「風の色まで憶えてる」2巻発売のタイミングで作品を知り、全方位好みだったため、飾先生の既刊作品を全てを手元に置きたくなり入手しました。
深い愛情で結ばれている精神的な関係性は「風の色まで憶えてる」で堪能しましたが、こちらは性的な結びつきがメインで、同人誌ならではの刺激的な描写を堪能させて頂きました。
高校2年生といえば17才、性的な興味や欲求も無尽蔵と思える時期に2人きりになれる環境が整っているので、隙あらば相手の体に触れています。
高校一年生から親密になっていますし、性行為も幾多と重ねてきたでしょうから、ここでのコスプレは(ですよね、これは)、スパイスとなって、さぞや興奮しそうだなと思ったら、全くその通りでした(笑)
この2人のキスは唇が触れた瞬間の柔らかさや、離す時しっとりした感じまで伝わるようなエロさが滲んでおり、気づけば飾先生の画力引力に吸い込まれています。
「薄い本」なので、あっという間に読み終わってしまうため、ページの端から端まで舐めるように眺めて、世界観への滞在時間を引き伸ばしました。
「2人の『色々な』日常をもっともっと見たい!」と思わせてくれる作品でした。
ちるちるさんのトップページにあった表紙絵に目を奪われ、インタビューとサンプルを拝読して、全方位好みの作品に出会えた興奮を抑えられずに即アニメイトに走り1、2巻を購入しました。
他の作家さんのお名前を出すのは不躾、無礼かと思いつつ、比較ではなくて、同系統を好まれる方に伝わって欲しいという気持ちからなのでご容赦下さい。
苑生さん、仁嶋中道さんをお好きな方には確実に刺さるトーンだと思います。
思春期の男子には子供と少年のほんのひとときにしか存在しない、青年の生々しい性的なエロさとは異なる「無意識の儚い色気」のようなものがあると感じているのですが、そこを巧妙に感じさせる手腕を持った作家さんのお一人に感じます。
表紙絵の陽光が照らす先の陰影の描写からも察せますが、画力も素晴らしくて、台詞で説明せずに目線と表情だけで読者に訴えかけてくるコマも多く、画力ありきの手腕だなとしみじみ感じました。
美津留のこまやかな気配りの発言はとりわけ顕著ですが、登場人物全員の会話の根底には他者への配慮を感じられて、読んでいて俗世に汚れた気持ちが浄化されるような爽やかさを覚えました。
男子校の実態は私には未知の領域なので、同性の交際がこんなにカジュアルに許容されているものなのかはわかりませんが、この作品の中の男子校はクラスメイトの会話から察するに極端に異端扱いされている風ではなさそうだと見受けます。
当人たちも同性愛を否定しておらず、「惹かれた相手がたまたま同性だった」くらいの清々しい純粋さで関係を進展させていきますが、同性愛者への世間からの目線は客観的に捉えられているモノローグもあり、現実感は置き去りにされてはいませんでした。
画力が高い方の性描写は期待を裏切りませんが、飾さんは表情の描き方が秀逸なので、行為そのもの以外にも、普段の表情などにエロスを感じるシーンが多々ありました。
高校生の分際で美津留が何故ここまでデキたエエ奴なのかは不思議ですが、こういう人物に溺愛される静一もまた、容姿だけではない魅力のある人間なので、今後の2人から目が離せません。
星の数ほどあるBL作品の中から、このような全方位好みの作品に出会えて、この春の縁起の良さを噛み締めています。
ちるちるさんのトップページにあった表紙絵に目を奪われ、インタビューとサンプルを拝読して、全方位好みの作品に出会えた興奮を抑えられずに即アニメイトに走り1、2巻を購入しました。
他の作家さんのお名前を出すのは不躾、無礼かと思いつつ、比較ではなくて、同系統を好まれる方に伝わって欲しいという気持ちからなのでご容赦下さい。
苑生さん、仁嶋中道さんをお好きな方には確実に刺さるトーンだと思います。
思春期の男子には子供と少年のほんのひとときにしか存在しない、青年の生々しい性的なエロさとは異なる「無意識の儚い色気」のようなものがあると感じているのですが、そこを巧妙に感じさせる手腕を持った作家さんのお一人に感じます。
表紙絵からも察せますが、画力も素晴らしくて、台詞で説明せずに目線と表情だけで読者に訴えかけてくるコマも多く、画力ありきの手腕だなとしみじみ感じました。
