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エキスパートレビューアー2023

女性しなちくちくさん

レビュー数53

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今年度18位

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ほっこりしたオメガバ + 王道の両片想いで萌えを摂取♪

いろんな関連カプが出てくるオメガバースのシリーズ。特に1巻のたつる編が大好きです。
本作は連載時に試し読みして、好みのカプだったので読んでみました。

受けの雫月(しづき)はエリートα家系だけど、高校進学前の検査でΩと判明。その友達の雄大は、β家系だがαと判明する。やけになった雫月はグレてヤンキーになろうとするけれど…というお話。

雫月が生粋のお坊ちゃんなのに、髪を染めたりピアス開けたり態度悪くしたり、グレようと頑張るw しかし育ちの良さを拭いきれず、雄大を初めとする周りの人達が、あたたかく見守る様子にほっこりします。^_^

雄大は高身長の男前ですが、βと思っていたら実はαだった人。それもあってかαらしい感じがなく、ほんわか優しい雰囲気でちょっと可愛い。と思っていたら、話が進むにつれ雫月にグイグイ迫る肉食系だったw このギャップがいいです。

雄大がフェロモンのせいにして、雫月にキスしてから、毎日チューチューして、家に来たら攻めフェなど、エスカレートしちゃう。雄大スケベだな〜w
「雫月の事 全部舐めつくしたい」
溺愛執着の感じられる、い〜いセリフだな〜♡

色々されて、さすがの雫月も「雄大、俺の事好き?」と気づき始めるんだけど、ある誤解からちょっぴりギクシャク。うん、お約束の展開。

雫月から「好きな人できた」と聞かされた雄大の盛大な動揺と、その後のポンコツ具合が最高でしたw も〜、ちゃんと気持ち伝えないから拗れるんだぞ〜。

終盤、雄大がいつから雫月を好きだったのか語られて、そうだったのね、うふふ〜てなります。長年の執着と溺愛、やっぱり最高だな〜♡

最後はもちろん素敵にハピエンでした〜。
両想いになって、我慢できなくて雄大の家にお持ち帰りされちゃうの、DKらしい性急さがアオハルって感じです。両想いエッチ、二人が可愛くて良きでした♡

まさに王道の両片想いで、よくあるパターンではあります。でもそれが心地よいというか、安心して萌えを摂取できます。
気軽にBL読みたいな〜なんで時におすすめな作品です。

このシリーズは、オメガバの少しシリアスな部分もありつつ、全体的にほっこり優しい雰囲気で、コミカルさやエロもある、読みやすいオメガバース作品です。
重すぎないオメガバを読みたい方にはぜひおすすめです♪

連載は継続中なので、そのうち雫月編の続編も描いてくれそうかな?

シーモア 白抜き修正

ツッコミどころは多々あれど、綺麗な絵柄と執着攻めが良きでした

「ドアの向こうにはロマンス」は連載中に拝読しました。こちらはアワードランクインで気になっていたので読んでみました。商業デビュー作ですね。

まず絵がとても綺麗!
攻めのナナは色気のある男前、高身長でかっこいい!ミツをロックオンしているねっとりした目線がエロいです。
受けのミツは目が大きくて可愛いけど、しっかり男の子な感じがいいですね。
わりとしっかり体格差あるのも好きです。

再会後の最初のキスシーン。
とても丁寧で官能的な描写に読んでいてドキドキします。
後日のトイレでのキスシーンもすごくエロチックですね。先生の描くキスシーン、すごく好きです。ゾクゾクしちゃいます。

ただ、ナナがミツに「抱きしめたいしキスしたいしそれ以上もしたい」って、もう明らかに口説いてるし、好きって気持ちが態度にも出てるのに、ミツ気づかないって鈍すぎん!?てちょっと思います。昔のことがトラウマになってるとはいえ。

ナナはナナで、ミツを試すようなこと言って、翻弄するような態度を取るので、いや君はずっと片想いでミツが好きなんじゃないんかい!とツッコミたくなります。気持ちと行動がちょっとチグハグに感じるんですね、う〜ん。
ミツに距離取られちゃうのは自業自得な感じしますね。

後半ではミツの友達二人がナイスアシストでした!この二人、察しがいいし、性格いいし、かっこいいしで好きです♪

二人は高校時代に結構な期間、体の関係があったので、その間にナナが告白する機会なかったの?とちょっと思いましたが、まあ無事くっついてよかったよかった。
同時告白のシーン、ナナの「愛してる」に長年の想いの重さを感じて萌えました♪

