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エキスパートレビューアー2024 ソムリエ合格

女性kaya。さん

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じわじわと甘やかに

予想外に溺愛尽くしでした。

会社員の一翔は彼女と同棲を始めるという親友の代わりに
その弟の睦己とルームシェアをすることに。
慣れない睦己との生活に最初こそ煩わしさを感じていた一翔ですが、
人見知りなのに自分に打ち解けようと一生懸命な睦己に
愛おしさを感じるようになってゆきます。

けれど、ある日、一翔は睦己と見知らぬ男が
ホテルに入っていく現場を目撃してしまいます。
咄嗟に声をかけて止めてしまう一翔でしたが、
一翔にゲイだと知られたショックから睦己は泣き出してしまいます。
そんな睦己を前に「誰でもいいなら俺と試してみよう」と甘く囁き、
一夜を過ごすことに。

睦己視点だと美しくてどこか人形的な冷たさすらある一翔ですが、
その中身は意外にもあまあまでした。

はじまりは純粋な好意というよりはあくまで無自覚な独占欲、なのですが、
そこからの溺愛ぶりにニヤニヤしっぱなしでした。

だけど、当の睦己はまさか一翔が自分に好意を寄せているとは思っておらず、
一翔が自分を抱くのも、優しくしてくれるのも同情からという思い込みゆえに
微妙にすれ違ってしまう二人にもだもだしてしまいました。

ただ、一翔から愛されているという自覚がないからこそ、
いつも一翔に嫌われたくない一心でひたむきで、
その初々しさや健気さにキュンとしました。

アフターアクト コミック

rasu 

大人の男の色気

今作の舞台は芸能界。
人気モデルの矢田千尋は役者業初挑戦で
憧れの舞台俳優・久東伊吹の恋人役を演じることに。

初っ端からダメだしされてしまう千尋でしたが、
めげずに努力を重ねるうち伊吹との距離が近づいてゆき…。

モデルのときにはクールな千尋ですが、
伊吹にだけは人懐こくなるその特別感が堪りません~!

そして、伊吹もまた恋愛よりも芝居、と
演技に向き合う姿がストイックで惚れ不可避でした。
けれど、そんな伊吹をも落としてしまう千尋のワンコ力よ…!

普段は俳優として頼れる先輩で男前な伊吹ですが
千尋が相手だと可愛くなってしまったり、振り回されてしまったり、と
その大人の魅力も崩されてしまいギャップにキュンとしてしまいます///

大人の男の色気と年上受けとしての愛らしさ、両方を併せ持つ伊吹に
魅了されっぱなしでした。

そして、rasu先生といえば口元が印象的なイメージだったのですが、
今作でもキスシーンが最高にエロエロでした。
そして、フェ●も。
もちろん肉体美も素晴らしいのですが、
それよりもいつも唇に目を引かれてしまうのでした。

完結編にしてトロ甘蜜月編

これぞ完結編…。
デロデロに溶けてしまう程の溺愛も
鼻血不可避のどエロも前巻よりもさらに増し増しです!

前巻で出会った当初は怖くて苦手だった小熊と
紆余曲折を経て恋人同士になった秋斗。

今回はそんな二人の蜜月温泉旅行からスタートです。

小熊曰く、この温泉旅行はどうやら何かの記念日らしく…?
お付き合い記念?初エッチ記念?と思いつくままに
答えてゆく秋斗ですが、全てハズレ。
記念というからには何か特別なことと思いきや…
意外な小熊の答えに秋斗への愛が溢れていて初っ端から食らいまくりでした。

そして、エロも1話目から濃密です///
我慢しきれなくなって小熊を誘惑する秋斗と
必死に耐えながらも最終的には秋斗の匂いに
理性ぶっとばして野獣化しちゃう小熊(いつものこと)。
這い出ようとする秋斗を布団の中に引きずり込んで
in布団でのお籠りエッチはまさに最の高でした…。
本能のままに、貪り尽くすように求め合う二人がエロエロしすぎました。

