんな大好き年上受けです。枯れ方が絶妙!少し枯れてて、色っぽくて、マジメで、挫折している。さり気なくソックスガーターしてるんですよ‥(それがめちゃくちゃ似合うんですよ!)
ノンケ同士の恋です。
我々の大好きな要素がさり気なく入ってます。
色々細かなエピソードが秀逸で、脇キャラや本編に出て来ない受けの息子や奥さんの存在感も感じさせるのが上手いです。
仁科さんの過去もすごく気になりますね。バリバリのハイスペリーマンから、出世コースを外れ、礼儀正しく優しい上司しているのはなぜなのかすごく興味がわきますね?
紙面の関係もあり、詳細に語られていませんが、少ないシーンから考えさせられます。
仕事の描写も結構深いんですよ‥
これから仕事でどんどん伸びていく攻めの百瀬と、衰退していく受けの仁科。そこのギャップを埋めようとする2人に激萌です‥
攻めは恋心を自覚してから葛藤しつつも一途にアタックし続け
そこに受けが段々と心動かされていく様子に共感できて、萌が爆発します。
エロは最後に少しですが、とても心温まるシーンです。最後の最後に攻めがめちゃくちゃ格好良いので必見です!!!(仁科さんはめちゃくちゃ色っぽい‥)
恋愛成就とともに、2人とも仕事運も上昇するのですが、こんな恋愛憧れです。リーマンの恋愛の理想像が描かれてるのでは‥
続編が読みたい‥同人誌が読みたい‥
何らかの形で2人がまた見たいです。
オラに力を分けてください。
ちるちるって、非BLはどの辺がヒットするんだろう‥と軽い気持ちで桐野夏生検索かけてみたら、ありました。
ヒットしてびっくり。
桐野夏生は昔ジュニア小説書いていたことは知ってましたが読んでなくて、BLの原作まで書いていたとは。ファンなので嬉しいです。
私はJUNEの時代から現代へタイムリープしてきたため、途中がごっそり無知でして‥
この作品読んで、破壊力が半端ないなと思ったんですが、昔はこんな感じなのでしょうか‥
のっけから「ツァラトゥストラはかく語りき」の1節が出てきて、高度過ぎてわけが解りません。
クラシックで耽美でSM入っててグロく、3pでリバで下剋上というてんこ盛りなのに短編!
サクッと読めますのでぜひに。
絵は森園みるく先生ですよ‥!
hontoさんの書店員が選ぶイチオシのBLラインナップに入っていて、気になってお買い上げしました。
冒頭からのパンチのあるエロ!!受けのビッチさとドライな性格が強調されてて、攻めは情けないストーカーで、これ一体‥!?間違えたか‥?と思いましたが絵が可愛くて、受けはモッズっぽいお洒落ボーイで、続きが気になり読み進めると、良いところでヒネリの効いた魂の救済話で‥この手の話に弱いため泣いてしまいました。(簡単)
大人になるって、難しいですね。
若いときは性的に優位な方が軽蔑されつつもマウント取れるみたいな、ねじれ現象が起こったりしますよね。
受けのスウは賢くお洒落でコミュ力もあるカースト上位男でバイを公言してる自由人だけど、自分でも気付かなかった奥底の欲求に、情けなくも一途なアクに気付かされるという‥。
きっとアクに出会わなければ一生自分は自由を謳歌してる独立した大人だと思ったまま生きていたんじゃないでしょうか。そして孤独なまま死んでいく。
見せかけの大人っぽさや自由でなく、弱い情けない部分を晒して、本当に求めてるものを掴み取る(=大人)物語なのかなぁと思いました。
琢磨先生のエロもすごい。
私はエロにこだわりがあり、自分でそのこだわりがよく解らないのですが(最悪)、今作のセックスシーンは大変エロくて心にズドンときました。
どうかスウが初めて心の通いあったセックスをしてどうなるのか見届けてあげてください。(拝む)