美津留のこまやかな気配りの発言はとりわけ顕著ですが、登場人物全員の会話の根底には他者への配慮を感じられて、読んでいて俗世に汚れた気持ちが浄化されるような爽やかさを覚えました。
男子校の実態は私には未知の領域なので、同性との交際がこんなにカジュアルに許容されているものなのかはわかりませんが、この作品の中の男子校はクラスメイトの会話から察するに極端に異端扱いされている風ではなさそうだと見受けます。
当人たちも同性愛を否定しておらず、「惹かれた相手がたまたま同性だった」くらいの清らかさで関係を進展させていきますが、同性愛者への世間からの目線は客観的に捉えられているモノローグもあり、現実感は置き去りにされてはいませんでした。
画力が高い方の性描写は期待を裏切りませんが、飾さんは表情の描き方が秀逸なので、行為そのもの以外にも、普段の表情などにエロスを感じるシーンが多々ありました。
高校生の分際で美津留が何故ここまでデキたエエ奴なのかは不思議ですが、こういう人物に溺愛される静一もまた、容姿だけではない魅力のある人間なので、今後の2人から目が離せません。
星の数ほどあるBL作品の中から、このような全方位好みの作品に出会えて、この春の縁起の良さを噛み締めています。
山下誠一郎さんと堀江瞬さんが共演された「教室を出たら俺のモノ」でのお声の相性と演技があまりにもよかったので即購入!と思ったのですがレビューを拝見して躊躇ってしまい、視聴を先送りしていた作品です。
堀江瞬さんは一般的な青年ボイス、山下誠一郎さんはいつものナチュラル青年ボイスよりも、やや作り込んだ感じの男前ボイスでした。
内容はなんというか......展開がわりと雑な感じで進み、最後は全方位がエエ話っぼくまとまるハッピーエンドでした。
BL要素を除けば、「これから売り出す新人アイドルが主演するために作られたドラマ」感があります。
詳細を省いて、ややご都合主義的に進展するので音声のみだと状況の切り替わりが唐突すぎて、内容への集中力が途切れてしまいがちなので、原作を読んでからの視聴が向いていると思います。
リバース行為に関しては音声で視聴する身としては、ひとつの作品内でお2人の受け攻め両方が聴けるお得感がありますが、お互いの愛情の証だとしても、「攻めが元ノンケ」というカップル間でよく成立したな......と思い始めると内容に集中できなくなるので考えるのをやめました。
コミックでは気にならなかった点が音声だと気になることがありますが、この作品は女性がストーリーにガッツリ絡んでいるので、絵ではスルーできたとしても、声の場合は耐性がないと苦手かもしれません。
私はBLに登場する女性にありがちな脳天を突く高音や、語尾を上げて作為的に女性的な話し方を演出する演技が苦手なので、作品内で女性たちの地声以上の作った高音で話している演技がちとキツかったです。
推しの小林裕介さんがかわいい高校生役で出演していると知り、視聴しました。
主演ではないためノーマークでしたが、確かに激カワです。
ストーリー自体はナンセンスで、どのカテゴリーに属するのか判断がつきませんが、登場人物は揃って好人物ですし、誰も傷つかずに丸くおさまり、佐藤拓也さんの色気だだ漏れのエロい攻めも存分に堪能できるので、「娯楽」として頭を空っぽにしてBLを楽しみたい気分に最適かなと思いました。
小林裕介さん演じる高校生のムサシくんは、マッド感のある元医師の手伝いをしており、この貝山先生はトーンと言葉遣いから、そこそこの年配者だと察するのですが、どうやらムサシくんと両片想いのようで、もしも、この関係が成就したら、相当に背徳的なエロスだろうなと妄想で胸が高鳴ります。
受けの白井悠介さんの演技が、たまたま過去に視聴した低音で吐息多めの震えるような話し方と同じだったため、絡みのシーンでは脳内に他作品がよみがえってしまい、相手を変えてことに及んでいるビッチな錯覚がよぎりました。
甲高い声の女性が登場した時は、またか......と、うんざりしましたが、最終的に好感の持てる人物であることが判明して、「ごめんな、よく知らずにうんざりして」と詫びました。
貝山先生とムサシくんの絡みがある作品も切望します。
2018年に初めて八雲 譲×江純瑞祈を演じられた山下誠一郎さんと小林裕介さんが続編を経て5年ぶりに演じておられ、作中でも実際に八雲と江純が年齢を重ねているというBLCDとしては奇跡のような作品のため非常に期待しておりました!!
