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バンドもの沢山あるけど私の中ではこちらが一番

はらだ先生の中でも、大好きな一冊。

バンド内での話なんですが、ファンとの交流やバンドの活動、方向性などで色んな状況が絡み合い物語は思いもしないような飛躍を......まさにはらだ先生しか描けない珠玉の一冊。

朝一を一途に愛する片想いのヨルが愛おしいですが、朝一だって可愛い?...可哀想かわいいが正確かもしれません。

劇薬!いろんなBLがいいのか悪いのか物足りなくなるかもしれない。

ハピクソなる、こちらのシリーズの堂々たる第1巻。

一言で「劇薬!」いい意味でも、悪い意味でも笑

大好きすぎて何度も読み返してますが、最近また読んであまりの面白さに困っちゃいました。

こちらに出会ってから、身体が作り替えられてしまったのか、色んなものが物足りなく感じることもしばしばあるように。

面白さと主人公2人のあまりのバカさと愚かさにひっくり返りそうになりながら休日を過ごすと、ありとあらゆる悩み事がどうでもいいような気さえしてきます。

内容に全く触れてませんが、ちょっと騙されたと思って読んでみて欲しいです。
特に疲れてる人にはより効くのでは?????

そして、怒涛のギャグから唐突にキュンと胸が高まってしまったりもしますので、お気をつけて!


付き合ってからの2人にもときめきが止まらない

想いを確認しあったその後の2人の関係性がさらに深まる4巻。
続きものなんですけど、悩まず4巻どーんと買っても後悔しないと思います。

にやま先生は本当に関係性の成熟過程を描くのが素晴らしいので、シリーズもの飽きちゃうよ!展開が読めるし…みたいな人にこそ読んで欲しいです!

皆さんはどういうシーンで一番萌えますか?
話の展開的に山場と思い浮かぶのは、すれ違いから結ばれる形が多いと私は思っていて。
なのに「そんなに言うなら抱いてやる」は2人の関係性や自分のキャリアの変化と共に、巻数が増えるにつれて萌えの山場が更新されていくんですよ。

だから、マンネリ感もないし、真摯に2人が向き合っている姿に胸が苦しく、そして一つ進むと本当に愛おしいんです!

攻めも受けも最高に男前ですよ、タイプは違うけれど、またそこもいいんですよ。

攻めの裏川忍は滲み出るフェロモン、本当にオスみがあるのに繊細というギャップも兼ね備えてます、100点。
受けの表屋ヒカルは、綺麗系の自信過剰、でも憎めず可愛いひよこちゃんです。こちらも100点。

いい漫画というのは、主人公周りのキャラクターも良いというのが私の定説です笑
途中から出てきたヒカルの上司も良いし、二人がよく行くバーの店長は優しいし、店員の双子は可愛いし面白くて大好き。ヒカルの親友もいい奴。
主人公たちを動かす都合のいいコマではなく、みんながいるから2人もいるという関係性もいいのです。

セリフ回しも良いし、2人の悩んでる間も良くて。

2人がおじいちゃんになるまでずっと過程を見たいくらい!!!!!

気になっていた方は是非。
大大大大おすすめ。

続きを楽しみにできる漫画があることに感謝です。

てんある コミック

蜂煮 

「天使BL」と一言では言い表せない!!!永遠の愛の物語

 天使と宗教にハマった男の壮大な愛のファンタジーBL。

 愛する人がこの世からいなくなってしまったら人はどうするのか......そんなことを考えました。

 基本コミカルで、設定も「悪徳新興宗教にハマってる男×天使」なのでファンタジー。
 でも、悲しみからなかなか立ち直らなくて宗教ハマってしまった主人公の朝陽が、セックスばかりしてくるよくわからない男「ミカ」(天使)との出会いを通じて、愛や生きることについて考えていくストーリだと思います。

 どこが一番いいとか、感動したとか人それぞれ違うとは思いますが、「なんであのシーンあんなに良かったんだろう……」と考えてしまうシーンが必ず皆さんにあるような不思議な魅力を持った作品だと思います。
 抜けない棘??とでも言うんでしょうか。

 蜂煮先生は、やっぱり面白い。 期待をいい意味で上に上に裏切ってくるので、あまり、ネタバレを読まずに蜂煮先生の漫画の凄さをくらって欲しいなと思います。
 世界観はもちろんのこと、この緩急の胸の揺さぶられ方は先生しか描けない。

