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両親たちにも負けない一途な想いに胸の昂りが抑えきれないよ

表紙の実加先生のお胸がなんとエロティックな……(//∇//)
これはもう読む前から期待しちゃうやつですね。表紙の2人が最高にイイです。

実加先生が那月のド執着ムーブにオチてくれて嬉しさいっぱいだった前巻。表紙のビジュアル的にも、更に2人の仲が深まって甘々イチャイチャをたくさん楽しめるのかなとワクワクしていましたが、んん゛っっ……??

まさかの逆伏線?(;∀;)
何だか切なめな方向に進んでしまい、そ…そんなぁ〜でした。

身体から入っちゃった弊害というべきか、心が追いつくのを後回しにした結果、多少こうなることは予想がついていたとはいえ、やはりすれ違い展開は心が痛いです。
那月の焦りも実加先生の不安も、好きなのは同じところにあるのにやるせないなぁ…。那月がイケメンに育ちすぎたおかげで実加先生の自己肯定感にダメージを与えることになってしまい、こればっかりは那月にもどうしようもないけど、実加先生を一途に想い続けてきたかなりの年月を考えれば、那月が実加先生の見た目や年齢に今更どうこう思うわけがないのに。

子どもたちのお世話で、よだれまみれだったり汗まみれ汚れまみれの姿を見てきても実加先生をずっと大好きでいたんだから、那月が外見じゃなく中身で好きになったことに自信をもってくれたらなと思います。
自分に自信を持つための磨きもいいけど、那月の気持ちを置いてけぼりにしないで欲しい。確かに始まりがあまりにも弾丸的だったので、まぁ…悩むのも理解できますが。

最後。あれは一体どういうこと?…というところで終わってしまいました。
謎な感じだったから余計に回収先が見えない。えー…どうなるんだろう。

気持ちに行き違いが起きているこの状態を早く打開して欲しいと願いながら、最高の収束劇を期待しています!
朝陽と夕陽、そして空との3人の恋愛がうまく結びついたように、その勢いで那月と実加先生の物語もラブラブハッピーでエンドして欲しいなと思います^ ^

…それにしても、マシュマロボディ大炸裂な実加先生のコスプレは蠱惑的でした。(36歳であの胸の張りはマジで奇跡的)
いつか那月の前で御披露目する機会をぜひ!

眠れる独占欲、覚醒

きゃーーー!!(=´∀`)人(´∀`=)

2巻、良いです良いです!素晴らしく良いです!!!
なんといっても、一織の藍生に対する想いの変化です。これに尽きます!
一織視点のボリュームがグンと増え、一織の素顔が暴かれていく今巻。親友・藍生への想いが芽吹き始め、また自身の身体の変化に戸惑うなど、一織の中で何かが大きく変わろうとしている大事なステージ巻です。

1巻の終わりで既に予兆はありました。一織の藍生に対する重めの執着心が、です。
2巻は始まりから一織の独占欲のアクセルが全開で、一織ってこんな表情をするんだとか。こんなに嫉妬深いんだとか。それまでの一織からは想像もできない姿が次から次へと出てきて、驚きと共にニヤニヤ増し増しでした(*´︶`*)

藍生の片想い感情が切なく映るストーリーに一織の視点が入ってきたことで、2人のBL展開がますます面白くなってきます。
藍生の一方通行の恋心だと思っていたところに、まさかの一織からの恋のベクトルが……?
決定的な自覚はまだ。一織は恋をしたことがないし、恋というものが分からないから。でもそこに近いところまできている。性欲も持ち始めた。藍生の顔を思い浮かべて何度も抜いた。

お願い、早くこれが恋だと気付いてくれーーーー!!。゚(゚´Д`゚)゚。

恋や愛の世界線で生きてこなかった一織が、自分の中に燻る藍生への情欲に無知なのは分かりますが、誰がみても恋心ど真ん中じゃん。愛、しっかり芽生えてるじゃん。
ジェラシーの感情もあんなにスゴイのに自覚ナシかぁ……ああ、何てもどかしいのか。
藍生の方から想いを告げることはなさそうですし、永遠に交わることがなさそうに見えるこの恋の行方はどうなっていくのでしょうか。

