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女性ちろこさん

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物騒なセリフの裏には超ヘビー級の愛が隠されていました

おそろしくインパクトのあるタイトルからは、恋愛要素を微塵も感じさせない物々しさが感じられますが、中身は全くの逆。可愛さ余って憎さ百倍の心理が"殺しにくる"の言葉に落とし込まれていて、その言葉まんまで捉えると裏切られます。もちろん、いい意味でです( ´∀`)

婚約破棄から始まるストーリーには、ゼフィエルに振られたアストリッドの恨みが込められており、婚約破棄を言い渡した婚約者の無情な行動に対して「コ」「ロ」「ス」の言葉を置き土産にして別れたアストリッドのその心中をまず理解する必要があります。
ゼフィエルへの復讐ストーリーに展開していくのかなと思っていたら、真逆も真逆のまさかのラブコメ…!!ツンデレ悪態の態度の裏に見え隠れするゼフィエルへの未練や恋心の存在に、ほほう…( ̄∀ ̄)と思うこと多数でした。

「コロス」はアストリッドの本心から出た言葉ではないことなど一目瞭然で、ゼフィエルの方も本心から出た婚約破棄の言葉ではないことも明らかでした。
ゼフィエルなりに思うところがあっての不本意な決断だったことが分かるのは物語が進んでから。あのときゼフィエルが一人で抱えていた国家絡みの大きな問題や、7歳下の婚約者に仄かに抱いていた恋心など、色んな要素が絡み合ってあの婚約破棄に至ったことが分かると、最初の印象がガラッと変わって見えてくると思います。
お気楽で王子らしからぬ態度、ちょっぴりドジで気安い性格から"ポンコツ王子"と揶揄されることもしょっちゅうなゼフィエルの魅力(実は仕事がデキる)が増していく後半は見どころがめちゃくちゃ多い。アストリッドのゼフィエルへの想いが表出するのもその頃合いです。
「コロス」宣言をしておきながら、やたらと構い違って、やたらと意識して、やたらと心配するアストリッドのチグハグ行動にぜひご注目下さいね。突っかかった言葉の裏にある彼の優しさにどうしても期待せずにはいられませんでした♪

再会後のアストリッドはスパダリ騎士に。ゼフィエルは廃嫡に追い込まれて平民にと、2人の明と暗がクッキリでしたが、変わったのは置かれた立場や見てくれだけ。2人の中にあった想いだけは今も昔も変わっていない普遍性が、彼らの純愛を熱く物語っていました。
ゼフィエルの恋愛に不器用なところや、歳の差によって自分の気持ちに蓋をさせるに至ったことが、ゼフィエルのアストリッドへの想いにブレーキをかけることに繋がったのは残念……。だけど、アストリッドの執着が「コロス」から転じてヤンデレ気味に加速したのは総合的に良き結果だったのかも知れません(笑)

悪役公爵のハゲオヤジのキモさはオエ〜…でしたが、このオヤジがいてこそのシーンの見せ場は多いので、ゼフィエルが奴にブッチューされても乳首を弄られてもグッと我慢して下さい。気色悪いシーンではあるものの、このことがキッカケでゼフィエルのファーストキスの真相がここで生きてくるのはむしろ見事な回収だったと言っても良いでしょう。ここからあれよあれよと両片想いから両想いへと大きなステップアップをしていくのは、待ちに待った展開でした。

お互いに惹かれ合っているのに、どうにもその気持ちが交わらない元婚約者同士の恋愛方程式の解は何なのか。その答え探しの道は、だいぶ遠回りしたけど最高に最高の景色に辿り着いてくれました!
何だかんだで痴話喧嘩多めの仲良しカップルで、周囲も元サヤを期待しながら温かく見守っていましたし、ジレモダ満載のウブな恋愛ストーリーを最後まで堪能した一冊です。

執着に執着を重ねた年下攻めの復讐愛にたくさん酔いしれて下さいね♪( ´▽`)

これは相手をも選びたい特異すぎる能力

こういうお話が、まさかBLで拝めるとは( ´∀`)

「僕のヒー◯ーアカデミア」や「H◯NTER ×HUNT◯R」のような少年漫画の趣きが感じられ、次は何をやってくれるのかとか、どんな試練が待っているのかだとか、BLの芽吹きを強く感じながら能力強化に向き合っていく2人のペア活動に全集中でした…!!

