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萌作品

エキスパートレビューアー2023

女性CRダメ人間さん

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No Title

少女漫画みたいな恋がしたいイケメンモテモテサラリーマンの北大路と、少女漫画のヒーローみたいな同僚有馬のお話。

定期的に挟んでくる双方の少女漫画ヒーロームーブにジワジワ来る面白さがありました。

しかし有馬の北大路に対する片想い事情がよく分からず残念。
いつどうやって落ちて、どのくらいの期間片想いをしていたのか、かなりフワッとしています。
優しさの積み重ねで好きになったのだろうとは推測出来るのですが、何か一つくらいエピソードが欲しかった。そもそも冒頭の飲み会以前、二人にどの程度交流があったのかもよく分かりませんでした。
最初のキスと終盤の展開から有馬が遊び慣れていそうなこともあり(それ自体は良いのだが)、描写に北大路への特別感がありませんでした。そのせいで片想いの切なさが薄く、キャラ設定として上手く機能していなかったと思います。

描き下ろし等含めた読後の感想としては、有馬は惚れっぽく思い込みの激しい性格で、北大路は数多居る好きな男のうちの一人だったのでは……と思ってしまいました(笑)

少女漫画ネタ部分は面白かったので、もっと全力でコミカルなストーリーの方が個人的には楽しめたと思います。

想像と違った

"オレら史上、最高に頭の悪い恋愛勝負開幕!!!"
この煽りに惹かれてアホアホケンカップル目的で読みましたが、その欲は満たされませんでした。

高校時代のライバルが就職先で再会。再びライバル関係となった二人が酔った勢いで抜きあいバトルを開始。そこからセックスにもつれ込み、売り言葉に買い言葉で先に落とした方が勝ちの恋愛勝負をすることになります。

ギャンギャンと騒がしめのケンカップルで起きていることはアホアホです。間違いなくケンカップルなのですが、何となくしっくりこない二人でした。
過去回想でのやり取りも、セックスに至るまでの口論も、受けの一方的な絡み要素が強く二人同レベルのアホアホ感が無い……?
……と思っていたら、中盤で攻めの片想いが発覚してなるほど〜となりました。
設定上納得はしましたが、ケンカップルを求めていた身としてはやや残念でした。

受けがかなり序盤から攻めの口説きにドキドキしていたのも物足りなかったなと思います。
口説き以外の要素で相手を意識するシーンが欲しかったです。

キャラクターは二人とも可愛かったと思います。特に受けが自分の容易に自信満々なところが良かったです。

No Title

この巻は前巻に比べて主人公たち二人での行動が多く、全体的に萌え要素多めでした。
サスペンス部分は相変わらずツッコミどころが多めです。

おそらく一番の萌えポイントは獅郎の「お前が暴走したら俺が止める(意訳)」発言だったと思います。バディもの好きとしてはここで一番盛り上がりたかったのですが、根底にあるシリアスなストーリーに入り込めていなかったせいで上手く盛り上がることが出来ませんでした。
私は萌えきれませんでしたが、バディらしい良いシーンだったと思います。

その他にも、一狼のご飯の味付け、キスをしようとして一狼の緊張をほぐす獅郎、路地裏で恋人のフリをする二人(一瞬)。色々ありました。
ラスト、逃げ込んだラブホの回転ベッドではしゃぐ二人が可愛かったです。
おまけはイチャイチャにしか見えませんでした(笑)

No Title

サスペンス要素は相変わらずフワッとしています。

前二巻に比べて二人の絡みが少なめ。
少ないぶん絡みのあるシーンは王道で分かりやすくて良かったです。
風邪引き獅郎、看病する一狼、寝言で好きな女の名前を呟く一狼、手を繋いだまま寝る二人。十ページくらいに怒涛の詰め込みでした。
そして終盤では拉致され拷問を受け、死に際に一狼を思い出す獅郎。ここぞと言うタイミングで助けに来る一狼。
あとはオマケで栄養を摂取してね〜という感じでした。

コメディ要素がかなり薄れ、前回よりも更にサスペンス色が強くなっています。気になるところの多い内容ですが、ツッコミを入れながら楽しく読みました。
サスペンス的には拉致された獅郎が姉の名前を出した際、犯人に詰め寄られたシーンが一番盛り上がったかなと思います。

No Title

私は第一巻を男同士のラブコメと思って読みました。
二巻ではラブコメ度がやや下がり、メインストーリーが進むことでサスペンス部分のツッコミどころが気になるようになってしまいました。
しかしテンポは良いので最後までサラッと読むことが出来ました。

コメディ要素としては温泉旅行に遊園地にと定番スポットに行っては恋人のフリという名のすったもんだを繰り広げます。
温泉旅行での一狼が面白かったです。恋人のフリをした末に泡を吹いて倒れるのですが、そんなに嫌だったのでしょうか(笑)

一巻ではお互いを信頼しておらずケンカップルらしさを感じましたが、二巻ではそういったシーンがほぼありませんでした。
お互いを不審者と勘違いして攻撃しそうになるシーンが王道で良かったです。

二人が打ち解けてしまったことで、全体的に笑いが減ったと思います。
打ち解けるまでが早く、もう少し日常的な様子も見せて欲しかったなと思いました(巻数が多いのでもっと時間がかかると思っていた)。
打ち解けてはいますが、二人の距離が更に近づく描写はあります。獅郎が一狼の言葉に心を動かされるシーンが特に際立っていました。
オマケや巻末描き下ろしを含めてBL的な萌要素はわりとあると思います。

サスペンス部分のツッコミどころは本当に多いです。
ストーリー展開で一番残念だったのは、一狼の協力者の存在。かなりフワッとした存在なのですが、事件捜査を協力者によってサラッと処理してしまうので、色々と物足りなさを感じました。
主人公たちが活動する分にはツッコミどころがあっても楽しめるのですが、協力者の存在で処理された部分に気になるところがあるとめちゃくちゃ気になるということが分かりました(笑)

俳優×マネージャー(スパイ)

ツッコミどころ多め。設定にかなり無理があるのですが、それを軸にしてストーリーが進みます。俳優要素は薄いです。
全体的にもっと頭を空っぽにして読みたいストーリーでした。

恋愛に関しては攻めがかなり強引。それに応える受けにもかなり無理があると思います。
部屋でうろついていたマネージャーを押し倒し無理矢理キスして自慰する俳優と、所属俳優の過去を知るために肉体関係を許すマネージャー。
頭を空っぽにして読みたい展開なのに、スパイ関連の話がラストまで続くので、設定の粗さや強引な展開が気になってしまいました。

そして攻めより当て馬の方が応援できるキャラでした。
攻めより受けのことをよく知っていて、今まで無理矢理手を出すこともなかった相手が現れてしまうと……。
かなり強引な展開で肉体関係を持った二人なので、当て馬は出て来ない方が良かったです。
それかいっそ3Pして欲しかった(笑)

受けは完全に絆され受けでした。

めちゃくちゃどうでもいいですが、初エッチで生で中出しして二時間放置する攻め。寝てる間に綺麗にしてあげなよ……! と思いました。