5巻完結おめでとうございます。
最近長期連載完結ラッシュが来ていると思ってましたが、蟷螂の檻お前もかという気持ちでいっぱいです。
闇BLはそんなに好きじゃないんですが、画力とストーリーで殴りかかるようなこの作品、とても引き付けられました。
普段闇BLは読まないので、メリバを久しぶりに読みました。もやもやする!
もう典彦と育郎にはこれしかないんだろうと思っているので、もやもやしながらも納得です。
他の登場人物のその後も描かれていて、あの2人に巻き込まれてどす黒い世界に足を突っ込んだ人たちが、穏やかな日常を取り戻しているのを見て、何とも言えない気持ちになりました。
さち子には幸せになって欲しいです。
発売前から待ち切れず、蟷螂の檻の中の人に手を出してしまいました。
そして、このもやもやをぶつけるために、わたしの坊ちゃんがかわいすぎるとか、艶屋敷とかポチってきました。暫く蟷螂の檻にどっぷり浸かります。
下巻では、灯生の過去から話が進みます。
レストラン「ヴィンセント」で働きたいと望み、憧れた人と同じメートル・ドテルになれたのに、辞めざるを得なかった事。
そして生吹との初めての夜に何が起こったか。
上巻では灯生が生吹を助けている一方的な関係かと思ってましたが、店の再建は夢敗れた灯生にとっても救いになっていました。
生吹の元彼登場で、元彼ザマァ展開にちょっとスッキリしました。
最低な事する人って、なんでいつまでも相手に好かれたままだと思い込んでいるんでしょう。
それから生吹が灯生をホテルに連れ込む展開が凄かったです。
生吹が積極的になると物凄くエロかったです!
お仕事BLとして、知らない世界の話が勉強になりました。老舗テーラーなど、人生で関わる事もなかったし、高級レストランについても同じくです。
そんな所で真摯に向き合って働いている2人が、生き生きと動いていてキラキラしてました。
そういう描写もしっかりと描かれていて、リアルさが増すというか入りこめました。
描き下ろしのマウント合戦で、ダメージ受ける灯生が可愛かったです。
生吹のアレエロかったし、ヤキモチ妬く灯生があざと可愛いくってドキドキしました。
こちらの本は、傾きかけた老舗テーラー「ギンモクセイ」の再建を目指しながら進む話なので、とてもテーラーについての話が多かったです。
正にお仕事BLでした。
閑古鳥が鳴く「ギンモクセイ」にやって来た灯生が、生吹をプロデュースして店の再建を目指すのですが、経営手腕のある灯生に助けられながらも、翻弄されていく話です。
上巻は謎がちりばめられていて、2人の初めての夜に何があったのか?灯生がこれだけ助けてくれるのはなぜなのか?と、大事な所の回収は下巻なので、上下巻両方購入することをお勧めします。
生吹も灯生も美男子で眼福です。
更に生吹はかっこいいのに弱気だし、泣き顔可愛いギャップでキュンとしました。
上巻は恋愛部分の進みが丁寧なので、進展があまりなく、エッチなシーンはほぼないです。謎は散りばめつつ、店の再建の為の話がメインです。
1巻の続き、小夜が真柴のお兄ちゃんに攫われてしまう所から始まります。
お兄ちゃん悪い人?と思いきや、連れ出して遊んでいるだけでちょっとほのぼのしました。
最後にキスとか要求されてますが、未遂だったし、人質?も戻ったし丸く収まってました。
そして真柴のヤキモチ独占欲が好きです。
ヤキモチからの、思わず告白でキュンとしました。
無表情だった真柴の切羽詰まった表情とか堪りません。
修学旅行編では、小夜の告白の返事から、ぬいぐるみの夢の秘密まで、話が怒涛のように進み、急なエロ展開にドキドキしました。
初エッチまでが早いっ!小夜くんふにゃふにゃにされちゃってて、とっても可愛かったです。
2巻まで切りがいい所で終わっていたのですが、3巻も6月に発売予定だそうで、今から楽しみです。
真柴のお兄ちゃんの話みたいですね。
そして、小夜のネコ耳メイド姿が可愛いんですが?
文化祭なのか、とても楽しみです。
マンガMeeのCMで何度も出てきて気になっていたのですが、紙で発売されると知り購入しました。
ああいうCMって一番面白い所を切り取るから、思ったより刺さらなかったらどうしようと心配していましたが杞憂でした。
CMでも思ってましたが小夜が可愛い!
真柴が思わず可愛いと言ってしまうのも分かります。
小夜は、夢で大嫌いだった真柴に撫でられたり、抱きしめられたり、かじられたり、話しかけられたり、なかなか面白いことになっています。
普段学校では無表情な真柴が、意外と表情を出しているのに、ちょっとキュンとしました。
小夜も、学校では見る事の出来ない真柴の一面を知って、意識し始めるのがまた可愛い!