その後もひたすらにあまあまあまあまの連続。
小熊が二人で住む家を買おうと言い出したと思ったら
ひょんなことからお試し新婚生活が始まっちゃったり、
もうこんなの結婚へまっしぐらじゃん。

けれど、いざ同棲を始めてみたら、
秋斗を想って柄にもなく我慢する小熊や
らしくない小熊に不安を感じてしまう秋斗、とすれ違いも。
そこに小熊兄が登場して引っ掻き回していったり、
互いを想い合うあまり悩んだり迷ったりもあり…
だけど、それも全ては愛ゆえで。
改めて二人の愛の深みを感じられました。

相変わらず表現は不器用だし、ちょっとズレている小熊ですが、
「これからもずっと僕を好きでいてほしい」という
秋斗の言葉に答えようと行動を起こすところも愛が重くてよかった…。

秋斗の言うように二人がずっと一緒にいるためには
家族へのカミングアウトやらその他にもたくさんの障壁はありそうですが、
お互いへの愛があればきっと大丈夫なんだろうな…と思わせてくれました。
秋斗は色々悩んでしまうのだろうけれど、
その度に小熊がどっしり構えて包み込んでくれるはずだから。

今作で二人の物語は完結を迎えてしまいましたが、
我儘を言うならもうちょっと先の二人も見たかったなぁ…。
いつの日か新婚編とかでリターンしてくれたら泣いて喜びます。

ピュアあまが過ぎる

なんなのこの可愛い二人は…!
はじめから終わりまで、とにかくピュア尽くしで
注意報発令級のあまあまっぷりでした。

ストーリーは幼馴染同士の再会愛というザ・王道ではありますが、
子供の頃から、再会してからもお互い以外眼中にないくらい好きという
一途かつどピュアな恋模様にほっこり&キュンが止まりませんでした…!


高校生の冴は高校進学と共に昔住んでいた町に戻ってきますが、
進学先で幼い頃に結婚の約束をした男の子・翼と再会を果たし…。

翼のワンコみが可愛すぎてもう即落ちでした。
幼稚園児の頃ならまだしも、高校生になってもこの無垢さは超貴重…!

子供の頃から冴だけが大好きで、友達の前であろうと冴にベッタリで
愛がダダ漏れちゃっている翼に表情筋がゆるゆるしっぱなしでした。

そんな翼に子供の頃に交わした“結婚”の約束が蘇る冴でしたが、
翼もまた自分と同じ気持ちであることを知ります(尊)

幼稚園の頃から変わらないで好きでい続けるって一途にも程がある。
しかも、この二人が再会できたのもたまたま、偶然、奇跡のようなもので、
もしかしたら一生再会できなかったかもしれないのに、
それでも想い続けるってまさしく純愛ですよね。

再会の瞬間から既に両想いだった二人なので、
恋人になるまではあっという間でした。

とはいえ、そもそも親友同士のときから距離間はバグってるし、
奥手な冴と天真爛漫な翼の組み合わせなので、
恋人同士になったからといって急激に二人の関係が変わることもなく。

ただ、今までよりもさらに糖度が上がり、たまに嫉妬しちゃったり、と
ゆっくりとお付き合いを進めてゆく二人に愛おしさが溢れっぱなしでした。

翼母から「成人するまでえっちなことはするな」とのお達しがあるようで、
初々しいキス止まりな二人。
二人のポジションについても作中やあとがきでは言及されていないため、
今のところは読者それぞれに委ねられる形となっております。

個人的には小柄で可愛いけど冴を守ってくれるメンタル男前な翼が攻めでも
可愛いもの好きでヘタレな冴が攻めでも、どちらでもあり!
今後も作者様の方で個人的に二人のお話を描かれていく予定みたいなので、
体格が逆転してゆくという展開もあるのかな…と妄想を巡らせておりました♪