一織が頭の中で妄想しているあんなことやこんなことが実現してくれると嬉しいですが、キスやセックスの体液交換に制約がある以上、行為自体が可能なのかも謎。
性欲発散のお手伝いのその先のステージに至ることを期待して、3巻も楽しみにしています^ ^

色んな感情が込み上げてきて感無量です…!!。゚(゚´∀`゚)゚。

ずっと「志央くんとしたい」を追いかけてきたファンの者です^ ^
単話配信のときからずっと2人のことを見守ってきた身からすると、この単行本化はずっと待ち侘びてきた嬉しいニュース。感無量の思いでいっぱいです!

1話1話のストーリーが可愛くて、あまあまで、しかも絵もとびきり可愛いし、志央と環のキャラクターの魅力も素晴らしい。元々幼馴染みだった関係から進展した初々しい恋人模様にキュンときて、かと思えばお付き合いに慣れてきた甘くてエッチなシーンにドキッとしたりと、萌えどころの振り幅の広さは最高の領域でした♪

ピュアで可愛い2人の恋愛は、キュンやドキドキだけに止まらず、ニヤニヤしたり、ウヒャウヒャしたり、時に切なくハラハラしたりもしますが、湧き上がる色んな感情は奥行きあるストーリーに繋がります。
3話目までは、恋人関係を甘めに楽しむトーンがメイン。4話目あたりからは切なめトーンがメイン。甘さとしょっぱさが入り混じるストーリー展開によって、攻めの志央の環への想いの強さがグッと引き立ちます。

第三者が登場し、志央の嫉妬にスイッチが入ると、2人の関係は徐々に不穏モードにGO。この辺りはお互いの気持ちが噛み合わなくて作品中一番の耐えどころとなりますが、大人の余裕を無くして独占欲を露わにする志央の暗い感情は、これはこれでわたし個人としては大好き(笑)
環が自分から告白するほど大好きな志央が、こんなにも嫉妬するほどの重い愛を環にぶつけてくるシチュエーションが、最高にたまりません(//∇//)


恋人同士になりたてのジレモダなピュアな恋を見守りつつ、社会人と学生という立場の違いからすれ違っていく2人の恋愛模様に浸った一冊です。
最初から恋人同士の関係で話が進むストーリーも良かったし、あと意外とエロ成分が多いのも萌えギュンポイントでした。(可愛いとエロのコラボは無敵すぎる…!)

描き下ろしも至高すぎて、ああ……昇天の極み( ´∀`)
エロかわいいを補充したい方に迷わずオススメします。

最甘最凶の双子に挟まれた猛愛の世界線を見てみたいと思いませんか?

双子攻め……いや、双子責めでしょうか?(笑)
前と後ろから挟まれて、激しくばちゅばちゅと……双子の執着から湧き上がってくる"魔力供給"という名の3Pプレイはもんのすごい視覚の暴力でした!!\(//∇//)\

美双子のビジュアルと、どこまでもバジールに忠実に傅く姿。萌ゴコロにギュンギュンブッ刺さりました。
「秘密の森の魔術師はのどかを願う」ではバジールがこんなにも組み敷かれる絵図など1ミリも予想してませんでしたが、ほほぅ…これはなかなかイケますね^ ^
バジールにこのBLの世界線を与えてくれた作者さん、グッジョブです!

感情が抑えめで人形のような双子だけど、いやいや全然。バジール視点だからそう見えるってだけで、バジールへの独占欲を露わにする感情が実は見え隠れしています。
恩人であり、救世主であるバジールに幼い頃から傾倒してきた双子のダリとクリムト。人肌を知らずに育ってきた彼らに初めて温もりを感じさせてくれたバジールへの執着心は、まーえげつないです。

