性的虐待描写とかわいそうな描写が続きます。
いや~~~つらい!!!!!!!
これはつらいです。
でも好き。
まずこの重たいテーマに、関西弁。これが良い。
舞台は大阪なので、受けも攻めも関西弁。
関西弁がヘキなのでめちゃめちゃ良かったです。
幸太郎は、義理の母親にウリをやらされている、と言ったらそれまでなのですが、
そこに宗教が絡み、他人の幸せや母親への愛情も絡みに絡んで逃げられない状態に。
どうにかしたいと思っても幸太郎本人が頑なで。母親への愛も本物なのでどうしようもなく。
両がした決断(通報)は正しいとは思うけれど、
ふたりの関係も壊れてしまう。
というか高校生ふたりで暮らすことって許可おりるのか??という疑問はさておき、
上巻は気になるところで終りました。
下巻も早く読みたい…となります。
※幸太郎とやってる信者が、涙を流しているんですよね…。この描写がすごい。
細目敬語後輩×黒髪ほだされ先輩と、キャラ造形が大好きすぎて買いました。
ビジュアルが好きすぎて、買ってよかったです。
ゆいつ先生は昔から好きな作家さんで、絵もお上手で大満足。
ご飯食べてるとき緩む眉間が好きという、わかりやすい好きポイントに萌え。
食×リーマン(スーツ)でフェチにも刺さる~
すごい大きなイベントというか、ドーパミン出る感じの起承転結がないのでお話しとしては緩やかですが、セックスまでが丁寧に描かれていました。
ストーリーがおもしろい!というよりは、ふたりを眺めていたいなという感じの話でした。
「その後」における、ヤってる最中の心さんの余裕のない顔、好きです。
旧持ってますがこちらもどうしても欲しくて買いました。
美麗なイラストです…!
凪良ゆう先生は、人の生きづらさ、完璧じゃない人間の人生を描くのがすごく上手で、このお話もそうでした。
紆余曲折して、最後に一緒になる。口喧嘩をきっかけに別れるシーンはつらい。つらく苦しいシーンもありますが最終的にはハッピーエンドです。
紆余曲折が本当にいろいろあった……。大学生からアラフォーまでを見ることができるので、ふたりの人生を覗いているようでした。
受けにも攻めにも、良いところもあるけど悪いところもある。それは完璧ではないから。だからすれ違って、他の人と恋愛して、傷つけて傷つけられて、そしてまた戻ってくる。
美しいお話です。
なんかタイミングなのかなと思います。少しでもタイミングが違えば、それこそ都合よくふたりの彼氏が浮気してくっつかなければ、阿久津と水野が復縁することはなかったんじゃないかなと思います。
でも人生って、こういうタイミングですよね。
エロはほとんどないのですがそれすらも美しく切ない。
ツッコミたいところは2点
顆粒だしでも良いよね~~!?
出てくるキャラにゲイ多すぎ~!
エッチでした~!
すごくエロい!ヤクザ凌辱モノが好きだったので電子で購入しました。
捕まってしまった部下を助けるために屈辱的なビデオを撮影される龍一のアニキ(受け)。
モブ2人に乳首攻め・アナル指入れで責められます。
筋肉もあり、入墨もあり。受け巨根でエロイ!!屈辱的な表情と感じているときの表情の描き分けがお上手で見入ってしまいます。フルカラーなのも嬉しいですね。
そんな兄貴の姿を見て勃起してしまう部下の蓮に、モブは「こいつとヤれ」と命令します。
兄貴に惚れていた蓮は「すまねえ」と謝りつつも兄貴の中にIN!!!!!!
