とある小さな村の、私塾でのお話。
西苑と季郎の2人が、小さな村に腰を落ち着けてすでに20年程が経っている模様。
それぞれ、周老師、壇老師として、子供たちに学問と剣術を教えながら2人きりで過ごしていて。
たまに季郎は、盗賊討伐の助っ人等の荒っぽい仕事を請け負って、旅に出掛けているようです。
旅立ちの朝「危険なことはするな」と西苑が泣きながら季郎を引き留めようとしている姿を垣間見てしまった少年。
以来、西苑へほのかな恋情を抱いていた少年視点のお話でした。
ツンデレな西苑が縋り付いて泣くなんて、人って変わるものなんだなぁ。
あれから仲良く幸せに暮らしていたようでよかった~(*^^*)
めっちゃ萌えました(≧∇≦)
待ちに待ってた続きですよ!
どうなっちゃうのか、そりゃー気になってたんですよ!
行き倒れてた所を連れ帰ったルカの発言で、ラムダンがララではなく、男性だということが当主である父親にバレてしまった、その後。
激怒した父親に離縁だと言われても、ウルジはラムダンも諦めたくないし、家督の責任も放棄できない。
全く、ラムダンを嫁として迎える為の腹黒な画策をするなら、並行してバレても父親に口出しさせないように隠居してもらう画策もしとけよ、ウルジ(#゚Д゚)
家を捨てれきれないウルジの幸せの為に出ていくラムダンの涙が切ない。
なのに、なのに!!(#゚Д゚)
ラムダンの気持ちを信じてなかったウルジの言葉に、貴様〜そこになおれぃ(#゚Д゚)ですよ。
最後には、再婚を承諾してるしさ。
条件ってなんなのかしら。
自分のルーツを探しに旅に出たラムダン。
もうウルジなんてほっといて、ラムダンとして幸せに過ごせる相手を見つけなよ、と言いたい。
はぁ、ラムダンがウルジと肩を並べて生きていくためには必要な別離だと分かっちゃいますけど、つらいです。
あぁ、この後どうなるのかなぁ。
また次巻が待ち遠しいったらありゃしない( ᐪ꒳ᐪ )
コミックの原作小説が出ると知って購入。
コミックもよかったけど、小説も好きでした(*^^*)
母が再婚した事で義父ができ、家に帰りたくない思春期真っ只中の受け様、のぞむ。
一人暮らしをしている大好きな兄の所で、小学生の時に応援していたバスケ部のメンバー達と出会う。
その中の1人、イケメンで料理上手な藤山が攻め様。
髪の先から足の爪までお世話したい、貢ぎたい。
その権利が欲しいからお付き合いしたい、と藤山から告白されて、のぞむはまぁいいか、と了承する。
難しいお年頃なのは分かるのですけど、ほぼほぼ初対面の兄の友人達に向かって「あんた」呼びはどうよ…。
失礼なのでは。兄貴、注意してあげなさい、とついついお節介な気になり方をしちゃいました。
藤山はそれはそれは楽しげにのぞむのお世話をして、嬉々として餌付けしていき( ^ω^ )
そんな気なかったのに、気付けば藤山の事ばかりかんがえるようになっちゃうのぞむ。
長年友達付き合いをしてきた、気のおけない友達関係の4人も素敵で、友達っていいよね、なんて再確認でした(*^^*)
藤山とのぞむのその後が見れるのかと思っていたら、友達の1人の甲斐の恋のお話と、兄ともう1人の友達の大熊の、これからを想像しちゃうお話が入っていて。
最後、5人目のお話がありました。
そういや、バスケって5人でするものだよな、なんて最後に不在の5人目にきづきました(^_^;
最終話だけを雑誌掲載時に読んで、1冊纏めて読みたくて購入した本(*^^*)
挿絵では拝見していた三池先生の、コミックとしては初めての1冊です。
受け様は地味めな高校生、のぞむ。
攻め様はのぞむの兄の友達の1人、藤山。
パパが再婚し、義父がいる家に居場所がなくて、一人暮らしの兄の部屋で寝ていると、気付けば兄とその友達が飲んでいて。
子供の頃、バスケをしている兄達はカッコよくて憧れの存在だった。
イケメンで料理上手な藤山に、居場所を提供するし、嫌なことはしないから付き合わない?髪の先から足の爪までお世話したい、と提案されたのぞむ。
まぁいいか、と承諾すると、藤山は、そりゃー嬉々としてのぞむのお世話を楽しんでいて。
最初はそんな気なかったのに、大事に甘やかされていく内に、藤山の事が好きになっていくのぞむ。
藤山をはじめ、兄の友達と付き合っていって、生意気で無関心ぎみだったのぞむが、周りのキラキラしたものに気付いていく様子は、かわいかったです(*^^*)
最終話の、兄にバレそうになって、すったもんだの末の流れ、とても楽しくて好きです。
でもって、藤山がのぞむの事を弟くんとか君、としか呼んでなくて、ずっとジレジレだったのですが、最後のえちシーンでやっとのぞむ、と呼んでくれて、めっちゃ萌えました(≧∇≦)
左藤さなゆき先生の「ロマンチック・ラメント」を読んで好きー♡と思い、ほかも読んでみよう、とこちらを手に取りました。