意識せざるを得ない出来事(ちょいエロ)があってからの、小夜の動揺具合がもう堪らなく好きです。
1巻は真柴のお兄ちゃんに小夜が絡まれている所で終わってしまうので、続きが気になります。2巻も同時に買った方がいいですよ。
8巻で大きく動いた安達と黒沢でしたが、その分今回はおとなしめで、前半黒沢視点の回想と、後半新居を探す話がありました。
その分、どーんと柘植と湊の話が入っていました。7巻が気になる所で終わっていたのに、8巻では全く載っていなかったので気になっていました。
あの柘植が!足掻いて足掻いて最後に告白まで漕ぎ着ける所までやってのけました。
かなり後ろ向きになってましたが、湊が追いかけてくれて、やっとこの2人にも春が来てくれました。
抱きしめた所で柘植も魔法使いな事を思い出しました。気持ち悪くない心の声は新鮮ですが、物足りないのは黒沢のせいですね。
安達と黒沢の話も、黒沢視点面白かったです。
安達視点で一度見たシーンも、黒沢視点で見ると安達が可愛くて別人みたいで笑いました。
黒沢視点だと、黒沢の変態度が上がるようで、よくこの心の声を聞いて黒沢を好きになったなと感心しました。
最近安達の可愛さアップしてるなと思ってましたが、もしや黒沢フィルターかかっているのかも?
来月発売の10巻では、2人の結婚式が見られるようですね。
2ヶ月連続で読めるなんて今から楽しみです。
pixivコミックで連載追ってたので、ほぼ描き下ろし目当てで購入しました。
描き下ろしだけでも買った甲斐がありました。
すばるは、憧れていたフォトグラファーの冬吾に、プラネタリウムの仕事をきっかけで出会い、憧れから恋へ感情が変化していきます。
この2人の恋愛は爽やかで、汚れた心が洗われるようでした。
無邪気に真っ直ぐに全身で感動を表すすばるに、人物は撮らないと言っていた冬吾が思わずシャッターを切る、純愛って感じできゅんとなりました。
冬吾が良い人で、すばるが惚れちゃうのも分かります。
障害者だと差別もせず、ぐいぐい外の世界に連れ出し、必要なサポートはさらっとする、完璧な人でした。
せっかくいい関係を築けていたのに、すばるが一方的に別れを告げてしまいますが、それに対する答えのような個展の熱烈な写真とインタビューで、冬吾が気持ちを伝えるのです。
公開プロポーズみたいでドキドキしました。
描き下ろしには吃驚でした。ライトBLだと思っていたので、そういうシーンはないと思ってました。
でもエロスというよりは、心が満たされる、繋がるみたいな爽やかさだったので、納得と同時に2人の幸せを噛み締めました。
「ナカまであいして」が大好きだったので、続編のこちらも楽しみにしていました。
今作も楪のツンデレ堪能しました。
楪の素直になれないあのツンツン具合が堪らなく好きだったので、今作も最高でした!
初っ端から常盤の本心を立ち聞きしちゃって、甘えるってどうすればとぐるぐるしちゃう楪が可愛くって!
恋愛経験値の低い楪が、常盤の甘々デレデレな態度にギクシャクしちゃう所とか、照れ隠しでツンツンしちゃうとか、ツンデレ好きには堪らないです。
常盤も楪を溺愛していて、甘やかしまくっているわ、顔にそれが出まくっているわで、それを見てるだけで楽しくなりました。
そしてエロエロ!そういう時だけ素直な楪可愛い!
あんなに常盤は楪にメロメロなのに、自信のない楪が「萎えた?」とか心配しちゃうのがまた可愛いかったです。
煽られる事はあっても萎えるなんてあるわけないのに、なんて可愛いのかと思いました。
続編も今から楽しみです。
表紙の匡臣の色っぽさに釣られて買おうか悩んでたんですが、同人の「タチとネコ」と同じ先生だと知り、購入を決めました。
匡臣が本当に好きでした。ショタ時代の可愛い一途さから、大学生になって強かさも加わって色っぽい所も、桜太郎を逃がさないようにするずる賢さも大好きです。
退魔師として妖魔をやっつけたりと、ストーリーの方も面白かったです。
2人の因縁の相手との話は盛り上がりました。
でもエッチなシーンが一番凄かった!
名原しょうこ先生の綺麗な絵で描かれるそのシーンは、とてもえっちぃです。
10年分の愛が重いです。2人共相手の事が大好きなので、熱が入ってしまう事!
強引に桜太郎を番の式神にした匡臣は、すごく積極的に迫っていて可愛いです。
それに煽られた桜太郎も、すぐガッつきます。
ばいぶにヤキモチ妬く桜太郎面白かったです。描き下ろしに繋がっていて笑いました。