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中立作品

エキスパートレビューアー2023

女性碧雲さん

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意味を読み取りにくかった

出だしが、料理番組の収録。
メイメイ先生のお料理番組のアシスタントが、主人公・青山心の推しの神崎敦
・・心の登場がすぐではないので、誰が主人公なのか理解に戸惑ってしまった。
誰が主人公なのか、分かりにくい出だし。

こんな調子でずっと意味を汲み取りにくい展開で、面白さが削がれてしまった。
物語のスタイルが、しゅみではありませんでした。



神崎敦:26歳,モデル出身の若手俳優
人気上昇中の料理番組アシスタント。

青山心:26歳,舞台美術制作会社の大道具担当スタッフ
母違いの美形の兄から過保護に愛されている。
美形の兄と比較されて育ったので、自分に自信がない。

箱入り息子の一人立ち

天使のような美貌の持ち主、江利也は、親族じゅうの愛情を受けて育った箱入り息子。

美貌の末っ子の為に祖父も父も兄たちも、配慮を巡らす。
兄が配慮して、江利也に子会社の経営を任せている。

企画で知り合った本社の伊沢に江利也は夢中になる。
江利也の純真な思考を理解できない、一般人の伊沢は、最初、江利也の好意を利用する。
でも江利也はそれでも嬉しかった。

叔父の邪なセクハラから江利也を守るために伊沢がホテルへ乗り込む、解決してハピエン。

・・昔の名倉先生の作品は、単純。

世界観に入り込めなかった

BLは一話完結が主で、頁数の兼ね合いがあるからだと思うけど、経緯説明や心情描写が不十分だと思う。
水原さんの「痛いSMもの」を何冊か続けて読んだけれど、この作品は余り面白くない。

高林が歪んだ動機が不明だし、ユウが高林に執着する理由が幼い。
過激なSM場面を書きたいだけの構成だったんじゃないのかな?

心臓病の自分を執刀してくれた若い研修医。
その研修医と10年後に、なんと東京のゲイ専のバーで偶然出会う

二度目に会った時、マスターに「あれはダメ」と忠告されても、本人確認をしたくて、ユウはついていく。
何度も確認されて、SMプレイに同意をしたユウは、自分の決心を後悔するほど傷つけられる。

でも傷が治ると、また高林を探して纏わる。
身近に優しい人が居てもユウの眼中にない。
傷つけたくない高林に何度も別れを告げられても、食い下がる。

高林は、大病院の外科医。
心臓病の子を執刀する裏で、Sプレイでなければ満足できない自分の性癖に悩んでいる。
別れを告げられて、職場にまで行ってまとわりつくユウに、高林がついに根負けする結末。

真から病むS気質なのに、高林はこの先ずっと安心できるのか謎。

「エデンの園」と「失楽園」

紙本購入。
続編を電子版にしようか思案中。
電子版には、挿絵が無い。
高階先生の画を楽しみたいけど・・ 
・・セール中なので、電子版でいいかな??
推理ものは、分冊にせず、完結したなら合本化してほしい

神様も知らない、の「神様」にかかるものは「エデンの園」、
主人公の司は、13才から蛇=佐季に魅入られ「失楽園」の住人になっている。 
夜と昼間。印象が変わる庭がある家。
佐季、流、慧介、司……。

オレ様刑事との出会いで、迷宮入りの事件が蒸し返される。
昼間の世界に、引き戻されつつある司。

司は、何方を選んでも、痛みが残る選択になりそう。 

二巻は、過去篇。
3巻で、完結編。司の選択結果の巻。

フレデリックは、笑いの提供役

本の内容より、レビュー欄が面白い。
こんなにレビュー欄が面白い本は他にないかも?

