秀香穂里さんのレビュー一覧

禁忌に溺れて 小説

秀香穂里  亜樹良のりかず 

正直。

レビュー評価に迷いました。
原因は受け(兄)の存在です。ちまちまコマ切れに通勤電車で読んでいたのですが、兄の煮え切らない態度にイライラしっぱなしです。現実的にはこれが正しいと思うのですが(そりゃ、双子とはいえ兄から誘われるなんて弟としては衝撃でしょう)、それでも「あー、もう!!なんでそういう事しちゃう(言っちゃう)かな!!」って感じの連発です。でも、続きが気になって読んでしまう。秀香穂里さまの筆…

1

堕ちゆく者の記録 小説

秀香穂里  高階佑 

愛の芽生える要素はある、のか?

秀香穂里さまの本が読みたくて、購入。
監禁ものばっちこーい!でしたが、しょっぱなからっすか。いきなりっすか。好き過ぎ⇒誰にも渡したくない⇒監禁、じゃないんすかー。
現実味(トイレの回数少な過ぎじゃね?どうやって、部屋改造すれば誰にも知られずに監禁部屋なんて作れるねん?とか)は薄いので、読んでいて「??」って感じでしたが、そこは秀香穂里さま。読ませてくれます。
あんな目にあわされたのに、英司が…

2

艶めく指先 小説

秀香穂里  サクラサクヤ 

ある意味、攻めの設定勝ちかも☆

相棒の川奈という男と独立して事務所を構えたアートディレクターの藤居は
美しい造形のものを見ると触れて確かめたくなるという
凡人には分かりづらい癖があり、
今迄付き合いの長い川奈に対しても異性に対しても
実施してきた妙なヤツです。
常にイメージしたことを油性粘土でモックアップ(形作る)するという
根っからのアーティスト。
でも、それはただ単に創作意欲というもので
決して恋愛感情や欲情…

2

年下の高校教師 小説

秀香穂里  三池ろむこ 

色々と残念でした;;

大事にしていたと思っていた恋人に生まれて初めて振られ、
職業柄ストレスも溜まる、国語教師の鳴沢は
週末くらい憂さ晴らしをしたくて
住んでいるところから離れた飲み屋で
同僚の年下で体育教師・灰原に出くわしてしまう。
そしてその夜自分の部屋で触れ合うのがきっかけで
どんどん灰原への見方も自身の気持ちも変わっていくのですが…。

鳴沢はタチですがネコの経験もある男でした。
振られた恋人…

2

トリプルルーム 小説

秀香穂里  兼守美行 

想いも濡れ場も濃厚でした。

新刊チェックで粗筋を読み、3Pモノに興味を惹かれて、
特典ペーパー付きということで、いつもの書店で予約して購入しました。

攻め二人の想いも、濡れ場も濃厚で、受けは大変だなと思いました。
読後は、何故か体力を消耗して肉体疲労を感じ、
おなか一杯で、もう食べられないっていう感覚になりました。

宮乃さんも伊織さんも向井さんも、三者三様に魅力的で好印象でした。

読んでいて、3Pモノ…

1

他人同士 3 小説

秀香穂里  新藤まゆり 

大人だから譲れないもの。そしてしないといけないこと。

 同居していた暁と元恋人であったオビさんと会ってたことがバレてけんかをして、独り暮らしに戻った諒一。
 諒一は、暁が出て行ってしまったことで生じた自分自身の変化を埋めるかのように、仕事量を増やし、まるで仕事に溺れるかのように日々仕事に追われる生活へと変化した。暁がいなくなってしまった穴を仕事で埋めようとしたのだ。
 当初こそ、それはうまくいったかに見えたけれど、次第に諒一は余裕をなくしていき……

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2013秋のときめきベストセレクション 特典

薄いのから濃いのまで

シャレード文庫の9月刊4冊のスペシャル番外編集♪って事で、
西野花『白蜜花嫁』、海野幸『家計簿課長と日記王子』、小塚佳哉『マスカレード・ナイト』、秀香穂里『トリプルルーム』の番外編4本と、
おすすめ既刊紹介コーナーとして、
吉田珠姫『ピジョン・ブラッド』『鬼畜』、高尾理一『天狗の嫁取り』シリーズ、中原一也『愛してないと云ってくれ』シリーズ、花川戸菖蒲『年上マスターを落とすためのいくつかのマナ…

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ディープフェイス ~閉じ込められた素顔(下)~ 小説

秀香穂里  奈良千春 

下巻☆

上巻はリョウの正体が分かるのが見所でしたが、なんといっても下巻は事件の全貌があきらかになる巻です。

上巻は凌辱強姦だけでしたが下巻はそんなことはなく尿道責め、剃毛ありとエロさ満載で貴志はリョウに堕ちていきます。貴志の思いがもう上巻とは全然違いました。亮司ではなくリョウが好きな”消えてほしくない”という貴志の思いはせつなかったですね。

竜司があっさり逮捕されてしまったのがちょっと残念だっ…

2

クライムダウン 小説

秀香穂里  水名瀬雅良 

共に病んでしまった二人の未来は限りなく暗い

主人公二人にしたらラストは幸せな展開なのかも知れないが読み手の多くは
これはハッピー展開ではないだろうと思う話でしたね。
双子の兄恭一と弟一哉、それに恭一の恋人である弦との三角関係未満の内容もあり、
全体的にはシリアスで暗く、読み終わった後は何とも言えない蟠りが心に残る。

それでも、最近病みBLが流行っているようなので、それ系が好きな人には
どっぷりハマって病み具合が堪らないと思える…

3

黒い愛情 小説

秀香穂里  奈良千春 

黒い愛情とは

伏見も加藤も重たい過去のトラウマを持っていて、2人が出会いそしてトラウマを忘れるために閉じていた心のふたを開けて、2人で「秘密」を共有して堕ちていく話。

エロなんですが過度なSMは期待しない方がいいかなと思います。ソフトSMな感じだと思います。でもきちんと大人のエロさが全開に出ている作品です。

伏見さんは本当に可愛そうなぐらい変な男に好かれてますね!!特に瀬戸さんは怖かった!!
どう…

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