冬城と杉崎の関係に特化してるのがメインなので、他のキャラクターたちとの絡みは最小限に抑えられている程度です。少年漫画にありがちな友情エッセンスは今の段階では薄めだけど、これからかな。冬城以外のクラスメイトの絡みもちょびっとだけですし。
そのおかげか、冬城と杉崎のBLが割とこの1巻でイイ感じに進んでくれたのは嬉しい誤算でした。特に杉崎は冬城のことを拒否しまくっていたので、これは長丁場を覚悟しなきゃな……と思っていたところに、"お前とのキスはやじゃない"などと言うまさかのデレ投下。
BLの流れ的には完璧な下地が整い、能力強化のためのキスが恋愛フラグへと繋がっていく彼らの一挙手一投足から目が離せません♪( ´▽`)

ファンタジーならではスケール感や、学園を舞台とした青春ドラマっぽい感じに、まだまだ面白くなっていきそうな余白を感じさせました。
ギャグとコミカルに振れたストーリーの中にも、キュンを基調とした萌えどころがちゃんと押さえられていて、実にトータルバランスに優れた作品だと思います。絵柄の雰囲気も作品によく合っており、可愛いくてキュートなビジュアルがギャグにもラブにも上手く溶け込んでいました^ ^

杉崎のキス能力に関する詳しい解明が今後為されていくのでしょうが、冬城との関係が進展することを一番に願うばかりです。
事務的なキスをダシにするくらいなので不器用そうな2人ですが、温かく見守っていきたいなと思います。

王子は"恋の奴隷"になりました

あぁ〜痛快愉快!!( ´∀`)

善き者はちゃんと報われて、悪き者は罰せられる。
王道の勧善懲悪に加え、ファンタジーのワクワク・モフモフ感が物語の後味をスッキリ爽快に整えてくれていました。

そこまで話も長くないので、おとぎ話的にリズミカルなテンポで楽しめるかと思います。ラヴァーズ文庫さんですし、もちろん濃密なベッドシーンもあり(←ココ重要 笑)、甘美な雰囲気に酔いしれながらメイナードと奏人が惹かれて合っていくストーリーにどっぷりでした。
タイトルに「極上溺愛」の文字が見てとれますが、攻めのメイナードだけではなく、奏人が使役契約をしたフェンリルの"ヤマト"や精霊に溺愛される甘々ライフは精神的安心要素です。異世界召喚のときに誤ってメイナードを奴隷化してしまったときはどんなお話になるのかと思ってましたが、蓋を開ければただのイチャイチャカップルの話やんけ……( ̄∀ ̄)
支配や従属といった隷属化が目立つシーンは全くなかったものの、メイナードが"恋の奴隷"に堕ちたことだけは誰の目にも明らかでした(笑笑笑)

王子でありながら母方の実家の影響力が弱く、長く冷遇されていたメイナードの不遇な境遇は、古典的なスパダリ然とした攻めキャラ像とは違う面白さがあって、そんなところも物語に引き込まれたポイントでした。ちょっと気の弱いところもあるけど、気の強い奏人との相性の良さも良かったです。
精霊の力や魔法に頼る貴族たちの怠慢を炙り出し、「感謝の気持ちを忘れるな」と訴える清廉潔白なメッセージ性は、道徳の教材にもオススメしたいくらい。おとぎ話的な、と冒頭に言ったのはまさにそういうところで、分かりやすくスッキリとした読後感を味わえると思います。

不遇な生い立ちや誘拐される一幕に対するネガティブな印象を上書きするほどの幸福に満ちたストーリーに読み欲がそそられました。
家族が増え、いつまでも賑やかに楽しく過ごしていく彼らの未来を期待しています♪

みんなが幸せの世界線にいるのが一番

・とらのあなリーフレットは、ワンルームで過ごした日々を恋しがる琥士郎の懐かしみ
・アニメイト有償特典は、女子にはイケメン美男子の愛想を振り撒くけど、源慈の腕の中では可愛い子猫ちゃん化する琥士郎
・コミコミスタジオリーフレットは、火夏とイオのその後のラブ

3本の豪華なラインナップでお送りする「ヒズ・リトル・アンバー」の世界を楽しめる小冊子です。
どの作品もコミカル調のオチでニヤニヤを促進。アニメイトのエピソードはエロもあり、甘みにも浸れる満足感でした^ ^

コミコミの方は、琥士郎の兄ちゃんの火夏と恋人?イオのプライベートが垣間見えるお話でしたが、この2人のバカップルぶりをもっと見せて欲しい(笑)
個人的に火夏のビジュアルが好みなので、いつか兄カップルのストーリーをお願いしたいです!