受け様は虐げられて育ったΩの陽。
幼なじみで付き合っているαの衛司には婚約者かいて、後回しにされても、淡々と諦めて受け入れている日々。
そんなある日、衛司の兄で初恋の人でもある廉司が迎えに来たよ、と現れる。
兄弟2人で、一目見て陽を好きになって、自分のものにしたい、と画策していて。
陽は翻弄されているようでいて、実は翻弄してるってヤツですね。
本人無自覚ですけど。
手を伸ばしてもらえるのを待つばかりだった陽が、ちゃんと自分で廉司が欲しい、と迎えに行くのは、とってもきゅんでした(*^^*)
機は熟したって感じで、廉司、待ってたかいがあったってものだね。
ラストまで読んで、題名を見て、おお〜、と納得でした。
檻に捕らえられたのはどちらなのか。
でも、そこが幸せなんだものね。
用意周到な攻め様の執着を堪能です。
なんというか、物静かでしんみりな雰囲気の中で、ところどころふふっとなるとこもあり。
受け様の慧は、秘書見習いの慧。
攻め様は駆け出しの画家、桂路。
お金持ちのぼんぼんだった桂路は、家を飛び出してその日暮らしをしながら、絵を書いてきた。
そんな時、唯一応援してくれていた兄の麒一郎が亡くなり、その遺産として、秘書見習いの慧を譲られることに。
慧に普通の生活を教えて欲しい、と兄の遺言にあり、困惑しながら受け入れる。
契約書にサインしちゃってたしね(^_^;
虐待されていた時に、桂路の兄、麒一郎に保護された慧。
麒一郎の会社の秘書見習いとして誠心誠意努力していた中、麒一郎が亡くなってしまい、その遺言として桂路を頼むと言われていて。
こうして、一緒に過ごすことになる2人。
珍しく攻め様である桂路視点。
ゲイであり、一目惚れに近い形で慧に惹かれている桂路。
いわゆるスパダリとかではなく、ごく普通の当たり前の人。
「保護者にはなりたくない、恋人になりたいんだ」という真面目で誠実な告白が好きだと思いました。
まっさらだった慧が、自分の欲しいもの、好きなものを見つけられて、本当によかった。
桂路が手放さなかった絵が、慧の心の琴線に触れる絵になるなんて。
後半は受け様である慧視点。
正しいとか間違いとか関係なく、自分の感情を爆発させる慧の姿に、恋ってそーゆーものだよ、と安心しました。
そして、ここでも出てくる契約書(^_^;
スーパー秘書の緒川と慧との会話が愉快です(*´艸`)
これから慧が芽吹いて育てていくものを、見守っていきたいな、と穏やかな気持ちにさせてもらえるお話でした(*´∀`*)
2人で温泉旅行を楽しむお話。
上下2段にびっしりで、たっぷり読ませてもらったお得感♡
同棲を始めていた2人。
やりたい事を叶えていこうね、とイチャイチャしていて、温泉旅行もしたいね、となり、早々に柏樹が行きたかったという温泉旅館を予約。
恋人になってからは行動が早いな、柏樹さん( ^ω^ )
露天風呂付きの客室、2人で入る温泉。
みんなが使う露天風呂ではエッチはしません、なんてのたまう柏樹にビックリΣ(゚д゚;)
今までたくさんの露天風呂エッチで盛り上がるカップル達を見てきたのに。
甘く健全に楽しんで、浴衣で散策して。
もちろん夜は恋人の時間を堪能して(*^^*)
2人で幸せな思い出のエデンをたくさん作っていくんでしょうね(≧∇≦)
多分、その時の私の気持ちとか気分によって、評価が揺れるお話なんですよね(^_^;)
結構長いジレジレもだもだに萌えられるか否か。
受け様はゲイである大学生の要。
レンテルビデオ店『エデン』でバイトをしていて、時々訪れる凛々しい会社員の事が気になっている。
この気になる会社員こそ、攻め様である柏樹。
実は同じアパートに住んでいた2人。
間違って配達された柏樹宛のハガキを要が届けた事で、親しくなる。
というか、自分の性癖に悩んでいる、という柏樹に、要はゲイじゃないから、と嘘をついて、自分のカラダを触ってみれば、なんて提案。
あと1ヶ月で異動が決まっている柏樹の、期間限定の恋人となることに。
性癖を探るって事で、最初から結構えっちぃ事してる2人。
柏樹は、要の気持ちを確認して進めてるけど、結構グイグイくるし。
嘘から始まった恋人関係だけど、期間限定だしで、時間を惜しんで会おうしてるし、会ってる時は甘い。
こりゃー、惚れてまうやろ。
偽の恋人じゃなく本命になっちゃえ、なんて思うのだけど、要は柏樹の将来を思ってそこは絶対に引くんだよね。
お互いに、相手の将来や幸せを願って、本音を言わない、悟らせないで、知らないまま。
伝える機会はあったのになぁ。
もどかしいジレジレですわ。
やっと伝わった時は、ホント、やっとかよって(^_^;
はぁ、よかった。
恋人になった柏樹の溺愛に拍車がかかってて、にまにまでした(*^^*)