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エキスパートレビューアー2024

女性陵々さん

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毒にくちづけ 下 コミック

doji 

毒すらも愛する想い

doji先生の既刊作品は殆ど拝読させて頂き、今作は上巻併せて作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
執着 3
エロ 2
健気 2
な感じだと思います。

上巻に引き続き、クロウさん×真霜さんのカプです。

銃撃からクロウさんを庇い怪我を負った真霜さん。更には過去に命を助けた警察官が真霜さんであることを知ったクロウさん。それから、真霜さんに対しての想いや執着を見せ始めて…。

自らの命を惜しまない言動を取る真霜さんのことが徐々に気になり始めるクロウさん。2人の間で過度な扱いをしないと約束したけど、はっきりと守れそうにないと言い出すクロウさんの男前っぷりと徐々に強くなる執着心が程良いですね。

しかし、そんなクロウさんの言動を素直に受け入れられない真霜さんの少し意地っ張りな言動はちょっともどかしかったですね。
その辺りの命を惜しまない真霜さんの考えや過去にクロウさんが真霜さんの命を助けた真意などの心理描写が少し分かり辛かったので、感情移入はあまり出来なかったです。

マフィア同士の抗争、クロウさんとシオンさんの確執、クロウさんと真霜さんの恋愛模様、様々な事柄の駆け引きが楽しめるので、是非とも読んでほしいです。

毒にくちづけ 上 コミック

doji 

伝わってほしい熱と想い

doji先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
駆け引き 3
エロ 2
健気 2
恋愛 1
な感じだと思います。

クロウさん×真霜さんのカプです。

今作は人間とは別で、動物の特性を持った亜人が存在する世界観で、攻めのクロウさんは蛇の亜人です。

元警察官の真霜さんは、蛇の亜人のクロウさんに命を助けられた過去がある。その後、警察官を辞め亜人相手に便利屋を営んでいたある日、恩人であるクロウさんと再会するが…。

動物の特性を持っているので、咄嗟に獣の耳や尻尾が出てくる亜人もいますが、クロウさんは蛇の亜人なので、今のところ見た目の変化はあまりありません。でも絡み描写で真霜さんの足に蛇の尾が絡み付いているような描写があるので、獣姦とまではいきませんが、今後その傾向はあるかもしれないので、苦手な人はご用心を。

クロウさんは真霜さんのことを覚えていないが、命の恩人であるクロウさんに恩返し出来ればと、クロウさんと身体を重ねる真霜さん。真霜さん自身は照れなどもありますが、クロウさんは真霜さんを気に入っている程度で、まだ2人の仲や恋愛模様はあまり無いので、今後の展開でどんな恋愛模様を見せてくれるのか楽しみなので、次巻も買わせて頂きます。

迷い込んだ異世界で見つけた幸せ

晴屋うまこ先生の既刊作品は殆ど拝読させて頂き、今作は上巻併せて作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
エロ 3
執着 3
溺愛 3
な感じだと思います。

上巻に引き続き、アルさん×善さんのカプです。

アルさんへの恋心を自覚した善さん。好きな人にコマンドプレイをしてもらえら喜びを噛み締めていた。しかし、アルさんの職場仲間のDomのユリさんから、多忙なアルさんの代わりにプレイする相手を別に増やせと言われてしまい…。

ユリさんの言動やアルさんの謝罪対応から、アルさんと善さんの仲を引き裂こうとしていた訳ではないようなので、少し憎めない感じで、ユリさんには好感が持てました。
ユリさんにお詫びの品を持ってきた時のアルさんとのやり取りが何だかホッコリして、尻尾を振ってるアルさんや懐かれた!?とビックリしているユリさんに思わず笑ってしまいました。

ユリさんと善さんのお試しコマンドの所為で、本能と執着に流されそうになったアルさん。しかしそのお陰でお互いが秘めていた想いを伝え合うことが出来ます。
その後同居が解消されてしまう、しんみりとした展開がもっとあるのかなと思っていたのですが、アルさんの溺愛と善さんの素直な想いから身も心も繋がっていく甘々展開なので、是非とも読んでほしいです。

迷い込んだ異世界はDom Sub獣人の世界でした

晴屋うまこ先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
能天気 3
無邪気 3
コマンド 2
エロ 2
な感じだと思います。

アルさん×善さんのカプです。

現代人の善さんは、仕事帰りにいつもと違う道を通っただけで、獣人達が暮らしている異世界に来てしまった。更にはその異世界ではDomとSubが存在していて…。

受けの善さんは、 現実世界から異世界に来てしまってもかなり順応が早くて、元の世界に戻れないと分かっても家族関係などにあまり未練も無いようなので、あっさりと異世界での生活を受け入れます。そういう点では少し能天気なのかなと思ってしまいました。

他にも、アルさんをオカズに1人でシしてしまった時は、少し照れて動揺していたが、その直後にお腹が鳴って、まあいっか!とあっけらかんとしているちょっとおバカな言動も目立ちます。

