今回もファインダーシリーズだけではなく短編が同時収録でした。
私はタイトル作品だけで一冊丸ごとがいーんだよー。
読み切りの「ベイクド・スイートメガネ」はイマイチ。
百貨店営業部長 三上の元に男性用下着の売り込みに来た若手営業 藤矢。あの手この手で三上に接近。好みをリサーチして差し入れはお気に入りの老舗ケーキ屋さんのシュークリーム(苺が入ってたから生シューなのかな?)
このケーキ屋さんが2人のキーワード。
この話、単行本一冊分あればよかったなー。一話完結なだけに話が急展開すぎて、んなわけねー!ってなってしまった。
「恋するベビーリーフ」は、「恋する植物」の水野と桧山のパパ達の大学時代の馴れ初め話。ライバルとして意識しまくってたらいつのまにやら…って感じだったようですね。本当は両思いなのにお互い家庭を持って不倫関係って本人達はいいけど、妻達はどう思ってるんだろう。
間にキャラクターの読み物ページがあり、秋仁・麻見・フェイさまのスリーサイズやプロフィール、インタビューなどがあるのですが、麻見の受け答えがおかしすぎる。
質問に全然答えてなくて、秋仁にメロメロで惚気まくってます。クールで仕事の出来る男をこれだけ夢中にさせる秋仁、恐ろしい子!
本編シリアスで本命に犯られ、その直後にフェイさまにもブチ犯され正に総受け感満載な秋仁。この先どうなっちゃうのか心配(わくわく)
箸休め的にコメディテイストの酔っ払い秋仁の惚気としか思えない短編がありました。夜中に何度も酔っ払いから電話掛かってくんのってめっちゃ迷惑なのに、最終的には車で迎えに来てくれてお持ち帰りしてしまう麻見。正に平成のスパダリ。
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消されてないところと消されてるところと元から描かれてなさそうなところとありました。
BLでサスペンスでタイムリープモノでといろんな要素がある作品なので、2冊で完結させるのは相当難しい。
BL部分だけで読むと楽しく読めました。
悠晟って珍しいタイプの攻めでした。
すぐ泣いちゃうし、傷つきやすくて受けのカナの反応気にして積極的には動かないし、ちょっとした言動や行為に感動してはわわぁ〜ってなってる。飼い犬みたい。
2人共よく泣くし頼りないから2人で支え合っている感がとてもある。
これだけイチャイチャしといてカナからの「好き」の一言がないだけで、恋人ではない慰めてるだけってそんな訳無いわ〜。両片思いにしても程がある。
サスペンス部分は、犯人の伏線全然なくてこれはミスリードでしょ?ってとこから急に結末来る感じで、推理小説を読む読者からしたら無いわ〜って思っちゃうチープさでした。犯人の動機もなー、それならそれでもっと要所要所に不気味さを滲ませて欲しかった。
タイムリープは、まぁ元々あり得ない設定だから何でもありっちゃそうなんだけども…うーん、やっぱり何で?ってなった。
複雑なお話は2冊で終わらせるには難しい、主軸をBLにしないといけないって決まり事もあるのかもしれないし、物語を作るって大変だな。
30年くらい前の少女漫画のサスペンスモノは、そういえば面白かったな。ラブよりもサスペンスに比重を置いて描いていたように思う。
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白抜き修正
数年前に放送されたCSのBL作家さんをゲストに迎えてトークする某バラエティ番組の録画を久しぶりに見返していました。
ゲストは瀬戸うみこ先生、ホストはオカリナの2人と森川智之さんと葉山翔太さん。
この番組の中で、[カスタマスカレード!]にまつわるエピソードをお話されていたり、[明日の君に、言いたい事がある。下]のクライマックスシーンの朗読劇をされていたりしました。
久々に見返すと、短い朗読劇なのにとても心に響く演技でウルッとしてしまいそく手持ちの電子書籍を検索。買ってるじゃないの、そんで積んでるじゃないの。某タイムリープ作品が大好きなので、コチラの作品楽しみに読み始めました。
毎年12月24日に殺人事件が起こる。