 混ざり合いシーンも多くて最高!安心してください。
でも、私はふたりのキスシーンのほうが胸を掴まれてしまいました。ギュンって笑


 ここまで色々書いたのですが、ここからは更に、私的に一番感動したシーンの話をつらつら書きます笑 (⚠︎めちゃネタバレ‼)

 私が特に感動したのは終盤で、朝陽と再会したミカが「死んでも会えるんだからな」と朝陽に言った後に、朝陽が『なんだかそれって永遠の恋人だ』と思うシーンです。

 朝陽はどんなに心が救われたことかなって思います。ミカが天使で本当によかった。そして、ミカと出会えたのは朝陽が心優しい人物だからだと思うんです。  

 人ってやっぱり愛する人が亡くなったあとの自分に対して恐れがあるし、愛の困った所って必ず不安や嫉妬といった自分の暗い面と立ち向かわなきゃならない時が来ることかなと私は思っていて。

 愛する母親を亡くして宗教にハマってしまった朝陽は、ミカがいつかいなくなってしまうのではと恐れている。  
 でも、ミカはそれを知って朝陽の元から離れるんですが、時間を過ごすうちにミカなりの自分への愛だと朝陽は気づきます。
 気づいたってことは自分が愛に対して向き合えたってことだと私は思っていて。そう思えること、愛する人に出会えて強くなれた朝陽の姿が本当に眩しかったです。
 
 永遠に続くなんて夢物語なんだけど、心から信じられた瞬間こそが、永遠で絶対的なものになるのかなと思いました。そんな風に思えるなんて幸せ以外の何者でも無いですよね。本当にここで涙が落ちました。

 宗教のメンバーもちゃんちゃらおかしいし、教祖はやばいし、公園のガキは生意気で残酷(笑)
蜂煮先生の描かれる登場人物って本当に生き生きしていて愛おしいんです。  

 心が救われるようなストーリーですし、めっちゃ面白いです。普通にベットであははって声出して笑っちゃうんですよね。

 明日もきっと読み返すと思います。

ここ数年のベストBL、総合No.1とはこのこと?

とにかく面白い。
キャラもストーリーも設定もそれぞれが強く、全てが高い完成度で噛み合っていて完璧でした。

皆様が仰っている「こんな攻めが見たかった!」にすべて凝縮されていると私も思います!そして、そんな魅力的な攻めを輝かせてるのは、受けがいてこそ。グッジョブ!!!

⚪︎⚪︎系BLとか、BLの中でも今はたくさんのジャンルに細分化されてますよね。
これは何かときかれたら、総合No. 1なんですよね、本当に。
大きな輝く王冠が似合う作品です。

つい先日読み直して感じたのはエンタメ性の高さ。1話、1話にオチがあり、感情の揺れ動きもあり、ラブコメ具合も良くて、バランスが抜群なんですよね。

気象予報士の瀬ヶ崎瑞貴(攻)と売れない男性向けエロ漫画家の棚田葉(受)
受けの棚田葉の目線でストーリーは始まります。

瑞貴と葉の認知のズレが面白いですし、後半語られる瑞貴の葉に対する独占欲や嫉妬など……ストーリーを重ねて印象がどんどん変わってくる。

両片想いの二人がどのように関係性を築くのか、感情ベースでとても丁寧に描写されているところが私が作者様を信頼している所以です。


語りは詩的で美しく、二人の混じり合う姿は湿度が高くて引き込まれます。目の伏せ方とか目線の描き方が私は何度見てもいいなぁとうっとりします。


瑞貴は誰から見てもイケメンで、葉はどっちかっていうとモブっぽい。
好きになるって年収とか条件とか色々あるけれど、根本的に惹かれる時っていうのは精神的距離が近づいた時なんだなと読んでて思いました。
なんかぴたって密になった感覚が恋に落ちた時なのかも……。あとは、相手も自分では知らない秘密を持てた時とか?



もう12話まで出ているし、コミック単行本の2巻目が出るはず……!?
待ち遠しいです、単話で読めばいいのでけどやっぱり続けて読みたいんです!という私の我儘、早く叶えてください…


かわいい青春BL

皆さんがまあ取り敢えず読んでみて!ネタバレは見ないでよ!と書かれていたので、情報なしで読みました!

