total review:261363today:20
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
92/94(合計:938件)
山田ユギ
むつこ
山田ユギ祭り開催中なんですが、ユギ作品ってレビューが書きにくいことに気付いた。 超好きな漫画家さんなんですが、読んだだけで満足するっていうか完結するっていうか、蛇足めいたレビューを書きたくなくなるというか。 表題作は良かったよ。 「俺をサセコにしてくれ」と頼むガキ(宗次郎)を「毛が生えたらな」とあしらうノンケの昌幸。 「俺より身長高くなったらな」「いい大学入ったら」「稼ぎ良くなったら」と、あしらい…
無表情な日下くんの魔力というか磁力というか、ドキッとさせられる顔に、飯島と一緒にクラクラしてしまいました。 まぁそういう設定なんだけど、ユギさん気合い入れて書いたんだろうなーというのが伝わってきたw 主役二人の対照的な性格がいいですねー。 複雑な日下を理解できるのは、単純熱血な飯島しかありません!
「小さなガラスの空」の短い短編で私をボロボロに泣かせ、しばらく放心させ、決定的に山田ユギファンにしたあの直樹くんがふたたび登場。 びっくりした。 ああ、直樹だ直樹だ。 生まれてきて良かった! 今回直樹の相手役になった鮎よりも矢田のほうが好きですが、おバカだけど真っ直ぐな鮎になら、直樹をあげてもいいかなと思えた。 ひりひりと胸が焼けつくような「小さなガラスの空」の衝撃を癒したいなら、この「水温む」で…
中学時代、早川が泉谷にしたキス。それがすべての始まりでした。 別れと再会を繰り返し、キス以上のことにはなかなか至らず、気持ちをはっきり伝えあうこともなく、もどかしいすれ違いのなかで、時間が流れていく。 魅力的な脇役、魅力的なセリフまわし、作中に流れててるあたたかい空気感、せつなさ、山田ユギさんらしい素敵な作品でした。
もと
前半は航空専門系の高校の寮でのお話で、メインはそれから就職先で再会してからのお話です。 寮で同室だった吉武と川村は、パイロットという夢は叶えられなかったものの、現在は航空貨物の会社でロードコントロール(貨物搭載のプランを決める)と、搭載(実際に貨物を積み込む仕事)とで、少し前から職場的には再会してたのに、ある日行われた飲み会で、初めて顔を合わせます。 高校時代、吉武は先輩とデキてて、ずっと…
もこ
買って損なしの一冊でした。 特に最近は、無駄にいろいろ手を出しすぎて失敗な作品が多い中、かなり特Aクラス。SSクラスですよ(≧▽≦ ノシ もちろん絵が綺麗っていうのもあるんですが、主人公(受)川村君の、本当に素直なまっすぐな性格が大好きです。 なんであんなにまっすぐなんだろうって。 可愛すぎです。キュンキュンします。 腐った心の中の天使が飛び立ちます!!(意味不明 良い…
山田ユギは心理描写が卓越してると思う。 文字だけじゃなく、表情やコマ割り、ストーリーの流れ、すべてで繊細な心の動きを表現する。 ゆっくりと変化していく心情も、急激に変化していく一瞬も、本当に上手に切り取って、魅せてくれるなァと思う。 この二巻で梶は中村と結ばれますが、自分の気持ちを自覚する前に、思わず行動に出てしまう→しまった!俺はなんであんなことを?みたいな流れがすごく好きだった。 よーし、山田…
いい話でした。 さすが山田ユギ。 大学の映研を舞台に、個性的なキャラが活躍する、ほのぼの+胸キュン+ユーモア、何もかも揃ったストーリーでした。 ノンケの梶が、先輩たちに振り回されつつ、同い年の中村くんに少しずつ恋をしていく。 脇を固めるキャラが最高です。誰一人としてイヤな人間が出てこない。とくに美形でホモで遊び人の鯨井くんが好きだ。
面白いなーもう。 山田ユギの作品でつまんない思いをしたことがない。 「最初にするキス」にめちゃくちゃ萌えるタイプなんですが(初エッチよりも萌える)、この主役二人の最初のキスシーンは最高でした。 普通に会話してて、いきなりキスされて、そのあと空白があって、「ごめん」、みたいな。 あのたった二ページを、行きつ戻りつ、食い入るように読みました。 大満足の一冊でした。
藤棚
1巻ではキス止まりだった清水と梅谷。 なんとなくお互い意識しつつも、表面上は変わりなく穏やかな 貧乏生活を続けている二人の部屋へ、梅谷の妹が乱入。 三人暮らしがスタートしてしまいます。 しかし梅谷妹乱入が起爆剤となり、清水と梅谷は相手への気持ちを どんどん深めていきます。 清水と梅谷。そして梅谷を熱愛している妹・佐保。佐保に片思いの前田。 この四人がそれぞれ一途で健気で、いじらし…