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エキスパートレビューアー2025

女性ぱるりろんさん

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はいぱー焦! 同人R18 コミック

ヱビノびすく 

メロメロに濃厚エッチ

「ラブ・チェイン・ラブ・ジーン」番外編で、本編の後日にあたります。愛弥の年齢が20歳と紹介されていて二人は婚約者となっています。
梗一郎の休日前夜、遊びに来た愛弥とおうちデート→お泊まり。同人誌だけにエッチが濃厚で分量も多いです。
愛弥の表情がすごくいいのです。可愛いし色っぽいし、気持ちいいと感じながら射精を促すコマンドを放つときの微笑みがまるで聖母のようであり悪魔のようでもあります。
最中に何度も煽る愛弥の言葉も表情もあざとくて、劣情をかき立てるのに充分過ぎて、梗一郎はもう離れられないだろうなと思いました。幸せそうで何よりです。
A5サイズ、30ページ。

Dom/Subユニバースで、Sub×Dom

Dom/Subユニバースで、Sub×Domです。
大学1年生の愛弥(Dom)は姉(Sub)のためにそのお見合い相手の人となりを探るべくバーで誘惑していたところ、よく似た顔の男が現れる。二人は兄弟で後から来た男こそお見合い相手の梗一郎だった、というのが出会いで、最初はいやな奴と思っていたのがいつしか惹かれていくというお話。
ダイナミクスに翻弄されることに抗うため、新薬の研究に没頭する真面目な梗一郎と比較すると、愛弥は勉強嫌いで毎日がつまらなくて、恋愛くらいにしか興味がもてない、悪い言い方をするとちゃらんぽらんな子供。19歳だから仕方ない面も大きいのですが、家は資産家で美貌の持ち主で可愛がられて育ちダイナミクスはDomなので、完全に勝ち組と言えるでしょう。それが梗一郎との恋だけは思うようにならず、なんとか振り向かせようとあれこれ画策したりぐいぐい迫ったりする様は甲斐甲斐しくもありました。
梗一郎がどうしてそんなに研究一筋なのか、子供の頃のエピソードを聞いてショックを受けたときに、愛弥は子供から大人に一歩前進したのかもしれません。
総じて明るいテイストで、どうしてこのキャラがこういう行動をするのかという因果関係も描かれていて、読みながら腑に落ちることが多くよく練られているお話と思いますし、キャラの表情も可愛いのですが、どうしてなのか私ははまりませんでした。愛弥の性格(前半の)が個人的にだめだったのかも知れません。こんなレビューですみません。

Weekend for Two 同人R18 コミック

ウノハナ 

本編後日談、番外編

「やましさの熱に抱かれて」の番外編の同人誌。本編後日談、奥村先生視点、B5サイズ34ページ
仕事が忙しいのと急患やなんだでデートの遅刻ドタキャンが常習となっている奥村先生が、文句も言わずに自分を優先してくれる東湖になにかお返しをしたくて旅行を提案します。東湖の嬉しそうな顔が見られて奥村も安堵し、自分も嬉しかったりするのですが、まあね、難しいですよね。東湖も旅行に行きたいとねだったわけではなく、むしろ奥村先生が忙しいからゆっくりしたほうがいいと考えていて、どうしてもと言うから温泉を提案したのであって、勿論楽しみではあったでしょうけど一方でだめになる覚悟もしていたと思うんですよね。東湖の性分からすると、たいてい何パターンか考えて行動すると思うので、余計にポシャったときの反動が少ないのだろうと思います。とはいえ奥村先生側も気遣われれば気遣われるほど罪悪感が増すのも分かる。(脳外のシンポジウムは断れそうな気もしたけども)
これからもお互いがお互いを思い合って交際を続けて行くのでしょう。