えええ〜!!そうなの〜!って友達の恋愛話をファミレスで聞いて驚くときのような、なんだかほんわかする優しい驚きでした笑笑

普通の展開だと友情から〜??♡ってなるんですが、一味違いました!!

努力してる姿も青さを感じてむず痒い気持ちになるし、表情も可愛いかったです。

なんだか新感覚なBLでした!

ほんわかさせる物語とポップな絵柄が、初めてBLを読むという方にもおすすめできる作品だなぁと思いました!

家族のかたちを考える重厚なストーリーと時代BLの耽美な描写

ノっぴきならぬは1.2と続いて今回3冊目。

八重辰の娘・お天にまつわる話を軸に、虎次と八重辰の想いや考えが変わっていって…という、とても重厚なストーリーでしたし、時代BLの醍醐味と言ってもいい耽美的で美しい描写もふんだんにありました!

季節の流れ(今回は秋から冬)に合わせて大体1話がひと月で進んでいきます。

時代BLっていいよな〜と何度も思うこの作品。
江戸時代の人々の楽しみや、季節の行事を感じながら話が進んでいくので、当時の文化も知れて楽しいです。
それを叶えるのはこふで先生の構成力と画力あってこそ。植物や風景、庭園、着物...眺めているだけでその時代にいるみたいな気持ちになれるほど、絵がとっても嫋やかでうっとりします。

私がノっぴきならぬが好きなのは、虎次と八重辰の2人が、対話を諦めないで時には苦しい気持ちをお互い吐露しあったり、思い悩んだりしながらも相手の幸せを考えて、前に進んでいく姿に胸を打たれるからです。
人生苦行の中でも、煌めきや安らぎがきっとあるよという強く優しいメッセージがストーリーを通して伝わってくるのです。

予想できない事が起きたとしても、乗り越えていこう!という明るいメッセージを特に3巻から感じました!
お天ちゃんのエネルギーにも元気をもらえました。

そして、辛い時はもたれてもいいんだよという虎次の優しさと、八重辰の柔らかい眼差しと聡明さに心を奪われます。

どちらも色男なのはもちろんですが、やはり
それぞれの良さは巻を増すごとに語りきれないほど多くなり…。弱さを見せてくれるのも信頼が増した証でしょうか。夜のシーンも素敵です、ほんとに。

やはりシリーズものなので、1から読むべき作品です。1を読めば、あとは勝手に手が動き3に辿り着いていることでしょう。

なんだか読んでいると、春ならば桜に乗った暖かい風が、正月ならば雪景色の先に人々の賑やかな笑い声を感じるんです。流石、こふで先生。情景が浮かぶ以上になんだか香りまで感じるような錯覚が。

4巻で完結とのこと。
それまで待ち遠しいですが、楽しみはたくさんあった方がいいので皆さまとワクワクしながら待ちたいと思います。

愛読者へのプレゼント短編集♡ このシリーズが初めてのあなたへ

パブリックスクールシリーズを長年愛読しておりますが、まさか短編集が出るとは!
感無量です。

ファンの私はどのカップルの様子も本編の幕間のようで、とても楽しめました。
幸せが優しく心に栄養を与えます。

シリーズ初めての方が気になるのは、内容についていけるのかということだと思います。
率直に申しますと、読んでいた方がいいです。

短編集だけでも、イギリスの雰囲気や恋人同士の甘いやり取りを楽しむことはもちろんできます。
ただ、このシリーズの特にエドは学生時代と恋人になってからのギャップがすごくて長年の彼の歩みに想いを馳せるのは本編を読んでいないと出来ません。
また、学生時代の関係性を元に作られている話もあるので、より一層物語の世界観に浸るためには読んだ方が楽しめるのではないかと思います。
そんなことは言っても……という方は、本の後ろに作者書き下ろしの10名のプロフィールが載ってます。それを見てから読むのもアリかもしれません。

シリーズものはなかなか手が出せないよと思われる方が多いですが、
まずは、「パブリックスクール ー檻の中の王ー」を読んでみてください。
全ての始まりの一冊です。礼とエドがメインのストーリーです。
切ないですけど、知られざる愛に驚かされた時の衝撃たるや。
内容もさることながら、世界観が本当に素敵。

個人的には、もう一つのメインのスタンと桂人の話が好きです。
優等生とサボってばかりのスタン。桂人がスタンのお目付け役になるところから物語が動き出します。

エドと礼のストーリーを読み終えたら是非。

短編集第二弾も2月に発売予定だそう。
今から楽しみです。

涙が出るほど面白いのに胸が痛い!