終わってしまった…。

京極家シリーズも5冊目にして完結です。

ここまでくるともう終わりなんてなくて
ずっと続いてくれるのかなぁ…なんてうっすら思っていたので、
これで京極家の3人とお別れだなんて寂しいです。

今巻ではまさかの法務大臣の父の隠し子疑惑が世に出てしまいます。
そもそもその事実を隠すために始まった誠志郎と尊の偽装結婚だったのに
ここにきてバレちゃうんか…とちょっぴり拍子抜けでした。

そして、誠志郎父はあっさり大臣を退任。
ですが、誠志郎と尊の結婚生活はもはや偽装でもなんでもないので、
二人の愛情が揺らぐことは全くございません。ご安心ください♡
この一件を経て誠志郎と尊の結婚を応援する周囲の団結力は高まり、
夫夫の愛情もいっそう深まって、痛い思いをしたのは父一人だったのかも?

その後は子供の頃の思い出から疎遠になっていた尊親子の和解、
遂にやって来てしまった礼央との別れなどが描かれています。

すっかり親子のようになっていた誠志郎と尊と礼央。
もう母の存在など忘れてずっと3人でいておくれと思っていたけれど、
やはりこのままというわけにはいきませんでした。

この結末は想定内と言えばそれまでではありますが、
やっぱり実際にお別れのシーンは悲しくて悲しくて涙が出ちゃいました。

母親との暮らしに戻れると無邪気に喜びながらも、
次の瞬間には誠志郎と尊と離ればなれになってしまうことに気が付いて
「みんないっしょにすめばいいじゃん」と提案する礼央。
そうだよね、礼央にとってはもう二人はお母さんと同じくらい
ずっとそばにいたい“家族”になっていたんだよね。

「ずっといっしょにいたいよ」と泣き出す礼央を優しく諭す二人でしたが、
二人が泣かずとも私はもう号泣でしたよ。
だけど、やっぱりその後、礼央に隠れて目が腫れるまで泣いていた誠志郎。
誠志郎のこういう冷静に見えて情の深いところが温かくて好きでした。
そんな誠志郎を包み込んでくれる尊の温かさも。

ラストは二人の結婚式で締め括られます。
二度目ではありますが前回は偽装結婚だったので、今回は本当に愛を誓って。
二人の両親も勢ぞろいで、もちろん礼央も、
朝倉先生までお祝いに来ていて、全員大集合です。

お母さんズが意外と打ち解けていたり、
尊父が誠志郎父をロックオンしていたり、
礼央と誠志郎の甥っ子が仲良くなっていたり、良き結婚式でした。

そして、紋付袴で手を繋いで家に帰ってゆく二人の後ろ姿に
言いようのない寂しさと、愛情を噛みしめました。


「おかえり ダーリン」と尊。
「ただいま 旦那様」と誠志郎。

ああ、この愛が永遠に続きますように。

心情理解が難しい…

音が「視える」高校生と、
ピアノの演奏にトラウマをもつ高校生の相互救済愛。

うーん…
おおまかなストーリーは理解できるものの、
細かな感情の表現が少々抽象的で
読み入ることが出来なかった気がします。

ピアノを愛しながらも過去の演奏会で心にトラウマを抱え、
ピアノに触れられなくなっていた新入生の珀は偶然の出会いから
先輩の色に惹かれてゆきます。

一方の色も珀の演奏に興味をもったことをきっかけに惹かれてゆくも、
生まれながらの音が「視える」特殊体質のせいで他人と距離を置いて
生きてきた彼は珀に対する気持ちを自覚できずにいました。

さらにそこに自分にないものをもつ天才肌の兄へのコンプレックスも加わり、
珀とすれ違ってしまうことに。

兄と珀を間違えて、ひどい言葉を投げつけてしまった色。
単純に間違えただけなので一言ごめんと言えば済みそうなものですが、
タイミングを逸して珀から距離を置かれてしまうようになります。