涼やかな顔をして、獰猛に2人がかりで抱き潰すベッドシーンにまずはご注目いただきたい。下から突き上げる腰つき、揺さぶるパワー、みっちりと埋まる質量、それが単純に2倍ですからね、いくら筆頭魔術師とはいえバジールの身体の負担は見るからに大きそうです。
その激しいプレイからも分かるように、双子はバジールが大好き。濃厚なセックスと恋慕の度合は比例していると言っても過言ではありません。
双子の恋慕に気付いていながら、素知らぬ顔をするバジールとの温度差が大きく映りますが、双子と距離を置くことを決めたバジールの思惑を超え、ダリとクリムトの存在がバジールにとって離れ難いものであることに気付いていく感情の揺らぎは、彼らの関係に変化を与える大きな一歩だったと思います。

魔力供給を必要とすること以上の感情は持てないと双子に宣言したとて、それを良しとする双子のバジールに対する執着心は想像以上でした。国を滅ぼすに匹敵する想いの強さとは……いやはや恐れ入る。
バジールの傍にいることを許される保証の確約に最大の価値を見出すダリとクリムトの愚直さはある意味凶器。この国にとっての脅威がまさか1人の宮廷魔術師への独占愛に掛かっているとは思わないでしょう。
最高にして最凶の重さにBLの血が滾りました!ヽ(´▽`)/

描き下ろしの、双子目線のストーリーは殊更最高でした。
敬語を使ってないダリとクリムトの本来の素が出ていて、本編とはまた違う双子の魅力が味わうことができるでしょう。
そして、「秘密の森の魔術師はのどかを願う」の2人もちょこっとだけですが登場しています。本線との絡みに加えて、番外編でのフィオとシャガールのストーリーを楽しんで下さいね^ ^

"失敗してもいい"と思える恋愛はホンモノだと思うに一票

本格的な同棲の前段階とはいえ、期間限定の同棲生活は、2人の恋人らしい色んな姿を見ることができて何だか新鮮でした^ ^
身体の関係から入っただけに、恋人っぽい時間の過ごし方はほぼベッドの上限定でしたが、それはセフレ関係ゆえのこと。セックス無しで日常の時間をゆったりと過ごす機会なんて梶と深見にはそうそうありませんでしたが、さすが恋人同士はステージが違いますね。甘さ増し増しです!

家に帰ったら深見がいる。
深見が行ってらっしゃいのキスをする。
深見が梶にお弁当を作ってくれる。
仕事を見送ってくれる。

ちょ…ちょっと待てくれーい…(//∇//)
何この同棲生活にしっくりきてる馴染み感。弾丸で同棲生活を始めたにしては、深見の良き嫁ムーブがすごいのですが(笑)
しかも、無理してる風じゃないんですよね。見知らぬ土地で不慣れだろうに、梶の生活圏にスッと溶け込んで、しかも梶のハートをガッチリ掴んでいく手腕…さすが深見です。深見との新生活にデレまくっている梶の浮き足だった姿にニヤニヤでした。

もちろん。いいところだけじゃなく、ちょっとしたすれ違いや嫉妬なんかもあったりもするけど、こうした衝突や摩擦は恋人同士の関係の醍醐味でしょう。
セフレだと、恋愛の面倒なところはスルー出来てある意味好都合な関係でしたが、恋愛中の恋人同士だとそうはいきません。なので、梶と深見が正面からぶつかり合って、素直に自分の気持ちを吐き出す姿を見てると、2人がちゃんと恋人同士であることを実感できてすごく嬉しい(*´︶`*)
"梶とだから失敗してもいいかな"なんて、すごい熱烈な告白ですよね。
"この人と幸せになりたい"は良くあるセリフだけど、"この人なら失敗してもいい"って、余程信頼してないと言えないと思う。失敗しても後悔しませんよ、あなたとの恋愛なら、って意味ですもんね。

こんな風な会話を交わし合える2人が最高に素敵。恋人同士になるまで色々あった2人だけど、その"色々"の経験もちゃんと心に根付いていて、幸せと嬉しさで胸がいっぱいでした。
次なる問題は叔母さんへのカミングアウトかな?それとも、梶の親父さんが何か絡むとか?
まだまだ2人の恋愛から見逃せないポイントが盛りだくさんですが、最後まで応援して見届けていきたいなと思います^ ^