クールカッコいいニンニンも好きだけど、不器用で人間くさいニンニンはもっと好き

好きな人のために何かをしてあげたいと思うのも、自分のポリシーを曲げてまで好きな人のために我慢できるのも、これぞ愛の真理!( ´∀`)

これまで忍とヒカルの恋愛の軌跡を見てきましたが、一歩ずつ恋愛の真髄に辿り着いていく2人を見守るのがこんなにも愛おしいものだとは思いませんでした。
恋や愛を知り、相手の気持ちや自分の気持ちが分からなくなってぐちゃぐちゃになりながらも想いを重ね、恋愛の種を1つ1つ芽吹かせていく忍とヒカルの成長を改めて噛み締めているところです。

忍のクローゼットテリトリーはヒカルによって崩されていってるのだと思ってましたが、ヒカルに崩されていくのを忍がむしろ許してあげていたんだな、と。ヒカルに振り回されるのも幸せのカタチだと言わんばかりの忍の愛はめちゃくちゃ深く、ヒカルへの執着と独占欲はもちろん、ヒカルと過ごす時間がもう手離せない段階にまできているのは一目瞭然でした。

ヒカルが自分たちの関係をカミングアウトできない心苦しさや、転職についての相談をなかなか打ち明けてくれないもどかしさに嫉妬したりして、忍の人間くさい部分が表に出てきたのはその証拠でしょう。クールぶってはいられない余裕のなさが、忍のキャラクターの厚みにも繋がっています。
忍の不安定な心理描写に寄せていくストーリーは、すれ違う2人の気持ちがやるせなく映りましたが、忍が恋愛に…いや"ヒカルとの恋愛"だからこそ真剣に向き合っている姿を見ることができて、もう胸がギュギューンでした。゚(゚´Д`゚)゚。

そして今巻も忘れちゃならないのが、2人を見守る超個性派揃いの脇キャラたちです。
親鳥キングにしろ、冷やかし役のマスター&双子にしろ、忍のお仲間眼鏡くんにしろ、ときに良きアドバイザーとして、またはフォロー役として、焚き付け役として素晴らしい存在感でした。(みんなキャラが濃すぎる…笑)

転職や同棲の大きな転換期を迎える今後の2人が楽しみです。
隣にいることが当たり前になった忍とヒカルが歩むこれからの未来をずっとずっと応援していきます(*´︶`*)

きみの春花 3 コミック

有馬嵐 

2人が共にいる未来を永遠に願う

東条の攻めオーラが強すぎて、未だに彼が受けというのがしっくりこずにいます。

見た目と雰囲気だけを見ると東条は攻めの定型なんだけど、この作品では誰が誰に挿れる挿れないを重視して読んでるわけじゃないので、しっくりきてなくてもあまり気にならないのがこのカップルの良さだと思います^ ^

男前で自立した男っぷりを見せつけてくれる東条。
ふわふわしてるけど、いつも純粋な愛情をぶつけてくれる純恋。

東条はカッコ良くて、純恋は可愛いくて。タイプ的に真逆な2人のお付き合いは順調すぎるほどに順調です。
ただ今巻は純恋の進路に言及するターン。しかも純恋が定期試験のための勉強に時間をとられないといけない……即ちイチャイチャ制限、即ち禁欲日設定という2人にとって拷問のような期間を過ごさなければならない悶々感が見どころとなっています。

純恋がお勉強が得意でないキャラだったのはさておき(笑)、純恋が卒業後のことを考えるに当たってどんな選択をしていくのかが気になるトコ。自分のやりたいことと、東条と今後も一緒にいる将来とを絡め合わせながら、純恋は1つの解答を導いたようですが、さてさて。どんな未来のビジョンを思い描いてそれを実現すべく立ち回っていくのか楽しみです♪

今はまだ純恋は高校2年生。まだ時間に余裕がある利を生かして純恋ができることを最大限に取り組んでいって欲しいなと思います。東条が、純恋を色欲に溺れさせて受験の弊害になるようなことだけは絶対にしないであろうことは今巻で証明されましたし、きっとこの2人なら定期的に訪れる煩悩との闘いに打ち勝ってくれるでしょう!

この作品の最終ステージが純恋の大学合格なのか就職なのかは今のとこ分かりませんが、幸せに満ちた未来を見せてくれることを期待しています^ ^

思わず目を奪われてしまう下着姿の破壊力は絶大

このエロさはrasu先生しか出せないんでは?

女性もの下着を穿くのが趣味だったり、それが心の拠り所だったりと、女性用下着を身につけるキャラはBL界にはそこそこいますが、rasu先生が描くキャラはちゃんと男性が女性用下着を穿いてるって感じのボディラインがすごくエロティックに見えますね!