直前に公開されたPVの誠一郎さんのお声がいつものコンディションとは違う印象だったのですが、本編も軽度の鼻づまりと鼻声を感じました。
八雲先輩、お風邪を召されたか、花粉症かなと思って視聴していましたが、ある意味、かなりの「レア音源」ですよね(笑)
第一話
『恋愛対位法』
こちらは「男子高校生、はじめての オールコンビネーションCD vol.3 初回限定盤」の特典冊子の音声化です。
狂おしい愛情の内面にフォーカスした、いかにも桜しんり先生らしい文芸作品のような美しい物語です。
ゆえに「直接的なエロのみ」を求める方には、葛藤を語るモノローグが多くて、もどかしさや物足りなさを覚えるかもしれませんが、八雲×江純そのものが好きで2人を見守ってきた方には胸に迫るものがあると思います。
私はグッときて胸がいっぱいになりました。
文章で読んだ時にもジワッときましたが、演技派の小林裕介さんと山下誠一郎のお声で直接、耳に訴えられると文字から得た感動とは異なるものがこみ上げます。
八雲が江純を抱きながら息も絶え絶えに絞り出す「くっそ......体が邪魔......!」という台詞を誠一郎さんはどう表現するのかと期待していたのですが、そうきたか。
※台詞は言葉のままの意味ではなく、八雲が2人の関係の根底に感じているものです。
八雲譲が山下誠一郎さんで本当によかったと思います。
「文芸作品のように美しい......」などと評しておきながら、絡みとなると期待どおりにどエロくて、特別な演出や小細工がある訳でない「本物の性行為」のリアリティがあります。
なんで、この2お人の組み合わせはこんなにもリアリティを感じさせるのかと、毎作品、驚嘆します。
誠一郎さんの低音で静かながらも生々しい囁き、だんだんと激しさを増す吐息、そして、毎回、毎回、思う裕介さんの「これ、本当にやってるよね???」の喘ぎは輝きを失っていませんでした。(せめて文学的に言う)
第二話
『ラヴィアン・クレール』
こちらは書き下ろしなので新鮮な気持ちでワクワクしながら視聴しました。
桜しんり先生が第一話と対照的に、可愛い内容にしたとコメントされておられた通り、やくえすにしては珍しく、コミカル要素がほんのりひとつまみ含まれたほっこりほのぼのハッピーエンドです。
作中のお屋敷のイメージは、かつて雑誌で見た美輪明宏さんのご自宅で脳内再生されていました(笑)
黒猫は私も飼っていたことがあり、やくえすの生活空間に居る姿が想像できて、江純が愛でていると八雲がヤキモチを焼いて、スケベで気を引こうとする妄想が広がります。
以前、別作品で小林裕介さんがやたらとリアルな猫の鳴き声を披露されていたので「もしや、これも裕介さんか!?」と思い、しつこく鳴き声をリピート再生しましたが、真相やいかに。
こちらの書き下ろし作品は、第一話で不完全燃焼の「絡み重視」勢も、「男はじはこうでなくちゃね!」と納得されるのではないでしょうか。
このカップルは本当に「やったらダメ」な場所でいたしてしまう(笑)
過去にも八雲の両親の知人のカフェバー店内やら、病院やら、楽屋やら。
過去作品で江純が何度が八雲にお口でサービスしていましたが、今回は確実に上達している音でした。
裕介さん更にうまくなっている!!(自前SEが)と思いました。
『フリートーク』
裕介さんと誠一郎さんが「果たしてこのままどこまでいくのか、30代、40代、おじいちゃんになるところまで演じるのか」「我々のリアルな成長と同じくらいのペースにしてほしいですね」とおっしゃっていて、そんなことを言うからには、ずっと演じてくれるつもりなんだよな?とガッツポーズでした。
なので、これからもずっと応援し続けます!
