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Krovopizza
ネタバレ
一哉が恭一と登山に出かける前の話。 弦に片想いする一哉視点の、 甘エロでちょっと切ない番外編です。 お前に会いたくて店に来た、と言う弦に 恭一との情事を見ていたと告げる。 恥ずかしがる弦の乳首をこね、後ろを弄り…。 自分は兄とは違うとばかりに甘く攻め立てると、 弦も一哉の気持ちに応えてくれ、繋がる二人ですが…。 それは全部夢でした~というオチ。 うたた寝していた一哉は、店…
秀香穂里 水名瀬雅良
登山中の事故で、双子のうち一人が生還するというミステリ風の話。 といっても「死んだのはどっち?」はそんな重要なテーマではなく、 身近な人の死をきっかけに明らかになる、 生きている人間の意外な心の闇に焦点が当てられた作品でした。 メンタルクリニックのカウンセラーをする弦は 一つ年下の商社マン・恭一と学生時代から付き合っている。 傲慢で身勝手で、結婚しても弦との関係を続けるつもりの…
秀香穂里 奈良千春
柊流架
(凌辱、尿道責め、媚薬、顔射表現あり) ある殺人事件の真相を探るべく聞き込みや、事件を取り仕切っている篠原警視にコンタクトをとるが相手にされない。 そんな中篠原に似たリョウという男に部屋に連れ込まれ凌辱される。 リョウは「俺はあいつの一部だ」と謎の言葉を残して・・・・。 リョウの正体がわかる上巻なんですが、口絵ですでにネタバレしてるという(笑) でも本当に2人はどうなるの~って所…
秀香穂里 兼守美行
東雲月虹
兼守さんの表紙からしていやらしさが滲み出ていましたがw 役者でなければならない、 脚本家でなければならない理由ってなんだろう…と 設定の時点で考えこんでしまいました; いえ、『3シェイク』も業界ものだったし。 自分を表現する手段、それを認めてくれる周囲の目があり、 まるですべてを合わせ持つ魅力的な男、というのは やはり俳優・モデルが手っ取り早いのかしらん。 そこから一歩引い…
けもけもぱぷ
流行だという複数ものを友人から勧められて手に取った一冊ですが、やはり複数もののつぼが自分にはないと思い知らされました。 主人公の受けは、わりと淡々としたおじさん的なキャラだったので、どうしてこんなに攻め二人に執着されるのか、それが伝わってこなくて、後半、ああ、そうだったんだ、という流れはあるんですが、後付けすぎて無理があったような? 主人公の親友だった攻めのほうも、豹変しすぎ。 後半…
秀香穂里作品の執着攻は、 ヤンデレな行動にも一応理屈があるパターンが多いように思います。 先月読んだ『閉じ込める男』も、 不可解な行動の裏にある攻の葛藤が分かりやすかったです。 行動と理由がセットの描き方は基本好きなのですが 本書の場合は、中途半端な理屈っぽさが仇になった感が。 トンチキエロ展開と、やけに説明的な言動がミスマッチなせいで変に冷静になってしまい、今一つ入り込めませんでした…
marun
左程売れなかった元俳優で脚本家に転向した向井を中心にした3Pもの。 受けになる向井はバツイチで妻に甲斐性が無いと離婚したばかりなのですが 人気実力派俳優で劇団員時代からの親友の宮乃と急接近することになります。 その一因が若手俳優の伊織が向井に近づいたことが発端で向井の脚本に惚れ込み 是非自分を端役でもいいから使って欲しいと初対面の向井に本気を示すように キスを仕掛けたこと。 向井の…
茶鬼
3Pモノって、ほんとうに難しいと最近つくづく思う。 個々のキャラクターはそれぞれに味があるのに、3人で組み合わせてみると何かどこか自分的にモノ足りない部分が出てくる。 エロエロのエロ三昧攻めで押しきればそれはまた満足なのだが、関係性で魅せるとすると御約束的にどちらも選べない為に二人共選ぶという結末が待っている場合、個人満足度がガクっと落ちることが多々あるのです。 今作も関係性を見せる話とはな…
ofnotice
秀先生、演劇系が好きなのか、「3シェイク」と同様、演劇やドラマがらみ。 役者から脚本家になった三十路男と、売れっ子俳優ふたりという、 3シェイクと似通った設定です。 エロシーン撮ったら鑑賞会、 「3シェイク」ではそのオイシイ部分をすっとばしていたが、 今回はソコもしっかり書いてます……が、なんでこう説明的になるわけですか orz 3シェイクとこれと、どっちが面白いかというと、若干だが「…
秀香穂里 新藤まゆり
かりんしゅ
失ったものの大きさが、想像を超えていた事実を認めたくない主人公は 周囲の心配をよそに仕事に没頭する。 が、もちろんうまくいくはずもなくミスを犯す。 打ちのめされつつ、自分と向き合い過去と決着をつけていく完結編。 意外と青春ものな感じで、青臭いセリフも多いけど 大人になった今こそしっかり読んで、大いに照れて語りたいっと思った巻。 若い人には、臭すぎるところもあるかもね。