心も身体も委ねられる最高の"つがい"に

おおお……ついに完結巻…!
2人の悲願である、番関係が無事に完遂するのかどうかが気になるフィナーレです。

前巻のラストでは、何やら2人の番ロードに陰りが見えかけたところで次巻へ続く…となっていましたが、今巻でその問題の全貌が明らかになり、それに追従して2人の間にわだかまりが生じ…と、不穏と切なさが全開な物語展開となってしまいます。゚(゚´Д`゚)゚。
龍之介の匂いを感じなくなってしまった晃太。なぜそうなってしまったのか、両想いじゃなくなったからなのか、それとも別の理由があるのか。
晃太と龍之介の間には溝ができてしまい、すれ違っていく姿はやるせなさいっぱいでした。

龍之介を大切にしたいがために噛まない晃太と、早く噛んで欲しい龍之介。
本能的にはお互い噛みたいし、噛まれたい。でも晃太の理性がそれを是としないところから、2人の間にボタンの掛け違えが起こってしまうのが、ああ…何てもどかしいことか。
晃太が龍之介のことを大切にしたいのは分かりますが、龍之介を大事にしたいのは身体だけ?心は置き去りになってない?思いやりがあって優しい性格は晃太の長所だけど、かえって傷付けてるんですよね。龍之介の心を。
どんどん気持ちが噛み合わなくなっていき、そこに拍車をかけて龍之介の匂いを感じなくなっていく嗅覚の鈍化も相まって、2人の距離がどんどん開いていく姿……見ちゃいられなかったです。

重い空気が纏う両者の恋愛模様ですが、でもそこは完結巻。スッキリとした回収劇を期待して気持ちを大きく構えて読んでOKです♪^ ^
特異性αの医学的知見の力がすれ違い解消の立役者といってもいいですが、そもそもちゃんと話し合っておけばこんなことにはなってないことを肝に銘じておくべき。番になるかどうかの究極のところですれ違っていたわけだけど、この先仲良くやっていくなら些細なことでも相談したり思いを共有する歩み寄りが必要なことを今後の教訓にするといいですね^ ^
番というカタチに固執するだけじゃなく、心も委ねられる最高の"つがい"になって欲しいなと思います。

そして、です。
完結巻は最高のエンディングだったよ〜!!と思っていたら、な…な…なんと。
……ん…??新章…?
どうやら、終わりであって終わりじゃないようです。
完結の気構えが急に引っ込んでしまったけど(笑)、番になって新章突入とは、こういう展開もまた面白いですね。新ステージでは一体どんな景色を見せてくれるのか楽しみにしています♪

2055 コミック

三月えみ 

作者さんの頭の中って一体どうなってるんですか?

近未来的SFファンタジーの世界でありながらも全くの他人事ではない世界観に少なからずゾッとしました。

「2055」の作品が世に出たのは2022年とのことですが、そのときより更に世界はAIに依存するシチュエーションが増え、AIは私たちの生活にとって欠かせない身近な存在となりました。
AIを搭載したアンドロイドの普及という点においてはまだその段階にはきていませんが、この今の世界情勢を考えるとあと20年後には本当に人型アンドロイドが人間と何ら変わらずに普通に生活をする日がくるかも?……経済目的だったり、介護目的、または軍事目的かもしれませんが、この作品が何だか近い未来の預言書のように思えてならなかったです。

「2055」では、大切な人を喪った喪失感はどれだけオリジンに忠実に模したものであっても埋められないやるせなさが伝わってきて、あのラストはとても悲しかった…。弥凪の笑顔が、全てを物語っていますよね。大事なのはアオイという人間そのものだったんだと。
元のアオイは、アンドロイドの弥凪を前にしてきっと勃つことはない。その状況から見て、弥凪は目の前にいるのはアオイであってアオイじゃないんだと確信したのかもしれません。

すごく切ない終わりを迎えた「2055」のアフターストーリーとして、「2072」や「2075」との横の繋がりがあることもこの作品の面白さだと思います。55年のときから更に17年後…20年後と、人間とアンドロイドの共生の意味を問うストーリーの重みがめちゃくちゃ響くストーリーでした。
ここでこう関係していくのかよ〜!((((;゚Д゚)))))))と驚く場面もあり、ストーリーの深さにただただ平伏と拍手。人間と、人間が作ったオールドAI、そしてニューオーダーAI……この三者の複雑な関係性をベースに、「2072」と「2075」のストーリーが動いていくことの不可思議性や神秘性をたっぷりと味わって下さいね。

