真崎ひかるさんのレビュー一覧

艶夜-ENYA-(Side:Syh-ichi&Yu-ma) 小説

真崎ひかる 

武川君は研究熱心

「白雨」「淡雪」の後日談同人誌、これの前に、「みんなで旅行」ネタで、1冊出ているようです。
この本は、その旅行から帰ってきて、家に入ったところから始まります。

お子様チーム、がっつきたいお年頃ではありますが、如何せん知識が圧倒的に不足しています。
旅行中、加賀に、こっそりいろいろ教わった武川、
佑真に、加賀と何をこそこそ話していたのか問われ、
武川は、佑真の負担が少しでも減る方法を教…

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艶夜-ENYA-(Side:Yutaka&Nachi) 小説

真崎ひかる 

白雨の二人も、それなりのお年のはずなのに、、、

一緒に暮らして、それなりに時間がたってきたはずの二人なのに、隆生の存在もあってか、相変わらず初々しい。

でも、隆生が1泊で幼稚園の卒園旅行に行った夜、有隆は那智をホテルのレストランに連れて行く。
食後はそのまま、二人で上階のお部屋へ、、、、
そこは、まさに、あのときの部屋で

アダルトチームさん、ようやく安心して、思い切り盛り上がれたみたいです。

せっかく同人誌で出す後日談。

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ホタルハユメヲミル 小説

真崎ひかる 

焦らしプレイですかっ

「ホタルノカタコイ」本編、翌朝話。

『緒方と夏樹が、夏樹の伯父に会って、緒方の元で夏樹が暮らす許可を得る。』
のが、メインのストーリー。

メイン・ストーリーの前には、
目が覚めて、前夜のことを思い出す夏樹とか、
伯父にあった後、緒方の家に帰ってからの、まったりとか
多少、甘いムードになるけど、
『お膝に抱っこでチュウ』
って、同人誌とは思えない程の清よらかさ
もう、どんな…

1

ホライズンブルー 小説

真崎ひかる  竹美家らら 

夏の1冊

南の孤島、刻々と変わる海の色、空の色。

島の自然の力に、癒され、見失っていた自分を取り戻し、再生していく。

一見穏やかに、普通に日々を過ごしているような宮緋。
崇臣は、宮緋に、芸能人としてではなく、都会から来た、一人の男として扱われていくうちに、見失っていた自分を取り戻していきます
そして、宮緋への思いが何であるかにも。

心の中に育てた感情が、恋だと認識して、それからようやく…

1

有明月に、おねがい。 小説

真崎ひかる  宝井理人 

刷り込みされた雛が慕うような幼さ

前作「朧月夜に、あいたい。」で脇にいた友坂眞澄をメインにすえた作品。
シリーズとしてこちらもやはり雰囲気はおなじく
おとぎ話みたいな甘くメルヘンチックなBL。

16歳という年齢差。
姉の息子に迫られる叔父さん。
と、書くと背徳的で淫靡な響きですが
刷り込みされた雛が慕うような幼さでいやらしさは微塵も感じませんでしたし
受けが求めているのは性的なつながりよりも、心のつながりのような…

3

ホライズンブルー 小説

真崎ひかる  竹美家らら 

夏に読みたい一冊

ワケありの芸能人・小早川(22歳)とワケありの青年・宮緋(27歳)のひと夏のお話。

この“ワケあり”の内容がなかなか明らかにされないのがこのお話の特徴かと思います。
自分も克服しなくてはいけないものを抱えていて、祖父母が経営している民宿に居候している宮緋が、海に身投げした小早川を助け、不本意ながら同居生活をするうちに・・・

不自由な島の生活で、何もできない小早川のことを疎ましがりなが…

1

深紅のフェロモン 小説

真崎ひかる  桜城やや 

吸血鬼モノです

久しぶりに吸血鬼モノを読みました。
やっぱ吸血鬼モノというのは、BLの人気ジャンルのひとつなんですねー。
設定は作家さんによって微妙に変えてますが、吸血シーンのエロさはどの作品にも共通してますね。

で、この作品ですが、最初は面白かったんですが、盛り上がるはずの後半になるにつれて「アレ?」みたいな。
血の交換をしなきゃ相手が死んじゃうっていう大事なときに、へんなことで迷ってグズグズしてる主人公に萎…

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有明月に、おねがい。 小説

真崎ひかる  宝井理人 

ふわふわした雰囲気を楽しんで!

『朧月夜に、あいたい。』で
相原と啓杜に振り回されて割食ってた相原の幼馴染・友坂のお話です。

生活能力ゼロの相原を放っておけなくてあれこれ世話を焼いているうちに
自分の事は後回しになってしまった医師の友坂のもとに突然やってきた
姉の子供・侑里(ゆうり)。
姉が亡くなって独りぼっちになった侑里を友坂が放って置けるはずもなく
いっしょに暮らし始めるのですが。。。

自分を無条件に受…

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白の彼方へ 小説

真崎ひかる  高峰顕 

北アルプス、アルペンルート、山の魅力たっぷりと

朝陽の恋人は山で遭難したまま、遺体も見つからない。
葬式は遺体のない空の棺で行われ、朝陽にはどうしても死んだという事が納得できていない。
ある日、待っても帰ってこない悲しさから自暴自棄になり、恋人が眠る山に軽装備で登ってしまう。
自殺志願者と間違われ保護された山小屋で、ベテラン山岳警備隊員の浅田の親切心に触れ、やっと恋人の死を受け入れて生きる事ができるようになった。
山小屋の管理を任されな…

5

恋でなくても 小説

真崎ひかる  奈良千春 

そこまでお互い、意地はらなくっても

オレ様男に、つい、尽くしてしまう、有能なクール美人さん。
お互いに好き合っているのは見え見えなのに、意地を張り合って好きだと言えない。

えーと、、、
私、この手の、オレ様男が、ハッキリ言って大嫌いです。
尽くす方も、共依存みたいなもんで、ハッキリ言ってバカだと思います。
そんな地雷ネタの本ではありますが、この位なら、まあまあ、かわいげがあるので、サラッと読めました。


似たよ…

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