主人公カナは何者かに胸を刺されて死にそうになった時、気がついたら24時間前にタイムリープしていてまた12月24日になったもんだから殺される事を回避しようと自宅には帰らず、一緒に住んでいた兄にも自宅を離れるように伝えたのに友達の家に避難していた兄が殺されてしまう。
本当は自分が殺されるはずだったのに兄が身代わりに殺さたとずっと悔やみ続ける主人公カナ。
兄は自宅にいなかったのに殺されたのが不可解。
他にも24日に近しい人が殺された遺族がいてその人達と被害者の会を結成し密かに犯人を見つけ出して自分達の手で殺してやろうと企てている。
サスペンスとBLとタイムリープを上下巻2冊で表現するのキツくない?上巻はBL部分の掘り下げに大部分を割いているので、犯人についての考察なんかはマルッと後回し。
主人公カナは死ぬと24時間前に戻れるんだって。
兄が殺された時は、発覚が40時間後だったから間に合わなかった。
でも、幼馴染の大切な悠晟が殺された今回は何度も24時間前に戻ってやり直すんだけど、毎回バッドエンド。(何回も死ぬの恐ろしい)
犯人は誰なのか、悠晟は助けられるのか、カナと悠の拗れた関係はどうなるのか。
もっと巻数が多かったらわかりやすくて盛り上がる内容かなと思った。話数が少ないから盛り込み過ぎな印象。ちと残念。
朗読劇のシーンが下巻にあるので楽しみに読みます。
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しっかり白抜き
秋平しろ先生初読でした。
この作品上位ランクインしてたので気になって買って積んでました。BLアワードノミネートをキッカケに読んでみました。
主人公は幼少期からゲイの自覚あり、割と積極的にアタックするも成功せず唯一の成功例が高校生の時に1回につき1万払って抱いてもらうってやり方。
えぇーーーー!マッチングアプリとかあるじゃんねぇ?しかも、可愛い顔(この絵の中で)みたいだし需要あったんじゃないの?
今も1万払って抱いてもらうセフレ後輩がいるらしい。リアル会社の後輩とセフレってそれの方が気まずく無いの???
本命とは上手くいった試しが無いから今の憧れ、社内の王子とはちょっと挨拶を交わす程度の関係で眺めているだけで満足だったのに…。
仕事が出来て顔が良くて人に親切で好感度バツグンの王子には欠点があってゴミ屋敷住人だったのです…。って発覚して主人公卒倒してたけど、そこまでショック受ける事かなって思う私は片付けられない人間側だからなのかな。(あそこまでのゴミ屋敷ではないけど)
毎週末部屋の片付けを一緒にしていくうちに親密になっていく2人。最初にゲイバレして好きですって告白したのに王子は華麗にスルーしていて(天然だから)一緒の時間を楽しく過ごしている。
その一方で主人公は好きな人と過ごせる時間にドキドキしたり心乱されっぱなし。
一体どういうつもりなんだよー!気持ち振り回して弄びやがって!と王子に対して思ってしまう私です。悪気ないのがタチが悪い。
BLだから下巻でラブの気持ちに気付いてくっつくんだろうけどさー、ノンケなのに本当に抱けるのかよ?
やたらと王子の顔が絶賛されるのですが、この絵柄では美形に思えなくてちっとも魅力的に感じなかったです。あと、デッサンがおかしい?ところも気になりました。昼食にお蕎麦を食べてた王子の手付きが謎。
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修正が必要なシーンはない
あのね、表紙と中身のギャップが凄かったです。
表紙はピンクでPOPな感じでしょ?
でもね、中身は過去回想がメインで野球部高校生のぐりぐり丸坊主頭なんですよ。
表紙の千歳くんは大学生になってる現代の姿。
物語は大学生千歳くんの誕生日当日3月30日の出来事から、高校2年から卒業するまでの初恋に遡り、また現代に戻ります。
高校2年の時、高鷹くんが野球強豪校から主人公千歳くんの通う弱小野球部のある高校に転校してきます。言葉少なでポーカーフェイスな高鷹の事を最初は苦手に感じていたけど、いい奴だし顔も好みだと気付いてからは、2人は急接近。
お互い意識し合って、ついには付き合うようになるんだけど、ずっと坊主頭か坊主が伸びた感じなんだよ…。あらすじを読まずに買うし読むのであまりにも予想してないルックスだったので戸惑った。
坊主頭BLってあんまりないですよね?
