かんべあきらさんのレビュー一覧

恋におちた若様 小説

猫島瞳子  かんべあきら 

天然若様に懐かれた上司の悲劇

主任として移動になった受け様は、いつも一人でいる美形で良家の子息然とした
攻め様が、何故か部署の職員から浮いている気がしてそれとなく観察していた。
上司は事なかれ主義で、縁故採用の攻め様には構わないようにと言うだけで
攻め様の態度も服装もきっちりしているのに何故か違和感がぬぐえない受け様

部下との親睦は大切だと思い、思い切って攻め様に声を掛けて飲みに行くことに
そして、攻め様を知ると…

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香港華族の愛人 小説

加納邑  かんべあきら 

壺が引き寄せる二人の絆

華人系財閥で大企業グループトップの燕海淵×日本人で母親が営む生花店で働く裕樹。
とある縁深い壺をめぐるお話。
裕樹にとって大切な壺を海淵に買われてしまい、それを返してもらう為に香港へ渡る裕樹でしたが返却を断られた挙げ句の果てに「暇潰しに愛人になれ」と言わんばかりの横暴さで無理矢理、海淵に抱かれてしまいます。

傲慢攻めが登場してくるストーリーには有りがちな展開なのですが、この二人には壺に纏…

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香港華族の愛人 小説

加納邑  かんべあきら 

出会うべくして出会った二人のラブ

受け様の家で100年も前、曾祖父の代から代々受け継がれてきた骨董の壺が
数年の世代を越えて、本来の主の元へ必然的に戻る設定に、それぞれの子孫である
受け様と攻め様が誤解や擦れ違いを経て、生涯の相手になるまでのストーリー。

この作家さんにしては、かなり傲慢不遜で一見すると人間らしさに欠ける攻め様で
でも、受け様は相変わらずの見た目は普通だけど、どこか可愛らしい雰囲気のある
気立てのとて…

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ダンディ・プリンス ~一生に一度の恋~ 小説

あすま理彩  かんべあきら 

いまいち

いまいちでした。
まず私が、「王子様」という存在に基本的に萌えがないということ。
あと、先にレビューされた方も書かれてますが、ハインツの「過去の本気の恋愛」とやらがさっぱり伝わってこないということ。
過去作品で当て馬やってたからには、さぞかし熱烈な恋をして失恋して傷ついて落ち込んだんだろなーと思うんですが、ちっとも伝わらない。
「手近にいた人間に手を出してみたら、過去の恋はさくっと忘れて好きになり…

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プリティ・プリンス 小説

あすま理彩  かんべあきら 

これは…どう読めばw

久しぶりにトンデモなモノを読んだ気分。
こ…これは…コメディとして読めばいいのか?それともウルトラあまあま乙女系ですかこれ?
あらすじを書くのがアフォらしくなるほどです。
うーん…なんだ、早い話がシンデレラBLヴァージョン?マイフェア・レディBL版?生活費にもコト欠く大学生が実は一国の王子であった!
んで、ボディガードと思ってたイケメンがセックスを仕込みつつ社交界デビューのいろはを仕込んで…

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花嫁にはお触り厳禁! 小説

黒崎あつし  かんべあきら 

花嫁か~。

黒崎さんの作品って、読み始める前は『軽くて読みやすい』『王道』ってイメージだったんです。それが的外れだとは思わないんですが、それだけじゃないところが好きですね。キャラクターも設定も現実離れしたものがすごく多いのに、嘘くさくない(いや、『リアリティがある』って意味ではまったくなくて、『ありえない』とわかった上でも楽しめるという意味です)あたりが不思議です。

ファンタジーならともかく現実が舞台…

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秘めごとはお好き? 小説

黒崎あつし  かんべあきら 

面白いです~。

『王道』というか、いかにもありがちなストーリーなんですが、キャラクターが好感が持てるタイプなので、意外と面白く読めました。

『女装して偽婚約者を演じる』とか『(受が)ウリをやってると勘違いしてた』とか、いちいち目新しくもなんともない設定のわりに、吉哉(攻)が分別も思いやりもあるキャラクターなのがよかったです(抑えきれずに手は出してしまうんですが、無理矢理じゃないし)。遥(受)も、本質的に常…

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烈華の雫(2) コミック

かんべあきら 

なかなかステキ。

凍るシリーズ5巻。
前巻の続きですね。

国に戻ったシェリクは今井を忘れられずにいた。
自分の犯してしまった失敗から立ち直れずにいるところを、それは「恋」だと教えられ。
再度、今井に会うために画策するのだが…。

シェリク×今井の完結編ですね。
いやー、なかなかステキでした。
お互いにあの一夜が忘れられずにいて。
シェリクは恋を自覚して一生懸命アプローチ(手紙攻撃)
今井は惹…

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ビタースイートカフェ コミック

かんべあきら 

脇キャラが気になるよ。

かんべさん、久しぶりに読みましたが今回はまたかわいいお話でした。
とにかく受の雰囲気がかわいいんだよね。
雇われ店長にしても、こんなので店長なんて勤まるのかしら?と思ってしまうような感じで。
そして、今回そんな受のハートを射止めた攻。
雰囲気としては今時のオシャレな感じのパティシエで。
店のためではなく食べる人のために作りたくなったのは受に出会ったから。
元を正せば一目惚れなのですが。…

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恋と蜜 小説

青桃リリカ  かんべあきら 

胸にずしりと残る恋

非常に叙情的な文章で、恋をして制御しきれなくなった体や気持ちをじっくり描いた作品でした。
前半はアレクサンダーが照葉に熱烈に迫ります。照葉も始めこそ情熱に流されるように関係を持ちますが、社会的な立場や初恋の人をまだ忘れられないため、アレクサンダーに傾いていく気持ちが受け入れきれなくて狭間で悩みます。悩むけど恋する気持ちが止められない。それで、ふたりの関係は主にベッドの中になるのですが、これがもう…

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