上巻では、まだ善さんのSubの性質やコマンドへの耐性をつける為に、アルさんが度々コマンドを使う描写がありますが、絡みでのコマンドプレイは少なめな感じです。
その代わり、コマンドではない言葉を反応してしまう善さんなので、1人でシている描写や反応してビクビクっと赤面している描写があります。因みに裏表紙に、嬉ションと書かれているので、初っ端の絡みで善さんがお漏らししています。

少しずつお互いのことを知り、心を開くようになったアルさんと心を寄せるようになった善さん。これからもっとコマンドプレイや2人の恋愛模様がもっと読めそうなので、次巻も買わせて頂きます。

発情期が無いからこそのエロさ

西野花先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
エロ 5
玩具 3
健気 3
オメガバース 1
な感じだと思います。

熊谷さん、獅童さん×佳緒さんの3Pカプです。

兎の獣人でオメガの佳緒さんは、社内からの、オメガということで不当な扱いを受け、出向を命じられてしまう。そして、健康器具の会社だと言われて訪れたところは、大人の玩具のメーカーだった。

今作は、人と獣人が存在する世界観で、更にはアルファやオメガなどのバース性も加わっています。因みに既刊作品のキャラクターは登場しませんが、「獣王アルファと愛人オメガの蜜会巣ごもり」と世界線が繋がっています。

攻めは熊の獣人の熊谷さんとライオンの獣人の獅童さんの2人で、2人共勿論アルファです。受けの佳緒さんの兎の獣人は多淫だと言われている為、オメガである数ヶ月に一回の発情期の周期が無く、性的刺激でいつでも発情してしまう体質です。
それもあり、最終的には3人が番関係になりますが、オメガバース要素自体は少なめかなと思いました。

他にも、熊谷さんと獅童さんから大人も玩具のモニターをすることになる佳緒さん。様々な玩具のモニターもとい玩具責めを受けますが、熊谷さんと獅童さんそれぞれからアプローチもされるので、玩具無しの絡み描写もあり、玩具要素はそこそこですね。

仕事と恋愛が公私混同気味で少し喰えない言動をする熊谷さんと獅童さんに何度も喰われちゃう佳緒さん。でも色々とされちゃってもちゃんと仕事に向き合って、熊谷さんと獅童さんの想いにも向き合う姿が健気で可愛いので、是非とも読んでほしいです。

BL漫画のキャラの割には意外とリアル

かけたま先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。

個人的、各項目5段階で
強気 4
エロ 3
お人好し 2
ギャップ 2
な感じだと思います。

絃斗さん×玖珂さんのカプです。

今作は表題作の他、短編が1作品同時収録されています。

お人好しな絃斗さんの部屋に突然現れたのは、BL漫画で攻め役をしている玖珂さんだった。原因は、素行が悪く周りから苦情が殺到した為、BLの神様が漫画の世界から追い出されたから。そして元の世界に戻るには、玖珂さんがメスイキすることで…。

BL漫画の世界で攻め役の仕事をしていた玖珂さん。BL漫画の世界というだけで、絃斗さんが居る現実世界と差はないようなので、異世界から登場して色々なことにドタバタするような展開はありません。

それよりも、玖珂さんがメスイキするように色々と調べたり道具を用意したりと、積極的に手伝う絃斗さん。その為、腸内洗浄や前立腺マッサージ器の使い方など、意外にもリアル寄りで、BLはファンタジーなんて言われる要素はなかったですね。

絃斗さんはお人好しにカテゴライズされていて、確かにお人好しだとは思うのですが、玖珂さんが仕事を始めた時に身体を売っているのかと問い詰めたり、玖珂さんが職場の人と現れた時に涙の跡を見つけて、職場の人を問い詰めたり、ちょっと情緒不安定なのでは?と思ってしまうような言動が目立ってしまって、あまりお人好しには感じられなかったですね。

玖珂さんの方も終始態度を口調も悪いままなのと、何と言ってもBL漫画の世界では攻めだったからか、絃斗さんと一緒にいても攻め感が拭い切れなくて、絡みでも受けの姿でのギャップ萌えが、個人的にはあまり得られなかったですね。

お人好しで優しい絃斗さんと強気で美人な玖珂さんが織り成す、もどかしくも徐々にお互いの存在が大きくなっていく描写が素敵なので、読んでみては如何ですか。

最高に凄艶な必見のラスト作品

今作は上巻併せて購入させて頂きました。

個人的、各項目5段階で
エロ 5
肉感 5
甘々 3
溺愛 3
な感じだと思います。

上巻に引き続き、レオさん×鈴さんのカプです。

ダブル主演としてレオさんと絡んだ後から、竿役が上手くいかなくなってしまった鈴さん。それもあり、再びネコ役としてレオさんとの撮影の仕事が入る。そして身体を重ねる度に、レオさんを意識してしまって…。

まず、上巻ではSっ気で傲慢な亜蘭さんだったが、まさかの豆腐メンタルには驚きましたね。反省したり髪型も変えたりしているので、タチ役なんでしょうが、これは近い内に亜蘭さんがネコ役での撮影がありそうだなと、ニヤニヤしてしまいました。是非とも亜蘭さん受けのお話も読みたいですね。