これ、表紙詐欺〜!って思ったけど、坊主高校生表紙だと売上落ちそうだもんね。
素直な気持ちが言えなくて数年いじいじしてた2人。ヤケになってLINEブロックしたりスマホ番号変えたりしてなくて良かったね。それとも、縁がある人とはまた巡り逢えるって事なのかな。
バイトの先輩が千歳くんのバイト辞める送別会開いてくれた理由が、とある女の子とお近づきになりたかったからダシに使われた事にモヤモヤしてたけど、そんな下心あったとしても他の参加してくれた人もいて集まってくれたんだからよくない?そこまでひねた考えせんでもと思ってしまった。
私が能天気すぎなんかな?
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白抜き修正。そういうシーンは最後だけです。
原作既読です。
2巻が出た〜って思って読んでみたらなんか内容が薄い?ん?ちょっと原作を確認。
うわ!これひょっとして小説1冊をコミックス1冊で出していこうとしてる???
サブタイトル1巻は[学園の美しき生け贄]
2巻は、[学園の禁じられた蜜事]ってなってる!
あぁ、そりゃ削らないといけないエピソードが山ほど出てくるはずだわ。1巻の時はさほど気にしてなかったけど、2巻以降は登場人物も出来事も複雑に入り組んでいくから小説1冊につきコミックス4冊で表現して欲しかったよ…。
巻数が多いと出版サイドではリスキーだと判断したのかな。
常盤と薔の話メインで、剣蘭、椿姫、楓雅の三角関係、白菊、柏木のエピソードが表面的な部分だけで心情が伝わりにくくてただの脇役ってなっちゃっててとても残念。
ラブシーンも美しくはあるけど、ショッキングなシーンもラブラブなシーンも薄口に感じてしまいました。もっとコッテリしてるんだよ。
原作面白いからみんな読んでー。
学園の競闘披露会(運動会)正装した神子、杏樹の登場シーンは原作の挿絵と同じに描かれていました。
ところどころ挿絵と同じ構図と衣装だなと思う絵があるのも原作と見比べる楽しみがあります。
書き下ろしSS、薔薇とダイアモンド
神子の願いは龍神が叶えてくれるらしく、薔が常盤に会いたい!と強く思うと偶然のように会える。龍神が常盤にテレパシー送ってるんかな?
夜のお散歩行きたくない?東のエリア行ってみたくない?って薔の元に誘導してるんかな?
そう思うと面白いな。龍神サイドのお話も見てみたい。
ピュアピュア溺愛なエピソードで、綺麗な石を拾ったから常盤にあげたい薔くんと、薔くんからの贈り物はどんな些細なモノでも全部宝物として保管してる常盤の甘々なやり取りでした。
隔離された空間で育った特殊な世界だから成り立つピュアさです。
紙本で購入
見えないように描かれてます
随分前からタイトルはよく目にしていて未読なのにドラマCD買っちゃったのでやっと読みました。
[あおとあお]だと思ったら[あおとみどり]なのね。
薄々そうなんじゃないかなーと思いながら読んでたんだけど、この作品エロ無しでしたー。
ポジションもわかりません。
でもこの名前の書き順だから
青(攻め)碧(受け)なのかな?
青くんって赤ちゃんって言われまくってるのそこまで気にしてないよね。
クールな見た目なのに、喜怒哀楽が顔に出やすいのが赤ちゃんなの?よくわからん。
青くんが赤ちゃんで、碧くんが世話焼き属性って2人共そうかな?
あまりにも時間の経過が早いので完全版は別にあるけど、これはダイジェストなのかな?って感じる程だった。
さらーっと流れていく。面白くない訳じゃないんだ、でも響かなかった。
なんと!あの子とあの子のスピンオフが出てるじゃないですか。こっちの2人のが気になるわー。
このふたり、どっちも受けっぽいけど、わたしはメガネの方が受けがいいな。
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そんなシーン無し
3人組アイドルユニットのリーダーが残り2人のメンバーを推しカプとしてナマモノジャンル楽しんで楽しい腐男子ライフ楽しんでたのに、本人達にナマモノ同人誌見られちゃって…さてどうする?
