電子限定かきおろし付
SNSで存在は知ってたけど作品は初読先生。ここ最近読んだ中でぶっっっちぎり1位だ………………すげぇもん読んじまった。めっっっちゃ面白い。絵が独特でクセ強めだけど慣れたらこっちのもんぞ!!!!
攻めが一途を通り越して激重を通り越してド執着ストーカーだし顔面圧力強すぎてこわい。こわいけど根は素直だしむちゃくちゃおもしれ〜男でわろた。受けも一本芯が通ってて男らしくかっこいいのに不器用で弱いとこもあったり。人間味のあるキャラ設定も大変魅力的。脇キャラもめっちゃ良い味出しとる…
単にギャグ一辺倒ってだけでもなくて、可愛くて胸キュンもありグッとくる胸熱なシーンやしんどくて涙しちゃうようなシーンもたくさんあってすごく良くできた作品だぁ………とめちゃくちゃ感動してしまった。
極端な話BL抜きにしても普通に漫画としてストーリー構成やアイデアや演出が面白くてレベルたっかい。完全に先生のファンになってしまいまひたので他作品も読も。
「さよならナナシのバイオリン」が好きで、作家買いです
ふだんあまりレビューを書かないのですが、こんな面白い話、もっと皆読んで!って
気持ちで、書くことにしました
なにしろ、話がうまい 会話がうまい そして人物造形もお見事 ほんと魅力的な登場人物ばかり 絵はちょっと癖が強めだけど、表情とか身体の書き方、すごいうまいと思う 好き 後ろから抱き付くとこなんて、密着度高めで、キューンとします
作中に出てくるゲームもイイ!ゲームのキャラと自分を重ねてるのもすごくイイ
ラストも美しい着地 お見事
もっと皆読んでと繰り返しておきます
デビューコミックスでは圧倒的な画力と独特な世界観にグイグイ引き込まれ、ものすごい作家さんだ…!と大注目していたうめーち先生。
2冊目も読むのをすごく楽しみにしていました。
今作も画力の高さは相変わらずで、どのページも隅々までしっかりと目を凝らして見たくなる素晴らしさです。
細かいところのこだわりが伝わってくるのが本当にすごい。
そして。ストーリーもやっぱりイイ…!
一見すると深く関わってはいけない系の人っぽい飯田ですが、彼の心の中を知れば知るほどに見方も印象も変わっていくので、クセの強さごと愛したくキャラになっていくんですよね。
佐栗への想いが強すぎて、ずーっと目がキマってるのも面白くて好きでした(笑)
嫌な思い出ばかりだった小学生のころの記憶を
丸ごと忘れてしまっていた佐栗の苦しみは全部チャラにはならないけれども。
飯田との再会で、暗いだけの過去の記憶が少し違うモノに変わってくれたのは救われました。
個性的な脇キャラも時折挟み込まれるぶっ飛び気味なエピソードも、上手い具合にぴったりハマっていてすごく面白かったです。
大学生でゲームサークルに入ってる佐栗は、実況配信をするほどゲームが好きなのだが、なぜだかゲームをあまりしないイケメン飯田に、ドン引くほど執拗につきまとわれている。
理由は言えないけれど、ずっと好きなんだ、と。
けれど、佐栗は飯田の存在に過去覚えがなく、、、
同時に、ゲーム配信でも「ヴァレンタイン」というキモコメしてくるヤツがいて、、、
というお話。
はっきり言ってしまえば、飯田とこの「ヴァレンタイン」は同一人物でした。
でも、この「ヴァレンタイン」という名前もお話を読み進めていくと、どうしてこの名前を使っているのかが分かったり、どうして飯田が佐栗にキモ執着ぶりを見せるのかも分かってきます。
そして過去の出来事を佐栗が思い出したとき。
今までの飯田の言葉を反芻したとき。
佐栗の感情が大きく揺れます。
催眠術かけられたハートマークの瞳をした佐栗が、飯田といちゃらぶするのもう少し見たかったです///!
佐栗がかわいかった♡
過去のいじめ事件を少し綺麗にまとまりすぎてる感はありますが(的場との再会の件など)、ラストのかつて2人が熱くなったゲームになぞらえた佐栗と飯田の告白は、読んでいて胸が熱くなります。
うめーち先生の画が美しいのもあり、個人的には場面盛り上がり増し増しでした。
いや~
飯田、昔も今も頑張ったねえ!!(まりあげはよ、誰目線だ?!!)
良き作品でした!!
BLカテゴリーにしては描き込み多くて連載大変だったろうなぁと思います。
その素晴らしい絵の迫力と同じくらいにストーリーが良かったです。
過去と現在のエピソードの繋げ方や展開に不自然なところが全く無く気持ちよく読めました。
王道だけどコミカルで作者のゲームオタクさもリアルに感じられて、自分にとっては斬新な作品でした。
全然泣くつもりなかったのに2箇所ちょっと涙出ちゃいました。2人の続きが読みたいです。短編でも良いのでお願いします。
うめーち先生は「悪魔はゆりかごを唄う」を読んで以来ですが、才能ある漫画家ってなに描いても面白いんですね。