かんべあきらさんのレビュー一覧

エゴイスト・プリンス ~秘められた恋~ 小説

あすま理彩  かんべあきら 

俺様プリンス

シリーズもののようですが、単品でも大丈夫です。
今回は、王子と従者の下克上もの。
小さいころからずっと一緒の二人。王子・リヒトは、従者であるロルフのことをずっとひそかに想っていた。であった頃一目ぼれしたその日から。
幼い時分、リヒトに怪我をさせたことの負い目から側付きとなり、どんなワガママも、無茶な命令も黙ってこなしたロルフ。
本当はもっと優しくしたい。こんな態度はとりたくない。
しかし…

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呆れるくらいに愛して 小説

火崎勇  かんべあきら 

隠された姿にこそ惹かれるのか

今回は数々の関連会社を持つ企業の辣腕副社長と
葬儀社のセレモニーコーディネーターのお話です。

攻様の親族を欺く偽の恋人からかけがえのない恋人になるまで。

受様は葬儀社で働く一社員です。
大学時代のアルバイトから正社員になり
今では葬儀を仕切るチームリーダーの一人。
ホテル傘下の勤め先もアットホームで
仕事も会社も気に入って働いています。

対して攻様は
受様の会社の後ろ…

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桃下の身代わり花嫁 小説

秋山みち花  かんべあきら 

乱世に翻弄されるふたり

 中華統一を進める桓は南方の小国・祥を傘下におさめ、圧政により民を苦しめていた。
その上、祥の公主・李朱麗を桓太子に輿入れするよう命じる。
民を苦しめる桓の太子・楊亮牙のもとなどに病弱な妹を輿入れさせるわけにはいかない、とある固い決意と共に
祥の太子・李白麗が身代わりの花嫁となって敵方に嫁ぐ…

ここまで書くだけで、東洋史と漢字に疎いワタクシはヒーヒー言いそうです。
今まで苦手意識のあ…

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先生は御曹司 小説

水島忍  かんべあきら 

貴史くんと先生

水島忍/先生は御曹司 (ダリア文庫)
純愛:☆☆
H度:☆☆☆
オススメ:☆☆☆
担任と生徒のLOVEものです。
先生は鬼畜メガネ系。MOEるタイプですね。
もちろん強引です。高校生の石堂貴史くんはそんな先生に翻弄され、洗脳?されていきます。旅館で露天風呂Hですか・・
先生はヤバい人です。


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僕らのムーンライト夜曲―新・聖ミラン学園物語 2 小説

七海花音  かんべあきら 

健気すぎてきゅんきゅん!

今回は、前作の第7巻「僕らのコンチェルト誕生」の続編にあたります。

望まない政略結婚を拒否し、東大寺家の家長である祖父に婚約破棄を申し出た優。
優の相手がジュリアンだと突きとめた祖父が、ジュリアンに頭を下げて
優の将来のため、別れてくれ、といってきました。
ピアニストとしての将来と引き換えに、優の思いを断ち切るしかなかったジュリアンは
一夜のうちに、祖父の手によって連れ去られ、学園…

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恋するカ・ラ・ダ注意報 小説

小笠原類  かんべあきら 

テニスのフォームに一目惚れした相手は!?

 高校の先輩ときたテニスコートで、倉田結可はプロの選手と一緒にテニスをする見知らぬ男のプレイに魅了される。ところがその男は、いきなり結可の元に近づいてきたかと思うと、結可に公衆の面前でキスをした!
 おまけにどうやらその男、結可をテニスコートにつれてきた先輩の異父兄らしい。
 プレイはすてきだったけれど、その男――十文字翠には、二度と近づくな、と先輩に釘を刺されてしまった結可。
 結可自身も…

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僕らのセプテンバー輪舞―新・聖ミラン学園物語 5 小説

七海花音  かんべあきら 

Happy End

「聖ミラン学園物語」シリーズの最終巻。
ストーリーは、過去のトラウマからコンクールの舞台でピアノの演奏ができなくなってしまったジュリアンのリベンジが中心です。
コンクールの最後の最後まで波乱が続き、ジュリアンの苦難は続きます。
優の苦悩も続きます。
そして、高校3年生になった優たちは、進路にも悩み始めます。
志望する方向は、優もジュリアンも西園寺もばらばらで、恋人や親友と別れることに対し…

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リメイク 小説

剛しいら  かんべあきら 

なんて表現したらいいのかよく分からない魅力

「フェイク」の続編ですm[g2
「フェイク」ではペーペーだった陽平も今回は俳優として大きく飛躍します

でも、そうやって羽ばたこうとしてる陽平に寂しさを感じる社長信敬。独占欲丸出しなところがちょっとウザイ萌えウザ

まぁでも全体的にみると以前として二人はラブラブ。会えない時間や小さなすれ違いも絆を深めるスパイスのようですね。ごちそうさまでしたって感じ。

それにしても毎回見る度に思うのは、かんべさん...

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僕らのセブン・デイズ天国(ヘヴン)―新・聖ミラン学園物語 4 小説

七海花音  かんべあきら 

結構ドロドロ

今回、優たちは修学旅行に行くことになりました。
お坊っちゃま学校の聖ミラン学園なのに、東北の山に一週間こもるという
なんともいえない地味っぷりに、ここでもうわくわくしてきます。

最後の日のお楽しみ会に、みんなの心もときめきつつ
一同バスに揺られて着いた先には、偶然聖フローレンシア女学院の生徒が!
彼女たちも避暑休暇のために一週間この山にやってきたのでした。

そして、そのメンバー…

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僕らのクラス・リング物語―新・聖ミラン学園物語 3 小説

七海花音  かんべあきら 

乙女なお坊っちゃまたち

今回は東大寺優の親友のひとり、ジャーナリスト志望の新珠静を中心に
ストーリーが展開します。

ネックになるのは「クラスリング」。

卒業式に各クラスごとに違った文句が刻まれて
一人一人に(サイズをあわせて)手渡されるという代物で、
聖ミラン学園の卒業生は、何かがあると必ずそれを指に嵌めて祈るという
とても乙女チックなアイテムが登場します。

ストーリー自体は、ありがちなもので

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