色への気持ちは既に自覚済みで離れてもいても色を想い続ける珀に対して、
兄への嫉妬や自身の体質に纏わる葛藤などでどんどん雁字搦めになってゆく
色がもどかしかったです。

当て馬ではないのですが、色の兄が二人の関係に大きく関わっていて、
弟の背中を押してくれると見せかけて方法が遠回しすぎてフォローどころか
引っ掻き回し役にしか見えてこず若干イラっとしてしまいました。

振り返ってみればこの兄なしには二人の進展はなかったと思えるのですが、
それにしてもただでさえナイーブな体質の色なのだから、
もう少し優しくわかりやすく応援してあげればよかったのになぁ…と。

兄の意地悪もとい煽りのおかげでなんとか珀への気持ちを自覚できた色ですが、
その変化が少々唐突な気がしないでもありませんでした。

あと、個人的に気になってしまったのが、
最後まで色が珀を“君”呼びで名前で呼ぶことがなかったのが寂しかった…。

No Title

子育て×Dom/Subオメガバース。


亡くなった姉の代わりに甥の理を育てるSubの紘人。
Subであることを原因に姉と自分を捨てた母のようにはならないと
ワンオペ育児に奮闘する紘人でしたが、ある日、理が通う保育園で
保育士で高ランクDomの春川と出会い…。

Domに支配されることを嫌い迫られても抗ってきた紘人ですが、
その中身は逞しい見た目とは裏腹にどピュアなのでした。
そして、いつもは強がっているからこそ、
プレイ時に見せる甘えたな表情は貴重な可愛さです!

嫌々ながらも春川の優しいコマンドに流されてプレイを重ねてゆくうち、
心も身体も翻弄され、少しずつ絆されてゆく紘人。

けれど、紘人と春川の距離が接近することを良しとしない
理の可愛い独占欲にもキュンとしてしまいます。
寡黙で無表情なのに、紘人に近づく春川に睨みを利かせる
小さなナイトっぷりが可愛くて堪りません♡

本作は続きものでまだ完結していません。
今巻ではようやくパートナーになった紘人と春川ですが、
恋人同士にはまだ一歩足らず、次巻では二人の恋模様も楽しみです。

ある意味、運命よりも“運命”

これは…オメガバースといっても良いのでしょうか?
いえ、がっつりオメガバースではあるんだけど、
最終的に振り返ってみるとオメガバースいらんかった!的な(笑)
あ、これも誉め言葉ですよ!
見事なまでに作者の設定勝ちでした!!



以下、ネタバレございますので、ネタバレ厳禁の方はご注意願います。



病院で事務員として働く臼井はある日、
行きつけのバーで店員の天羽と運命的な出会いを果たします。
臼井も天羽も、互いに惹かれ合いそのまま一夜を過ごすことに。

事を終えると、天羽から「俺の運命」と告げられてしまいますが…
実は臼井は自他ともに認める立派な“β”なのでした。

けれど、Ωである天羽は臼井のことをαと疑うこともなく、
天羽に惹かれてしまった臼井もまた別れ難いあまり誤解を否定することもなく、
二人は恋人同士になってしまいます。

順調にお付き合いを続け、やがて二人は将来を語り合うように。
同時に臼井は自身がβであることを告げられず罪悪感に苛まれてゆきます。


続いて天羽視点へ。
これまで臼井をαと信じ込み、“運命の番”宣言をしてきた天羽。
けれど、彼の友人の口から恐るべき事実が告げられます。

それは天羽が“バース検査”を受けていないということ。
両親がΩであったことから、自身もΩであると
欠片も疑うことなく生きてきた天羽でしたが、

彼、まさかの自称・Ωだったのです。


偽装αと自称Ω、こうなってしまうとなんだか嫌な予感しかいたしません…。

愛し合っているからこそ、伝えられない。
そんな悪循環と二人のすれ違いにストーリーはややこしさを増してゆき、
後半はまさかまさかの展開に爆笑が止まりませんでした。

すれ違いにすれ違いを重ねてゆく二人ですが、
唯一救いなのは二人が終始ベタ甘なことでした。

真実が発覚した後も二人の愛情は揺らぐことなく、
むしろこの二人の出会いって運命よりも“運命”なんじゃね?と
ポジティブさすら感じさせてくれる愛の重みに多幸感しかありませんでした。