フレデリックのダメっぷりを読みたくて、
電子版がやっと出たので、前作を再読してから、読みました。

前半は、前巻の後半の延長で、夫がフィンレイを猛愛。

穏やかな日々が続くある日、都から早馬が到着。
王太子になった第二王子が落馬事故であっけなく死亡。
訃報を受け帝都に移動する二人。
第三王子が、継承権を狙って活動しだしていた。

老王が愛する後継者、王太子の美貌の息子は、恋を理由に、継承辞退をしたい。(恋人は同性)
そしてフレデリックの不穏な振舞。・・実は、王位継承者の秘密の恋を護る為だった。

フィンレイは派手さがない可憐な健気受。そしてとても聡明で信望が厚い。
この巻でも、忍耐と努力でフレデリックの無茶ぶりに耐える。

著者は、何処までも「健気なフィンレイ」を面白く書きたいみたい。
そして、「読者の嫌がる反応」を伏線を仕込んで、著者は反応を期待しているようにも思った。
フィンレイの初恋の人、夫のフレデリックは、カッコつけ屋で嫉妬深い人。
奇妙な嫉妬むき出しの可笑しな振舞をして平気。
フレデリックの「ダメ夫」振りは、著者の狙う「仕掛け」なんだろうなーと思う。

今作もフレデリックは、フィンレイに対して浅慮な振舞いの連続。
そしてまたフィンレイに助けられている。
 職務優先で、フィンレイの愛のオネダリをバッサリ斬る。
 自分の田舎臭さを気にしすぎて、フィンレイを孤立させてしまう。
 夫の浮気を疑うフィンレイを叱って、実家に逃げられる。
・・・フレデリックの思惑は、全部裏目にでていて、笑ってしまう。

もし次作が有るなら・・
老王は、第12王子フィンレイの優れた資質を放っておくはずがないので、
多分それが軸になるのじゃないかと。
再読後の今の評価は、「神」です。

李歐 小説

高村薫 

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期待をして読んだら、  中核派の闘士の物語だった。

著者は、左寄りなんですね。

言葉使いに品格が無い

ストーリーは面白いけれど、
王子とその婚約者がメインキャラなのに、
「やべえ」などといった風に、言葉使いに品格が無さ過ぎて、違和感を感じた。

嫌いな言葉遣いが頻繁に出てくると、楽しく読めなくなる。
残念。

中華BL 傾国の美人

著者の名、Qiangtangは、羌塘(原著)のほうだと思う。
原作タイトルは【哑奴】;愚かな奴隷の意。 
百里君兮(主笔)+羌塘(原著)
「快看」に 中国語朗読付の動画がある。

絵は上手じゃないけど、色彩センスが良い。配色が凄く綺麗。
魔道祖師風の描画なので、人気があるんだとおもう。
残念なのは、和訳が不自然で下手くそ。機械翻訳かもしれない。

中国王朝風、架空のファンタジー。
美貌の主人公、玉は実は「楚の王族末裔」。楚氏の宝の正当後継者。
それを知る皇帝と親王。知らないのは玉本人だけだった。 

皇帝 奚燁 :「楚一族の宝」を開く鍵を探している。
鎮北国親王 君玄梟 :冷酷で武力に長けた王子。皇帝と軍人時代同胞。
正妃 玳柔 :現皇帝・奚燁の妹。君玄梟の正妃。君玄梟の妾9人を暗殺。嫉妬深い。
沈玉(楚翰):大靖朝一番の美貌。父の死→奴隷→沈府知事の娘の身代わりで後宮入り→寵姫。失語症。 
楚 リョウ  :祖父同士が兄弟。楚氏一族の生き残り。玉を探していた。
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1-10:奴隷の玉は母の保護を条件に、沈家の娘の代わりに後宮入り。不幸と波乱の人生。
30-40:玉の出自を知る皇帝が、妹と連携、都に玉を連れ去る。
41-49:皇帝から玉を奪還。親王は、大がかりな謀反の仕込みを入れていた。
73-78:玉は自分の出自を知る。楚の隠れ里に楚リョウと向かう。護衛として、身分を偽り親王が随行。主従の立場が逆転。
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どうなるのか、奇妙に購買欲をそそられたけど、無理な引き延ばしのせいか、中ダレして面白くない。
でも原題が「【哑奴】愚かな奴婢」なので、結末はメリバな予感。

★著者は日本が嫌いな人じゃないかな?と思ったのは、
作中に採用した国名「大靖」を調べると、意味は「優れた、立派な」で、反日勢力が用いた政権の名称。
「大靖」:日本の台湾統治時代初期に、台湾抗日勢力の黄国鎮が1897年に台湾に樹立した軍事政権。