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真崎ひかる 宝井理人
かにゃこ
ネタバレ
前作「朧月夜に、あいたい。」で脇にいた友坂眞澄をメインにすえた作品。 シリーズとしてこちらもやはり雰囲気はおなじく おとぎ話みたいな甘くメルヘンチックなBL。 16歳という年齢差。 姉の息子に迫られる叔父さん。 と、書くと背徳的で淫靡な響きですが 刷り込みされた雛が慕うような幼さでいやらしさは微塵も感じませんでしたし 受けが求めているのは性的なつながりよりも、心のつながりのような…
真崎ひかる 竹美家らら
久江羽
ワケありの芸能人・小早川(22歳)とワケありの青年・宮緋(27歳)のひと夏のお話。 この“ワケあり”の内容がなかなか明らかにされないのがこのお話の特徴かと思います。 自分も克服しなくてはいけないものを抱えていて、祖父母が経営している民宿に居候している宮緋が、海に身投げした小早川を助け、不本意ながら同居生活をするうちに・・・ 不自由な島の生活で、何もできない小早川のことを疎ましがりなが…
真崎ひかる 桜城やや
むつこ
久しぶりに吸血鬼モノを読みました。 やっぱ吸血鬼モノというのは、BLの人気ジャンルのひとつなんですねー。 設定は作家さんによって微妙に変えてますが、吸血シーンのエロさはどの作品にも共通してますね。 で、この作品ですが、最初は面白かったんですが、盛り上がるはずの後半になるにつれて「アレ?」みたいな。 血の交換をしなきゃ相手が死んじゃうっていう大事なときに、へんなことで迷ってグズグズしてる主人公に萎…
菊乃
『朧月夜に、あいたい。』で 相原と啓杜に振り回されて割食ってた相原の幼馴染・友坂のお話です。 生活能力ゼロの相原を放っておけなくてあれこれ世話を焼いているうちに 自分の事は後回しになってしまった医師の友坂のもとに突然やってきた 姉の子供・侑里(ゆうり)。 姉が亡くなって独りぼっちになった侑里を友坂が放って置けるはずもなく いっしょに暮らし始めるのですが。。。 自分を無条件に受…
真崎ひかる 高峰顕
つかさ
朝陽の恋人は山で遭難したまま、遺体も見つからない。 葬式は遺体のない空の棺で行われ、朝陽にはどうしても死んだという事が納得できていない。 ある日、待っても帰ってこない悲しさから自暴自棄になり、恋人が眠る山に軽装備で登ってしまう。 自殺志願者と間違われ保護された山小屋で、ベテラン山岳警備隊員の浅田の親切心に触れ、やっと恋人の死を受け入れて生きる事ができるようになった。 山小屋の管理を任されな…
真崎ひかる 奈良千春
雀影
オレ様男に、つい、尽くしてしまう、有能なクール美人さん。 お互いに好き合っているのは見え見えなのに、意地を張り合って好きだと言えない。 えーと、、、 私、この手の、オレ様男が、ハッキリ言って大嫌いです。 尽くす方も、共依存みたいなもんで、ハッキリ言ってバカだと思います。 そんな地雷ネタの本ではありますが、この位なら、まあまあ、かわいげがあるので、サラッと読めました。 似たよ…
真崎ひかる 蓮川愛
てんてん
今回はSDの養成所の1年生で青のクラスリーダー・皇帝と 養成所の医務室の女王と呼ばれる保険医のお話です。 攻様視点の出会いから恋の駆引きの様子と 受様視点の後日談を収録。 2年の教育を終了すれば世界のどこへ行っても就職に困らない SP以上のプロSDを育成する養成所・アルカトラズ。 今年の新入生三クラスうちの青クラスのリーダーが今回の攻様です。 フランス人の母の血を色…
主人公は杉原朋久。切れ者社長の保科義宗の秘書をしています。マンションはお隣同士。公私共にお付き合いのある二人です。 こういう小説では、年上社長の義宗をメインにしてストーリーが展開すると思いきや、中心は二才年下の完璧秘書・朋久になっているところがたまりません。 会社では切れ者で、どんなイレギュラーな出来事に対しても的確な指示を出し、いつも落ち着いていて人当たりがいいレストランチェーンの社…
真崎ひかる 大峰ショウコ
親の再婚によって、義兄弟ができてしまうっていう設定は結構萌えポイントだと思うんですが、このストーリーはさらにグレードアップしている感じです。 主人公・大友秋穂は、ちょっと料理などの家事が得意な、ごくごく平凡な大学生です。 その秋穂が父親の再婚に伴って(父は婿養子に!)義兄と義弟ができたのが幼稚園のとき。 以来、兄弟仲よく素直に成長しました。 現在秋穂は大学生。義兄の将一はスーパーリ…
前作「二匹のケモノと檻の中」の続編です。 前回では、親の再婚で義兄弟となった義兄・将一と義弟・慎二に告白されて戸惑いながらも二人に対する愛を意識し始めた、そんなおずおずとした秋穂が楽しい一冊でした。 今回は、さらに二人の求愛は激しくなっていきます。 前回で、オトナの魅力と義兄であるという強引さで、秋穂を自分のものにした将一。 秋穂も自分の意思で将一の手を取ったのだと思い込んでいます…