水名瀬雅良さんのレビュー一覧

鬼花異聞 小説

夜光花  水名瀬雅良 

萌えと呼ぶにはまだ謎が

『堕ちる花』と世界観を同じにするスピンオフのようでいて、ようでないお話。
あの鬼沢村の禁忌の花・生贄・そして舞台が鬼沢村の隣り村の神谷村ということで、作中に主人公たちが『堕ちる花』の兄弟の実家にお世話になる話しなどもあったりと接点はほのかにあったりします。
そして今度は弟×兄という逆転で、花の香りで関係が狂うという兄弟モノの路線は同じですが、
『堕ちる花』のミステリーやホラーの要素が人間であ…

2

鬼花異聞 小説

夜光花  水名瀬雅良 

次巻への助走。

前シリーズと同じ世界観ということですが、私にはちょっと遠めに感じた番外編。
時間軸は【堕ちる花】より前とのこと。

幼少期に神隠しにあって【まっさらな赤ん坊】の心となり帰ってきた兄:泰正の純粋さを魅力ととるか、もどかしさを感じるかは読み手次第だと思うので評価は分かれるかな、と思います。

ちなみに私は後者(笑)

兄が真っ白なので【禁忌】に囚われるのは弟:衛だけなんです。
根が真面目だからか、すっ…

5

極上の恋人(4) コミック

水名瀬雅良 

完結!

ウヒョォォォォォ!巻頭から襲い受け!!マサヒロ良いよ!

ですが、そこの場面はすぐに良海に主導権が戻っちゃうんですよ~。
なんと残念!できればマサヒロががんがん騎乗位で腰を振ってから主導権戻せば良かったのに~。
ビッチ受け好きとしては納得いかん!うぅーんっ!もったいなぁあい!

途中で例の瞬くんが出てきます。
君はもうライバルの靴に画鋲を入れるのは辞めたんだね。
心を入れ替えて真面…

1

極上の恋人(3) コミック

水名瀬雅良 

嫌がらせはまずは靴に画鋲から

出たーっ!お決まりの展開!!
良海に嫉妬するモデルたちが良海を拉致監禁。

漫画だとお決まりのように雑魚キャラが嫉妬して意地悪を仕掛けてくるのがパターンとしてありますが、漫画ゆえに読者は「そんな馬鹿なことするか」と思うかもしれませんが、
実際、トップスターは本当にライバルがカミソリだのなんだの、嫌がらせをやるらしいですね。

華やかな世界の裏舞台は漫画より恐ろしいことになっているそうで…

0

極上の恋人(2) コミック

水名瀬雅良 

まだまだひよっ子の攻め。

ククク!のっけからウケます。
良海が寝ぼけたままの状態で匡弘だと思って抱きしめた人はアキトでしたw

そして相変わらず俺様な性格です。仕事も「受けてやってもいい」というふてぶてしい態度。
もう16歳になると言うのに、父親の権力・お金にすがって生きていている勘違いボンボン。
そのことを人に平気で言える恥ずかしいヤツです。

しかし、この巻では良海の「モデルの仕事」に対する意識が変化して…

0

極上の恋人(1) コミック

水名瀬雅良 

執着強引俺様攻め×美人受け

いわゆる業界もの。モデルさんのお話です。

攻めの良海がま~酷いったらw典型的なボンボンの勘違い俺様です。
父親の権力を使ってわがまま放題に生きている高校生。
モデルなんか俺様に出来て当然!というナルシストより酷いこの自信!
色んな意味で終わっています。

が、彼の可愛いところは受けの匡弘に異常に執着している所でしょうかね♪
良海は匡弘が手に入らないから意地になってしまっているかの…

1

鬼花異聞 小説

夜光花  水名瀬雅良 

仄かなスピンオフ感

花シリーズの番外編と言うか、仄かに感じるスピンオフ感のある作品で
花シリーズと同じ世界観を持っているけれど、こちらはどちらかと言うとほのぼのです。
それは受け様の天真爛漫な性格が前面に出ていて、禁忌のきの字も無い感じ。
強いて言うなら天使か神の子、作品では山神の子なんて表現されているけれど、
これが1番当てはまる、流石夜光先生と言う感じの作品。

花シリーズで、出てくる尚吾ママの身代り…

3

黄昏は彼らの時間 コミック

水名瀬雅良 

表紙やタイトルの割に、普通のはなし

麗しくも怪しい表紙と、思わせぶりなタイトルに惹かれて読みました。

人を惹き付け、セックスした相手を思うがままに言う事をきかせる事ができる、
特別な力を持った一族。
しかし、一族の全てにその能力が発現する訳ではない。

律人は、普段はその美しい顔を隠して暮して地味に暮しているが、
実はその淫魔の能力を持った、一族秘蔵の青年…
両親をイタリアで亡くし、その頃の記憶は殆どなく、帰国して…

5

鬼花異聞 小説

夜光花  水名瀬雅良 

ファンタジー多め

もう一つの花シリーズということで、堕ちる花シリーズのスプンオフです。
名前から想像できたように鬼沢村の隣村のお話し。
スピンオフで兄弟ものとはいえ、前作とは全く違った兄弟なので、あくまで別物として読んだ方がよいかもしれません。
特に主人公の受け様に対しては、好みが分かれると思います。(作者さん自らあとがきに書いてました。)
前作の花シリーズはサスペンス色が強かったと思うのですが、今作はファ…

7

美食王子と食べ頃シェフ 小説

日生水貴  水名瀬雅良 

横暴と言うより子供の我儘みたい

王子様とシェフの一筋縄ではいかない恋のゆくへで、日本のレストランでシェフを
している受け様の店にVIP客として現れるのが攻め様。
毎回来る度に、野菜料理しか頼まないし、口にしない攻め様を菜食王子様なんて
店では噂されるようになり、来る度に受け様の作った料理を美味しいと、
それにどこがどのように良かったかを付け加える程の美食ブリなのです。
そんな攻め様の為に受け様は喜んでもらえる料理を作っ…

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