商業コミックを読んで気に入り、関連作品を全て読んでみたくなって、こちらの同人冊子も購入しました。
中華風な服装や装飾品と昔の日本の民話の世界が融合したようなノスタルジックな雰囲気のある作品です。
出雲(攻め)と龍汰(受け)というカップルの話で、この同人冊子は本編の後日譚になります。
本編では出雲は魔物を退治する「祓い屋」でしたが龍汰を救うためにその力を失い、龍汰、縁あってくっついてきた子ギツネの山吹と3人で暮らしています。
出雲は祓い屋として生計を立てられなくなったので教職を得ますが多忙になり、龍汰は触れあえない時間に寂しさや不満を感じるも、一緒に居られるだけで幸せだと言い聞かせて本心を出雲に語ることはしません。
そんな時に山吹が近所の人たちからの頂き物の中にあった酒を飲んでほろ酔いになり、龍汰に気分が上がると勧めてきます。
龍汰は寂しさを紛らわすために初めて酒を口にしますが酔っぱらって眠りこけていたところに仕事から戻った出雲が......の展開です。
気配で目を覚ました龍汰は酔いに任せて出雲に触れたい、夜も一緒に寝たいとぶちまけます。
※寝室が別だったことは読者にもここで明かされる。
ここから龍汰は普段の様子からは想像できない積極的エロスを発揮するのですが、性的な描写はライトなキスとボタンを外した出雲の胸元に手を差し入れて押し倒すところまでで、性行為があったことは翌朝の裸の龍汰と出雲の会話からわかります。
服のボタンを外そうとする2人のやり取りなどは特にエロに寄せている風でもないのにリアリティがあるせいか、妙に色気を感じました。
ふじとびさんの作品にはほぼ必ず動物が登場していますが、仕草や表情が抜群にキュートなので、景色の中やコマの隅に潜んでいないか探してしまうようになりました(笑)
ライトな読み応えではありますが、本編が2人と1匹で旅に出るところで終わっているので、その後が気になっていたため満足でした。
Disc 1
男はじシリーズだからこそ可能な各作品のキャラクターのクロストークです。
本編の性格そのままで、他作品のキャラクターと会話しているのでおもしろく、本編で語られていない裏話的なことも出てきますし、推し以外のトークも興味深く視聴できました。
Disc 2
それぞれのカップルのショートストーリーですが、第8弾の八雲 譲 (CV 山下誠一郎さん)×江純瑞祈 (CP 小林裕介さん)目的で購入したため、「やくえす」のレビューのみで失礼します。
【江純瑞祈 Play-Replay】
八雲先輩に構ってもらえない江純のソロプレイの様子です。
エロいはずなのに真っ先に浮かんだ言葉は「江純......恐ろしい子」でした(笑)
既に同棲しており、八雲は別室でピアノの練習に励んでいるため、寂しい江純は勝手に八雲のベッドに入り込んで横になります。
江純が懐かしい思い出のように、思うように会えなかった日々のことを語るので、今の幸せを噛み締めている微笑ましい状況かと思いきや、話が進むにつれて、江純が八雲に内緒で性行為を録音しており、自分の声も入っているその音声を再生して欲情し始めるので冒頭の言葉が浮かびます(笑)
「朝もしたばかりだし、練習の邪魔はしたくない」という理由で隠し録りを聞いて鎮めようとしたくせに、結局、ソロプレイでは満足できずに「やっぱり甘えに行っちゃお♪」と屈託なく言い放って隣室に向かう江純のスケベさよ(笑)
【八雲譲 四畳半のほころび】
八雲の子供っぽさが出ている内容で笑ってしまいました。
江純がバンドメンバーと仲良く過ごしている状況が気に入らず、イライラを鎮めるために乱暴にソロプレイに突入するのですが、八雲は己のモノにすら優しくするのが苦手なのかと(笑)
【八雲×江純 下町アジタート】
親公認の同棲が確定している状況なので、2人とも心身ともに安定していて、性行為も日常的になっている雰囲気がありありと感じられるエロ微笑ましい内容でした。
八雲の片づけを手伝う名目で江純が八雲の実家を訪れているのですが、江純は「八雲先輩の実家」というシチュエーションに興奮しており、手伝うどころか誘惑しかしてきません(笑)
八雲先輩以外の家族は不在という絶好のチャンスですが、安アパートのために壁が薄くて声が筒抜けだからと、珍しく八雲先輩が拒否します。
拒否ることなんてあるのか!?と新鮮に感じてしまうくらい、このシリーズでは八雲は江純の要求を断らない男だったことに改めて気づきました(笑)
結局、致してしまうのですが、この時の江純に対する八雲の態度に性癖がありありと現れます。
感想としては、「コイツ、真のスケベだな」でした(笑)
壁が薄いと言われているのに江純は声を張ってしまうし、本当に自制の効かないえっちな2人です。
【八雲×江純 どうぶつのねぐら】
幸せ最高潮のやくえすを堪能できます。
江純の清々しい淫乱ぶり、なんだかんだでそれに応える八雲の体力の凄まじさ(笑)
