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真船るのあ こうじま奈月
kirara
ネタバレ
真船さんの花丸文庫ですから、ライトで可愛い王道なのは想定内です。もうそれはいいんです(違ったら逆に驚くよ、私は)。 問題はその中身なんですよね。 真船さんの王道は、設定よりもキャラクターのタイプで個人的に好みが分かれることが多いんです。 私は『人の話を聞かない(聞く気がない)』自己中心的で身勝手な攻キャラクターはものすごく苦手というか大キライなんですよ。それだけで読む気が失せるくらい…
真船るのあ 高永ひなこ
休暇中の大企業御曹司・慶吾(攻)と、家出して放浪の末タヒチで観光ガイドをしている華道家元の息子・碧(受)のリゾート(タヒチ)での出逢いから始まるストーリー。 日常とはかけ離れた設定のわりに、それほど浮世離れした印象は受けませんでした。いえ、いかにもセレブな描写は出て来るんですけどね。 設定は派手ですが、キャラクターはどちらかというと地味なくらいです。でもそこがよかったですね。 キ…
真船るのあ 大和名瀬
20世紀なら『あ~こういう学園ものよくあったよね~』で済ませますがこれ2006年・・・逆にスゴイと思ってしまいました。 義兄弟もので年の差(年上攻)もの、さらに先生×高校生もの。 私は兄弟ものは特に好みではないんですが(でもガチよりは義理の方がマシ)、あとの2つは個人的にすごく好きなシチュエーションです。 でも、それ以上になんというか『古き良きBL学園(男子校)もの』の側面…
BL版足長おじさんです。しかも全寮制男子高ものでもあります。 王道・ベタ(も)大好きな私でも、あまりのベタベタ具合にちょっと引き気味になりました。もうタイトルからして手に取るのを躊躇ってしまうベタさ。 まず斎賀(攻)のキャラクターが最初はあまり好みじゃなかったんですよね。もうイラッとしてしまって。 私は『内容が軽くて浅い作品』は(まあそれはそれとして)決して即ダメではないん…
真船るのあ 樹要
1冊に2CPのストーリーで短編(中編?)3作。 1編目が『千夏&智雪-告白-』 高校の先輩×後輩で誤解からの行き違い・すれ違いです。 2人は、千夏(受)が兄のように慕っていた亡き従兄が智雪(攻)の親友だったという関係で、入学以前からの知り合いなんですね。 この亡き従兄・一哉を挟んで絵に描いたような誤解・すれ違いになるわけです。 2編目が『湊&菊地』 …
タイトル通り人魚姫をモチーフにしたストーリーです。同じ花丸文庫の前作『うそつきなシンデレラ』に続く童話シリーズ(?)。 両親を亡くしたあと、湘南でプチホテルを営む伯母夫婦に引き取られた湊(受)は、子どもの頃近くの別荘に遊びに来ていた名士の息子・夏津哉(攻)と仲良くなり、それから毎年夏には一緒に過ごすようになりますが、ある年喧嘩別れしてそれっきりに・・・ 5年後、湊は水上バイクで事故…
読むまでもなかった、というより読まなきゃよかったと思ってしまいました。 真船さんのライトな王道は、浅い・薄い・先読みできると言いつつもその分安定していて読みやすいので、逆に安心できることも多いんです。 でも、これはどうにもダメでした。 あらすじの設定だけでもう内容は読まなくてもわかります。もう見事なテンプレートそのままで何ひとつ外さない。 でも、それはそれでいいんです。…
真船さんのコバルト文庫『メイド』シリーズです。 『花嫁シリーズ』ほどハッキリしない感じなんですが(イラストが統一されてないからか?)、コバルト文庫の『女装メイド』ものでは5作目でしょうか。 相変わらずライトなお約束で安定してて読みやすいですね。 そして、こちらは思ったよりずっと面白かったんですよ。タイトルからも『これはちょっと・・・どうなんだろう』と正直危ぶんでしまったので…
なぜか花丸文庫での女装メイドもの(真船さんはコバルト文庫で『メイドシリーズ』を展開してるので)です。 姉が経営するメイド派遣会社の仕事で、人数合わせに女装してメイドとして顧客のもとに行くことになった奈緒斗(受)。 でも、そこで客である祠堂(攻)に怪我をさせてしまい・・・ 相変わらず深く考えずに軽~く読めるライトな王道ストーリーです。他の作品レビューでもよく言っていますが、それは…
コバルト文庫の『メイド』シリーズ1作目になるんですね。 そしてこちらが真船さんの初『メイド』ものだそうです。←私はこちらより先に、みろくことこさんイラストのシリーズ2・3作目を読みました。 つい最近真船さんを読み始めた私にとっては、真船さんと言えば『花嫁』『メイド』にもちろん『女装』の作家さんって感じだったんですが、コレほんの4年前なんですね。 しかも、コバルト文庫のこちらの前作…