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エキスパートレビューアー2025

女性muuebaさん

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原作のすばらしさに羅川真里茂先生風味が加わってより素敵にしている

アルが雨の夜、通り魔に襲われ大けがを負ってしまうところで1巻が終わりました。
殺人未遂事件からの、新しい事実、初の人間の血液、楽しい誤解、とぽんぽんぽん、と勢いよく物語が進んでいく様が爽快です。

一方でアルを襲った男が未解決の連続通り魔事件の犯人との疑いが出て、警察官である友人の忽滑谷に頼まれたこともあり、人の役に立ちたいと頼まれたこと以上なことをし始めたために、さらに危険な目に遭うことになります。

暁のために一生懸命にがんばるアルの言動が愛らしく、そしてその不器用さ、暁に迷惑をかけてうっとうしがられたり、怒られたりする様は切ないです。
そんなアルのつたないけれど一生懸命さを受けて少しづつ暁の様子がやわらかくなっていく様に胸が温かくなります。

人間味、人情の話と同時に、狂気的な通り魔事件も進み、どきどきしたり、はらはらしたり、たくさんの感情が忙しく動いた2巻でした。

シリアスな中に、ふわっとしたおもしろみを加えているところに羅川真里茂先生風味を感じます。




登場人物が多くて相関関係がわかりづらい

原作未読。

始めから登場人物多めで誰と誰がどんな関係なのか、集中しないとわかりづらいです。
ゲイビ男優たち、会社経営の実家を飛び出し獣医になるために自分の力で頑張る大学生たちによる、ラブストーリーオムニバスです。

始めはなぜAV男優がメインキャラなんだろう、と思いましたが、どのエピソードもその背景がぴりっと利いていてよかったです。

身分違いの恋、幼馴染への片想いに敗れた男の新たな恋、などそれぞれエピソードはいいのですが、演出か脚本かはわかりませんが、わかりにくいというか物語に入り込みにくかったのは残念でした。

最初は違和感、のちにしっくり

原作既読。

聴き始めはメインふたりの声に違和感があり、原作のイメージと違うなと思ったのですが、聴き進めていくうちにどんどんと耳と心に馴染んできました。

東條誠二を演じた新垣樽助さんと、咲坂歩を演じた寺島拓篤さんの、掛け合いもいいのですが、声のバランスがとてもよく耳に心地よく入ってきました。

仕事がよくできて社交的な先輩、東條が、部下の咲坂にかまい、からみ、時にはウザ絡みをする様子が愛らしいですし、無茶ぶりもされつつがんばる後輩の咲坂の一生懸命さに萌えました。

見た目もかっこよくて仕事もできるのに、酔っぱらうと予測不可能な言動、駄々っ子になったり甘えたがりになったりする、というギャップ、あるある、ではありますが、東條のギャップはものすごくかわいいです。
エピソードももちろん、その物言いがとにかくかわいくて、にやにやしてしまいました。

酔っぱらったときのエピソードは、お互いに好意がないとできない、成立しないもので、ハラスメントとの違いを感じたりもしました、

社内からは二課名物夫婦漫才と呼ばれるほど息があった掛け合いをするけれど、それぞれタイプの違う両片想いなので、その言動の差、隠し方、表し方の違いに、甘酸っぱさとじれったさを感じ、心がざわざわさせられました。

噂に振り回されて追い込まれていく後輩の咲坂が、商談成立をきっかけに気持ちが高まり、自分からがんばって言葉にして告白するシーンがとても素敵でした。
自分はゲイで先輩はそうじゃないから、現実的な幸せをつかんでほしい、という言葉に対し、今、目の前にいるお前にキスしたいのは現実、と返す先輩、東條も素敵でした。
現実的な幸せ、という言葉、素敵な使い方だと思いました。
ほかの作品もそうですが、金井先生のこういう言葉の使い方、好きです。

同棲後のエピソードはただただかわいくて幸せで萌えました。

末長く追いかけたい作品

原作未読。
青春時代を花とゆめで過ごし、羅川真里茂先生の著作に多く触れてきた世代です。
タイトルと羅川真里茂先生が作画ということで興味を持ち、購入しましたが、大当たり、でした。
興味深くおもしろい!

