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中立作品

エキスパートレビューアー2020

女性hepoさん

レビュー数1097

ポイント数5871

今年度4位

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全体的に惜しい

BLに限らず、少女漫画でも何でも「パターン化した設定」というのがありますね。
ひとことで言えば「王道」なのですが、王道パターンを踏襲していても魅力あふれる作品も多々あるわけで。

田舎から上京してきた純真無垢な大学生が、アパートの隣に住んでいるイケメンに食われるという設定は結構ある。
その「結構ある」設定に、いかに自分の色を付け足すかが作家さんの腕の見せどころ。

この作品では引っ越しの挨拶に行った流れで、なぜか部屋に連れ込まれます。
さらになぜか恋愛話から、早漏トレーニングを行うことに。
初対面で、早漏トレーニング。
しかも純真無垢な田舎少年を言葉巧みに騙すというより、田舎少年に躊躇いがない。
その後、イケメンと仲良くなって、いろいろあるわけですが…。
うーむ…。
わたしには、この2人のひととなりが全く見えてきませんでした。
性に奔放見えたイケメンくんはそうでもなく、真面目そうに見えた田舎少年は性格悪い。
それくらいしか伝わってこないので、物語に入り込むきっかけが見つけられず。
2人の感情の揺れも見えてこないし、読み終わった時点ですら、いつのまにか好きになってたっぽいという感想しか出てこなかった…。

同時収録はカフェを舞台にしている、食べ物大好き人間にはたまらん設定。
なんだけど、こっちも人物描写とストーリー進行がいまいちでした。
読者への状況説明的な台詞を、店長相手に言う違和感。
お菓子作りもキッチンを貸しているんだろうし、バイトくんが作ったケーキをお客さんに振る舞うのも店長の了承が必要だから、常連客とバイトくんの関わりを逐一その場で見ているはずの店長に言っても、「うん、知ってる」「それ、見てた」って思うよなあ、と感じてしまう。
傘がないと帰れない男の子っていうのも「え?」って思うし、傘持ってたのにびしょ濡れになってるのも分からないし、いろいろとツッコミどころばかりで。

全体を通して感じたのは、圧倒的な人物描写不足と会話の不自然さ。
せっかく綺麗な作画なのに、人形を動かしているだけに見えてしまって、もったいないなあと思った次第です。
辛口ですみません。

端正な顔立ちとめくるめくえろすの世界

短い作品ばかりがたくさん収録されております。
短いけど、半分〜半分以上えろすなので、えろすから毒気を感じる方はご注意を。

【君にいいなりショータイム】(1話+描き下ろし) 中立
若干あほの子の実波と、4歳年上の俺様幼馴染・千夏。
千夏が典型的な「好きな子はいじめる」タイプで、実波が天然あほの子という策士腹黒攻めは苦手なわたしには厳しい話でした。
S風味の腹黒好きな方はぜひ。

【理一くんと叔父さん】 萌
生活能力ゼロの小説家・祥平を心配した姉が送り込んだ世話焼き偵察要員の甥・理一。
甥っ子を喰っちゃう叔父さんはアレですが、憎まれ口を叩く甥っ子の本性が可愛い。

【女装で恋は甘くない!】 萌
ずっと片思いしていた飛鳥に、女子と偽って告白した弥生。
うっかりOKをもらってしまったから、さあ大変という話。
飛鳥が色素薄い系イケメン。弥生はサイズ感からすべてが完全に女子。
女子にしか見えない女装姿はどうだろう?と思う派ですが、オチが楽しかったので萌。

【僕の彼氏は今日も不機嫌】 萌
高校生の響は、バイト先のカフェの常連・朔夜に絶賛アプローチ中。
いつも不機嫌な顔をされるけど拒まない朔夜の真意は!?
「あ、そういう…」っていうオチでした。

【誘惑サイン】 しゅみじゃない
誰とでもしちゃうビッチな義弟・紀乃と、そんな弟に戸惑う兄。
うーん。うーーーん。うーーーーーーーん。
弟は結局もともとビッチで、お兄ちゃんが好きとかじゃなくて、自分を見て興奮したお兄ちゃんに興味があったっていうだけの話?ですか?