真夜中のくつろぎタイム

もとは3巻のアニメイト有償特典小冊子とのこと。読めて嬉しいです。ありがとうございます。
表紙をめくるといきなり4コマ漫画。赤ちゃんのお世話に悪戦苦闘するクロが拝めます。赤子に翻弄されてて可愛いです。と2ページ分癒やされた後は続くストーリー漫画へ。夜中に目が覚めたルカはベッドにクロがいないことに気付き起き上がると、窓辺に腰掛けて煙草をくゆらすクロを見つけます。
このコマが最高過ぎました。もう、夜中にぼんやりと寛いでいる横顔がとんでもなく色っぽい。さっきの4コマ漫画とのギャップですよ。どちらも同じクロに違いないのに。しかもこの煙草はほんものの煙草とちがって酩酊もなければ中毒性もなく、なんとイチゴフレーバーらしいです。なんだやっぱり可愛いじゃないですか。大人っぽいのに(500歳超えてるらしいのに大人っぽいもなにもない)少年ぽさが抜けないのがクロの魅力ですかね。カラスだし。
そのあとのルカとのいちゃいちゃも幸せいっぱいで良いです。

ウェレがノアに伝えたかったこと

ノアとウェレの現代版パラレル。同人誌として発行されたものの電子版です。
現代では、ノアは人間工学デザイナー、ウェレはお花屋さん店員、との紹介が1ページにありますが、特に職業関係のエピソードは無いです。二人は幼稚部からの幼馴染み設定でとにかくずっと一緒に育ち、大学卒業を機にルームシェアをすることになります。ノアはウェレに片思いしていますが、ウェレはあまり恋愛の機微的なものが分からず、それでもいいから一緒にいようと言う流れの中で、試しにこてこての恋人っぽいデートをすることに。
本編のウェレは人間の欲望のためにいなくなってしまいましたが、こちらは現代で若者で物騒な設定もないため大変に平和でよいです。こちらのウェレは本編のウェレに通じる、のんびりとした性格で、ぽやぽやしながらもノアの感情を受け止めて自分自身とも向き合って、二人のこれからを前進させようとしています。ノアが子供の頃からずっと見ている悪夢のことをウェレに打ち明けたとき、ウェレが包み込むような笑顔で語りかけたこと。本編ではかなわなかったウェレからノアへの本音をここで見ることができて、自然と思いを馳せることができました。現パロに姿を変えた、救済版なのだと解釈しました。こちらの世界では、いつまでも二人一緒にいて毎日を楽しく過ごしてほしいです。
クロとルカもちょこっと出てきます。二人はここでは大学生で相変わらず仲良くしています。

いつまでも平穏で幸せな日々を

シリーズ完結巻。10話~14話収録。書き下ろしもあります。
カバーをはぐると後書きがあり、ルカに人の世から孤立した状態で子育てをさせたくない、まだ幼さの残っているルカとクロが子供を持つ前に大人になる過程を丁寧に描きたい、という思いからできた続編(2~3巻)とのことでした。
澱のようにたまった屈託、風が吹いたときに感じる痛みのようなもの、生きていれば誰しも大なり小なり抱えている事柄があるもので、ルカやクロ、ノア、ケイも、大切な誰かを愛おしみながら、立ち止まったり向き合って涙を流したりしつつ、少しずつ前に進んでいく、そういうお話でした。
描かれた事象としては、ルカにとっての初めてのお産で、しかもただでさえ男性Ωだったり相手が人の形はしているけどカラスαだったりでわからないこと不安なことがたくさんで、子供が生まれるまでに少しずつ準備したり乗り越えたりしていく様子が描かれていました。色々なことを譲って皆にやさしくしていたルカは、そのお返しとばかりに周りから微笑みかけられあたたかく迎えられ、にこにこ笑い楽しそうに過ごす様子は読んでいるこちらの気持ちも解きほぐす陽だまりのようでした。
ノアの回想シーンもとても興味深く、また、とても淋しい記憶でしたね。ウェレがどうして誕生したのか、Ω性の出現の経緯と、なぜノアがΩ性を気に掛けているのか、よくわかりました。
ウェレとクロのエピソードはとても可愛くて好きですが、クロの希望で作ってもらった手を、ウェレが未来の誰かのためにあけておいたこと、クロ贔屓の私にしてみたら言いたいことは分かるけどでもこの時クロの手を繋いであげてほしかった。時間が経ってクロがルカと出会ってお互いを思い合うようになり、ルカが手を握り返してくれるのが嬉しいとクロが呟くシーン、ウェレのこの場面を思い出してぐっと来ます。そういうエピソードひとつひとつがレース編みのように繊細につながっているのがこの作品の良さと思います。このあともいつまでも仲良しで幸せな日々が皆に訪れますよう。
絵柄が可愛くて、キャラの表情も魅力的で、お話も大変ディープで心に残るシリーズでした。