最終話はイチャコラする二人が大変良きでした♡
「好きすぎて頭おかしくなりそう」いーいセリフだなぁ。

ちょっとツッコミどころは多かったですが、綺麗な絵柄で、執着攻め好きなので、最後まで楽しく読めました。今後が楽しみな作家様です。
高評価の「ドアの向こうには〜」も単行本で読んでみたいです。

書き下ろし、カバー下、電子版特典(2P)、どれもよかったですが、カバー下の「二人の関係を察した友達コウちゃんの記憶」が特に好きです♪

シーモア 白抜き修正

まだまだじれもだ展開!3巻に続く

(こちらは2巻のみのレビューです)

1、2巻同時発売ですが、連載は継続中です。完結はしていないのでご注意ください。

1巻ラストで、人見が「滅茶苦茶にして!」と言った続きから。
ホテルへ向かう二人。狼谷の「死ぬほど大事にするから、抱かせてほしい」と必死の表情にキュンとします。
人見にひどくしないために、自身に手錠をつける狼谷。健気さにまたまたキュン!
とうとう二人の初夜!この濡れ場がまたエッッロい!手錠してても、言葉責めしながら激しく抱く狼谷がドエロいです。

そしてお付き合いすることになるのですが…。
人見は、自分が男で子供を生んであげられないことに引け目を感じて悩む。
狼谷は、自身の暴走を恐れて人見を最後まで抱いてあげられない。
両想いになっても気持ちのすれ違いで、じれもだ展開が続きます。

狼谷の人見への執着も、どんどん激重になって、担当医師にまで嫉妬しちゃうように!
そんな重々な狼谷に対して、人見がマリア様みたいに優しくて、またまたキュン!

二人の気持ちのすれ違いは、話し合ってきちんとエッチもして、やっと分かり合えた〜!
と思ったらまたすぐに狼谷に問題発生!
「取り返しのつかないことをしてでも繋ぎとめたい」
重い!重すぎる執着!!
と思ってたら最後、人見にも異変が…!

という、ここからどうなるの?!というところで2巻が終わっちゃって、3巻に続きます!
わ〜〜!続きが気になる〜〜!!

1〜2巻通して読みましたが、一難去ってまた一難というか、ずっとじれじれする展開が続きますね。はたしてこの二人に平穏は訪れるのか?!

体格差、ケモ耳、焦ったい展開、ド執着攻め、健気受け、といった感じがお好きな方にはすごく刺さる作品だと思います。濡れ場も結構あって、エロ度高めです。

3巻どうなるのか。楽しみに待ちたいと思います♪

電子書籍 白抜き修正or薄いワクあり白抜き修正(薄ーいですが、ワクありなので形がわかって良きです)

体格差+ケモ耳尻尾+執着攻めに萌え♪

体格差が特徴的なぽけろう先生。全作拝読しています。
こちら連載中から読んでいました。やっと単行本になって嬉しいです♪
(こちらは1巻のみのレビューです)

1、2巻同時発売ですが、まだ連載は続きます。完結してから読む派の方はご注意ください。

本作も、攻めの狼谷(かみや)と受けの人見が、かなりの体格差です。加えて狼谷が重めの執着攻めになっていき、人見は健気受けです。

二人は仲のいい隣人同士でしたが、突然狼谷が獣化症(耳や尻尾、キバなど、動物の特徴が発現してくる疾患)を発症し、人見を襲ってしまいます。(ちなみに狼谷には狼の耳と尻尾が出てきます。大型犬っぽくて、ちょっと可愛いです。)

1話のこの濡れ場が、まあエッッロいです!気の優しいいい人だった狼谷が豹変して、エロエロに襲ってくるギャップがすごいです。

襲ったと言っても、人見の好意を狼谷がキャッチして発情しちゃったということなので、嫌がるところを無理やりとかではないです。

その後も人見が健気な好意を示してくるので、再び発情するシーンあり。挿入までいかない濡れ場が結構多くてエロ度高めです。先生の描くエロエロな濡れ場が堪能できます♪

狼谷は性欲に身を任せるわけでなく、人見を傷つけまいと必死に欲望に抗って、人見を突き放そうと頑張ります。こちらも健気な攻めですね。

実はお互い惹かれあっている両片思いなんだけど、ある事情から狼谷が人見の気持ちを受け入れられず、じれじれした展開に。
1巻のラストで狼谷が気持ちを吐き出して、下見が狼谷を煽って、さあどうなる?!というところで終わります。