【人を呪わば穴二つ】 萌
高1まで文武共にトップをキープしてきたのに、2年になって稲毛に抜かれた悔しさを藁人形にぶつけていた穴川。
その現場を当の稲毛に見られてしまって…という話。オチで萌えた。

【誰もしらない】 しゅみじゃない
自分にべた惚れの天台(てんだい)を下僕扱いしてきた生徒会長の長沼。
精神的に囲い込む系の話でした。

【ドント・タッチ・ミー!】【ドント・タッチ・ブラジャー!】 中立
桃江がジョギング中に熱い視線を送ってくるカフェの店長・三栗野。
うーん。うーーーーん。うーーーーーーーーーん。
胸筋フェチ、雄っぱい好きに特化した作品。好きな方は好きだと思います。

北沢きょうさん、作画は好きなんです。
作画が見たくて読みますが、えろすえろす!な作風は苦手で…。
「じゃあ読むなよー」と言われそうですが、作画が…、好きなんです…。ごめんなさい。

泣きメン コミック

コウキ。 

分かりにくく、萌え難し

3CP分の話が収録されています。

【泣きメン】(2話+描き下ろし)
女性タレントのマネージャーとスタイリスト。
どっちも受けっぽいので、最初ネコ同士かと思いました。
マネージャーの髪をカットするエピソードがあるのですが、切る前の方が良かった。
社会人として心配になるレベルなので、マネージャーはとりあえずカウンセリングを受けた方がいいような。

【おしいる】【わけいる。】(前後編)
同じ年のいとこ同士。
家の修理でしばらくミノルの部屋に居候することになったシバ。
押し入れという部屋から分断された空間がキーになる作品でした。
主人公が文学部の大学生なのに、一般教養の選択じゃなく必修で数学があるという不思議。

【水もしたたる、】
商店街にあるカフェのバイトくんと、彼女に水をかけられそうなところを庇われた客。
舞台はカフェのみというシットコム的作品でしたが、狙いすぎた人物設定に入り込めず。

どの作品も登場人物が一風変わってるんだけど、特に掘り下げるでもなく、心理描写も曖昧で、彼らの感情に寄り添うことができませんでした。残念。

おぼっちゃまの魅力…

表紙の雰囲気に惚れて購入したものの、読みたいのはコレイジャナイ感でいっぱいです。
S系執事風マナー講師と負けず嫌いな強気美人おぼっちゃまを期待してしまいました。

親はなくとも金さえあれば、友情も楽しい時間も買える。
いい加減な生活をしていた大企業の御曹司・真大(まひろ)。
ある日、支払いをしようとしたらカードは使えず、家に帰れば見たこともない男がいて…。

わがまま放題のおぼっちゃまが鼻っ柱をへし折られて、見返すために必死で頑張るストーリーは大好きです。
でも…、この作品には必死で頑張るおぼっちゃまがいなかった…。
真大は最初から最後まで駄々を捏ねてわがままを言っているだけ。
マナー講師の黒咲も、教えたマナー1つ覚えられない(挨拶はマナーに入るのか…?)おぼっちゃまに言うことを聞かせることも出来ないヘボ講師。
男版メアリーポピンズを期待してしまったわたしが悪いのか。

黒咲はイケメンなので、真大が惚れるのは分かる。
でも黒咲が真大に惚れた理由…、どこ?
後継を外されるかもしれないピンチにも必死になれない、文句ばっかりで真面目に取り組まない。一体どこに惚れたんだろう?
過程の心理描写もなく、「惚れた!」と言わせたら惚れたことになるという力技では萌えることができませんでした。
イケメンの無駄遣い…。

有能な講師に出会って、だめおぼっちゃまからデキる後継者に成長するストーリーを読みたい方は、この作品ではありません。
わがままおぼっちゃまをひたすら堪能したいという方はぜひ。

あれ!?運命は!?