これまでの性行為も自然でリアリティを感じましたが、この作品ではシリアスで生々しい性行為ではなく、馴れ合った恋人同士のじゃれ合いの延長にある性行為で、これがまた、今までにないくらいの自然なリアリティがあって、せ、誠一郎さん、本当に口に含んだり、舐めたりしてないよね......?と疑いたくなるほどのドエロい完成度でした。
どこでそう思ったかは視聴されたらすぐにわかると思います(笑)
第8弾の八雲 譲 (CV 山下誠一郎さん)×江純瑞祈 (CP 小林裕介さん)目的で購入したため、やくえすの「トワイライト・ヘリオトロープ」のレビューのみで失礼します。
※アニメイト限定版のページの方にMellow Solaceについてもレビューさせて頂きました。
本編では「未来に課題はあるが双方の恋心は成就」という内容でしたが、こちらは八雲先輩が自分の中の江純の存在の大きさを自覚するエピソードです。
八雲先輩が江純に、自分にとっては何よりも大事なかけがえのない存在であることをピアノの演奏ではなく言葉で伝えるのですが、この山下誠一郎さんの演技に非常に説得力があり、胸を打たれたにも関わらず、その後の濡れ場が衝撃的にエロくて、全部そっちに持っていかれそうになりました。
八雲先輩の我慢できなさと、あっという間に果ててスッキリした直後の「ごめん」に、「コイツ、ほんとに性行為に関しては身勝手だよな~」と苦笑しつつも、江純も結局は欲しがっていた安定の淫乱さがたまりません。
いつもは快楽のままに激しく喘ぐ江純が、病室ということで声を堪えに堪えた上での絶頂の演技がリアルすぎて、小林裕介さんの卓越した濡れ場の受け演技にただただひれ伏しました。
演技感のないナチュラルさに定評のある山下誠一郎さん演じる八雲先輩も、ピアノコンペのために禁欲していたせいで、始めは思いやり深く江純の体調を気遣っていたくせに、またもや本編同様「性欲制御不能状態」へ突入すると身勝手な性急さがスパークするのですが、そのトーンの変化があまりにも見事で、誠一郎さんの高校生攻めたる心意気を感じました。
演技のリアリティのおかげシリーズコンセプトの覗き見感に没入でき、あっという間に果てやがって.....と視聴者を普通に呆れさせるような誠一郎さんの才能たるや。
別作品でもしみじみと感じたのですが、誠一郎さんは童貞や若さゆえの性行為の不安定さの表現がうますぎるのではないでしょうか。
やくえすシリーズの濡れ場にやけに生っぽいリアリティを感じるのは、お二人の相性や演技力はもちろんなのですが、二人ともこの作品がBLデビューから3年目位らしいので、チャレンジングなところと慣れてきたところが同居していたからなのではないかと勝手に推察しています。
まさに「男子高校生、はじめての」っぽい生々しい八雲と江純は、この時点のお二人でなくては成立しなかったのでは......などと、好きすぎてBL脳が激しく活性化されてしまい考察が止まらないので控えます。
あまりのエロい展開に引き込まれて初回視聴ではスルーしてしまっていたのですが、八雲先輩が江純の病室に駆け込んで来た時のSEが、防音性弱々の「引戸」だったように聞こえたことを思い出して聞き直してみたところ、やはり引戸のようで、「こここ、こんなに激しくやっておいて音漏れ待ったなしの引戸だと!?」と完全にストーリーの肝から逸れていますが印象に残っているのもBL脳のせいです。
どの作品もそうですが声優さんが生身の人間である以上、ご本人の意識、無意識とは別のところで演技や声質は変化していくものですし、「この時」の「このお二人の声と演技」に出会えたことを心底、幸福に感じますし、キャスティングされた方の心眼に感謝しかありません。
......と思えるくらいに好きな作品のひとつです。
キャストに惹かれて視聴しました。
演じにくそうな変態長台詞を吐く中島ヨシキさんの演技は圧巻でしたし、山下誠一郎さんもチョロいアホ陰キャを見事に演じられていて、そこは文句なしだったのですが、倫理的にアウトなことがカジュアルかつコミカルに扱われているところが、ちと自分の許容範囲を超えていて、創作物としても楽しめる限度を飛び越してきました。
男性向けスケベ作品で、男性目線で興奮するような行為やアヘ顔でろれつが回らない状態、直接的なエロ台詞が好みの方にはツボだと思いますが、男女の性行為の女性がするような仕種をさせて興奮する攻めと、ヘテロセクシャルの男性が女性に求める性的仕種をする受けが好みではないため、真顔でスーッと引いてしていました。
変態行為は別に構わないのですが、性行為で受けに女性要素が描かれるのが苦手なため、残念ながら私には合いませんでした。
あくまでも個人の好みの問題なので、こんな風に感じる者もいるのだなくらいに受けとめて頂けましたら幸いです。
作品ファンの皆様が、わざわざ気に入らなかったレビューをするなと気分を害されないことを祈るばかりですが、同じ地雷の方の参考になればと思います。