最後に狼谷がなかなかの執着を告白してくれました。執着攻め好きにはたまらない展開です♡

続いて2巻もレビューします。

電子書籍 白抜き修正or薄いワクあり白抜き修正(薄ーいですが、ワクありなので形がわかって良きです)

1巻よりラブたくさん♡次章に進んでますます面白く♪

原作は大好きな作品。
本作も絵柄が素敵で、小説を上手にコミカライズされていてとても好きな作品です。
1巻を再読して読んでみました。

2巻は、半分が1巻の続きで、ちょうど真ん中くらいから「両方フォーユー」編になります。
かなりテンポ良く進んだので嬉しい驚きでした。

1巻でも感じたのですが、ユキムラ先生がすごく上手く読みやすく、時にはコミカルに、時には迫力ある感じにコミカライズしてくれていて、原作ファンとして大満足な作品です。原作未読の方も充分楽しめるのではと思います。

前半では、夜のニュースに抜擢されてしまった計が、プレッシャーに苦しむ様子が描かれますが、それを見守る潮の優しい眼差しにキュンとします。好きなキャラが素敵な絵柄で読めるとトキメキます♡

計が見事に党首討論を取り仕切り、成功させるシーンは痛快で、それを見つめる潮のキラキラした表情にまたまたキュンとしました。

前半最後、二人が結ばれるシーン。原作と比較したらセリフや流れが少し変更されてるけど、それが全然不自然でなく、これは!というセリフはきちんと使われていて、ラブラブでとても良き濡れ場でした♡

後半は「両方フォーユー」編開始。
こちらもすごく好きなお話なので嬉しい♪
当て馬の後輩アナ皆川が出てきます。キャラデザは小説挿絵より短髪で、やんちゃな雰囲気のちょっと可愛いワンコなイケメンです。ここぞって時の表情が男前でドキッとします。

お付き合い編なので、計が潮の家でジャージ着て素でクダ巻いてるの可愛いし、潮が計を「かわいいかわいい」って溺愛するのがもう最高♡
「やきもちはもっとかわいく焼け」の二人も可愛いな〜。

皆川の登場で、二人の間がちょっぴりギクシャク。やきもち焼く潮が可愛いです。
終盤のテレセクは、潮がエッチで計が可愛く描かれていて良きでした。

2巻は、潮との電話を皆川に聞かれてしまったところまで。ここからがまた面白いので、3巻も楽しみです♪

巻末のユキムラ先生と一穂先生の後書きで、お二人がコミカライズを心から楽しんでいるのが伝わってきて嬉しくなります。

3巻も楽しみに待ってます。

シーモア 白抜き修正(ほぼ修正不要な描き方なので、修正はごくわずか)

素晴らしいコミカライズ!

原作はアニメ化もされた超有名小説。原作もドラマCDも大好きな作品。
実はこちらのコミカライズの1話を雑誌掲載時に読んで、「面白そう!」と思って原作を読み始めた思い出があります。
2巻を購入して、1巻も再読したのでレビューします。

まずキャラデザがすごく好きです!
計(受)は色素薄めな美人で、潮(攻)はそれよりも少し雄みがあってかっこいい。
ユキムラ先生は初読みなのですが、人物をとても綺麗に描いてくださり、原作好きとして今後が楽しみになります♪

計は、表の顔はキラキラしたアナウンサーだけど、心の中は毒舌まみれで普段着は着古したジャージという、表裏のギャップが激しすぎるキャラ。そこがすごく面白いんだけど、本作でもすごくコミカルに描かれていて楽しいです。
潮も、その真っ直ぐな性格が滲み出ている表情がとても素敵です。

コミカライズは何作か読んでいますが、長い小説を漫画でコンパクトにまとめて、原作好きも満足できるような面白い作品にするのって、実はすごく難しいと思います。コミカライズにガッカリしたこともかりますし。
本作は、とても上手に面白くコミカライズされているなぁと、読み返して改めて感じました。

特に終盤、二人が焼鳥を食べながら口論するシーン。計の苦しさがひしひしと伝わってきて、読みながらドキドキしました。潮の切ない表情も素敵で、ラストのキスシーンもキュンとしました。

あと個人的に、新人時代の計が象の着ぐるみを着て相撲するシーンは、絵になるとすごく可愛くてお気に入りですw

ユキムラ先生は本作を読むまで存じ上げなかったのですが、デビューは2001年で長くご活躍されている先生なんですね。なるほど、ベテランはコミカライズもお上手なのだなぁと、感服いたしました!