まぁ、最も驚くべきは、こうした繊細な感情と、AIと人間を取り巻く複雑な環境をここまで突っ込んでアプローチする作者さんの脳内で間違いない。すごいなー…どんな頭の中になってるんだろう、覗いてみたいです。
BLだということを忘れさせてしまう壮大な近未来の世界に最後の最後までひたすら没入でした。世界観、ストーリー、キャラクター、どれもが最高に素晴らしかったです。

五感を揺さぶる健気な恋に涙しました

カノンの背景、重いですねーー……

義理の兄・拓真との家族としての関係性もそうだけど、両親の不幸な死と、両親の死によって風俗の仕事に就いてる事情、そして店長とキャストという職場での関係が、恋心の成就を阻んでいます。
両親の事故死は、拓真とカノンだけしか共有できない悲しみの過去。2人が家族として辛い日々を乗り越えてきた絆は何よりも強いです。

賠償金の支払いのために風俗の職に就いている2人は、言わば目的を完遂するための同志。でもカノンの中には一緒に賠償金の問題をクリアしていこうとする思いよりも、どんな名目でもいいから拓真と一緒にいたい気持ちでキャストをしています。愛する人に一生愛されることがないとの思いを抱えながら、その拓真の前で客との行為アレコレが筒抜けな状況ってどうなんだろうか……。
拓真の傍にいるためなら他の人に抱かれることなど厭わないカノンの芯の強さがめちゃくちゃ響きます。拓真への想いがあまりにも健気で、いつもの気の強いカノンからは見えない素顔に涙がホロリでした。

他のキャストがいるときはワチャワチャとした楽しい掛け合いも、2人だけになると重苦しい雰囲気になるあの空気感。他の誰よりも近しい距離なのにどこか遠い距離を感じてしまい、すごく切ないぃぃ〜…。゚(゚´Д`゚)゚。
作者のりんこ+三原しらゆき先生の作風といいますか、喜怒哀楽の感情表現が濃ゆいんですよね。切ない感情がはっきりクッキリ分かりやすいぶん、読み感情にすごく刺さります。
拓真が煮え切らない態度になるのも分からなくもないですが、カノンの視点だけだと拓真のその態度がもどかしく映って仕方ない。拓真の視点も欲しかったですね、いつからカノンを好きになったのかとか。
弟への恋慕を抑えてきた兄の心の葛藤にも注目しながら、2人の恋愛を見届けて欲しいなと思います。

恋人同士となり、あまあまな2人のその後もいつかぜひ!

設定、ストーリー、キャラにエロ。何もかもが神ってる絶品作。

最新刊の2話まで読み終わりましたが、何度も読み返しちゃうなぁ〜…( ´∀`)ニヤニヤ
エッチで甘い、そして萌えの旨味がたくさん詰め込まれた体格差BL。こんなにも楽しいストーリーを生み出してくれた淀川ゆお先生、ブラボーです!

エロさもいいけど、ストーリーがいいんですよね!
身体の大きい人に抱かれたい。マッチングアプリで出会った身長200センチ超えの駒月に初めてを捧げてなにかが目覚めた千隼の気持ちが、静かに恋へと加速していきそう。2話の終わりにはその予兆も現れており、2話以降の展開もますます見逃せなくなってきました〜(//∇//)

千隼は大きい人にギュッとされて挿入されたいだけの快楽で満足するのか否か。優しく抱いてくれる駒月だからこそ、また会いたいと思ったり、駒月のデカブツを全部挿入たいと思ったのではないのか。そんな心理が見え隠れしていて、BLの萌えみをギュンギュンに感じました。
今後の予測や期待も絡み、妄想が止まらなくて困ってます。360度どこから見ても楽しくて、読み欲が抑えきれません^ ^

