神谷凪さんのレビュー一覧

ディープブリージング―深呼吸 小説

神谷凪  金ひかる 

メンヘラ攻に振り回される受

積読消化。高評価の多い中、中立で感想書かせて頂きます。

簡潔にまとめると、周囲の期待に流されるままに生きて来た受が、奔放な攻に出会い、恋に溺れ、流されるまま日々を過ごす。そして、その後全てを失ったかのように思えたものの、最終的に残ったものは…というような内容。

この振り回してくるメンヘラ彼女みたいな攻はっきり言って嫌いです。相手は受験生なのに、それを慮ってやれない彼氏ってどうなの?結局…

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ディープブリージング―深呼吸 小説

神谷凪  金ひかる 

古臭くない青臭い話(良い意味で)

初読時あまり良いイメージは無かったのですが、数年ぶりに読み返してみると、この二人まるっきり彰と歴也じゃないですかーッ!?本当に(ry。何にせよ、この作者の書くこの手のカップリングが大好きな私は埃まみれの物置の中からお宝を見つけ出したかのような気持ちになりました。でもやっぱり私にとってこの作品はほぼキャラ萌えなんですよね。この作家の書くこの手のキャラクター(主に攻)の言動が滅茶苦茶好きなので読んでい…

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緑の日々 小説

神谷凪  孝宮晴子 

ほろ苦い

神谷凪さん(榊花月さん)のこの頃の作品の独特の空気感、ホントに好きです。

ゲイ夫婦の息子視点から見る、二人の関係。
自分の出生の謎も、二人が付き合うようになった経緯も知らないんだけど、ただ息子は二人のことを心から愛していて、そして、色々なことを不思議に思っている。
なぜ最近二人はセックスしてないみたいんだろう?
なぜ片方は紐みたいな生活をしてるんだろう?
そして自分の両親は…?
優しい均衡のなか…

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スイマー 小説

神谷凪  金ひかる 

200歳のカッパとショタえっち

とりあえず収録の順番は間違ってると思いました。
『スイマー』→『ダイヴィング・プール』の順番で読まないと、ちんぷんかんぷんだと思います。

『スイマー』
カッパに恋した高校生の話。
200歳近いカッパなんだけど、見た目も性格も12歳ぐらいで、えっちな描写は完全にショタです。
作品全体のトーンが定まってないので、読んでて微妙に混乱してしまいました。
アホエロコメディ、シュールな空気感、ノスタルジック…

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時間ですよ 小説

神谷凪  依田沙江美 

くーー、タマラン!

やっぱこの時代の榊花月さん作品(つまり神谷凪さん作品)は、めちゃくちゃ好きだー!と思いながら読みました。
こういう作品を読んだあとにディアプラスあたりで出されてる最近の作品を読むと、ガックリしちゃったり、する…(けして最近の作品が嫌いというわけではなく、やっぱり好きなんですけどね)。
もう、タマランかったです。面白かったです。

主人公はしがないフリーライター。
銭湯で会うアザだらけの青年のことが…

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夏服の人魚 小説

神谷凪  荻山知弘 

これは当たりでした

神谷さんの「深呼吸」がむっちゃ神作品だったので勢いで一気に神谷作品をまとめ買いしました。
正直あまりピンと来るのがなかなか無くてうーんこの作家さんとは相性良くないのかなーと思いかけてた時にこの作品に当たり、やったぜ!万歳な気分になりました。

海辺に近い別荘管理人の息子千夜[受]は管理人夫妻の実子ではなく17歳の千夜は9歳の頃からそこで暮らしているのですがそれ以前の記憶は無くどこで生まれたの…

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ディープブリージング―深呼吸 小説

神谷凪  金ひかる 

表紙に魅かれて

金ひかるさんの表紙に魅かれて手に取りました。
高校3年の佑季[受]と弟の友人で中学2年の凛[攻]の話で、派手さはないものの淡々と2人の関係をえがいて行きます。
2人がちゃんと話したのは、公園でおでん食べてた凛が佑季に声をかけてから。
凛のおでんを2人は分け合って食べます、彼曰くおでんの卵に命掛けてるので卵以外の全ての具をいちいち律儀に半分に分けてくれるんですがそれを食べている内に佑季はふっと…

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その後の美人はいかが 小説

神谷凪  館野とお子 

ぞくへーん

軽ーいお話で、とても面白かったです。
こーゆうの好き好き。
メガネを外すと美人になっちゃう普段は気弱な柴ちゃん先生と、そんな柴ちゃんを一途に想ってる高校生くんのラブコメディ。
教師と生徒という関係だけど、禁忌感はないです。てゆかこのストーリーには必要ないですね。
柴ちゃんが大好きでたまらない高校生くんが可愛い。
柴ちゃんは気弱なんだけど、天然かつ無自覚な小悪魔っぷりを見せてくれるから、いちいち高校…

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美人はいかが 小説

神谷凪  館野とお子 

へーんしん

全然トーンの違う中短編が二つ入ってます。
ここまでまったく違う雰囲気の作品を同時収録してるのって、珍しい。
どちらも面白かったです。

『美人はいかが』
馬鹿馬鹿しいお話でしたが、妙に楽しかったです。
神谷凪さん(榊花月さん)のストーリーセンスは、私の趣味にぴったりくる。
頼りない学校の先生(受け)に惚れてしまった生徒(攻め)。
受けは普段はダサい先生なんだけど、警報器の音を聴くとド淫乱な誘い受け…

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バック・トゥ・バック 小説

神谷凪  やまかみ梨由 

榊花月(神谷凪)さんらしいアダルトなお話でした

これまた好みの別れそうなストーリーかつ攻めの性格だなァと思いながら読みました。
攻めが他の男とエッチしちゃうので(しかもそれを受けが目撃する)、要注意です。
ついでに、なかなかいい感じで「デレ」てくれない。榊さんの作品比でいうと、攻めの俺様度はたいしたことないんですが、もどかしいほどに「デレ」てくれないのだ。スカッとしない。で、私はそこが好きでしたw

主人公は、結婚式当日に花嫁に逃げられたリーマ…

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