そこからはもう迫力あるHで最高でした。
あらすじ読んですごく面白そうだと思って、実際途中まで面白くて夢中で読んでました。
お互い人の心がわかるようになってしまって、ふたりで話すときだけは互いの心の声が聞こえないから、依存していく。
すごいお話だと思います。
でもいじめられっ子(受け)はずーーーーーっと被害者で報われない。終始かわいそうで、私にはハマりませんでした。
そもそも自殺するほど追い詰められてた子が、加害者の病んだ男に犯され共依存エンドって……。
終始ほの暗く不穏で、こういう雰囲気が好きな人なら好きだと思います。
クールな加害者(というか他人に興味がない)である攻めが、人の心が分かるようになってから狂っていき、受けに依存し、受けを神様として神格化し、狂人になっていくわけですが。そこが丁寧なのに、エロまでのオチがしょうもなくてびっくり。
メリバやバドエンも好きですよ!でももっとこう……。救いや光みたいなのがほしかったです。
サイコサスペンスならそっちに振り切ってほしかったし、BLにするならもっと受けからの攻めへの心の繋がりを描いてほしかった。
これじゃ洗脳です。
画力は高いので損した気持ちにはなりませんでしたが、評価が難しいお話でした。
付き合って、別れて、他の人と付き合って。さまざまなことを経て、お互いしかいないとまたくっつく。ふたりの人生の1ページを見ているようなお話でした。
主人公二人の大学時代からアラフォーまでを追うお話です。キャラクターの人となりがじっくり見てとれて良かったです。まさか二人が別の男の人と付き合ったときはどうなるんだこれと思いましたが……。紆余曲折の結果、ハッピーエンドで良かったです。
凪良先生の作品はBLではない一般小説しか読んだことなかったのですが、文章力が高く、本当にすらすらっと読めてすごい。好きです。
なんとなくだけど、凪良先生が本屋大賞をとった「汝、星の如く」の元になった話なのでは?と思ったり…。
攻めも受けもお互いに対しても、妻や恋人に対しても不誠実なところがあり、読者としてもちょっと思うところがあるのですが、その報いとして恋人に浮気されてフラれるという経験があるのですね…笑
完璧ではないからこそドラマがある。完璧ではないからこそ面白い人生。そんなお話でした。
女性視点BLで、女子キャラ・戸森さんがかっこいいだけの話だった。
なんならBLがオマケのよう。よーじ(攻)と戸森さんのエッチ描写のほうが多いし。
暴力DV男×うじうじメンヘラ男に巻き込まれた女子の話ですが、男キャラがどうも好きになれず。よーじの暴力はもちろん駄目。でも受けの三郷も、アプリで知り合った男に性暴力されて、そのあと戸森さんに庇ってもらったのに「殴らせる僕が悪い」とかいうのもダメ。キモい。
このふたりがくっついたり別れたりを戸森さん巻き込みながらやってるわけですが、戸森さん抜きで一生やってろ…って感じで……。
どうしても戸森さん視点の男子2人しか感じ取れないので男子の魅力がわからず、終わりました。たいていの漫画はキャラの言動・このキャラを作り上げてきたものを読者に知らせるためにキャラの過去話が出てくるのですが、こちら女子視点なのでそういうのがないので。
しかし戸森さんはかっこよかったし、幸せになってほしい女キャラでした。ただ単にBLカプに都合の良い物わかりの良い女子やBLカプのお邪魔をする女子ではなく、言いたいことは言えるし自立もしているしアドバイスもしてくれる素敵なキャラ。
中村先生の絵もきれいなので、買って損はなかったです。
お…ほお~~~~~
こういうタイプの受け・攻め、初めてなので新鮮で良かったです。
なんか受けも攻めもBLのテンプレから外れててすごいなと思いました。
おばあちゃんのことで泣いてくれたシンゴに一目ぼれする瀧。そこから始まる恋なんですが、ストーリーやキャラは良いしエロもすごく良いんですけど。話の流れのテンポが…。
受けが今まで男に遊ばれて捨てられてきた経験があるので、自分から襲ったと思ったら今日は無理とか、自分だけ好きなのかなあ…と悩むパターンが数回あり、もういいから進めよと思ってしまいました。丁寧で良いとは思うんですがそれ以外の心理描写がおざなりになっている印象があります。ライブで瀧と付き合っています宣言も唐突だなあと思ってあまり入り込めませんでした。キャラはいいのにな~~…と思って少しだけ残念。絵はすごく上手。
すご……!!
すごいとしか言いようがない、何ですか…このお話は……!
BLですが、BLの枠にとどまらないというか…。
重度難聴者のケイトと、俳優としてくすぶっている藤永。
ふたりが関わっていく丁寧な描写がすごい。
「伝える」ことがテーマ。それは手話であったり、気持ちであったり、情景、背景、物語…。ゆっくりと温かく、すれ違いながらも近づいていく。
心地よくも苦しい、しかし確実に素敵でやさしい物語です。
藤永の演者としての表現力の描写がすてきです。タイトル、どういう意味だろうと思ったらカメレオン俳優ということなんですね。
話はもちろん、絵も好き…!
本当にどちらもかっこいい。そして優しい。思いやりのあるキャラで、読んでるこちらも不思議な気分になりました。
2巻も早く読みたいです!