そんな亜蘭さんとの絡みと比較することでより一層レオさんとの絡みや想いがどれだけ大きな存在なのか意識してしまう鈴さん。
遂にはレオさんに抱かれてたい、と思うようになり、それは男優として失格なことだと自分を責めます。しかしそんな鈴さんに優しい言葉を掛けるレオさん。上巻では少しミステリアスな感じではありましたが、鈴さんへのほんのりとした想いや溺愛が垣間見えるので、下巻での男前っぷりが素敵で格好良いです。

少ししんみりする描写もありますが、レオさんと鈴さんで飾る最高にエロい撮影と撮影後の演技ではない想いを伝え合うシーンは必見なので、是非とも読んでほしいです。

肉感を唆る垂涎のダブル主演作品

内羽モイコ先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。

個人的、各項目5段階で
エロ 5
肉感 5
ギャップ 3
真面目 3
な感じだと思います。

レオさん×鈴さんのカプです。

顔出し無しの竿役を務めているゲイビ男優の鈴さん。ある日、新しい企画のオファーがあり現場へ行くと事務所No.1のレオさんが居た。しかしレオさんはタチ専で…。

モブであり竿役の鈴さん。なので、物語り序盤ではほんの少しだけ攻めとして、別のモブキャラとの絡み描写があります。
しかしタチ専のレオさんからの指名で、モブではなくダブル主演で、しかもネコ役をすることになります。驚きはしますが、仕事に対して真面目に取り組む鈴さんなので、受けて立つ、くらいの強気な態度を取ります。その為、鈴さんが嫌がったり、無理矢理責められるみたいな可哀想な雰囲気ではないので、思う存分鈴さんのエロいネコ役を堪能できます。

そう、何と言っても成年コミック。勿論、当然、言わずもがなの濃厚で凄艶なエロさです。黒短冊修正ではありますが、短冊の幅は薄めで本数も少なめなので、有り難く拝めることが出来ます。

絡みのエロさも素晴らしいのですが、レオさんと鈴さんの肉体美がまた素晴らしいです。バキバキな筋肉、でも雄っぱいやお尻はムッチリ感があって肉感を唆られること間違い無しです。

前髪で顔は隠れ、身体にはタトゥー、舌や乳首などにピアスがある、少しミステリアスなレオさんとタチからネコになっても真面目に撮影に取り組むが、グズグズのトロトロにされちゃう鈴さんの物凄いエロい姿にギャップ萌え必須なので、是非とも読んでほしいです。

ある意味意地っ張りな2人

華藤えれな先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
意地っ張り 3
愛憎 3
エロ 2
甘さ 1
な感じだと思います。

アシュさん×志優さんのカプです。

タイトルに蜜月と書かれているので、甘々な雰囲気なのかなと思っていたのですが、志優さんに対してのアシュさんの執着や憎悪から無理矢理身体を繋げたり、志優さんも意地っ張りで頑固な感じなので、あまり2人の仲で甘々な雰囲気はなかったと思います。
強いて言うなら、アシュさんが黒豹の姿になっている時は、志優さんの態度も少し柔らかくなっているので、ほんのり甘い雰囲気ではありました。少しだけモフモフ要素もあります。

絡みでは、最初は無理矢理、その後から媚薬などの効果で強制的に発情したりと、絡みが少し激しめですね。そして物語り終盤では黒豹になったアシュさんとの絡みも少しありますので、苦手な方はご用心を。

志優さんの少し頑固な信念と憎しみを抱きながらも志優さんへの想いに戸惑うアシュさん。どちらも意地っ張りで焦れったい関係性ですが、最後はお互いを尊重し合う姿が素敵なので、是非とも読んでほしいです。

青春と成長が詰まっている

まつだいお先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。

個人的、各項目5段階で
成長 3
もどかしい 2
両片思い 2
エロ 1
な感じだと思います。

翼くん×陽仁くんのカプです。

幼馴染みの翼くんに片思いをしている陽仁くん。翼くんは陽仁くんを誰よりも優先してくれるけど、翼くんのモデルの仕事や寮生活、今までの関係が終わりそうになっていて…。

何よりも陽仁くんを優先する翼くんのワンコ感から、何となく陽仁くんへの想いが分かりますね。両片思いものなので、今の関係性を壊したくないとか、なかなか想いが伝えられないとか、もどかしい展開になるのかなと思っていたのですが、物語り中盤よりも前に、2人の想いが通じ合ったので、ちょっと意外でした。

しかし両思いになってからは、翼くんの幼少期の経験や母親に対する考えから、陽仁くんに触れることを躊躇ってしまうので、やっぱり少しもどかしい展開にはなりますね。

翼くんと陽仁くんの恋愛模様もですが、伝えられなかった想いを言い出す勇気や不安に思っている仕事のことなど、変わろうとする2人の成長する姿なども描かれている青春ものなので、是非とも読んでほしいです。