それ、ほとんど女の子やん。みたいな身体じゃなく、女性にはない厚みのある胸板とか横幅とか、男性体をちゃんと感じられる肉付き(だけど筋肉モリモリとかじゃない)もまたベッドシーンに華を添えていました。女性用の下着が似合うビジュアルとのバランス感もGOODです^ ^

下着デザイナーの創作意欲を沸かせるほどの金城の魅力とはいかに?
仕事もプライベートも上手くいってなさそうな金城をロックオンした高科のワンコ攻撃、今後の動きにめちゃくちゃ期待します^ ^
いきなりのベッドシーンは、展開早いけど濃厚エッチですごくドキドキしました。

まだ1話目ですが、1話目のインパクトは大きいです。
オフィスラブの要素と金城の下着姿のビジュアル攻撃とが上手くマッチして、これからどんな官能的なラブ模様が待っているのかと思うとニヤニヤが止まりません\(//∇//)\

この難解な恋愛の道すじをどう読むか…詰み寸前からの最高の王手を見逃すことなかれ

元作の「初恋をやりなおすにあたって」は未読です。
購入後にスピンオフだと知り、思わずあちゃーとなったけど、これはこれで全然単品で読めるので問題ナッシングでした^ ^

今や空前の将棋ブーム。六冠のタイトルを保持する若き獅子の存在を筆頭に将棋界はめちゃくちゃアツい時代に突入しております。
因みに、私は将棋のルールが分からないド素人なので、作品中に出てくる駒の動き等は理解出来ないので細かいことはスルー。そんな私でも動きが読めるよう分かりやすい表現で配慮して下さる作者さん、ホント感謝です!
元々この作品の初稿自体は6年半前とのことで、今の将棋事情に合わせて書き換えたとあとがきで仰っていた作者さんのご説明、なるほどでした。対局にAIの評価値が使用されるのは今や当たり前。そうした描写が作品の中にもしっかりと活かされていたのは素晴らしいなと思いました。

そして本題のストーリーですが、天才棋士・蛍の恋愛模様の動きは非常に複雑な盤面です。ワケアリの出自やバックにいる家族の存在に加え、蛍が拾ったナオも蛍以上にワケアリの過去を背負っていて……と、両者とも穏やかな人生を歩んできていない濃厚な諸事情が2人の惹かれ合う気持ちを阻害していきます。
蛍が天才と言われながらも手を抜く姿や、やる気のない態度は目に余るものがあり、最初はあまり好きになれないキャラクターでしたが、彼がそうせざるを得ない環境で生きていることを考えると、今のポジションに甘んじる態度も理解できなくなかったですし、むしろそれが最善の一手であるかのように思えました。将棋で生活でき、実家に戻る理由を与えないギリギリのラインの読み切りは、大好きな将棋と離れない最適解だと言えるでしょう。

"自分がどうしたいか"じゃなくて、"実家がどう思うか"を常に頭に入れながら、メディアに自分の存在を晒すことのないように目立たない生き方を選択する蛍の生き様は、棋界では自由人に見えるようで蛍の精神世界では籠の中の鳥のようにも見えました。
そんな蛍の孤独な世界にナオが入ってきたことにより、それまでの蛍の生き方が大きく変わっていくのは好ましい変化です。ナオの話を拒否したり、ナオから逃げ回ったりと、蛍の態度にモヤったり焦れたりするところもあったけど、自分の気持ちを将棋に向き合う態度で示す…しかもタイトル戦でここぞと決めるカッコ良さは超絶シビれました!( ´∀`)

ナオが蛍の想いにすんなりと応えられる立場でないのも、蛍のお家事情も、全てが負の連鎖のように絡みつく劣勢度99パーセントからの大大大逆転劇は、胸アツ必至のドラマでした。
蛍の幼馴染の弦間(当然のようにハイスペイケメン)がちょいちょい良い働きをしてくれるのですが、こう言っちゃなんだけどここまで心を許している弦間を好きになるフラグは立たなかったのか不思議なところ。弦間をあまりカッコ良く書きすぎないで欲しいな…気持ちが移っちゃうから、というのが率直な感想です(笑)

指し回しや戦術的なものは分からないけど、棋士の世界のイロハや、緊張感ある試合の臨場感含め物語の世界に没入でした。家族との関係や、弦間との幼い頃からの関係、師匠との師弟関係だったりの人間ドラマの濃密さは格別です。

大人たちのほろ苦くて切な甘い初恋の物語をぜひ!
恋愛だけに依らないストーリーを味わい尽くして欲しいなと思います^ ^

ハイスペックの勇者には、変態属性がある方がちょうど良い

いやもう、めっちゃギャグ!!
かと思ったらシリアスやしんみりに傾くシーンもあり、トータルバランスのとれた読み心地の良い作品でした♪( ´∀`)