素晴らしいコミカライズですので、小説既読の方にも未読の方にも、ぜひおすすめしたい作品です。

1巻は計が夜のニュースを任せたいと言われるところで終わります。
潮と計がラブになるのは2巻からですね。
そちらもすぐに読んでみようと思います。

(ちなみに1巻は一穂先生のSSが3Pついています。)

紙本 濡れ場なし(軽いキス1回)

本格的ミステリー ぜひネタバレ抜きで読んでほしい!

よくちるちるのニュースに取り上げられる作品で、気になっていたので読んでみました。初読み作家です。

BLでは珍しいミステリー作品です。
先がわかってしまっては面白さが激減しますので、ぜひネタバレ抜きで読まれることをおすすめします!決定的なネタバレ無しでレビューします。

メインキャラクター4人のうちの1人、優弥が橋から落ちて死んでしまうというショッキングな始まり。落ちた現場にはもう1人の人物がいた!
10年後に残りの3人が集まり、3人のうちの誰かが優弥を殺したのではないかと疑い合う。

3人が会話しながら高校時代を回想するというストーリー。
優弥が死ぬ前に「3人のうちの誰かに告白する」と発言したので、優弥が好きなのは3人のうちの誰なのかを、推理しながら読み進めるのが大変面白いです。

また優弥が、一筋縄ではいかない人物であることが見えてきて、またかなり後半になるまで真実がわからないので、ストーリーにグイグイ引き込まれました。かなり作り込まれたお話だなと思いました。

後半に、あっと驚く展開が!
まさかそうなるとは思わず、ちょっと驚きすぎて泣けちゃいました。事前にネタバレ読まないでよかったです。

途中、優弥とある人物の気持ちの行き違いが描かれるんですけど、二人の気持ちが切なくて、そこでも泣けてしまいました。

一回読んだだけでは、いろんな人物の気持ちを把握しきれないので、もう一度初めから読み返したくなるような作品でした。
ミステリーとしてとても楽しめましたし、萌えもしっかりありました。

最後は素敵なラストシーンだったのですが、書き下ろしがないのはとても残念でした。
本編後をもうちょっと読みたかった…!

電子限定特典と、シーモア限定特典は、それぞれ1ページずつ。本編後の内容なので、少しでも読めて良かった〜、という内容でした。

ミステリーがお好きな方にはおすすめしたい良作でした♪

シーモア 白抜き修正(濡れ場も修正箇所も少なめで、そんなに気になりませんでした)

救いのある共依存がとても良かった

以前偶然見つけた作品。デビュー作ですね。
ヤンデレに落とされる可哀想なヤンキー君を読んでみたくなり、購入しました。

尚也(受)は初めは、御月(攻)からお金を巻き上げる、イキった小物のヤンキーっぽいんですが、読み進めるうちに、その生い立ちや家庭環境の不憫さがあらわになってきます。なるほど可哀想なヤンキーです。読み進めるほど可愛さが出てくるのがとても良いです。

御月は大人しそうなイケメンだったのに、すぐに本性が出てきます。まずは体から攻略すべく、尚也を優しく、しかし容赦なく抱き潰します。
少々狂気を感じさせるヤンデレ具合ですが、無邪気な可愛さもあって、なんだか憎めないキャラです。

初めは抵抗感を持っていた尚也でしたが、愛情に恵まれなかった尚也が、御月に異常なほど強く求められて、落ちないはずがないですね。

「こいつが俺がいないと駄目なのか?」
と気づくシーン。二人の足元に広がる黒に、共依存成立を感じます。(でも白が散りばめてあって、完全な闇ではないんですね。)

尚也が寝ている御月に「好きになっちまった」と告白するシーン。歪んだ愛情かもしれないけど、涙を流して抱きしめ合う二人が、幸せそうで愛おしい気持ちになりました。

どこか壊れているけど尚也にはとことん優しい御月と、不幸だった尚也が、最後にはぴったりマッチして、幸せそうで…。危うさのある共依存関係かもしれないけど、明るく多幸感を感じる素敵なラストでした。

あと書き下ろしの二人は可愛すぎて最高でした♡

共依存は好きなテーマですが、やはり暗めの作品が多い中、本作はちょっと毛色が違って、最後には救いのある作品で、それがとても良かったです。
今後の作品も期待しています!

