十掛ありいさんのレビュー一覧

月を読む君 小説

十掛ありい  華門 

懐かしい

もう10年前くらいですよ。読んだの。

この小説に出会ってツクヨミとかスサノオとか
図書館で調べたくらいです。

勉強は嫌いだったんですけどね……。
好きなものだとなんでも出来るって言うね。

多分、神様のBLは始めてだったんで……ちょっとお堅い内容?難しい?
とも思いながら読みました。

この小説を読んだおかげで、
とっても知識が豊富に……世界が広がった気がしました。

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花町物語~艶恋歌~ 小説

タカツキノボル  VividColor  十掛ありい 

ゲームのノベライズ

数年前にゲームはプレイ済です。
細かい内容はうろ覚えの状態で読みました。
巽ルートです。
散々酷い目に合ってきたのに純粋で自分を慕ってくる朱璃に、
辛く当たりながらも戸惑いながら非情になりきれない巽。
ゲームでは分かり辛かった巽の思惑や朱璃への想いが上手く表現されていたと思います。
登場人物も全員出ますが、いかにもノベライズ!というわけではなく違和感なく読めました。
商品に手を出さな…

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花町物語~艶恋歌~ 小説

タカツキノボル  VividColor  十掛ありい 

レトロな時代の完璧な鬼畜

BLゲーム「花町物語」のノベライゼイションです…
というには、あまりにもよくデキた小説版です。
(↑正直…びっくりしましたよ…
  ゲームシナリオよりもデキの良いノベライズなんて!)
お話のほうは、陰間茶屋「華菱」の楼主と陰間の恋物語☆
…と言ってしまえば簡単ですが…
救ったはずの楼主が逆に救われ、救われたはずの陰間が楼主の救世主みたいな…
ちょっとやそっとでは語り切れない、複雑にヒ…

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花町物語~艶恋歌~ 小説

タカツキノボル  VividColor  十掛ありい 

ゲーム「花町物語」巽ルートのノベライズ

巽(攻)に拾われて陰間茶屋「花菱」にやってきたところで、
先輩陰間に「この建物の中を案内しますね」って感じのことを言われて、一緒に部屋をまわりながらの状況描写は、あ~ ゲームっぽいなぁという印象はありましたが、それ以後はあまり気になりませんでした。
もう、朱璃(受)が健気でかわいくって(*´д`*)ハァハァ。
陰間のお稽古の様子や、巽との絡みは、たっぷりと描かれていますが、
客との絡みは描…

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ベッド・オブ・ローズ 小説

十掛ありい  白コトラ 

冷たい狂気の果てに見えるもの

確かに作品は読みやすいんですね、とても。
でもって、ライオスってどうも読んだ限り「正直になれない自分」を一人苦しく抱えていた悲しい少年だったのかもしれませんし(かれの一歩誤れば蛮勇として批判されるアクティビズムはそれをイメージするのはたやすいくらい)、アーロンはアーロンで複雑すぎる環境を生き延びなければならなった過去(エグザイルの典型例)が絡み合って読み手がもどかしくなるようなストーリ-になって…

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逢魔 小説

十掛ありい  華門ゆき 

人と鬼の切ない恋物語

都を騒がす鬼の一族を討伐するために大江へやってきた綱生はそこで美しい鬼・月夜叉に出逢う。
焼け落ちる館で一族と共に死のうとする月夜叉を綱生は助け、祖父が使っていた庵へと連れ帰り――。

人と鬼。
生きる世界の違う二人が出逢ってしまったが故の切ないお話です。
表題の「逢魔」は二人が出逢って結ばれるまでのお話。
「氷輪」と「華炎」はその後の二人の話。
あまり書くとネタバレになってしまうの…

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ベッド・オブ・ローズ 小説

十掛ありい  白コトラ 

孤独な二人が出会って…

古代エジプトものです。
あんまり詳しくはないのですが、古代エジプトものといえば有名どころの漫画を読んだことがありますので読みやすかったです。

古代エジプトの王・ライオスと、異教徒の民の預言者・アーロン。
立場の違いから最初は無理矢理関係を結ばされます。
王という立場でありながら孤独なライオスはその満たされない気持ちから、アーロンに辱めを与えてしまうのですがお互いの立場が分かってくると同…

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月を読む君 小説

十掛ありい  華門 

神話ものです。

名前で分かる通り、日本の神様たちが主人公です。

日本史、特に古代史や古事記などが好きなもので、ちるちるさんでこの本を発見し、即注文(笑)早速読みました。

概ね、アマテラス、スサノオの2人の性格などは神話から推し量れるような感じですが、ツクヨミは基本的に記述が少ないのでどんな感じなんだろーと楽しみにしていました。
結果、自分のイメージに近かったので更に楽しく読むことが出来ました。

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藤恋歌~スウィート・サレンダー~ 小説

十掛ありい  御園えりい 

時代もの萌えです!

水野家嫡男でありながら、ふらふらとしている水野帯刀は実は幕府の隠密。
ある時、幕府の依頼で働いていた部下が任務から戻ってこず、帯刀自らがその屋敷に赴く事に。
そこにはその事件の鍵を握る美少年で当主の弟(本当は従兄弟)の縫之介がいた――。

事件絡みで出会った二人、最初の交わりは無理矢理だったのですが段々とお互いの事情が分かるにつれ、気持ちも通じ合っていきます。
縫之介は、生まれも複雑で色…

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