オメガバース作品も増えてきて、それぞれの作家さん独自の設定があるものも多くなってきました。
山森さんのオメガバースは、正統派というか、一般的なオメガバース設定の枠を出ない設定でした。

高校で理数化学を担当する水瀬。
彼はΩであることを隠して生活していたが、ある日、問題児の秋月にヒートが起こっているところを見られてしまい…。

基本的に秋月目線です。
Ωと分かる前から水瀬のことを「可愛い」と言って、教科の質問に託けては水瀬会いに行ってます。
そんなときに水瀬がΩだと分かって、そこに現れた現社の高峰(α)との関係を知ってしまうことで物語が動き出すのですが、かなりあっさりです。

目玉となるのは水瀬の家庭の事情だと思うのですが、ここが後半すっかり葬り去られてしまっていて。
αの父にΩの母。
運命の番に出会った父に捨てられて、生きる希望を失った母の末路がトラウマとなっていたはずなのに、中盤からそんなトラウマ、あったかな?というくらいシンプルな恋愛ものになってます。
気持ちを自覚するのもあっさり。
受け入れるのもあっさり。
そしてそれまで一応助けてもらっていたはずの高峰をひとり悪者にして、正義の味方に助けられたお姫さま状態。
たしかに高峰のやり方は間違っていたかもしれないけど、その取引を受けて、恩恵甘んじていたのは水瀬本人なのに、高峰ひとりが悪いのか?
うーむ…。

そしてヒートの様子を見ても一般的な見解からして、秋月は水瀬の運命の番じゃないですよね。
いいのだろうか。
「今後、秋月に運命の番が現れても、僕にとっては君が運命だから!」みたいなこともなく、ただ「秋月くん、好き!」「先生、俺も!」と結ばれる2人に、ただただスパイス扱いの高峰が不憫でした。

溺愛系攻め、しかもイケメン。
大好物2つ並べられても、それを上回って余りある水瀬への疑問と嫌悪感。
萌えたかったです。
辻褄合わせって大事だなと思いました。

巨大な迷路の中で迷子

煽りに煽られた上巻を読み終わった時点では、「下巻は神だな!」とワクワクしておりました。
まさか、そんな自分がこのようなレビューを書くことになるとは…。
わたしの上巻のフライングレビューを読んで、購入に踏み切った方がいらっしゃったら、その方が下巻でも萌えてくださるよう、全力で願うばかりです。

下巻を読んでから、もう一度上巻から読み返しました。
どうしても分からないことがあって。

レビューというより疑問の読み解きなので、あり得ないほど長いです。
かなりネタバレなので、未読の方はご注意を。


赤嶺はどうしてそこまで「自分は理解されない」と思い詰めていたのか。
利用されたと分かった後でも、そこまで冴木に拘る理由。
新歓で先輩社員からのお酒の強要から救ってくれただけで、その相手に希望を見出せた内海の「誰も自分を見てくれない」という苦悩とは。

下巻で登場する冴木は完全にビジネスライクの人で、赤嶺に対して何の情もありません。
上巻では部署も社員寮の部屋も一緒で、スキンシップも多めな冴木と赤嶺の姿を見せてもらいましたが、まるで仲も良い兄弟のように一緒に過ごした3年間が赤嶺にとっては宝物でも、冴木にとっては特に意味のないものに感じられてつらい。
冴木が会社を追われたのは不可解な書類ミスのせいだったけれど、そのことに対して入社3年目の赤嶺に何が出来ただろう?と思うのですが、赤嶺は「冴木を見捨てた」と思ってるようなのが、うーん…。
赤嶺が人にも自分にも厳しい人間なのは、職場の雰囲気から伝わってきます。
かといって過去のエピソードなどがないので、そのせいで幼い頃からずっと孤独だったという匂わせもないから、赤嶺の「誰にも必要とされない」という切羽詰まった思いに寄り添えないんです。
そこに寄り添えたら、初めて自分を懐に入れてくれた人いう点で冴木の存在の大きさも理解できたかもしれないのですが、そのベースとなる赤嶺の孤独が描かれていないから深読みするしかない状態。
だけど一縷の望みをかけた巻末の人物紹介でも、赤嶺がコミュ障的な記述はないし、むしろ新歓の様子からも明るくて空気の読めるタイプにしか見えないし。
結局赤嶺が自分を価値のない人間と思うほど、深刻に抱えていた孤独の原因は何だったんだろう?というのが残ってしまいました。
まさか冴木に選んでもらえなかったことと、冴木との大事な思い出のある部署を維持することができなかっただけで、そこまで思い詰めるとは思えないし…。