悪の象徴である魔王に転生した元モブ男子高校生の"マオ"。転生したその瞬間から勇者に命を狙われてしまうシチュエーションにOh My God…!詰んだところから始まる転生ストーリーに、冒頭から心をグッと掴まれました。
自分の子どものような存在の魔族たちを守るため、"マオ"が下した決断は自分を討伐しようとしている世界最強の勇者・ギルバートと仲良くなること。魔王の正体を隠しながら、勇者パーティーのメンバーとして自分を討伐する旅に出向くというシュールな展開の幕開けがめちゃくちゃ面白いです^ ^

目指せ、仲良し!目指せ、グッドフレンド!
確かにベッドに同衾するほどに仲良くなっていく2人ですが、あれあれ…?仲良すぎてアンナコトヤソンナコトまでシちゃう関係になっていく予想外の出来事は、いくら魔王とはいえ回避不可の案件です。

魔王の中身は男子高校生だし、そもそもが絆されチョロ介の"マオ"に、変態ギルバートの接近攻撃をかわせるはずがないのが、2人の恋愛のパワーバランス。ギルバートの方が何枚も上手で、強引に"マオ"との距離を詰めては欲のこもった目で視線を向けるギルバートの執着は、腹黒で計画的で特にエロ方面には隙がありません。
ギルバートの態度の端々には何となく"マオ"が何者かを察知してるのでは…?と思う節も垣間見え、"マオ"がギルバートの手の平で転がされまくっているラブコメ的エッセンスの楽しさに大爆笑でした。

しかし楽しいシーンだけではないのがこの作品の見どころです。2人の旅の道中には密輸集団や人身売買の組織と対時するシリアスなシーンもあり、捕らわれた魔獣たちを救出しながら悪党どもをやっつけていくハラハラ展開は、さっきまでコミカルな話でストーリーを満たしていたとは思えない超落差でした。この緩急の付け方……作者さんのセンスに脱帽です。

真の悪に裁きを下すラストシーンは見応え感抜群でした!ギルバートに別れを告げるシーンの切なさから繋がるラストの盛り上げ方は最高に良かったです。
この国が良き方向に軌道修正していく期待が持てるエンディングは、理想図そのもの。魔獣たちや近しい人間たちに見守られ、ラブラブ盛んな勇者と魔王カップルの未来は安泰間違いなしでしょう^ ^

ド執着変態のギルバートに可愛がられまくって、更に魔王城が賑やかになる光景が目に浮かびました。ファンタジーのパワーでいつかお世継ぎが生まれるかも?…なんて未来を脳内でこっそり期待しています(笑)

平良のオンモードのカッコ良さは格別です

おおおお……!!!

前巻までがちょうど小説の1巻分だったので、6巻は小説の2巻あたまからスタートするのかなと思いきや、なんと「美しい彼 番外編集」に収録されている「裏・月齢14」のエピソードではないですかぁ〜〜( ´∀`)!!

こちらのエピソード。平良がカッコ良くイメチェンするシーンがあり、モテモテ平良が拝めるとあってめちゃくちゃ大好きなヤツです。(ドラマにもありました!)
しかも清居の特大嫉妬のオプション付きなので、全方位でデュフフフ…( ̄∀ ̄)と楽しめる最高の推しエピソード。嬉しいのは、小説には平良のめかしこんだ姿の挿絵が載ってないので、このコミックスでいっぱい堪能できたことでしょうか。
文字で追う、清居の"俺の男だぜ"(ドヤァ…)も面白いですが、コミックスでもめちゃくちゃ面白かったです!

更に更に。清居とのそのあとの仲直りエッチまでつけちゃうボリューミーな甘いベッドシーンは最高でした。一線超えてからは、こういうシーンも増えるかと思うとニヤニヤが止まりません^ ^
平良のキモうざもパワーアップしてますし、イケメン平良とキモうざ平良とで相殺されて結果イケメン度は0になっちゃう残念感。でも不思議と可愛いと思える魅力に溢れた男なんですよね、平良って奴は。
清居を神として崇める精神世界で満たされている平良の独特な思考と哲学は難読不能でしたが、それもまた平良のキャラの魅力でした(笑)

平良にツッコむ清居のツッコミ芸も板についてきましたね^ ^
ウンザリさせられても平良にベタ惚れな清居のツンデレを見るのがクセになってきました。
7巻はどこまで進むのかな。今からもう楽しみです♪