シーモア 白抜き修正(エロエロなのに真っ白で、形もよくわからないコマもあり、大変残念でした…泣)

500年の営み コミック

山中ヒコ 

ぜひネタバレ抜きで読んでほしい 涙なしでは読めない名作

大好きな作家様で、ほとんどの作品を拝読しています。
こちらは、談話室で泣ける作品としてよく紹介されています。数年前に読んで大変感動しましたが、内容を忘れてきたので再読してみました。

ぜひ前知識少なめで読まれることをおすすめします。ネタバレ少なめでレビューします。

冒頭から主人公の寅雄が恋人の光を失い、飛び降りるシーンがあり、読み始めからギュッと切なくなります。

寅雄が目覚めると何と250年後。
傍には恋人に3割減くらい似ている、ちょっと残念なアンドロイドのヒカルがいて、一緒に過ごすようになる。

寅雄の両親との関係や、光との思い出が出てきて、切ない描写が続きます。

250年も眠っていて孤独な寅雄ですが、だいぶ抜けてるけど、寅雄に八つ当たりされても懐いてくるワンコで優しいヒカルに、少しずつ絆されていく。

寅雄がヒカルに八つ当たりしたことを謝ろうとするシーン。「光にあんまり似てなくてごめん」と逆に謝られる。寅雄の孤独とヒカルの優しさが切なくて、泣けてしまいます。

その後驚く展開となるのですが、ネタバレはこの辺までにします。

とにかく読んでいて、切なかったりキュンとしたりするシーンが多々あり、何度も何度も泣いてしまいます。ハンカチなしでは読めません。

ラストの書き下ろしでは、250年にわたるヒカルの変わらぬ健気さに、ほっこりしました。 
そして一番最後のページにキュンとしました。このページがあってよかった…。

山中先生の切なくも温かみのある作風に、胸の締め付けられる名作と思います。
再読して改めて、本当に素晴らしい作品だなあと感動しました。再読してよかった!

少し古い作品ですが、BLという枠を超えて、ぜひ多くの方に読んでみてほしい神作だと思います。

(濡れ場はないですが、寅雄とヒカルの短いベッドシーンが1回あります。)

後半もうちょっとSM描写欲しかった

先生の作品は数作拝読していて、エロチックな描写が好きな作家様です。特に「ピンクフィルムプレイ」が好きな作品。
本作は増量中の試し読みで、攻めのSっ気とドMな受けに、ビビビッときて読んでみました。

まず冒頭に、短いですがノンケの受けが女性と致す描写があるので、苦手な方はご注意ください。

先生の描く攻めが、いつも色気が強くて好きなんですが、本作の小田切も陰キャながらも、時々ゾクッとするような色気を放ってきてドキドキします。特に目線がエロい!

受けの深山は、陽キャで女遊びするノンケでしたが、偶然小田切に引っ叩かれたことからドMが開花!ドSな責めを涙目になって喜ぶ様が大変エロいです。
濡れ場では、酷くされたり苦しかったり噛まれたりで気持ちよくなっちゃう、見事なドMっぷりで、責めてる小田切が困惑するほどw

はまった深山が、小田切を誘う。昼休みにお尻準備して終業後に誘うって!ノンケのくせにエロすぎ!w

小田切がドSに責める描写もゾクゾクして好きですが、時々赤面したり、ちょっとやきもち焼いたり、時には優しい表情を見せたり…。可愛い顔も見せてくれるのがまた良きです。

会社のデスクでの濡れ場で、小田切が思わずキスしそうになるシーン。二人の表情がすごく可愛いんだけど、小田切可哀想だった(泣)

お仕事の部分も割としっかり描かれていて、二人が両片思いでちょっとギクシャクしながらも、タッグを組んで案件を成功させるために協力し合う様子が描かれます。頑張ってる姿にちょっとほっこりします。

すったもんだあって、最後はきちんとハピエンでめでたしめでたし。
最後、仕事が成功したご褒美に何が欲しいか訊かれた小田切が「…もう貰ったからいい」って言うシーン、可愛くってギュン!ってなりました♡

濡れ場は結構ありますが、SMっぽい描写は、初めに期待したほど多くはなかったかな(前半多いけど後半は少なめ)。深山はドMだけど、小田切はそこまでドSでもないような…。
もうちょっとSMっぽい部分も描いて欲しかった気がします。

てか書き下ろしに、3話の後のなかなかの責め描写(目隠し、緊縛)が一コマ出てきて、なんでこれもっと見せない?!って思いましたw

こちら続編ありで、電子単話で続きが読めます。ちらっと試し読みしたら、どうやらイケメンな当て馬が出てくるみたいで面白そう。
2巻にまとまるのを楽しみに待っています!

電子(coicomi) 白抜き修正(エロエロなのに真っ白で残念!)