隙間エピソードと現パロ

もとは2巻のアニメイト有償特典小冊子。遅れて好きになった者にとって単体で購入できるのがありがたいです。
表紙は2巻と同じイラストですが、2巻の方は二人にズームした形、こちらはおそらく原版に近いのではと思います。クロのフードの後頭部や肩のラインまで見えます。
内容は、「7.5話 深夜」8pと「おまけ現パロ エプロン」4pの2本立てでした。
前者は旅の途中の深夜、熟睡しているルカの隣でやむなく自慰に耽るクロのお話。ルカの寝顔を見ながら妄想したり愛しさが募ったりで一向におさまらず、そして迎えた賢者タイムが愉快でした。(それでもおさまらないのも良き)
後者は豪快にお料理するルカと繊細な味付けにこだわるノアと結局美味しいとこ取りのクロのお話。三人での長閑なひとときはいくらあってもよいです。現パロなのに全く洋服など違和感がないのが不思議でしたがまた読みたいです。

匂い立つフェロモン

二度目のヒートを二人で乗り越えるお話の続き。続き物でまだ続きます。
表紙もそうですが、画面から匂い立つフェロモンがすごい。西央くんの色気が増し増しでムンムンしています。あまりの色っぽさに、バース性関係なくくらくら当てられます。先生の画力は本当にすごいですね。人類総勃起必至。
ストーリーについては、(承前)ヒート→ヒート続行→次巻へ、といった状態でピンチは続いていますが、4巻のポイントはαの攻撃性(嫉妬と執着の発露)とうなじ噛みでしょうか。とにかく不安な気持ちのなか織人は踏ん張って理性を保ってよくやっていると思いますが薄氷であることに変わりなく、心配でたまりません。この場合二人以外は全員敵、少なくとも無条件の味方ではないですからね。個人的には織人のお父さんがキーパーソンなのではと思っていますが4巻には登場せず、様々なことは持ち越しになっています。それとも現象の解明はされないのかな。実際説明もつきませんしね。
今後の二人がどうなってしまうのか、ただ見守るばかりです。5巻が待ち遠しい。

既視感なく楽しめました

離島の学校から東京の女子校に赴任してきた花村は数学教師。上京した勢いで、童貞を捨てるためマッチングアプリで出会った人とホテルへ。のちにその相手が同僚だったと知る、というお話。
楽しく読めました。主人公の花村先生が、内向的に見えて結構強気で、感情の起伏が激しくて内なる声が騒々しいタイプで、読んでいてとても面白かったです。相手の時田先生はポーカーフェイスで、最初のうちは掴み所がなかったですが、花村先生に好きだと言わせたいモードになってからはべたべた甘やかしたり、逆にはまっていくのが分かって微笑ましかったです。金曜日の夜と普段とのギャップも、純な花村先生が困惑しても仕方ないレベルで説得力がありました。また、時田先生の表情の変化ですね。終盤とても表情がやわらかくなり、笑ったときの破壊力たるや相当なものでした。
よくよく考えてみればマッチングアプリとか、後から職場が一緒だと知るとか、セックス指南とか、一つひとつは使い古されたキーワードなのに、花村先生のキャラゆえか不思議とちっとも既視感がなかった。テンポも良かったですし。
本筋とは関係ないですが、生徒さん達や他の先生との交流が描かれているのもよかったですね。

高校時代の忽滑谷と酒入

「吸血鬼と愉快な仲間たち」の忽滑谷が高校2年生の時のお話、続きものです。
No.3は、文化祭のクラスの出し物でドラァグクイーンのショーをやることになり、衣装係の酒入と巻き込まれた忽滑谷が古着屋めぐりをしたり、おかまバー「♂乙女」に行くお話。
忽滑谷と酒入のツーショットをこんなに長丁場で見ることになるとは。酒入は高校生の頃からあのままの性格なので、話がどんどん転がっていきます。忽滑谷は頭はいいけどまだ高校生なので、「吸血鬼と愉快な仲間たち」時代とはだいぶ異なっていて興味深いです。暁は顔出し程度ですね。
表紙は中華街ですが内容に中華街は出てこないです。
このお話はどこに向かって進んでいくのか見えないのがとても面白く、このあと行われると思われるローズマリー(源氏名)のメイク講座がとても楽しみです。No.4をわくわく待っています。