半端な吸血鬼のアル、と謎多く表情も言葉も少ないエンバーマーの暁の出会い、交流、やりとりの数々が楽しいです。
出会いから交流が始まり恋心が生まれていく、という流れではなく、保護者と保護動物のような関係であり、師匠と弟子のような関係である2人の温度差、それぞれの抱く情、を言葉や表情から読み取り、感じ取る楽しみがあります。

物語に興味を持ち、惹きこまれますが、なんといっても羅川真里茂先生の絵柄と表現がさらに魅力を加えています。

コウモリ、ちゃんと見たことなかったのですが、まっくろお目めで毛がぴんぴん立ってる姿がなんともかわいいです。
人間ではなく、犬や猫のように人間となじみがあって漫画によく登場する生物でもないコウモリを、こんな風にかわいく表情豊かに描かれていることに感動します。

物語もキャラクターも絵柄も全てが魅力的で、末長く追いかけたい作品です。

荒唐無稽な設定を森川さんの絶対的BL王者感がねじ伏せている

視聴当時、発売は22年前、という作品です。

ハンサムで金持ちで歯科医で、実は香港マフィアのトップ組織の息子、というとんでもない背景を持つ村瀬一明を森川智之さんが演じています。
迫力と凄みがあって、かなり強引で自信家な男を、森川さんが男っ気むんむんに演じられています。
手を出しちゃったり、無理なことを言ったり、けっこうひどい言動の村瀬ですが、嫌な男、ひどい男、にならないのは、森川さんの絶対的BL王者感によるものだと思います。

その村瀬にかわいがられ、いじめられ、いいようにされちゃう若者、榊原連太郎を櫻井孝宏さんが演じています。勢いがあってかわいい青年なんですが、ちょっと浅慮というかちょろい、というか・・・。
まんまと村瀬にのせられ、絡めとられたり、口車に乗せられて香港まで一緒に行った挙句、さらに口車に乗せられてベッドに誘導されモノにされてしまったり・・・。年齢差、経験差、知識差があるとはいえ、途中からは、おいおい、またか、と思わされるほどの、ちょろさ、翻弄されっぷりでした。
まあ、かわいいっちゃ、かわいいんですが、おばかだなあと呆れる言動もけっこうありました。
櫻井孝宏さんの声と演技が若くてかわいいです。

香港まで渡り、マフィアのあれこれに巻き込まれるエピソードには、どんだけ話を広げるの?と心配になりましたが、サクっと話を納めて、恋愛に進めた流れはよかったです。

荒唐無稽なラブコメ、という感じで楽しかったです。
深く考えずに雰囲気を味わうのがよい作品だと思います。

新たなつながりができ、人の輪がさらに広がった

家族、友達、仲間、恋人、夫婦、いろんな情をいろんな形で丁寧に綴っている作品、シリーズだと思ってましたが、6巻で新たなつながりができ、人の輪がさらに広がりました。
完全なご新規ではなく、つながりのつながり、というのがまた素敵・・・。

あ、え、ええ!と気づいたときには声をあげて喜びました。

これまでは雫斗のほうががんばりすぎて、しんどいことが多かったように思いますが、6巻は葉月の悩みやがんばりが少し多めに描かれているのも良かったです。
やっぱり実家にいると心身ともに楽なんだろうな、なんて思ったりしました。
夫夫と子ども3人、という家族の形も素敵だけど、おばあちゃんちでの家族の形もとても素敵でした。

しずくが、どんどんお姉さんになって、そしてますますいい子になっている様子に、パンクしてしまわないか、心配になることもあったのですが、お祭りで特別ないいこと、ご褒美的なものがあった、というエピソードは、勝手に近所のおばちゃん目線で見守ってきた読者としては、やったね、すごいね、よかったね、と拍手をしたい気持ちになりました。

最新刊の「マネと響羽」とあわせて二度読みするとより味わい深くなります。

巻を重ねるごとに、登場人物が増え、物語が深まり、素敵さが増していくシリーズ

1巻からずっと雫斗の一人娘でありつつ、雫斗の味方で雫斗の仲間だったしずくが、どんどん成長していく姿を、親戚のおばちゃんのような気持ちで見守ってきました。

5巻は、しずくとその同級生たちとのエピソードがたくさんでした。
子どもだからこそ知らないこと、大人の思惑に染められてしまうこと、子どもだからこそ素直に捉えること、子どもだからこそ誰にどう相談したらいいかわからず行き詰まること、たくさんの悩みと、それに対応していく子どもたちの言動に胸が熱くなりました。
レビューを書きながら、そういえば、このシリーズはBLだったっけ、などと思いだすほど、思春期の子どもたちのことを丁寧に、深く掘り下げて描いていたと思います。