今回も最高でした!
巻を増すごとに下品度も面白さも両方パワーアップしてるってすごい!

ボリュームは、描き下ろし10ページくらい、シーモアの特典(電子共通なのかな?)は4ページの全部で200ページくらいでした!

旅行の話が半分くらいで、あとはマルチに引っかかる話と、副業する話でみっちり内容濃かったです。

テレビとかでズコーって芸人さんがなるのあるじゃないですか、次のページめくると「お前もかい!」ってコケそうになるのが永遠に続くといくか。とにかくギャグがとめどなく続き、笑いながら涙が出てきました笑


なのに旅行で急に2人の距離が縮まったり、ちょっと嫉妬してみたりして、胸がきゅーっと締め付けられて情緒がおかしくなっちゃうんですよ。
2人は恋なの?ただの利害の一致?と毎度どきどきしますが、それは粕谷と葛谷もまだ自分でわかってないみたいです笑笑

好きな人の好きな人を知ってるのは片思いしてる奴だと私は思うんですけど、この作品に出てくる当て馬?というか片思いしてる2人(レオと横島)にはもうわかっているんでしょうね…切ない!!笑

読後、本当に幸せな気分です!(知能は下がる笑)
下品でおバカではちゃめちゃだけど、ハピクソからしか得られない元気があるんです。

何読もっかな〜って探してる人は、読んで欲しいです!
粕谷と葛谷を見てると不安が吹っ飛ぶ気がします笑笑

シリーズものなのでやっぱり1から読むのをおすすめします。単話形式なので、読まないと話がわからないとかではないんですけど、主人公以外の登場人物も本当にバカで面白くて可笑しいので、初めから読むことでより楽しめると思います。
登場人物がみんな魅力的なのも好きなポイントです!

はらだ先生の漫画ってなんでこんなに面白いんでしょう。

8巻が今から楽しみです!!!!!

君を見送る コミック

緒川千世 

なんだか癒された

長年の自分でもそこまで意識していなかった片思いと、学生時代の夢。
夢と恋で揺れるというより、どちらも四季の流れとともに静かにけれど確実に実っていく様な優しい物語でした。

久々の緒川先生のお話、嬉しかったです。
最後に書かれていましたが先生自身も故郷で暮らす時間も今は多くなったらしく、このような自然や人生を見つめ直すような、優しい救済の物語を作られたのかなと思いました。

就職して塾講師をしている藍と人気俳優で現在失踪中の柊平。
二人は大学時代同じ映画部で藍が撮って、柊平が撮られる側だった過去があり、二人が偶然に出会うところから物語が始まります。

一本の映画を撮る過程で、恋愛というよりはお互いの傷や悩みを慰め合う関係から、日々を共にして知らなかった一面を見たり、今までのことを話してりして愛になっていくような少し大人な話でした。

そして、四季の風景がとても綺麗だし、出てくる人たちの温かさと距離感が心地よかったです。
二人の魂も徐々に息を吹き返し、柊平が現実に対しても目を背けずに進む姿も良かった。

受けの藍も可愛くて魅力的なキャラクターでした。


私は最近色々疲れていて、推しがテーマのものとか、所謂流行りのテーマを避けがちで。いつも読んでいたものが読めず、まあとにかく癒しを求めているような感じだったんです。
でもそんな中、こちらの作品を読んで、紅葉が始まっていることや、冬になり風が強いことなど、いつもの風景を見つめることがでいました。
何がそうさせたのかはわからないけれど、この作品に助けられたことは確かです。

年齢を重ねるにつれて、好みの作品が変わったり自分の考え方も変わって行ったりするけれど、まずはそんな自分の状態を受け入れられることが、心の健やかさであり、これからも趣味を楽しんでいけるポイントなのかもな〜などと、考えました。

話も、コンパクトだし、読む方それぞれがいろんなことを思える素晴らしい作品だと思いました。

おすすめです。