小路龍流さんのレビュー一覧

愛執の褥~籠の中の花嫁~ 小説

藤森ちひろ  小路龍流 

半陰陽の健気な受けさまです

華族もので半陰陽の主人公の受け様がすれ違う思いを乗り越えて
攻め様と結ばれる切ないラブストーリーです。
設定は王道的な花嫁ものですがそこに半陰陽という設定をプラス
憎しみに囚われながらも受け様に惹かれていく攻め様の思いや
生まれて来たことを嘆きながらも攻め様に対する仄かな思いが
切ない感じで描かれている作品なんです。

受け様は伯爵家の嫡男でありながら半陰陽に生まれついた為に
父や…

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「愛、絆されて」short storyカード 特典

年下攻めさまのエロい視線

本編でも受け様大好きオーラ全開の攻め様でしたが           
ショートでもその気持ちは更に大きくなってるような          
感じのする内容でしたね。                      
受け様が仕事をしている最中、フロントで対応をしてる         
受け様を舐めるように見つめてる攻め様、それも直ぐにでも
涎が出て来そうな視線で受け様を見つめてるんですよね。

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愛、絆されて 小説

橘かおる  小路龍流 

一途に思われて揺れる心

年下の攻め様の本気な一途な思いに心を動かされる受け様
大人同士のラブストーリーです。
ニューヨークで恋人の為に仕事をしていた受け様は
恋人から結婚を告げられ、そして仕事の為の結婚だから
受け様への気持ちは変わらないと・・・恋人に対する
考えの違いと気持ちのズレを感じた受け様は日本へ・・・
実家が老舗旅館で亡き父の後を継ぐべく奔走する受け様
経営状態は思っていた以上にひっ迫していて経営…

2

サディスティックな純情 小説

あさひ木葉  小路龍流 

あさひさんのプラチナ文庫って感じです

なんというかプラチナ文庫のあさひさん作品だなーって感じです。
エロが読めてそれに+ストーリー的な。
個人的にはとりあえず文庫本でそこそこエロが読めればいいよー的な感じで読んでるのでその点では及第点。

モデル・慎一〔受〕はゲイじゃないんだけど、バーで男に口説かれ彼に凄く感じてしまい、そのままトイレで抜かれてしまうのですなー。
その相手と、その後テレビ番組の収録で再び顔を合わせる事になるの…

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「純愛淫堕」初回ペーパー書き下ろし 特典

攻めさまの受け様に対する思いが・・・

本編前の、攻め様が高校生で受け様が大学生の頃の          
バレンタインデーのお話でした。                   
既にマンションで一人暮らしをしていた攻め様が            
久しぶりに実家に帰って来た日がバレンタインデー当日        
受け様が攻め様が学校で貰ったチョコがカバンから見えて        
攻め様にバレンタインデーのチョコ?なんて話し…

1

純愛淫堕 -じゅんあいいんだ- 小説

バーバラ片桐  小路龍流 

したたかな仮面の下は?

政治家の二男坊で天才少年だった攻め様と
幼なじみで使用人の子供の受け様との純愛

受け様は母に捨てられ、母と一緒に住み込んでいた
政治家の当主には面倒を見てもらう代わりに幼い時から
性的虐待をされていて、そのつらい仕打ちに泣いていた時
当主の息子である攻め様に慰められいつしか心の拠り所に。
当主が亡くなった後は、攻め様の年の離れた兄から同じように
大学進学を餌に身体を求めらる関係に…

4

純愛淫堕 -じゅんあいいんだ- 小説

バーバラ片桐  小路龍流 

30歳のエロセリフ

リリ文庫には「花」「月」「雪」とお話のタイプによって3シリーズがあるのですが、滅多にない「月」が出ました!しかもバーバラ作品♪
いやー、、、エッチシーンが長いんですわ。
冒頭もそれから始まるんですけど、20pくらいのが、割と頻発する。
受けちゃんが淫乱なんで、喘いでエッチな言葉を発声するので長くなるんですが、、
どうも自分がぼちぼちそういうのに食傷気味になってきたのか、エッチページの長さが…

5

剣の誇り 小説

あさひ木葉  小路龍流 

日本の武士道って悲しいですね

既刊の「軍服の花嫁」のスピンオフですが貴族議員の山科さんが
ちらっと出てくるお話でした。                  
幕末頃のお話なのかと思いますがまだ武士制度が横行していて
無礼打ちが頻繁にあった頃で受け様の兄もそれで死んでいます。
そしてその事に怒りを抱いた受け様は無念を晴らそうとしますが
山科に諭され、後に山科の為に人斬りとして働く事になります。
攻め様は外国商人で武器も…

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囚われの恋人 小説

あすま理彩  小路龍流 

本当は自分も好きだけど……友達が好きな人だから

「好きだから協力して!代わりに告白してきて!」と受けが友人に頼まれるというベタベタな展開で面白くなかったです
芳隆×行都もさほど好きではないのですが、晃が当て馬の方がまだ面白かったかも?
CDも聞きましたが、檜山さんの声が低すぎたかな
スピンオフの『かりそめの~』の方が面白かったです。こちらに関しては萌評価です

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後見人は恋に落ちる 小説

神香うらら  小路龍流 

攻めの大人げなさが妙にツボでした。

こういう、いたいけな子供を大人が・・・というお話は嫌いではありません。しかも、健気で控えめなのに芯は強い部分があるというところがまたツボです。
もうひとつ、このお話でどうしようもない人な攻めがこれまたツボでした。
ロクデナシという意味ではないのですが、私の中でこの『どうしようもな人』という言葉が攻めを現すのにぴったりだなぁと思っています。
その部分が強く印象に残っている。

攻めの英臣と…

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