内海の方も、かなり大きい一族企業の経営者の親族らしいことが下巻で分かるのですが、たった一度、お酒の強要で困っていた自分を赤嶺が助けてくれたというだけで、「自分を見てくれているひとが!」ってなるのに必要なベースがないんです。
実家が金持ちで、自身も容姿端麗で優秀。
表面しか見てくれない人たちだけだったとか、優秀な兄しか見ていない両親とか、そういうのもない。
不安を和らげてくれた相手にレ◯プされたことの衝撃の方が大きいし、恨みを持つのは当たり前と思う。
しかもそんな憎い相手が、先輩社員と仲良くやっている姿を見かけたら、「人にあんなことをしておいて…」と余計に憎しみが増すのも分かる。
復讐のためだけに費やした6年、やっと完遂できる局面に立って、赤嶺の強さや弱さ、優しさに触れて、陥れる決意が揺らぐのも分かる。
だってこの子が根っからの悪人じゃないことは伝わってくるから。
「良い人だ!」と思った人にものっすごく酷いことをされて、その恨みを晴らすためだけに6年間必死になってただけで、いざ復讐が終わってみると絆されて、赤嶺のために命の危険も省みないくらい恩義を感じられる子なんです。
自分を見てほしいのに見てもらえないから意地悪する壮大な駄々っ子。
だけど…、本当に愛していたら、離れようとするのかな、と思っちゃうんだよな…。

2人の気持ちがどうにも分かりがたくて。
内海からしたら、自分をレイ◯した憎い人間。
赤嶺からしたら、自分の大切な人間を使って自分をハメた人間。
発端となったレイ◯の件も、結局赤嶺は思い出さないし、もともとゲイじゃないのに泥酔して暴行した原因も分かりません。
あれが3年前に冴木が退社させられた直後のことなら、積もり積もって行き場をなくした冴木への想いの鬱憤を晴らしたという風に読めるけど、冴木に出会う前のことで。
もし酔う度にそういう蛮行及ぶような人間なら見る目が変わってしまうけど、そういうわけではなさそうだし、あそこがスッキリしないことにもモヤリ。
冴木の本性を知っても、盲目的に冴木への想いに拘る赤嶺にもモヤリ。
一番感動するはずの「心に触れてくれていたら…」というシーンのモノローグで、あまりにも自分本位な赤嶺に、さらにモヤリ。
終盤の突然なライトなノリにもモヤリ。

会社を巻き込んでの復讐劇で、壮絶なストーリーなんです。
でも装飾を全部取り払って残るのは、「愛されたかった男」が2人。
ただその根拠が十分に読者に提示されないせいで、登場人物のテンションまで読者が追いつけない。
内海の「部品扱い」や赤嶺の「好きな人に必要とされたい」(冴木に出会う以前のエピソードが欲しい!)という切羽詰まった気持ちの裏付けになる過去の描写があれば…!

「憎いのに愛されたい」という複雑な感情を中心に据えた興味深いテーマ。
ここまで大きな設定を組み立てたのに、土台がない。
何だかもったいないなあと思いました。

これで終わり?

18ページがえろすで占められてました。

ドMホイホイっぽいヤンキー風の若者(受け)が、バーで「また振られた」と愚痴っているところに、理想の王子様が現れて…という始まり。
そして怒涛のえろすへ突入していくのですが、読者にはこの子の「理想の王子様」が具体的にどんなタイプなのか分かりません。
とりあえずイケメンが好きで、Mは嫌いらしいという情報のみで、攻めがS全開のえろすへ。
それまで付き合った相手のことを「アッチもヘタな奴ばっかでよ」と言うからには、本人はそれなりにいろいろ技持っているのかと思いきや、騎乗位をしたことがないとな…。
うーむ…。
ラストは「あれ?もしかして前から狙われてた?」という含みのある終わり方で、何となく中途半端な感じ。

ストーリーはなくていいから、ドS攻めに攻められるヤンキー受けが見たいという方にはいいかも。

設定が無理すぎる

中学時代の同窓会。
卒業前に京都へ引っ越した宮内にとって、友人たちとの久々の再会。
店に入ると、宮内が好きだった藤崎も来ていて…。

嵌めるために女装で来るってすごいですね。
宮内が来るかどうかも分からないのに。
幹事だったのかな。

何年生で引っ越したかは不明です。
ただお酒を飲んでいるので、再会までに5年以上が経っているのは確かで。
藤崎目線の最終話で、入学してから進級したとかクラス替えというワードが出てこないので、もしかしたら1年いなかったのかも。