千隼はおっきいのが確かに大好きだけど、"駒月限定のおっきいの"が大好きなんじゃないかと。駒月にまた会いたいと思う気持ちが恋心に転化するのも時間の問題だと思われます。
駒月のアレをまだ全部収められないうちは会う口実はあるだろうし、そうやって会う回数を重ねていくうちに千隼だけじゃなく、駒月サイドにも千隼へ気持ちが芽生える動きが出てくるといいなと願っています。

顔の半分を覆い隠す長い前髪からでも分かるあのイケメン感が、駒月のミステリアスなオーラをより醸し出しているキャラ性も良き。千隼のエロさと可愛さとの相性も最高です。

単行本化が、あぁ楽しみ♪( ´▽`)

中華ファンタジー世界の重みを感じる圧巻の読み応え

「壮大なスケールで描かれる年の差中華BL、開幕!」の文言で気付くべきでした。

この巻では、全く終わりませーーーーん!\\\(;∀;)////

全体の折り返し地点なのかも、3分の1くらいの進みなのかも全く読めません。
なるほど確かにこりゃ"壮大"だぞと。ストーリーがなかなか終わりそうにない上に、あれあれ?お国を出ちゃったよ。しかも国を出るところで終わっちゃったよ。ラブ展開ないよ。蘇芳を陥れた黒幕親子にも引導渡してないよ。
つまるところ、事件的にもBL的にも何も進んでおらず終着してもおらず、何もかもが持ち越しとなっている状態のまま次巻へ続くとなってしまいました…((((;゚Д゚)))))))

この巻だけでもなかなかのボリュームがあったのに、この進み具合とは…。一体どれだけのストーリーがこの先に待ち構えているのか想像もつきませんが、とんでもない方向へと物語が進みそうな期待感にワクワク。先々どうなるのか分からないにしても、この導入巻においてのみでも大スケールを予感させる中華風ファンタジーの世界に引き込まれました。
蛇、鳥、虎、鹿がモチーフとなった霊獣たちが登場し、人間模様の複雑さに加え、伝統と格式に映えたファンタジックな彩りも中華の世界観を大いに盛り上げてくれています。もちろんスケール感だけじゃないですよ。幼き頃から紡がれる先生と生徒の師弟愛、そして家族愛といった主従関係を超えた温かい色味が醸し出すBLの香りにも萌えゴコロが疼きまくりでした^ ^

ただ。
BLの部分はまだまだ生徒の花鶏の方の一方通行愛でして、先生の蘇芳の方はまだ「可愛い生徒」から抜け出せられていないのが少々難アリかな。これは時間かかる案件ぽいぞと思いながらも、ここまで大切に育て上げてきた愛し子に向ける独占欲はしっかりと持ち合わせているので、その執着にも似た思いが今後どう化けていくのかが見ものです。

花鶏にはいつか素敵な伴侶を娶って欲しいと思っている蘇芳だけど、その余裕が嫉妬に変わる日が早よ来いと願うばかりです。
花鶏の方は、中華世界の攻めらしく執着のゴン押しムーブにスイッチ入ってて、もう既に頼もしい姿を見せつけてくれてるのが良き。好きの感情に安定感のある攻めキャラは読み進める上での大きな心の拠り所になりますし、この先2人に大きな困難が押し寄せてきても耐えられそうです。
恋愛のムードはこれから。恋愛色が出てくるのは次巻かもしれないし、もしかしたらその先かもしれません。
今巻はキスもしてない2人ですが、色男に成長しても先生先生とワンコな態度でじゃれつく花鶏の甘いエッセンスにニンマリ。どんどん濃密になっていくストーリーと共に、2人の愛も濃厚に育っていって欲しいです^ ^


タイトルだけでは物語の全貌が読めない作品だと思います。
サクッと読める作品かなと思ったら、トンデもなかった。これはじっくりと腰を据えて読むべき類のものですね。緻密な設定がとにかくすごい。
ゲーム内の悪役が心を入れ替えて転身、今やBL小説界ですっかり馴染みとなった悪役転生ものをこの作品ではどう回収していくのでしょうか。中世ヨーロッパ系の悪役令息系ストーリーで実績のあるアルファポリスさんですが、中華世界の悪役転生ものでも華麗に魅せてくれることに期待しています!