結果的にオメガバースなようでオメガバースでもなかったけれど、
オメガバースの世界観もかなり描き尽くされた感があったのですが、
こういうオメガバースもあるんだな…と斬新な読み心地でした♪

予想外にピュアい

パパ活男子と聞いて。
アダルトな駆け引きを想像していたのですが…
これは予想外にピュアな二人でした~!

パパ活の客とトラブルになっていたところを助けられたことが縁で
歯科医の悠真に“パパ”になってもらうことになった戒。

はじめは数いるお客さんのうちの一人としか見ていなかったのに、
悠真とのデートに心地よさを感じてゆき…。

そもそも前提として戒も悠真もノンケなのです。
が、戒の可愛さにメロメロになってしまう悠真と
悠真の包容力に絆されてゆく戒の心境の変化が丁寧に描かれていて、
純愛感が溢れていました。

始まりこそパパ活だったけれど悠真がとにかく紳士で、
戒に対しても一人の人間として誠実に接する姿が印象的でした。
それでいてちょっぴり抜けているところもあったりして、
この人、日常生活でも相当モテそうだなぁ感が滲みだしていました。

そんな悠真になんとか絆されないように抗ってはいた戒でしたが、
他の客と食事をしていても、家でゴロゴロしていても
思い浮かんでしまうのは悠真のことで結構早々に陥落していた気がします。

けれど、戒には父親から愛されなかったトラウマがあり、
なかなか自分の気持ちに気付けず告白してきた悠真を
冷たい言葉で突き放してしまうシーンは切なさに胸がぎゅんとなりました。

酷い言葉で傷つけた手前悠真に連絡ができない戒と
戒の地雷を踏んでしまったかもしれないと戸惑う悠真でしたが、
パパとトラブルになった戒が頼ったのは悠真でした。
心が弱っているときに会いたくなるなんて、そんなの“好き”確定ですよね。

そうしてやっと悠真への想いを自覚した戒は晴れて恋人同士に。
その後もキスや抜き合いはするものの、
最後まではお預けでちょっぴり物足りなさを感じていたのですが、
カバー下のあとがきを確認してみたら続編があることに気付きました!
てっきり今作で完結かと思っていただけに次巻への期待が俄然高まってしまう!
二人の恋人編、正座待機でお待ちしております。

めんどくせー男

子供の頃に引っ込み思案だった自分を可愛がってくれて、
初恋相手でもある従兄の真昼と再会することになった日向。

背も伸びて地味でモサい自分からワイルド系へとイメチェンし
充実した高校生活を送る日向でしたが、久々に会った真昼からは
「昔はあんなにかわいかったのに なんでこんなチャラチャラした男に」
と言われてしまい…。

地味ver.とチャラver.とで態度が変わる真昼の真意とは…?

真昼に気に入られようとイケメンから地味メンに逆戻りすることも
厭わない日向が健気すぎました…!!

最終話では真昼の真意が明かされますが、
結果から言ってしまうと一連の塩対応はあくまで真昼の問題であって、
日向自身には何一つ非はないだけになんだか日向が不憫になってしまいました。
真昼…めんどうくさい男!!

真昼に投げつけられた言葉に傷つき、大きな図体でボロボロ涙を流しながら
告白する姿に胸が締め付けられました。

両想いに幸せそうな笑みを浮かべる日向ですが、
傷つけてしまった分これまで以上に溺愛してあげてほしいな…。

本編他、同時収録は“人魚姫”を下敷きとした前後編が収録されています。
前・後編を通じてお話自体は1つではあるものの、
それぞれ登場人物の視点が変わり2組のカプが描かれているため、
どちらかというとシリーズ短編2編という感じでした。