total review:291869today:3
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
7/8(合計:76件)
義月粧子 須賀邦彦
久江羽
ネタバレ
「破壊の爪痕」の続編。 着流しの日本画家・遠山と、元やくざ・梁瀬のその後のお話。 前作で一難去ってやれやれだったわけですが、今作では遠山の元カレ、華原組組長・一乗寺と、公私にわたり世話になっている遠山のいとこ、二階堂修司社長にかき回されて、(まぁ、もっぱらかき回しているのは二階堂だけなのですが。)梁瀬が身を引こうとして・・・ アマアマラブラブなシーンからはじまって、不穏な空気をまとってき…
むつこ
受けが悲惨という意味では、義月さんの小説にかなうものはめったにない気がします。 なにせ、攻めがヒドイ。 誤解とか勘違いとかじゃなく、単純に攻めがヒドイんですよ。 で、攻めにムカつきつつも、受けに感情移入して、もどかしい気持ちを持て余しながら読み進むことになります。 ストーリーについては、もう少し丁寧さが欲しかったなァと思います。 主人公ふくめて不思議な能力を持つ男たちが登場する軽いSFなんですが…
ミュウ
ガタイが大きいので、可愛い系の受けを探しているように見えるけれども、本当は大人の攻めに甘やかされたい!っていうゲイの子が受けです。 今回の受けは冷たい扱いをされていないのですが、精神的に子供すぎて受け付けなかったです。 広告クリエイター・坂根 S攻め×アパレルメーカー事務・成末久人(25)M受け ゲイのパーティーに、前から憧れの人だった坂根が来ていて、ドキドキする久人。 どうせ友達の可…
五百香ノエル 須賀邦彦
息苦しいような濃密な愛です。 二人の間に将棋があったことが、より事を複雑にしていたような気がします。 美貌の天才棋士・藤沢朱莉 執着メガネ攻め×新人棋士・嘉村葉司 ヤンチャ受け 田舎にいた頃から朱莉は憧れの存在で、目指して自分が倒す人だった。 世間の誰もまだ認めてはいない葉司を認めて、ライバルとする。 朱莉から肉体を求められて、3年間も関係を続けてしまう。 朱莉がちっぽけな…
洸 須賀邦彦
haruko4869
女も男もとっかえひっかえな攻・風間。 クールで美人受・相沢。 風間とは大学で勧誘され、そのまま学生会(企画部、みたいなもの)に入ってからの付き合い。 行動力も統率力も企画力もある風間だが、細部には大雑把。 そのフォローをしている間に、いつの間にか2人は名コンビ。 風間はとにかくモテます。 飽きっぽいのか頻繁に恋人が変わる。 しかも相手は女だけじゃなく、男もいる。 相沢も…
自信家な中華料理店オーナーの竜二×一哉(真面目受け) 『アリバイ』のリンク作品 攻めが前妻との間に子供有、前妻をめぐっての騒動有、受けの性格が初期はネガティブなどが苦手な方は、ご注意。 つきあっていた高校生・亨から本命の恋人(男)がいるから遊びだったと言われて振られて、勤めていた飲食店も腕に怪我をしていて居づらくてやめることに。 ゲイの人達が集まる店で気晴らしをしようして竜二に会って、…
着流し攻めのヤクザ受け(作者曰く)です。 期待が高まっていたんですが、意外とあっさりと終わっちゃった感じがしました。 ストーリーよりシチュエーションで読むといいのかもしれません。 組の資金繰りを担っているインテリヤクザの梁瀬は、自分に流れるヤクザの血を嫌悪しています。 いきつけのバーで知り合った寡作の日本画家・遠山は、以前から梁瀬にモーションをかけているのですが、飲み友達の付き合いだけ…
松岡なつき 須賀邦彦
藤棚
智之に惹かれながらも、死んだ恋人を忘れられないブライアン。 自分の愛に応えられない彼を理解し、例え愛されなくても、 ブライアンを好きでいたいと願う智之。 二人とも不器用すぎて、切ないです。 そんな揺れ動く二人を、とある醜聞が襲います。 最終舞台はウィンブルドン。 恋する二人の葛藤とテニスに賭ける情熱。 臨場感あふれる試合シーンが怒涛のように絡み合い、 読者を一気に感動のラストへ…
メキシコで強盗にあった雄太と、それを助けたエドアルドのラブストーリーです。 雄太をひたすら口説くエドアルド。 雄太はその気持ちを疑い、さらにホモになってしまうことの不安から、なかなか受け入れられない。 雄太のグルグルした悩みにまったく共感できなかったので、楽しめなかったです。 エドアルドの内面の孤独をかたちづくった過去も、凡庸な気がした。 もう一捻り、意外性が欲しかったです。
春原いずみ 須賀邦彦
ノシ ノシ ノシ ←拍手がしたかったんです。ブラボーって言いたかったんです。最後のシーンに。 男子フィギュアが舞台のお話です。春原氏がマニアだと言っているくらいなので、背景がしっかりとしていて安心して読めます。(但し、書き下ろしなのに、時々前出のことについてもう一回説明したりしているので、そこのところはマイナスポイント) とにかくスケートのシーンが多いんですが、それがヴィジュアルとして…