BL作品でレーベルもBL専門のところですが、しずくが成長してダイキと恋愛をしていく様子も、たっぷり1冊かけて描いてほしいと切に願っています。

これからも土屋家の、そして周囲のいろんな友達、家族、仲間たちの素敵な大きな人の輪、を追いかけ続けたい作品です。

1巻を思い出させるエピソードにも萌えた

第1巻から、雫斗には娘のしずくがいて、葉月との恋愛関係がありつつ、家族のことも描かれていました。

番になって、家族が増えて、結婚して、と話が進むにつれ、家族のことが多く描かれるようになってきました。

家族の情、恋人の情、友達の情、仲間の情、いろんな情が丁寧に描かれている素敵な作品だと思います。

葉月と雫斗という2人の伴侶から、どんどんと人間関係が広がり、その人の輪が温かい情であふれてゆく様は四出ている側の胸も温かくしてくれます。

雫斗に片思いをする高校生の伊織、そしてその高校生に片思いをする女の子、2人の友達、という新たな登場人物との関りは、葉月と雫斗の出会いのことを思い出して懐かしい気持ちになりつつ、切ない気持ちにもさせてくれました。

番になってから初めて、葉月不在中に発情期に入ってしまった雫斗と、その場に居合わせた高校生、伊織。
1巻のエピソードを思い出して二重の感動がありました。
ヒーローのように駆け付けた葉月、そして強烈に甘くて重い2人の交わりも素敵でした。

ずっとこれからも葉月と雫斗、そしてその周囲の人たちの物語を愛で続けていたいと感じました。

前半と中盤からの温度差がえぐい作品。

白井悠介さんと斉藤壮馬さん、姫ポジの役もお似合いのおふたりが、オスっぽい、男らしいやりとりを重ねていく様子にどきまぎします。

出会い、その後の展開、エッチ展開のドラマチックでにやにやしながら聴き進めました。

医師、佐伯圭吾の意地悪で変態チックな台詞、行為の数々と、それに、まあコロコロ、コロコロ、あしらわれころがされる日向リクとのやりとり、楽しくてにやにやしました。
ほのぼのしたラブコメっぽいお話かと思っていたら、いきなり怖い兄貴登場、すごい執着と強烈な言動で、弟のリクの心身を縛り付けようとしつづける様子には、鳥肌が立ちました。

リク兄のロクは相当ヤバイ、怖い人ですが、リク隣室の佐伯先生も、まあまあどうかしてる人で、そんな2人に気に入られ、愛でられるリクが不憫でした。
だけど、リクはけっこうなおばかさんで、ハラハラしたり呆れたりしましたが、後半は、強くなったり弱くなったり、メンタルの揺れが激しく感じて、実は一番ヤバイ人はリクなのかも、と思いつつ聴きました。

ストーリー後半、終盤はだいぶ無理な感じがして不完全燃焼な気がしました。

時代を感じるかわいいラブコメ

遊佐浩二さんの出演作を探していて見つけた作品。

2012年発売で、会話のはしばしから時代を感じさせられます。
小学生の検便絡んだからかい、意地悪、口喧嘩、など、かわいいです。
今だったらアウト、なやりとりがけっこうありますが、少し昔の悪ガキの愛らしさを感じます。

6年後に2人が再会するところから、物語が進んでいきます。
性に奔放な源二、子どものときよりさらにちょっとひねくれた感じのつんつん、口の悪い高坂恵太。
好きな子にちょっかいをかけるレベルを超えた悪口なんかも飛び出したりして、はらはらしますが、遊佐浩二さんの色気のある意地悪口調により、魅力的に感じます。

源二は昔の少年がそのまま成長したようで、高坂との関係に悩んだり迷ったりしつつ、性に奔放な若者、という設定が生きてきます。
あくまで友達(意地悪されて嫌いだったこともありつつ)という前提があるからこその悩み、が愛らしいです。

成績優秀な高坂に赤点まみれの源二が追試対策で勉強を教えてほしいと頼むエピソードは、「いろいろ」あるふたりだけど、友達、という関係が根底にあるのを感じさせられます。
勉強を教えてあげる代わりにやらせてほしい、という気持ちと、そういう交換条件をひっこめる、という考え、どちらも見せて(聞かせて)くる高坂にきゅんとしました。

高坂の気持ちに徐々にほだされていった源二が迷いながらも覚悟を決めて高坂の家を訪問するエピソードは、はらはらしつつ、にやにやしてしまいました。
2人ともかわいすぎる。

ドタバタラブコメで、両想いになってからの2人の温度感が甘くなりすぎないのもよかったです。