ってところから始まって3人で仲良しするハッピーラブコメです。
3人組Try TrickはもともとはTrick名義で明煌と凪の2人組で活動してたところ、主人公澪くんをリーダーとして迎えてTry Trickとしてメジャーデビューしたんだって。
インディーズの時から澪くんは2人を腐った目で見てて推しカプとして楽しんでたのに、その2人と同じグループになるなんてどんな心境よ?!
最初は真面目な澪くんに興味がなかった2人だけど、一生懸命なところ、意外な一面、自分を認めてくれた嬉しさから澪くんの事を明光も凪も好きになっていくのんよ。
この辺りの過去回想丁寧に描かれていて良かったです。
まぁ、お話としては3人で仲良くしよ?抜け駆けなしね、な感じでイチャイチャしてる。
苦手な人もいると思うんだけど、わたしは攻め同士のイチャイチャも見たい派なので、澪くんとの絡みだけじゃなくて明煌と凪のキスなんかも見たかったなー。2人の矢じるしが澪くんにしか向いてないのでそんな事はありえないんですが。夢オチの時の[あきなぎあき]の絡みのシーンをもっと欲しかったです。
澪くんの買ってる同人誌の神作家さんSHINOBU先生の正体が実は俳優の大先輩浅木さんだったりしたら面白かったのになー、なんて思いました。
もうちょっと薄い本買いに行くとことか神作家さんの事も見たかったなー。
もうちょっとこんなお話が見たかったながあって惜しい作品でした。
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白抜き修正
オークションモノですって?
いにしえの時代に流行ったネタでは?でも好きかもしれないと読んでみました。
んな、ばかな!こんな都合の良い甘々なオークションモノなんてある?!
騙されてオークションに出されて陵辱の限りされたけど、救済されるなんて流れを期待してたんよ。
最初だからあまあま。
13年前に自分の価値観を変えてくれたある意味命の恩人である男の子を探していて助けたかっただと!?
オークション出される前から知ってたならば、あんな大衆の面前で素っ裸に鎖に繋がれた状態でステージあげさせられるの可哀想だからないないでやり取りして引き取ってあげてよ。
てか、あのオークション開催してるあいつが守銭奴だから一旦競売にかけて値段を釣り上げたいんか!
アイツとんでもねー奴だな。
そりゃ、ギルの執事であるハルと両思いだけどいい答え貰えないのもわかるわ。
ちょっと設定ガバガバでゆるいけど、悲壮感や悲惨さがなくて読みやすいかもなー。
わたし的にはお話はモノ足らなかったけど、絵が綺麗で特に手がとても上手だった。手の動きに目を奪われました。作者さん、手フェチなんじゃないかな?
受けの尻を鷲掴みにしている時のお尻柔らかそうな感じや、指を突っ込んでる時の手の表情がとっても良いです。
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ライトセーバー。発光してました
実質4Pの漫画です。ヒカルの元カノが忘れ物の化粧品取りに来た名目で今フリーかどうか探りを入れにやってきたお話。
元カノの顔は描かれておらずモブ扱いです。
あわよくば、元サヤ狙いでやってきた模様。
こんな事してくるって事は、自分から振った女だよね。インターホンに出たのはニンニン。そのままドアが開いたら上半身裸のお風呂上がりなニンニンが現れて彼女の持ち物らしい香水と化粧ポーチを手渡す。(この香水って1巻に出てきたよね)
元カノが玄関にいる事に気づいてない風呂上がりのヒカルンはゴミ箱にコンドームをティッシュに包まずに捨てるの止めてとクレームを強めにニンニンに言うてんの。
これ、彼女の驚きの【!?】の吹き出しで隠れてるけどバスローブの前がはだけててパンツ穿いてなくない?!
そんなやり取りを彼女に見せつけつつドアを閉めるニンニン。
無事元カノ撃退しましたね。
なんか、しょーもないオンナと付き合ってたんだなヒカルン。ニンニンと出逢えてよかったね。
修正が必要な描写はなし