水壬楓子さんのレビュー一覧

フィフス 小説

水壬楓子  佐々木久美子 

月1回の逢瀬×17年間≧愛?

叔父・国会議員・門真巽(46)×甥・「エスコート」オーナー・榎本和佐(32)
「エスコート」シリーズ第4弾はオーナー登場です。

『フィフス』
毎月5日は契約の日。
月に1回会って抱き合う。
それが榎本が巽と結んだ契約。
巽の未来を縛る代わりに、巽の自由に振る舞わせる。
その関係はもう17年も続いている。
なのに、その契約日以外に旅行に出かけようと言われて…。

オーナー、実…

8

桜姫 小説

水壬楓子  長門サイチ 

えすえふ!

連邦犯罪捜査局に勤務するシーナは幼い頃異星人の絡む事故で家族をなくした捜査官。
ある日、彼は捜査局に訪れた高等判事秘書官フェリシアの護衛任務を与えられる。
怜悧な美貌を誇る男に奇妙な感覚を覚えるシーナだったが……

このSFな世界観がなんかすごく懐かしい気がします。
昔流行ったよね。そしてとても水壬さんらしい。
クール上司の誘い受けです。主人公のシーナは苦労人というか、ヘタレというか。…

0

エスコート 小説

水壬楓子  佐々木久美子 

強がってるけど、本当は…。

依頼人・志岐由柾(32)×「エスコート」新米ガード・浅生ユカリ(20)

「エスコート」
ユカリは志岐のガードをすることになる。
志岐との第一印象は最悪だったが、志岐はユカリよりもよっぽどデキる男で。
あまつさえ、ユカリはボディガードのくせに助けられるはめになって…。

シリーズ第1弾。
ガードと依頼人。
けれど、志岐は少しもガードなんて必要としていなくて。
自分の身くらい自分…

2

リミット 小説

水壬楓子  佐々木久美子 

嬉しくて苦しい時間…。

「エスコート」トップガード・名瀬良太郎(29)×「エスコート」調査部チーフ・柏木由惟(30)
「エスコート」シリーズ第6弾。いよいよラストです。

「クラッシュ」
由惟と良太郎はSP時代に知り合った。
同い年で一緒に組むことも多く打ち解けていったが、ある日、由惟は義兄の起こした事件のせいで辞職することになり良太郎も一緒に辞めてしまう。
2人はその後、エスコートに入って仕事をするようにな…

1

クラッシュ 小説

水壬楓子  佐々木久美子 

年下の恋人との付き合い方。

謎の青年?七瀬侑生(17)×警視庁組織犯罪対策部管理官・夏目高臣(28)
「エスコート」シリーズの中ではちょっぴり番外編的様相の第5弾。
ひとまず、「エスコート」関係者のお話ということで。

「クラッシュ」
夏目は仕事もできる警視庁のキャリア。
こっそり訪れるゲイバーでも特定の相手は作らない。
一夜限りの子猫ちゃんを物色するだけ。
と、自分の好みからは少し外れるが侑生に声を掛けられ…

2

リスク 小説

水壬楓子  高座朗 

53歳!

表紙でぶったまげました。
いったい何歳なのか? と。
で読んでみたら、まだ53歳じゃないですか。
ちょっとこの表紙は違和感あり。
オヤジは全然カモ~ンなので、大丈夫なんだけどなぁ。

これ、新装版も出た『スキャンダル 上・下』のスピンオフになるですね。
『スキャンダル』10年前に出た古い方は読んでたんですけど、ストーリーはもちろんのこと、登場人物とかすっかり記憶からこぼれ落ちてて、久…

6

ミステイク 小説

水壬楓子  佐々木久美子 

本当の気持ち。

SP・清家薫×「エスコート」トップガード・真城秀顕

「ミステイク」
5年前、当時SPをしていた真城は付き合っていた男が結婚すると言われ、当て付けのように後輩の清家に手を出した。
清家のまっすぐな愛情に自分の行いの卑劣さにやりきれなくなった真城は、SPを辞め清家とも別れた。
そんな清家と仕事現場で再会した真城は…。

シリーズ第3弾は真城登場。
5年前、自分を慕う後輩に捨てられた自…

3

統べる者たち ~コルセーア外伝~ 小説

水壬楓子  御園えりい 

レティが男でした

「レティーは攻めです」と予告があったにもかかわらず、どう見ても可愛らしい受けにしか見えないのは、なんとも可哀相というか。
でも、読み終わったらしっかりと男らしい攻めでございました。
年下攻めなんだけど、甘えたりはしてないんですよねぇ。
さすが、海賊の統領だけのことはあります。

プレヴェーサの統領となったのが、レティわずか15歳。
セラがレティを実際見ていたのは、13歳くらいまでだから…

2

クランクイン 小説

水壬楓子  水名瀬雅良 

監督の本心が垣間見えた!

俳優・片山依光(33)×俳優・瀬野千波(30)
「ラブシーン」の続編です。

『ロケーション』
スキャンダラスな事件の後、千波は裁判を終えると、拠点をアメリカへと移した。
役者は続けたいと思ったが、日本で活動するのには勇気がなかったからだ。
アメリカに移り2年ほど経った頃から、少しずつ千波の演技は認められエキストラから役をもらえるようになって。
ロケに出ていた千波はそこで2年ぶりに依…

1

ファイナルカット 小説

水壬楓子  水名瀬雅良 

ちょい悪オヤジというよりもクソオヤジ!?

映画監督・木佐充尭(48)×俳優・野田司(32)
野田はエリート一家に生まれ、本人もそれに何の違和感もなく警視庁に入ったキャリアだった。
高校時代の友人・箕島が木佐作品が好きで、箕島に連れられて映画を見に行き、自分も木佐作品の魅力にとりつかれてしまう。
それからは評論やら番宣やら監督に関するものは全て目を通すようになりある舞台公演で偶然木佐を見かけ、何も考えずに楽屋口の方まで行ってしまい、ス…

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