4話に入るまで、ほぼほぼベッドの上でした。
ストーリーあってこそのえろすなら見たいけど、えろすの中で進展していくストーリーなんてあってないようなもので、3話を読み終えた時点で4話もほぼベッドだったらどうしたものかと不安になってしまいました。
4話から洋服を着て、地面に足をつけているシーンが増えましたが、3話分の強引なえろすに引き摺られたわたしのライフはほとんど残っておらず。
そこから展開されるストーリーも、何だろうなあ、一言で言ってしまうと、萌えなかったんです。

そもそも女装子が苦手でして。
さらに強引なえろすも苦手なんです。
苦手が2つ揃った状態で、Sっ気しかない攻めという3つ目の苦手もやってまいりまして。
中学で制服なのに、藤崎を女だと思っていたっていう設定にも無理がありすぎるっていうか、宮内、どれだけバカなの?って思ってしまった。
でも最終話を読んだら、別に女って思ってないような?
男として認識した上で、好きになってたんじゃないかと思ったんですけど、違う?

女装攻めが好きで、3話にわたるえろす過多に耐え得るえろす耐性のある方なら、きっと楽しめるはずです。
エンジョイ。

図々しいうじうじくん

たれ目の攻めが好きでして。
表紙の絵は好みだったのですが、本編が全然違った…。
結構あっさりした薄幸そうな顔立ちで、イケメンが消えてました。

人気モデルの大和に言われた一言で、山形から家出してきた新人モデルの翼。
住むところに困っていた翼に、「泊めてやってもいい」言ってくれたのは…。

そうです。大和です。
憧れた先輩の素顔は横暴で強引で、さらに性別お構いなしに翼のことを抱いてきて、戸惑いながらも離れられない翼。
そんな翼にわたしはもやもや。

社交辞令に凄い勢いで飛びつく図々しさがあるのに、そのあとはずっとうじうじ。
さらに山形にいた頃の翼の話を聞いた大和が、翼へのお祝いに高級な肉を買ってきたら勘違いでキレる。

ごめんなさい。
主人公を好きになれませんでした。
あの流れで、その勘違いはないわーという勘違いだったので余計に。
大和、選び放題そうなのに、そこで手を打っていいのかい?
そう思ってしまった時点で、萌を勝ち取りにいくことに失敗しました。無念。

そもそもの原因は…

チャラ男と揉み合った結果、右腕を骨折したせいなのですが。

全寮制の高校に通うスポーツ特待生の加藤と、優等生の辻田は、寮で同室。
授業をサボって女を連れ込む、いつも違う香水とタバコの匂いをプンプンさせる加藤に、イライラを隠せない辻田。
嫌がらせをしてくる加藤揉み合った結果…。

うーむ。
まずスポーツ特待生は結果が命。
怪我でもして競技が出来なくなったら、普通に授業料を納めて、学習面も他の生徒と同じ条件で在校し続けるか、退学かの2択になるのに、資本となる体を壊す原因になるタバコを吸うのはあり得ないし、1人部屋でもない寮に女を連れ込むというのも非現実的なんだよなあ…。
どうしてもそういう設定にしたかったら、スポーツ特待生っていう部分は削った方が良かった気がします。
ただの金持ちのわがままボンボンとか。それなら分かる。

甲斐甲斐しく世話してくれる加藤に辻田は驚いているけれど、特待生が他の生徒に怪我を負わせたなんてことが学校に知れたら大問題ですからね。
黙っていてくれたんだから、世話するくらい当たり前と思ってしまうわたしはだめ人間でしょうか。
こういうツッコミポイントがあると、物語に入り込めなくなってしまうんだなあ。

強いて挙げるならトイレの一幕は面白かったです。

個人的意見を申し上げますと、目の離れ具合と黒目のサイズ感が好みではないけれど、作画は綺麗です。
ストーリーも王道展開なので、引っ掛かりさえなければもっと萌えるのかなあと思った次第です。